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2011年3月 7日 (月)

ES細胞から神経細胞へ分化開始させるスイッチ因子を解明

ES細胞から神経細胞へ分化開始させる
スイッチ因子を解明
-高選択性で神経細胞を産生させる基盤を
確立、脳疾患の応用などに期待-

平成23年2月17日 理化学研究所

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 私たちの体を構成するさまざまな細胞に
分化する能力を持つES細胞やiPS細胞は、
多能性幹細胞として再生医療などを実現する
と世界中で注目されています。

 しかし、血液や増殖因子などを含む通常の
培養液で培養すると多種類の細胞が混在して
分化してしまうため、医療などに必要な
一種類の細胞を限定して分化させる培養法
などを特別に工夫することが必要と
なっています。

 発生・再生科学総合研究センター器官発生
研究グループらは、細胞に刺激を与える物質
を除いて培養すると、ES細胞・ iPS細胞が
自発的に神経前駆細胞や神経細胞に効率よく
神経分化することを明らかにして
きましたが、そのメカニズムは不明のまま
でした。

 研究グループは、網羅的な
ゲノム・スクリーニングを行い、
この培養液を用いたときにだけES細胞内で
強く働くZfp521という核内タンパク質を
同定し、このタンパク質の働きで、ES細胞
が神経前駆細胞へ分化することを初めて
明らかにしました。

 さらに、血液や増殖因子などが、Zfp521
タンパク質の発現を抑えて神経分化を低下
させることや、たとえ血液や増殖因子などが
存在してもZfp521タンパク質さえ
発現させれば神経分化が効率良く進むこと
を発見しました。

 また、Zfp521遺伝子の機能を阻害した
ES細胞の場合、試験管内でも、マウスの
胎児の中でも脳の神経細胞を産生できない
ことを証明しました。
 同時に、 Zfp521タンパク質が
脳・神経細胞への分化スイッチを特異的に
オンにする役割を果たしていることが判明
しました。

 この結果、謎であったES細胞・ iPS細胞
からの神経分化の開始機序が分かり、
脳疾患の再生医療への応用に必至な神経細胞
の選択的産生技術やそれに伴う安全性の向上
に貢献すると期待されます。
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これも良い成果ですね。
>謎であったES細胞・ iPS細胞
>からの神経分化の開始機序が分かり、
>脳疾患の再生医療への応用に必至な
>神経細胞の選択的産生技術やそれに伴う
>安全性の向上に貢献すると期待されます。
期待しています。

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