暗視カラー撮像技術を開発
暗視カラー撮像技術を開発
2011年2月8日 発表
産総研
詳細は、リンクを参照して下さい。
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ポイント
・高感度赤外線撮像技術と高速画像処理技術
を用いて暗視カラー撮像技術を開発
・暗闇にある被写体のカラー動画像を撮像可能
・視認性の高いセキュリティーカメラとして
より安全な社会の実現に貢献
独立行政法人 産業技術総合研究所
【理事長 野間口 有】
(以下「産総研」という)
ナノシステム研究部門
【研究部門長 八瀬 清志】
ナノシステム計測グループ
【研究グループ長 時崎 高志】
永宗 靖 主任研究員は、新たな原理による
暗視カラー撮像技術を開発した。
この技術は、独自に開発した高感度赤外線
撮像技術と高速画像処理技術を用いること
によって、暗闇でも被写体のカラー動画像
をリアルタイムで撮像することができる技術
である。
この技術を応用することによって、
視認性の高いセキュリティーカメラを提供
することが可能となり、より安全な社会の
実現に貢献するものと期待される。
なお、この技術の詳細は、
平成23年2月16~18日に東京ビッグサイト
(東京都江東区)で開催される
Printable Electronics 2011で発表する。
今後の予定
今後は産総研技術移転ベンチャーである
株式会社ナノルクス研究所へ技術移転し、
今回開発した技術による撮像装置を
高性能化、高耐久性化、小型化させて、
一般使用に耐え得る製品として市販する
予定である。
この技術に興味をもった企業を求め、
共同で各種の応用開発を行いたいと
考えている。
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新聞で見て、びっくりしました。
素晴らしいです。
暗闇の中でも、くっきり写る。
>視認性の高いセキュリティーカメラ
>としてより安全な社会の実現に貢献
出来そうですね。
ニュースなどに出てくる監視カメラの
映像はひどく見にくい。
今のカメラはもっと良いはずなのに、
是非安価な製品を開発してください。
広く普及させたい。
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