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2011年2月28日 (月)

耐久性優れた色素増感太陽電池開発

耐久性優れた色素増感太陽電池開発
2011年2月22日 Science Portal

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 次世代太陽電池として期待が大きい
色素増感太陽電池の課題である耐久性を向上
させることに、九州工業大学と新日鉄化学の
研究開発チームが成功した。

 新日鉄化学が試作した直径3センチ、長さ
20センチの円筒形太陽電池セルは、3月2日
から東京・臨界副都心の東京ビッグサイト
で開かれる「PV EXPO 2011」で新日鉄化学
ブースに展示される。

 早瀬修二・九州工業大学大学院生命体
工学研究科教授と新日鉄化学が開発した
色素増感太陽電池は円筒形であるのが特徴。

 円筒形ガラス面の端を閉じれば電解液を
封じ込むことができるため、封止部分の
面積が平板型に比べ少なくてすみ、その分
耐久性が向上した。
 これまで研究開発が進んでいた平板型は、
ガラス板の間に接着剤で壁をつくり電解液
を封入していた。

 円筒形になったことで、太陽の光が受光面
で屈折して円筒形内部に集まるという利点も
あり、平板型に比べ発電量が低下することも
ない。

 色素増感太陽電池は1991年に
スイス・ローザンヌ工科大学の
グレッツェル教授によって開発された。

 普及しているシリコン太陽電池に比べると
発電効率は劣るものの、塗布というコストが
かからない方法で作製できることから、安価
な次世代有機系太陽電池として研究開発が
進められている。

 この成果は、科学技術振興機構
産学イノベーション加速事業・
戦略的イノベーション創出推進(S-イノベ)
「有機材料を基礎とした
新規エレクトロニクス技術の開発」の
一環として得られた。
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良いですね。
詳細については、
科学技術振興機構 プレスリリース
をどうぞ、

ただ、こちらの研究と比べるとどういう
結果となるのでしょうか?
世界で初めて液体シリコンを用いた
塗布プロセスにより高性能の太陽電池の
作製に成功

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腸粘膜を守る抗体の新たな産生の仕組みを解明

腸粘膜を守る抗体の新たな産生の
仕組みを解明
-ワクチン開発や自己免疫疾患治療に
新たな視点-

平成23年2月18日
科学技術振興機構(JST)
東京医科歯科大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 JST 課題解決型基礎研究の一環として、
東京医科歯科大学 難治疾患研究所の樗木
(オオテキ) 俊聡 教授らは、マウスの
体内で腸管粘膜の防御に必須なIgA抗体
を作る新たなメカニズムを解明しました。

 消化管などの粘膜面では、病原体の感染
に対してIgA抗体が主体となって防御して
います。
 一方、特に感染のない状態でも、恒常的に
大量のIgAが作られています。
 このIgAは、無数に存在する常在菌から
粘膜を守り、常在菌のバランスを維持する
ことに役立っています。
 最近の研究により、恒常的なIgAの
産生では、免疫反応の司令塔である
樹状細胞が重要な役割を担っていると考え
られていますが、その詳細な仕組みはよく
分かっていませんでした。

 本研究グループは今回、この恒常的な
IgA産生の仕組みを突き止めました。

 具体的には、腸内常在菌からの刺激が
起点となり、Ⅰ型インターフェロン
(IFN)が産生されて、その刺激を受けた
樹状細胞が「粘膜型」に変化します。

 「粘膜型」の樹状細胞では、IgAの
産生を促すAPRIL(エイプリル)や
BAFF(バフ)というたんぱく質が多く
発現しており、IgAの産生を効率よく
誘導することを明らかにしました。

 一方で、APRILやBAFFの過剰な
産生が自己免疫疾患やがんの誘導に関与して
いるとの報告もあることから、これらの
たんぱく質やその産生細胞である樹状細胞
を標的にすることで、新しいワクチンの開発
や自己免疫病の治療に役立つものと期待
されます。

 本研究成果は、2011年2月17日
(米国東部時間)に米国科学雑誌
「Immunity」のオンライン速報版
で公開されます。
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>今回、腸内粘膜でIgAが恒常的に産生
>されるメカニズムが明らかになり、
>形質細胞様樹状細胞(pDC)がIgAの
>産生を促すAPRILやBAFFの
>産生細胞として、重要な役割を担うことが
>分かりました。

>一方、Ⅰ型IFNやAPRILおよび
>BAFFの過剰生産は、
>全身性エリテマトーデス(SLE)や
>シェーグレン症候群をはじめとする
>自己免疫疾患や、ある種のがんの病態形成
>の一因になることも、ヒトやマウスで
>報告されています。

>本成果は、腸管免疫系における、
>APRILやBAFFおよびその産生細胞
>である形質細胞様樹状細胞(pDC)を
>標的とした、新しいワクチン開発や
>自己免疫疾患の治療戦略に役立つものと
>期待されます。
とのことです。期待しましょう。

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人の笑顔、犬には分かる 飼い主以外でも 麻布大研究

人の笑顔、犬には分かる
飼い主以外でも 麻布大研究
2011年2月27日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 犬は飼い主でない見知らぬ人の写真で
あっても、笑顔かどうかを見分けられる
ことが麻布大の研究でわかった。

 ただし、飼い主と違う性別では成績が
落ちる。
 犬がどのように進化してきたかを探る
手がかりになるという。
 独動物認知学専門誌電子版で発表される。

 麻布大獣医学部の菊水健史教授らは、
スタンダードプードルと
ラブラドルレトリバー計5頭でまず飼い主
の笑顔を見分ける訓練をした。

 笑顔と無表情の写真1組を並べて、犬に
選ばせる。

 笑顔の写真を選んだらほめることを繰り
返した。
30回のテストで8割以上の成績を4度
続けて出せるようにした。

 次に、飼い主の別な写真10組と、初めて
見る男性と女性の各10人の写真の計30組
について、笑顔を選べるかどうか試した。

 その結果、飼い主なら訓練した写真と
違っても、笑顔を選ぶ確率は5頭で
平均82%。
 知らない人の写真でも、飼い主と同性
であれば78%だった。
 いずれも統計的に偶然ではない成績
という。
 だが、飼い主と性別が違う場合は62%
に下がった。

 表情は人間にとって意思疎通の重要な
手段。笑顔が「うれしい」という感情を
意味していることまで犬が理解しているか
どうかはわからないが、表情を読み取る
能力は身につけていると考えられるという。

 実験を担当した永沢美保特任助教は
「口の形などを区別しているのではないか」
と話す。(鍛治信太郎)
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そうですね。
人の表情は明らかに判別します。

私のかっている犬は、
トイプードルなんですが、
笑顔を向けると明らかに反応が違います。
近寄って来ます。

>笑顔が「うれしい」という感情を意味
>していること
まで理解していると私は思います。
人の感情をしっかり読み取ります。
言葉もそれなりに理解しているようです。

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そらべあ基金:「応援隊」募集

そらべあ基金:「応援隊」募集
毎日新聞 2011年2月28日 東京朝刊

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 NPO法人「そらべあ基金」(市瀬慎太郎
代表理事、電話03・3251・5454)
は「そらべあ」の物語をアニメーション
にした教材を作製、DVD化して保育園、
幼稚園、小学校に寄贈する。

