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2011年2月17日 (木)

ヤマト運輸、自動車はできる限り使わない 環境負荷はまだ減らせる

ヤマト運輸、自動車はできる限り使わない
環境負荷はまだ減らせる

2011/2/15 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 宅配便と言えば、トラックで配達している
イメージが思い浮かぶ。
 だが、オフィス街や商店街、住宅の密集地
ではトラックに代わり、電動アシスト自転車
や台車が活躍している。
A
電動アシスト自転車を改造してリヤカーを
付けた「新スリーター」

B
市街地や住宅密集地に
「サテライトセンター」をもうけて、
そこから台車で集配する

 最大手のヤマト運輸では、現在、1日の
集配稼働の約15%を自転車や台車が占める。
 集配稼働とは、1日に稼働する集配車や
自転車、台車などを合計した台数のことだ。

 現場のアイデアをセンター長の研修会など
で紹介するうちに、次第に全社的な取り組み
になった。

 メリットは集配の効率化だけではない。

 配達担当者の精神的負担が減ることも
利点だ。

 自動車の運転にはただでさえ緊張が伴う
うえに、渋滞していても指定時間内に届け
なくてはならないというプレッシャーが
かかる。自転車や台車であれば、自動車の
運転ほどは緊張せず、渋滞からも解放
される。

 集配トラックは黒煙をはじめとする排ガス
や騒音が以前から問題視されていたほか、
配達のために路上に駐車している間に、
ほかの車の通行を妨害する問題もある。

 自転車や台車ならこうした問題も回避
できる。
 周囲の環境に配慮した、エコな集配手段
というわけだ。

 こうした集配は日本郵便や日本通運なども
取り入れているが、大手ではヤマトが最も
早かった。
 1990年代後半から、東京23区や名古屋市、
福岡市などの集配拠点が現場判断で台車や
自転車を取り入れ始めた。

 ヤマトは2003年9月、2012年度のCO2
(二酸化炭素)排出総量を2002年度比で
1%減らすという目標を掲げた。
 「宅急便」と「メール便」の冊数
(宅急便換算値)の合計でCO2の総排出量
を割った原単位CO2排出量では30%削減する
計画だ。

 宅急便やメール便といった小口貨物は年々
増えている。
 2005年度に11億2899万個だった宅急便は、
2009年度に11%増。
 メール便は2009年度に22億6290万冊と、
2005年度から30%増えた。
 集配荷物が増える中でCO2を減らす。

 そのための社内の合言葉がある。
 「使わない、使うならエコ、使い方」
というもので、自動車についての考え方を
示す。
 優先順位の第一は「自動車をできる限り
使わない」ことだ。

 自動車をできる限り減らしたうえで、
ハイブリッド車を主軸とする低公害車を
導入する。
 同社が保有する全車両4万4870台のうち、
約25%に当たる1万1538台(2009年度)が
低公害車。
 2012年度までに累計2万台導入する計画
だ。
 2010年3月からは、エコドライブを支援
するカーナビを全車両に導入した。

 「自転車や台車の導入で、お客さんが
路上で配達担当者に気軽に声をかけてくれる
ようになった」と集配業務改革課の
佐藤弘行氏は話す。

 クルマをできる限り使わないという
決断は、エコと効率性と安全性を高める
だけではなく、顧客とのコミュニケーション
の向上にもつながっている。
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なるほど。

ずいぶん前からやっていたんですね。
知りませんでした。

私の住んでいるところでは見たことが
ありませんでした。
田舎ということになるのかな?

ローテクもありということです。
リヤカー、懐かしいです。

目標と、その目標に向けた、こういう、
ちいさな工夫の積み重ねが大事です。

現場のアイデアが全社的な取り組みに
なったというのも良いと思います。
企業の姿勢が良いのでしょう。

>顧客とのコミュニケーション向上にも
>つながっている。
思わぬ利点もあったようです。

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コメント

私も自転車にリヤカーをつけて漂着ごみから作った楽器を運んでいます。

2日前6時半頃 
三宮でヤマトさんの台車を運んでいるのを見て気がついたことがあります。

台車と檻みたいな大きなかご2つを車道を歩いて
ヤマトさんが移動していました。

暗かったので
反射板やシールで安全対策をしたら良いのにと思いました。

ヤマトさんのおかげでサイクルトレーラーで車道を移動しても
ドライバーさんが理解してくれる率が高くなりました。
ありがとうございます。

投稿: 焚火音楽亭 | 2011年2月17日 (木) 19時50分

コメントありがとうございます。

そうですね。
>反射板やシールで安全対策をしたら良いのに
そう思います。暗がり、特に雨の日は危険です。

思わぬ利点いろいろあるんですね。

投稿: haredasu | 2011年2月18日 (金) 11時06分

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