高速道値下げ―これでは「使い逃げ」だ
高速道値下げ―これでは「使い逃げ」だ
2011年02月16日 朝日新聞 社説より
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この「値下げ」を喜ぶわけにはいかない。
国民生活へのしわ寄せが大きいうえに、
長続きしないことも目に見えているからだ。
菅政権が今春以降の高速道路の新料金
について方針を固めた。
「平日上限2千円」や無料化区間の追加
など、全体として値下げを進める。
高速利用者には喜ばしい政策のように
見えても、問題が多い。
自動車を高速道路に誘導し利用を促せば、
渋滞を引き起こして交通や物流を阻害し、
温室効果ガスの発生を増やしかねない。
地方の鉄道やフェリーなど公共交通網の
営業にも深刻な打撃を与えることが懸念
されている。
何より問題なのは、持続可能性が極めて
乏しいことだ。
制度を維持・拡充するために、今後も
巨額の予算を毎年つぎ込み続けられるのか。
財政再建をめざす菅政権が進める政策
とはとても思えない。撤回すべきである。
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同感です。
>持続可能性が極めて乏しい
極めて問題。
CO2削減目標にも矛盾する。
医療崩壊はどうする?
年金はどうなる?
成長分野への投資は?
こんなことにお金をかける余裕など
ないはず。
国の借金900兆円突破、国民
一人当たり700万円の大台超え
2010.8.10 16:47
の状況ですよ。
財政再建が最優先課題だと思いますが?
民主党も自民党もどうしてこんなに
鈍感なのでしょうか?
自民党にはこんなに借金を増やして
しまった責任をとって貰いたい。
どうする?
民主党を批判する権利などない。
公明党も同じ。
責任など無かったかのように批判する。
唖然とするしかない。
野党には批判ではなく、提案をして頂きたい。
どうすれば良いと、
批判だけだったら誰でもできる。
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