 プロジェクトは、趣旨に賛同した個人を
対象に「そらべあキッズ応援隊」として
寄付も募っている。

 「そらべあ」は地球温暖化の影響で北極
の海氷が解けて母親とはぐれてしまった
ホッキョクグマの物語。

 教材は地球温暖化、再生可能エネルギー、
エコアクションなどを紹介する。

 DVDは全国の300の保育園・幼稚園、
1000の小学校に配布する予定。

 受け付けは3月1~31日。
 1口1000円で先着1000人。
 申し込みはそらべあ基金
(http://www.solarbear.jp/)。
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こんなのがあります。紹介です。
地球温暖化の為に何か、と思っている方
の為に、

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第3の視細胞と青色光

第3の視細胞と青色光
Blog「スゴモリ」より

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 網膜にあって、光を受け取る視細胞には、
これまで色を識別できるが暗さに弱い錐体
(すいたい:cone)細胞と、
色の識別はできないが暗さに強い
桿体(かんたい:rod)細胞の2種類が
知られていた。

 しかし近年、これらに加えて第3の視細胞
と認知されるようになってきた細胞がある。

 光感受性網膜神経節細胞(ipRGC)だ。
 ただ、このリンク先のウィキペディアの
記載にもあるように、ipRGCはこれまで
もっぱら概日リズムの調節が主な役割だと
考えられてきた。

 ところが2007年、網膜の錐体細胞も
桿体細胞もともに失い、50年間盲目だった
87歳の女性に青色光を照射したところ確かに
明るさを感じたという報告がなされた。

 この論文に名を連ねる
ラッセル・フォスター氏が最初に第3の
視細胞の存在を報告した1990年代初頭は、
非難の嵐だったという。

 フォスター氏らは、生まれつき錐体細胞
も桿体細胞も持たないマウスの突然変異
でも、概日リズムは正常であることを発見
したのだが、突然変異でもわずかな視細胞
が残っていたのではという指摘だ。

 ところが2000年に、フォスター氏の弟子
であるイグナシオ・プロベンキオ氏が、
メラノオプシンという光感受性タンパク質
を、網膜神経節層という本来視細胞が
存在しない場所に発見すると、この場所に
存在する網膜神経節細胞が、それまで
考えられていた視細胞と脳をつなぐ単なる
中継細胞ではなく、光を感じる視細胞の
仲間なのではという可能性が高まり、誰が
最初にその証明をするかという過酷な研究
レースが始まった。

 2年後の2002年、このレースを制した
のは、2つの研究グループだった。

 一方のグループは、網膜神経節細胞の
わずか1%の細胞がメラノオプシンを産生
し、その神経細胞(ipRGC)は概日リズムの
中枢へと投射していることを証明した。

 そしてもう一方のグループは、ipRGCが
確かに光感受性で、青色光に最も敏感である
ことを証明したのだった。

 そして、ここまではipRGCが確かに第3の
視細胞であるが、概日リズムの調節に関与
しているというだけの結果だったのだが、
冒頭の2007年の実験に引き続き、昨年報告
された2つの実験結果は、第3の視細胞
だけしかもたないマウスでも視覚をもち、
第3の視細胞だけ(実際はメラノオプシン)
を失ったマウスでは、薄暗い場所での視覚が
大幅に低下することが明らかとなった。

 つまり、第3の視細胞は、概日リズムの
調節ばかりではなく、実際の視覚にも寄与
していることが示されたのだ。

 さらに驚くべきことに、青色光刺激に
よって、記憶と学習といった脳の高次機能
が改善されるかもしれない可能性まで出て
きたのだ。

 例えば、2006年にアメリカで行われた
実験によると、夜6時間半青色光を照射
された被験者は、緑色光を照射された
被験者より、音に対する反応時間が短く
なり、集中力が増加したという。

 日本でも名古屋市立大大学院医学研究科
の岡嶋教授らが、青色光の認知症への
医学的効果を確かめている。
 確かにこれらの研究では、第3の視細胞が
青色光を受け取ったことによって、
その効果が現れたのかどうかは不明なの
だが、今後の発展が期待される。

 一方で、青色光の弊害も取り立たされて
いる。青色光は白色光より網膜への傷害や
概日リズムへの影響が大きいというのだ。

 省エネのため、青色成分の多いLED照明が
主流となりつつある昨今だが、知らず知らず
のうちにその影響を受けているかも
しれない。
 このように、第3の視細胞と青色光の関係
には、まだまだ解明されていない謎が
多いのである。
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興味深い話ですね。

面白そうなBlogです。
いろいろな話題が載っている。

まだまだ知らないことばかりですね。
新しいことがどんどん出てくる。

教科書の記載も変えていかないといけなく
なることがどんどん出てくる。

科学とはそんなもの。だから面白い。

大体が最初は反対の嵐。
反対にめげずに研究を進める。

この繰り返しで進んで行くのが科学。
とは思うけれど、
新しい発見に対して、真摯に受け止める
人がもう少し多くても良いような気が
します。

だって科学者なのですから、

いろいろな可能性がある。
だからこそ自分で確かめて初めて
反論できるのだと思います。

推定だけで反対しているのかな?
ちょっと違和感を感じます。

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壁面、道路、天井……どこでも発電

壁面、道路、天井……どこでも発電
2011年2月22日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 パソコンや自動車、工場、焼却炉、
サーバールーム――。
 さまざまな場所で廃熱が問題となって
いる。

 我々が日々の生活の中で消費している
全エネルギーの実に70%が活用されない
まま、廃熱となって自然界に放出されて
いるのだ。

 その廃熱を有効利用するための手段
として、近年、熱を直接電気に変換できる
「熱電変換材料」への関心が高まっている。

 熱電変換材料とは、金属や半導体といった
電気を通す物質の一部を温めて温度差を
つけると、温度の勾配に沿って電圧が発生
するという自然現象を利用して、熱を
“直接”電気に変換できる物質のことだ。

 この自然現象は「ゼーベック効果」と
呼ばれ、約200年前に発見された。

 そこで、熱電変換材料を使って、これまで
捨てられていた熱や身の回りの不要な熱を
電気に変換すれば、エネルギー資源を無駄に
しなくて済むというわけだ。

 地球温暖化対策への大きな貢献が期待
できる。

 しかし、残念ながら、実際のところ、
熱電変換材料は広く一般には普及して
いない。

 それはなぜか。
 その大きな理由は材料にあった。
 既存の熱電変換材料には、希少で毒性が
強いビスマスやテルル、アンチモン、鉛
といった重金属が多く使われている。

 価格が高いだけでなく、環境や人体への
悪影響も懸念される。
 また、金属や半導体といった電気を通す
物質を主に使っているため、熱伝導で
エネルギーを損失し、発電効率が低くなる
問題もあった。
 その結果、用途が限られてきたのである。

