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2011年2月 1日 (火)

ロケット開発ぐらつく

ロケット開発ぐらつく
朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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◇人材減り撤退企業も
 国際宇宙ステーション(ISS)への
無人補給船「こうのとり(HTV)」を
乗せたH2Bロケットの打ち上げで、H2A
と合わせた成功率が95%になった。

 信頼性が高まり、宇宙航空研究開発機構と
三菱重工業は、打ち上げ市場で戦うための
低コスト化に向け、次世代ロケットH3の
技術検討に入った。

 開発を続けなければ人材と技術が保てない
事情が背景にある。

 「老齢化とまでは言わないが、とても若い
人を投入できる状況にはない」
 三菱重工業の大宮英明社長の説明に昨年
6月、文部科学省宇宙開発委員会のISS
特別部会は静まりかえった。

 三菱重工業は、国からロケット開発を
請け負い、技術者を育ててきた。
 ところが、ISSの日本実験棟「きぼう」
やH2B、HTVの開発が終わり、
有人宇宙関連の設計技術者は2001年度
に141人いたのが、08年度は58人まで
減った。

 特に20、30代は数人程度。
 宇宙関連全体でも08年度の約300人
から12年度には100人を切る見通しだ。

 H3のような新しいロケットの開発
などがなければ、多くの技術者を育て
続けられない。

 H2Aなど基幹ロケットは政府の
「国家基幹技術」に指定されている。

 だが、三菱重工業の年3兆円の売り上げに
宇宙関連事業が占めるのは1%だけ。
 大宮社長は「経営の観点から疑念を抱く
こともある」と話した。

 同じ国家基幹技術の次世代スーパー
コンピューターもNECが09年に撤退した
前例があり、国が重点政策と決めただけで
民間がついてくる状況ではない。


◇体制・目標定まらず
 「計画を作った頃の思いはどこに行った
のか。無理なら早く見直してもらいたい」

 宇宙機構の立川敬二理事長は今月13日の
記者会見で、09年に策定された政府の
宇宙基本計画に不満をぶつけた。

 事業仕分けでは、日本が7千億円を投じた
ISS計画への参加意義が問われた。
 1日1・1億円の税金が投入されている
ことが指摘され、費用対効果を問う声が
上がった。

 政府はISS計画への参加継続は
決めたが、自前の有人宇宙開発に
踏み出すか、いつ月探査をするのかの
議論は止まったまま。

 池上委員長は「ゴールなき戦略では
人も育たない。
 議論を始めなければならない」と指摘
する。


《筆者のひとり、行方史郎記者から》
 昨年、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に
沸いた日本の宇宙開発ですが、
足元をみると、心もとないことばかりです。

 多くは記者の臆測で、政府のなかで
大局的な議論がなされた形跡はありません。
 どうも行き当たりばったり、という印象は
免れません。

 別に月探査をすべきだと主張している
のではありません。
 厳しい財政状況のなか、もっと身近な
生活分野にお金を回すべきだという考えも
あるでしょう。
 将来の展望や戦略を抜きにしたまま、
宇宙開発を進めていると、これまで培って
きた貴重な技術を失うことにもならないか、
とても心配です。
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日本の政治は心許ない。

事業仕分けにはがっかりしました。
費用対効果は聞き飽きました。

無駄を省くのは当然です。
費用対効果をどの期間で考慮している
のでしょう?
テーマごとに違うはず。
どうも考えが硬直すぎる。

戦略はないのでしょうか?
挑戦なくして発展はあり得ません。
日本は何に挑戦しようとしているのか?
挑戦には費用対効果は通用しません。

>将来の展望や戦略を抜きにしたまま、
>宇宙開発を進めていると、これまで
>培ってきた貴重な技術を失うことにも
>ならないか、とても心配です。
同感です。

費用対効果、費用対効果と言っている
うちにすべてを失ってしまう。
とすれば、こんな状態こそ、壮大な
無駄遣いではないでしょうか?

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コメント

仰るとおりです。
僕は聞きたい。。今の政治家の費用対効果を。。
毎回、毎回選挙に出る。そんな立派な政治家ばかりとはとても思えません。

投稿: H!ro^ ^ | 2011年2月 2日 (水) 12時51分

今の政治家の足の引っ張り合いは、情けなくて仕方がない。

心を痛めている政治家もいるはずなのに、表面に見える政治家達は
ご覧の通り。

情けなくはないのでしょうか?

従来の自民党に戻ったら、今までできなかった
改革ができるとでもいうのでしょうか?

こんなひどい債権国家にした責任はどこにあるのでしょう?

約束を守れない政党の存在価値はありません。
守れないなら守れないと早く宣言し、修正すべきです。
中途半端は最悪です。

良い政策の実施に努力し、実践している政党を国民は
見ているはずです。足の引っ張り合いをしている政党に
投票する国民はいないはず?

本当に心もとないことばかりです。

投稿: haredasu | 2011年2月 2日 (水) 14時01分

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