« ヤマト運輸、自動車はできる限り使わない 環境負荷はまだ減らせる | トップページ | 脊椎動物:定説覆し教科書に影響? 同じ細胞から神経 »

2011年2月17日 (木)

「はやぶさ」微粒子全国へ 技術駆使、宇宙の起源に迫る

「はやぶさ」微粒子全国へ 技術駆使、
宇宙の起源に迫る

2011/2/14 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 探査機「はやぶさ」が地球に持ち帰った
小惑星「イトカワ」の微粒子を分析する作業
が全国の大学や研究機関で本格的に
始まった。

 イトカワは46億年前に太陽系が誕生した
当時の状態に近いと考えられており、そこで
採取した微粒子はまさに宇宙の化石。

 太陽系や生命の起源を解明するうえで重要
な知見が得られるものと関係者は期待して
いる

 プロジェクトチームは着陸時の衝撃で
イトカワ表面の微粒子が舞い上がって
カプセルに入っていることに期待をかけ、
見事に微粒子を持ち帰ることに成功した。

 電子顕微鏡で確認したところ、約1500個
の微粒子はイトカワのものと判明。
 光学顕微鏡で観察できる比較的大きな
微粒子も数十個見つかった。
 大きさが0.03~0.1ミリメートルの数十個
はイトカワのものか断定はまだして
いないが、可能性は高いという。

 作業中に紛失する可能性が低いことから、
JAXAは1月下旬にこの数十個を
全国8つの研究グループに送り始め、
本格分析に着手した。

 最初に分析を開始したのは、大阪大学と
大型放射光施設SPring―8を運営する
財団法人・高輝度光科学研究センターの
グループ。
 「エックス線コンピューター断層撮影装置
(CT)」と呼ぶ装置を使って微粒子を
輪切りにした画像を撮影。
 微粒子の3次元形状を明らかにして
内部構造も解析する。

 東北大学と高エネルギー加速器研究機構
などのグループは強力なエックス線を照射
して微粒子を構成する結晶や元素の解明を
目指す。

 高輝度光科学研究センターと九州大学の
研究グループは、SPring―8の
エックス線を使い、生命の構成単位である
有機物の有無を調べる。

 岡山大学のグループは微粒子の中にある
酸素同位体の組成を調べてイトカワが
いつごろできたか解明を目指すという。

 地球が大気と水を持ち、生命がどのように
して誕生したのか。
 その答えは明確になっていない。
 イトカワは太陽系が誕生した当時の状態に
近いと考えられており、地球の状態などと
比較することで地球の謎の解明に
一歩近づけると期待されている。

 各グループの研究成果はまず3月上旬に
米国で開催される月惑星科学会議で発表の
予定。国内では5月末にある日本地球惑星
科学連合の学会が最初になる。
 夏ごろには米航空宇宙局(NASA)にも
微粒子を提供する。
 成果がある程度出そろった夏以降には、
微粒子を使った研究テーマを国際的に
公募する。
 JAXAは希望する機関に配布すると
いう。

C
高エネルギー加速器研究機構の
放射光科学研究施設で小惑星探査機
「はやぶさ」が持ち帰った微粒子の分析を
する東北大学の中村智樹准教授
(2011年2月2日、茨城県つくば市)
---------------------------------------

良いですね。

どんな発見があるのでしょうか?
期待したい。

参考リンク。動画です。
フォトンファクトリーによる
小惑星イトカワ微粒子の放射光解析

2011.02.16配信 sciencenews


|

« ヤマト運輸、自動車はできる限り使わない 環境負荷はまだ減らせる | トップページ | 脊椎動物:定説覆し教科書に影響? 同じ細胞から神経 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/50897271

この記事へのトラックバック一覧です: 「はやぶさ」微粒子全国へ 技術駆使、宇宙の起源に迫る :

« ヤマト運輸、自動車はできる限り使わない 環境負荷はまだ減らせる | トップページ | 脊椎動物:定説覆し教科書に影響? 同じ細胞から神経 »