 1つの突破口になり得るとして注目を
集めているのが、東北大学金属材料研究所
の齊藤英治教授の研究だ。

 齊藤教授は2010年9月、これまで不可能
と考えられてきた絶縁体が熱電変換材料に
なり得ることを実証した。

 その結果、廃熱はもちろんのこと、
生活空間にあるちょっとした熱も電気に
変えて利用できる可能性が出てきた。

 絶縁体は熱伝導によるエネルギー損失
も少ない。
 既存の熱電変換材料が抱えていた問題を
一気に解決することができる。
 そのため、応用範囲も広がり、普及にも
弾みがつく。

 齊藤教授は、絶縁体の優位性をこう語る。
 「大面積化できるのも、大きな強み。
 例えば、工場の壁面を熱電変換材料で
覆えば、工場の廃熱を壁で電気に変換し、
その電気を、工場の機器の稼動に使うことも
できるようになるかもしれない」。

 廃熱以外への適用も可能だ。
 ビルの壁面や道路を熱電変換材料で
覆えば、ビルの壁や道路を使って太陽熱を
電気に変換することもできる。

 齊藤教授は「磁性ガーネット」という
絶縁体を実験に使った。
 白金電極を取り付け、絶縁体の片側を
温めて温度差をつけることで、電気が
流れることを確認しようというものだ。

 絶縁体なのに「電気が流れた」理由は、
磁性ガーネットが持つ「磁気」の性質を
利用しているからだ。
 磁気の性質を示す絶縁体は、
「磁性絶縁体」と呼ばれる。

 例えば、棒磁石に使われるフェライト
など、多くの絶縁体が磁性を持っている。
 「磁性絶縁体であれば、どんなものでも
熱電変換材料になり得る」と齊藤教授は
言う。

 そもそも、磁気とは、物質の構成要素
である「電子」が持つ性質の1つだ。
 電子には、電気と磁気の2つの性質が
ある。これまで人類は、そのうちの電気の
性質を積極的に利用する
「エレクトロニクス」を発展させてきた。

 それに対し、磁気の性質を
エレクトロニクスに取り入れ、活用しよう
という動きが出てきている。
 「スピントロニクス」と呼ばれる
研究分野だ。
 磁気の性質を担うものを「スピン」
と言う。

 齊藤教授はスピントロニクス研究の
第一人者である。
 今回の実験は、ゼーベック効果と同様の
現象「スピンゼーベック効果」が絶縁体中
で起こることを発見した齊藤教授が、自ら
それを応用したものだった。

 電気は流さないものの、磁性は持っている
磁性絶縁体であれば、それを温め、温度差を
付けることによって、スピンの波を発生
させることができる。
 齊藤教授は、それをうまく制御し、
白金電極との接点で電荷に変換して電気
として取り出すことに成功したのだ。

 「ただし、現在のところ、実証段階
のため、熱から電気への変換効率は1%程度
しかない」。齊藤教授はこう打ち明ける。

 実は、絶縁体と白金電極の接点の
ところで、どのような物理法則に基づいて、
スピンから電荷へ、また、電荷からスピン
へと変換されているのか、よく分かって
いないのだ。

 変換効率を向上させるには、絶縁体と
白金電極の接点の部分で起こっている
物理現象の解明が不可欠だ。
 そのため、齊藤教授は今後、理論と実験の
両面からその謎に迫っていこうとしている。

 「スピントロニクスは、生まれてから
まだ20年にも満たない非常に新しい
研究分野だ。そのため、絶縁体の
熱電変換材料への応用もほんの一例に
過ぎず、今後、我々人類に、いったい
どのような恩恵をもたらしてくれるかは
想像もつかない」と齊藤教授は話す。
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まだまだ発電効率は悪いようです。
こういうことが実現できると素晴らしい
ですね。
期待しましょう。

かなりエネルギー効率をあげることが
出来るようになります。
>我々が日々の生活の中で消費している
>全エネルギーの実に70%が活用されない
>まま、廃熱となって自然界に放出されて
>いるのだ。
ということですから。


2010年10月 9日に投稿した下記の記事の
応用に関する記事になりますね。
東北大ら、絶縁体からの熱電発電に成功

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2011年2月27日 (日)

エイズ治療に光明

エイズ治療に光明
新たな遺伝子療法でエイズの根治が
可能になるかも?

2011年2月24日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 米サンフランシスコ在住のティモシー・
ブラウンさん(44歳)は、エイズが治療で
完治した最初の人と言えるかもしれない。

 ブラウンさんは2007年、独ベルリンで
幹細胞移植を受けた。
 移植したのは、遺伝的にエイズへの
免疫力を持つ人の幹細胞だ。
 2%程度の人がこうした遺伝子を持って
いる。

 この治療を担当し、現在は独マンハイム
赤十字医療施設に勤務する血液専門医の
ゲロ・フッター医師は「その後、エイズ
治療薬の投与をやめたが、ブラウンさんの
体内からエイズウイルス(HIV)は検出
されていない」と明言する。

 米カリフォルニア州リッチモンドを
拠点とする新興バイオ企業サンガモ・
バイオサイエンシズ(SGMO)はこの症例に
触発され、ほかのHIV感染者が同様な治療
成果が見込める新しい遺伝子療法の開発に
乗り出した。

 ブラウンさんにエイズが再発しないか
どうかは、まだ分からない。

 だが、サンガモの研究者らはこの症例を
参考に、リスクの高い幹細胞移植以外の
手段で、同様の成果を得られる治療法の
開発に取り組んでいる。
 同社は今月末、よりリスクの低い
遺伝子療法の臨床試験データを発表する
予定だ。

 米証券会社ウェドブッシュ・
セキュリティーズのバイオ業界アナリスト、
リアナ・ムーサトス氏は「治験で良好な結果
が出て、この治療法がやがて認可されれば、
米国での年間収益は7億5000万ドル
(約630億円)に達する可能性がある。
 投資リスクは大きいが、莫大なリターン
を得られる可能性を秘めている。
 HIV感染者が生涯にわたって薬の服用が
不要になるか、服用の必要性が低下する
なら、これは画期的な成果だ」と語る。

 サンガモはまだ1つも製品を市場に出して
いない。
 だが、同社は2010年7月6日、英科学専門誌
ネイチャー・バイオテクノロジーで「マウス
を使った遺伝子治療実験で成功を収めた」と
発表。
 その後、同社の株価は2倍以上に上昇
した。

 同社のエドワード・ランフィアーCEO
(最高経営責任者)は「期待が高まって
いる要因の1つは、この新しいバイオ技術を
使った治療法が、ほかの病気の治療にも
応用できる可能性があるからだ。

 このバイオ技術は遺伝子を特定の場所で
切除するもので、血友病やパーキンソン病、
糖尿病性神経症などへの応用も考えられる」
と語る。

 米カリフォルニア大学サンフランシスコ校
(UCSF)のジェイ・A・リービー教授は
「この治療法は、私が知っている限り最も
有望だ。
 長期的に有効なエイズ治療法として、
きわめて優れている」と評価する。
 リービー教授は、1984年にHIVが
原因ウイルスであることを突き止めるのに
貢献したエイズ研究の権威だ。

 エイズ啓発活動家のマット・シャープ氏
(54歳)は、この治療法が効果を発揮する
ことに期待をかけている。
 シャープ氏は1988年にHIV陽性の診断を
受け、現在3種類の抗HIV薬を毎日服用して
いる。
 同氏は1年前にサンガモの臨床試験を
知り、被験者として応募。
 免疫機能を果たす白血球のT細胞
(Tリンパ球)の遺伝子を操作し、昨年夏
以降、操作細胞の注入を受けてきた。
 「T細胞の数は2倍に増えている。
 遺伝子操作した細胞の注入を年1回受け、
HIVを抑え込み、抗HIV薬の副作用から解放
されることを期待している」(同氏)。


私が味わった苦労なしに、エイズが根治
すれば…

 CCR5遺伝子に着目するのは新しい取り組み
ではない。
 CCR5遺伝子に最初に注目したのは、
1990年代中盤にHIVに免疫を持つ人を研究
していた専門家だ。
 ブラウンさんに移植した幹細胞の提供者
を含め、HIVに免疫を持つ人はCCR5遺伝子に
変異があり、この遺伝子が働かない。
 そのため、HIVが免疫細胞内に侵入する
のを防げる。

 だが、HIV感染者の大半にとって、幹細胞
移植は現実的な選択肢でなく、危険度も
高い。
 リービー教授は「まず、CCR5遺伝子に変異
があり、組織や血液の条件が患者と適合する
移植ドナーを見つけ出さなければならない。
 さらに、30%ほどの死亡リスクがある」と
指摘する。

 抗HIV薬という選択肢がある大半の
エイズ患者にとって、これはあまりに危険度
の高いリスクだ。

 ブラウンさん――これまで医療関係者の
間で「ベルリンの患者」という匿名で
呼ばれていた――があえて幹細胞移植の
リスクを取ったのは、致死の恐れがある
白血病の患者でもあったからだ。

 白血病も幹細胞移植によって治療できる。
 白血病で化学療法が効かなくなってきた
ことから、ブラウンさんと主治医らは、
エイズと白血病を同時に治療できる遺伝子型
を持つ移植ドナーを探すことにした。

 ブラウンさんは幹細胞移植を2度受けた。
 その後、神経障害などの副作用が発生し、
1年間の入院を強いられた。
 一時は生死の境をさまよった。
 だが、やがて病状は良くなり、2009年
初めに退院した。

 ブラウンさんは「私が生存していな
ければ、この治療法の開発はここまで
進まなかったのではないかと思う。
 私の症例を参考に、専門家が新しい
治療法を開発してくれることを期待
している。

 私が味わったような苦労なしに、HIVを
根治できるようになることを願っている」
と語る。
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独では幹細胞移植が可能なんですね。
これからどういう進展があるのでしょうか?

>リスクの高い幹細胞移植以外の手段で、
>同様の成果を得られる治療法の開発に
>取り組んでいる。

>ブラウンさんは「私が生存していな
>ければ、この治療法の開発はここまで
>進まなかったのではないかと思う。
>私の症例を参考に、専門家が新しい
>治療法を開発してくれることを期待
>している。
と言ってますね。期待しましょう。

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足利事件3 誰に最も責任があるか

足利事件3 誰に最も責任があるか
2009年06月16日 江川紹子ジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

少し古い話になりますが、
今日の朝日新聞朝刊 「声」欄にも載って
いましたので、取り上げてみました。

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 それにしても、この事件で警察や
検察以上に責めを負うべき人たちが、責任
を認めるわけでもなければ、謝罪するわけ
でもないことに、とても疑問を感じている。

 冤罪が明らかになると、メディアでも
警察や検察が厳しく批判される。

 それは当然としても、それ以上に批判
されて然るべき人たちに対しては、あまり
批判がなされない。

 それどころか、冤罪の被害者を救った
かのような扱いをされることすらある。

 私が冤罪事件で最も責めを負うべきだと
思うのは、裁判官である。

 今回の事件で言えば、とりわけ菅家さんの
上告を棄却し、無期懲役刑を確定させて
しまった最高裁の裁判官たちだ。

 具体的に言うと、亀山継夫裁判長と、
河合伸一、福田博、北川弘治、梶谷玄ら
4裁判官である。

 弁護団は、最高裁の段階で菅家さんの
髪の毛を使って独自のDNA鑑定を行った。

 その結果が科警研の鑑定と違っていること
から、再鑑定を請求すると共に、鑑定試料
(被害者の衣服)を適切に保存するよう要請
した。

 ところが、再三にわたる弁護側の請求を
最高裁は無視し続け、上告から5年半後に
菅家さんの無実の訴えを退けた。

 最初の上申書が出されたのは
1997年10月で、菅家さんの逮捕からは
5年10ヶ月後だ。

 この時に、再鑑定を行っていれば、もっと
早くに菅家さんの無実は明らかになった。
 菅家さんの失われた17年半のうち、
少なくとも11年間は最高裁の5人の裁判官
(及び調査官)の責任だ。

 また、上申書が出された時期は、事件発生
から7年5ヶ月後で、また公訴時効まで
7年半あまりの時間があった。
 この時点で捜査をやり直せば、真犯人を
逮捕する可能性はあったのだ。
 その点では、被害者に対しても、最高裁は
大きな責任を負っている。

 一部報道で、最高裁の関係者が「当時
としてはベストのベストを尽くした結果」
と述べていると報じられたが、
とんでもない話だ。

以下省略-----

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ほんとにとんでもない話だと思う。

>この事件で警察や検察以上に責めを
>負うべき人たちが、責任を認めるわけでも
>なければ、謝罪するわけでもないことに、
>とても疑問を感じている。
同感です。

裁判官という人達はどういう考えを持った
人達なのだろうかと疑問に思うことがある。
正しい判断とはなんでしょうか?

きちんと、謝罪し、反省することなしに
改善がされるはずがない。

どうして謝罪すらしないのか?
冤罪という重大な事実を起こして
起きながら、正しかったと言う。
信じられない。感覚を疑う。

>再三にわたる弁護側の請求を
>最高裁は無視し続け、上告から
>5年半後に菅家さんの無実の
>訴えを退けた。
どんな理由でしょうか?
なんで5年半もかかるのでしょうか?

なんで謝罪をしなくても許されるので
しょうか?

明らかな過失があったのではないので
しょうか?

誰も責任をとらない、とらなくて良い
というシステムは、どこかおかしい。

少なくとも、何かしらの再発防止策は
出て来てしかるべきで、今回の件から
何か再発防止策が出たのでしょうか?

何もないとすればそのことは、
大いに問題にすべきことでは
ないでしょうか?

このジャーナルのこの記事には
いろいろ考えされられます。
是非見てください。
良い裁判官もいるようですが、
システムが悪い。
修正していかないと駄目だと思う。

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2011年2月25日 (金)

印タタ傘下企業が三顧の礼

印タタ傘下企業が三顧の礼
プロアシスト(大阪市、システム開発設計)
2011年2月16日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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01
妊婦の健康を守るハイテク岩田帯を抱える
生駒京子社長。
 右は自社開発する脳波センサー
(写真:山田 哲也)

 インド最大の財閥、タタグループ。
 その傘下企業でシステム開発を手がける
タタ・エレクシーは米国、欧州、アジア各国
に拠点を持ち、日本にも支社を置く。
 3000人を超えるエンジニアを抱えており、
システム開発に加え、アニメーションの
グラフィックス製作でも知られる。

 世界で知られるグローバル企業が、
三顧の礼で迎えた中小企業が大阪にある。

 生駒京子社長が率いるシステム開発企業、
プロアシストだ。
 メーカーの研究開発を受託する事業で、
パナソニックやNEC、日立製作所、
シャープ、オムロンなど日本の名だたる
電機メーカーと取引実績を持つ。

 同社とタタ・エレクシーとの関係が
始まったのは2008年1月にさかのぼる。
 プロアシストに1本の電話が入った。
 聞けばインドに本拠を置くタタグループ
のシステム開発企業という。

 「当時、私はタタグループを知らな
かった。インドというから、紅茶会社かと
思ったほど」と生駒社長は冗談交じりに
打ち明ける。

 プロアシストの本社を訪れた
タタ・エレクシーの担当者が持ちかけたのは
オフショア開発だった。
 つまりプロアシストから仕事を受注し、
インドでシステム開発したいという。

 なぜ、タタ・エレクシーはプロアシストに
目をつけたのか。
 生駒社長は、「当社が持つ大手メーカー
とのネットワークに期待して来たのだろう」
と振り返る。

2度断った取引話-----

 だがその時生駒社長は、申し出を断って
いる。プロアシストは大手電機メーカーの
研究開発部門をサポートする事業で成長して
きた。システム開発では量より質を重視して
きたため、仕事を外部に発注するオフショア
開発を必要としていなかったのだ。

 それでも担当者は諦めない。

 2~3度とプロアシストを訪れ、生駒社長の
説得に当たっている。
 3度目の会合で、生駒社長は「オフショア
開発では互いの強みは生かせない」と
改めて伝えるとともに、自社の事業モデル
について詳しく説明した。

 これでタタ・エレクシーの対応は一変
した。「御社の強みは十分理解した。
 パートナーとして一緒に組みたい」と
技術提携を申し出たのだ。

 2008年5月にはタタ・エレクシーの
インド本社に招かれ、正式に提携すること
が決まった。
 世界で事業展開する企業が、
プロアシストをパートナーとして認めた
瞬間だった。

 以来、同社は共同でクライアント企業の
開発を受託するほか、営業先の開拓でも
協力している。

 提携によって、プロアシストはIT
(情報技術)大国インド進出の橋頭堡を
経た。「数年のうちにはインドに拠点を
構えたい」と生駒社長は話す。

 タタが認めたプロアシストの強みとは
具体的には何か。
 それは大手メーカーの開発、生産体制を
支えるサポート力とニッチな分野に持つ
技術力にある。
 「モノ作り企業で働く研究開発者の3本目
の腕となり、かゆい所に手を差し伸べる」。
 それがプロアシストの事業モデルだ。

 大手メーカーの競争環境は年々厳しさを
増している。
 速いペースで新製品を開発し、大量に生産
して市場に投入し続けなければ、途端に競争
から取り残される。
 必然的にメーカーの開発、生産期間は
短くなる。

 プロアシストのエンジニアは、こうした
余裕のない大手メーカーの研究開発・
生産体制をサポートする。

 例えば、三洋電機とは工場における
生産技術やノウハウを共有、教育する
システムを共同開発した。
 それは後に、「ノウハウ伝承職人」として
パッケージソフトやWEBアプリケーション
にして売り出してもいる。

 「中小のシステム開発企業はメーカーの
下請けになるのが通例。
 だが、当社はメーカーのパートナー
として、新しい視点や技術を提供してきた」
と生駒社長は誇らしげだ。

 そのための武器もある。
 同社はアナログ技術に長けた技術者を
多く抱える。
 近年はデジタル技術が開発の主流を占めて
おり、アナログ技術はニッチな分野では
ある。だが高性能な電源装置やモーターには
欠かせない技術であり、省エネが注目される
近年、多くのメーカーから引く手あまた
だという。

 大手メーカーの研究開発をサポートする
ことで、同社には最先端の技術が蓄積
される。すると大手メーカーはますます
同社を頼るようになる。

社長は元専業主婦-----

 世界への足がかりをつかんだ生駒社長。
その経歴は異色だ。
 大学卒業後は学校の紹介でシステム開発
企業の情報技術開発にエンジニアとして
入社。松下電工(現パナソニック電工)に
出向して、モノ作りの現場でシステム開発に
携わってきた。
 その後IBMへの出向を経た後、
コスモ・エイティ(現セコムトラスト
システムズ)に転職している。

 異色なのはここからだ。
 1992年、36歳で生駒社長は会社を退職し、
専業主婦となった。
 エンジニアとして忙しく働く日々から
一転、時間を持て余す毎日が続く。

 そんなある時、何気なくテレビを
つけると、バブル崩壊のあおりを受けて、
システムエンジニアが次々とリストラされる
光景が映し出された。

 そのさまを見て、生駒社長は奮い立った。
 せっかく身につけたエンジニアとしての
能力やモノ作りの知識を、このまま埋もれ
させていいのか。
 「世の中に貢献したい。
 そんな思いが抑えられなかった」
(生駒社長)。

 もちろん、最初から簡単に顧客が
見つかれば苦労はしない。
 飛び込み営業で門前払いを受けるのは
日常茶飯事。
 だが、生駒社長は怯まず粘り強く訪問を
続けた。
 「イスに座らせてもらえばこっちの
もの。客のニーズや悩みに耳を傾けて、
受注につなげてきた」。
 生駒社長はこう語る。

 そして創業から10年後、2004年には
メーカーへの転身を志し、同社は独自製品の
開発に乗り出す。
 「自分たちの技術力を試してみたい」。
 こんな社員の声が後押しになったという。

 今、力を入れる製品は、脳波センサー
や妊婦が巻くハイテク岩田帯など。
 後者には胎児の心拍数などを読み取る
センサーと無線機能がついており、
インターネットを通して医師が妊婦と胎児の
様子を随時確認できる。
 両方とも、同社の強みであるアナログ信号
の処理技術を医療系の機器に生かした。
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なんとも素晴らしい。
感動してしまいます。

大企業は人を生かすことが不得意。
目先の業績に目がくらんで人を見ない。
折角のこんな人材を手放してしまう。

リストラされた日本の技術者が中国で
職を得、その人達が開発した製品が日本の
市場を脅かしているとか?

>アナログ技術に長けた技術者を多く
>抱える。
良いところに目をつけたと思います。
これからはアナログ技術がさらに必要
になると思います。
それとシステム技術。

デジタルはマイコンで、ほとんど出来て
しまう。
もちろん、ハイテクな部分はあるが、
その部分はマイコンの中の
ブラックボックスというケースが殆ど
のはず。
知らなくても機器の設計はできてしまう。
動かすのはソフト。

それに対してアナログ技術は、
一朝一夕には会得できない。
ノウハウの蓄積が必要なのです。

生駒京子社長。
バイタリティも戦略もある。
凄いですね。

印タタ傘下企業も凄いと思います。
良い企業を探して見つけようと
努力している。
人材と言って良いかもしれない。
成長する企業は違う。
成長するために貪欲です。゜
海外の企業でも、その相手が中小企業
だろうと、そんなことは関係ない。
中身を見て判断する。
見習いたい。

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ナノの世界でのみ観測される貴金属粒子の新しい現象を発見

ナノの世界でのみ観測される貴金属粒子の
新しい現象を発見

2011.02.23配信 sciencenews

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 早稲田大学の研究チームは、自然科学研究
機構分子科学研究所、北海道大学の
研究チームと共同で、ナノの世界でのみ観測
される貴金属粒子の新しい現象を
発見しました。

 孔の開いた金属に光を当てます。
 その孔を、金でできたナノサイズの円盤で
塞ぐと、塞がないときより、たくさんの光が
通るのです。
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不思議ですね。
面白いと思います。

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気温上昇2℃以下に抑えるには今世紀中CO2回収も必要

気温上昇2℃以下に抑えるには
今世紀中CO2回収も必要

2011年 2月24日 Science Portal

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 地球の平均気温上昇を2℃以下に抑えよう
とすると今世紀中に二酸化炭素(CO2)排出量
をゼロにするだけでは済まず大気中からCO2
を回収しなければならないことが、海洋研究
開発機構などの予測研究で明らかになった。

 この研究は、文部科学省の「21世紀気候
変動予測確信プログラム」の下で行われた
もので、海洋研究開発機構のほかに東京大学
大気海洋研究所と気象庁気象研究所の研究者
たちが参加した。

 結果は、現在作業が進む「気候変動に
関する政府間パネル(IPCC)」の第5次評価
報告書に反映される。

 300年先までの長期的予測では、気温上昇
を2℃以下に抑える(大気中のCO2濃度を
410ppm、メタンなど他の温室効果ガスも
加えて450ppm相当で安定化)ためには、
2040年代にCO2排出量をほぼゼロにし、
さらに今世紀後半はゼロ以下
(人的手法により大気中からCO2を取り除く)
にしなければならないという結果が
得られた。

 また、2030年ごろまでの近未来に
ついては、自然の気候変動も織り込んだ
新しい手法で予測した結果、過去10年程度
は全地球の温度上昇が鈍ったかのように
見えたものの、今後10年は温暖化が本格化
することが明らかになった。

 台風についての予測では、数は減り
経路も東へ偏って東南アジア沿岸域への
接近数は減るものの、強度は強まる、
という結果となった。
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地球温暖化、真剣に取り組まないと
気づいた時には、時既に遅しと、なりそう
です。

自国の利益優先だけでは、そのうち地球は
どうにもならなくなる。
と思います。

海洋研究開発機構 プレスリリース
に詳しいです。
詳しく知りたい人はどうぞ、

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飛躍的にエラーを削減するSSDメモリの開発に成功

飛躍的にエラーを削減するSSDメモリの
開発に成功

平成23年2月21日
科学技術振興機構(JST)
東京大学
慶應義塾大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 JST 課題解決型基礎研究の一環
として、東京大学 大学院工学系研究科の
竹内 健 准教授、慶應義塾大学 理工学部の
黒田 忠広 教授と石黒 仁揮
(イシクロ ヒロキ) 准教授らの研究
チームは、

非接触型のソリッド・ステート・ドライブ
(SSD)メモリ注1)
の研究開発において、エラーを飛躍的に削減
し、電力を半減以下にするデータ変調技術と、
伝送線路結合を用いた世界最速の非接触
インタフェースを世界で初めて開発
しました。

 現在、PCや携帯電話などに幅広く
使われているフラッシュ・メモリ注2)を
内蔵したSSDメモリは、今後さらに
高信頼化が必要なデータセンター・サーバー
などへの応用が期待されていますが、長期間
の使用では誤動作が生じたり、電力が大きく
なる問題がありました。

 また、従来の磁界結合を用いた通信方式
では非接触メモリカード注3)の高速伝送
が困難でした。

 本CRESTチームは、SSDメモリに
搭載するメモリコントローラー内で、
フラッシュ・メモリに書き込むデータを変調
することにより問題を解決し、エラーを
95%削減することによって信頼性を向上
し、43%の低電力化を実現しました。

 また、磁界と電界の結合を用いた伝送線路
結合素子を世界で初めて近接通信に用いて、
毎秒12ギガビットの通信実験に成功
しました。

 今回提案する世界初のデータ変調技術と
伝送線路結合通信素子は、日本が強みを持つ
SSD技術を飛躍的に高信頼化・高速化する
技術であり、今後スマートフォンから
データセンターまで社会のさまざまな機器に
SSDを浸透させる可能性を秘めた
革新的技術です。

 本研究成果は、2011年2月20日から
24日(米国西部時間)に米国・
サンフランシスコで開催される「国際固体
素子回路会議(ISSCC 2011)」で
発表されます。
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良さそうですね。

私のデスクトップPCもフラッシュタイプの
SSDを使用しています。効果ありです。
立ち上がり速度がずいぶん速くなります。

低電力で高速で非接触とは素晴らしい。

>さまざまな機器にSSDを浸透させる
>可能性を秘めた革新的技術です。
と言ってます。
この「革新的な」という言葉に弱いんです。

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2011年2月24日 (木)

太陽系に未発見の巨大惑星か 米大チーム、専門誌に論文

太陽系に未発見の巨大惑星か
米大チーム、専門誌に論文

2011年2月22日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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Tky201102220209_2

 太陽系で木星より大きな惑星が新たに
見つかる可能性を示す論文を、
米ルイジアナ大研究チームが米専門誌
イカルス2月号に発表した。

 木星は太陽系で最大の惑星だが、
その4倍の重さがあるとみられている。
 米航空宇宙局(NASA)は18日、
「検証には少なくとも2、3年はかかる」
という見解を発表した。

 同大のジョン・マティス教授らは彗星
(すいせい)の軌道の統計的分析から、彗星
の動きに影響する未発見の惑星がある可能性
を見つけた。

 太陽からの距離は、太陽と地球の距離の
約1万5千倍、太陽と海王星の距離と
比べても500倍ある。
 重さは最大で地球の約1200倍と推測
されている。

 惑星は、ギリシャ神話の女神と同じ名前
の「テュケー」。
 木星のような巨大ガス惑星か恒星に
なれなかった星のようなものと考えられる。

 あまりにも遠いため存在がわからな
かったが、チームはNASAが2009年に
打ち上げた新型の赤外線宇宙望遠鏡
「WISE(ワイズ)」の観測で見つかる
可能性があるとしている。

 この論文についてNASAは18日、
見解を発表。
 「WISEが、そのような天体を
見つけられるかどうかを判断するには
2、3年のデータ分析が必要。
 仮説の検証はデータがすべて処理・分析
されたあとになるだろう」とした。

 NASAによると、「ネメシス」と
呼ばれる同様の天体がかつて想定され、
その影響で彗星の軌道が乱されて地球に
衝突し、大絶滅を周期的にもたらしてきた
と考えられたことがあった。
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思っても見なかった話です。

そんなに大きな星が太陽の周りを回って
いるなんて、余りに遠くて、自分では
光っていないので、望遠鏡では見ることが
できなかった?

にわかには信じられない話ですね。

彗星の軌道に影響を与えている何かが
存在することは確からしいですが、


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レアアース代替できた!インクが高感度センサー

レアアース代替できた!
インクが高感度センサー

2011年2月21日09時59分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 価格が高騰するレアアースの代替素材
として、インクに含まれる有機分子を使う
ことで、世界最小、高性能の磁気センサー
の開発に、千葉大の山田豊和・特任准教授
(35)ら日、独、仏3か国の共同研究
チームが成功したと発表した。

 大きさ1ナノ・メートル
(10億分の1メートル)の極小サイズ
ながらセンサー感度は従来品の10倍に
アップ。
 安価な材料でパソコンなどの小型化や
高性能化が図れるという。

 研究成果は、21日付の科学誌
「ネイチャー・ナノテクノロジー」
電子版に掲載される。

 山田特任准教授らが開発したのは、
パソコンなどのハードディスクの記録
読み取り装置に使う磁気センサー。

 年々高騰するレアアースなどの代替品
として、太陽光電池やディスプレーなど
への応用が進む有機分子に着目。

 インクや染料・顔料などに含まれている
フタロシアニンを使ってみたところ、
有機分子1個で磁気センサーの働きをする
ことを発見。
 センサー感度も10倍になることが
わかった。
---------------------------------------

Good!
またひとつレアアースの代替が見つかり
ました。

意外に見つかるものですね。
まだまだ、あんまり安心はできませんが、
希望は持てそうです。

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サウジ男性、足の筋肉細胞培養し心臓機能回復

サウジ男性、足の筋肉細胞培養し
心臓機能回復

2011年2月22日15時13分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 重い心臓病を患ったサウジアラビア人の
男性が、自分の足の筋肉細胞で心臓機能を
回復させる最先端の手術を大阪大病院
(大阪府吹田市)で受け、22日退院
した。

 国内でこの治療ができるのは同病院だけ
で、高度医療を海外の患者に提供する
「医療ツーリズム」の先駆け。

 同病院の澤芳樹教授は「これを機に日本も
国際貢献の輪に加わることができれば」
と話した。

 男性はアルシャリーダ・サーレハさん
(58)で、約5年前に重症の拡張型心筋症
と診断された。
 昨年12月に足の筋肉細胞を採取、同病院
で細胞を体外で薄いシート状
(直径約5センチ)に培養した後、
先月28日、心臓に約30枚貼り付けて
機能回復を図る手術を行った。
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細胞シートを使った再生医療は、どんな
領域で、どこまで臨床の場で実施する
ことが認可されているのでしょうか?

自家培養ということになるので、
薬ではなく薬事法の適用外?
細胞シートというのは医薬品?

株式会社セルシードでは、
>角膜再生上皮シート
>ヒトの角膜の上皮と呼ばれる部分の
>さまざまな疾患を治療することを目的
>として研究開発を行っている再生医療
>医薬品パイプラインです。
>現在、「角膜上皮幹細胞疲弊症」を
>適応症とした治験をフランスで実施して
>おり、並行して事業化準備を推進して
>おります。
といっているので製品としては医薬品
なんですね。

こういう高度先進医療についての
法律はどうなっているのかな?
どうもすっきりしない。

臨床試験を考える」を見てください。
どうもすっきりしません。

細胞シートについては、
東京女子医科大学
先端生命医科学研究所で提唱していますね。
細胞シート工学

日本全体としてどうなっているのかな?

再生医療としてはiPS細胞とかES細胞とか
が注目されていますが、
細胞シート工学は注目と思われます。

参考までに日本再生医療学会は
日本再生医療学会

再生医療のベンチャー企業は
株式会社セルシード
株式会社ジャパン・ティシュ・
 エンジニアリング

細胞シート工学関連企業ということに
なりそうですね。

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エンジンだけでリッター30kmの燃費 マツダ「SKYACTIV」を解剖(1)

エンジンだけでリッター30kmの燃費
マツダ「SKYACTIV」を解剖(1)

2011/2/16 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 2011年前半に発売する次世代エンジン搭載
の「デミオ」で、モータによるアシスト
なしに、10・15モード燃費で30km/Lを実現
する――。

 マツダが2010年10月20日に発表した
次世代車両技術「SKYACTIV
(スカイアクティブ)」は、自動車業界で
大きな反響を呼んだ。

 というのも、30km/Lという燃費が、
マツダの発表に先立って10月8日にホンダが
発売した「フィットハイブリッド」と同じ
数字だったからだ。

 この次世代車両技術「SKYACTIV」は、
以下のような六つの要素技術から成る。

(1)ガソリンエンジンとしては世界一の
  高圧縮比14.0を実現した高効率直噴
  ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」

(2)ディーゼルエンジンとしては世界一の
  低圧縮比14.0を実現したクリーン
  ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」

(3)伝達効率を向上した自動変速機
  「SKYACTIV-Drive」

(4)軽快なシフトの感触と大幅な軽量・
  小型化を実現した手動変速機
  「SKYACTIV-MT」

(5)高い剛性と、最高レベルの衝突安全性
  を実現した軽量車体「SKYACTIV-Body」

(6)正確なハンドリングと快適な乗り心地
  を両立した高性能軽量シャシー
  「SKYACTIV-Chassis」

 最大の特徴は、エンジンだけ、車体だけ
の改良ではなく、車両全体を包括的に刷新
した点にあ
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前にも紹介しました。
詳細は省略します。
続きもあるようです。以下、
燃費を約20%向上させたディーゼルエンジン
マツダ「SKYACTIV」を解剖(2)

良いですね。
一時も一カ所に留まっていてはいけません。
挑戦し続ける必要があるのです。
それが企業というものです。
それが出来ない企業は衰退するのみ。

ただ、気になるのは、前回投稿した
燃料効率を50%改善する高効率エンジン、
日本に進出

です。
これはすごい。
常に挑戦し続けないと負けます。

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2011年2月23日 (水)

増税分を飲み込む歳出増! 歳出構造の見直しをどう進めるか

増税分を飲み込む歳出増!
歳出構造の見直しをどう進めるか

人口減少の経済学 野口悠紀雄
2011年2月18日 DIAMOND online

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 前回示したように、消費税率を5%引き
上げる程度の増税では、すぐに歳出増に
飲み込まれてしまう。

 だから、歳出構造の見直しがどうしても
必要である。

 「歳出の見直しなしに、財政再建はない」
とは、きまり文句のように言われることだ。
 しかし、どこに問題があるかは、必ずしも
正確に把握されていない。

 ここ数年の国債残高の増加率は、
税収伸び率を遥かに超えている。

 歳出削減の必要性はつねに言われていた。
 そして、無駄の排除が必要と叫ばれた。

 このために、「事業仕分け作業」が
行われ、関心が集まった。
 しかし、重要なのは、
「仕分けの場に何を持ち出すか」なのだ。

 実際に選定を行なったのは、
財務省主計局だ。

 つまり、これまで行なわれたことは、
従来の予算編成作業から一歩も踏み出して
いない。

 単に、そのプロセスの一部を劇場化した
だけである。

 とくに重要なのは、ここには、
社会保障制度の見直しも、
地方交付税制度の見直しも
持ち出されなかったことだ。

 つまり、事業仕分けが対象とした経費は、
最大限に拡大しても(一般会計歳出では)
上記の25.3兆円である。

 ところが、民主党は、当初、16.8兆円の
「無駄の排除」が可能だとしていた。
 これは、25.3兆円の約3分の2にあたる。
 このような大規模な削減が、容易に
達成できるはずはない。
 実際、事業仕分けで削減された歳出額は、
3000億円程度であった。

 16.8兆円の財源ねん出という目的は、
もともと達成が不可能な夢想事だった
としか言いようがない。

 現在の日本の財政は、このような仕掛け
で処理できる範囲を遥かに超えているのだ。

 もちろん、これは、
「無駄の排除が必要ない」ということ
ではない。
 無駄の排除は大変重要な課題だ。
 ただし、「無駄をどのように探し出すか」
という方法を明確にしなければ、無意味な
メッセージである。

 削減の対象としてしばしば言われるのは、
公務員給与の削減である。

 民主党は、2009年衆議院選挙における
マニフェストで、柱の一つとして
「2013年度までの国家公務員総人件費
2割削減」を掲げた。

 総人件費を削減しようというものだ。
2009年度の総人件費は5兆3195億円で
あったから、要削減額は1兆1000億円
になる。

 しかし、実際の削減状況は、これには
遥かに及ばない。
 残り2年間で公約を達成するのは、
ほぼ不可能な状況だ。

 なお、みんなの党は、「国家公務員
10万人削減、給与2割カット」
「国会議員は衆院300、参院100の計400に
削減」を標榜している。
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いったい事業仕分けっていったい
なんだったのでしょうか?

確かに野口さんの言われるように、
>実際に選定を行なったのは、
>財務省主計局だ。
>つまり、これまで行なわれたことは、
>従来の予算編成作業から一歩も
>踏み出していない。
ものだったということのようです。

ということは、
>16.8兆円の財源ねん出という目的は、
>もともと達成が不可能な夢想事だった
>としか言いようがない。
ということになるし、

>とくに重要なのは、ここには、
>社会保障制度の見直しも、
>地方交付税制度の見直しも
>持ち出されなかったことだ。

大切なのは、
>「無駄をどのように探し出すか」
>という方法を明確にしなければ、
>無意味なメッセージである。
そうですね。

良く分かりました。
国民ももっと賢くならないと駄目ですね。

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世界最長実験:40年間、鋼材引っ張り 27日に達成へ

世界最長実験:40年間、鋼材引っ張り
27日に達成へ

毎日新聞 2011年2月20日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 鋼材を高温にして引っ張り続けている
「物質・材料研究機構」の実験の期間が
世界最長を達成する見通しになった。

 今から40年以上前、寿命を正確に
予測し、発電所や工場などでの事故を防ぐ
目的で始まった。
 今月27日未明、独シーメンス社が樹立
した35万6463時間の記録を塗り
替える。
 機構はギネスブックに事前申請した。

 実験は東京都目黒区にある機構で行われて
いる。炭素と鉄を含んだ鋼材の丸棒
(直径1センチ、長さ5センチ)を電気炉で
400度に熱し、約2.4トンの力で
引っ張る。これまでのデータから、政府の
火力発電所の設計基準が改定され、
微量金属の混合で寿命が約1000倍に
延びることが判明した。

 実験が始まったのは69年6月、
米アポロ11号が「月の石」を持ち帰る
1カ月前。
 高度成長期で建設ラッシュにわいたが、
国産の鋼材はデータ不足で、欧米製が
使われた。
 前身の金属材料技術研究所は遅れを
挽回しようと着手。
 炉の交換による中断などを除き、停電
でも自家発電で続けた。
 世界で30万時間超の実験例18件
のうち、破断などで中止された10件を
除く全8件がここで続く。

 政府の事業仕分けで目黒の施設は廃止が
決まったが、より長寿命の原発の材料開発
などのため、規模を縮小し本部のある
茨城県つくば市で続ける。
 4月8日に最後の施設公開を予定
している。
 機構の実験責任者、木村一弘さんは
「信頼性の高い国産技術の象徴として
不倒の記録にしたい」と話す。
【山田大輔】
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40年間とはすごい。地道な努力です。
これこそ大切にしなくてはいけないこと。

事業仕分けにも負けず、中断しなかった。
偉い。

>「信頼性の高い国産技術の象徴として
>不倒の記録にしたい」
なると思います。

>高度成長期で建設ラッシュにわいたが、
>国産の鋼材はデータ不足で、欧米製が
>使われた。
信頼性が証明できないと駄目なんですね。

信頼こそ、もっとも大切にしなくては
いけないものです。

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親より先に長男死亡 遺言相続、孫には無効 最高裁

親より先に長男死亡 遺言相続、
孫には無効 最高裁

2011/2/22 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 遺言で親の全財産を相続する予定だった
長男が、親より先に死亡した場合、長男の
子が代わりに相続する「代襲相続」が
認められるかどうかが争われた訴訟の
上告審判決が22日、最高裁であった。
 第3小法廷(田原睦夫裁判長)は、相続
を認めなかった二審・東京高裁判決を支持
した。

 こうしたケースで最高裁が判断を示すのは
初めて。
 相続予定の人が亡くなった場合に、
その子らが代わりに相続することを
「代襲相続」と呼び、民法で定められて
いる。

 同小法廷は判決理由で「遺言をする人が
特定の相続人に財産を相続させるといった
場合、通常はその相続人に遺産を取得させる
意思があるということにとどまる」と指摘。

 全財産を受ける予定だった相続人が死亡
した場合は、遺言中で代襲相続を指示して
いるなどの特段の事情がない限り、「遺言
に効力は生じない」と判断した。

 問題となったのは、金沢市内に不動産など
の財産を所有していた女性の遺言。

 女性には長男と長女がおり、1993年に遺言
で長男に全財産を相続させるとしたが、
長男は2006年に母親より先に死亡。
 その後、親も死亡し、長女が法定相続分
の権利の確認を求めて提訴していた。

 一審・東京地裁判決は、長男が亡くなった
場合に、その子3人が全財産を相続する
ことは、長男に全財産を残したいと望んで
いた母親の意に沿うと判断。

 これに対し二審・東京高裁判決は、
遺言には「長男が死亡した場合には子が
代襲相続する」とは明記されていなかった
ことから、長女側の主張を認めた。
---------------------------------------

いやいや相続大変です。
お金がからんでくる場合は特に、

裁判もいい加減ですね。
裁判官でころころ変わる。
どうなっているのか?

私には相続する財産がありませんから、
問題ありませんが、相続問題は大変なよう
です。

先日、ある勉強会が相続関連の話題だった
のですが、色々問題があるんです。

例えば、死亡日、時刻はいったい
いつになるのか? 実際に死亡した時刻と
公に認められる時刻とにはずれがある。
それによって相続対象が違ってくる。
時間の前後、同時で違ってくる。
とか、いろいろあって大変そうでした。
相続関連の法律は複雑です。
関連しそうな人は良く勉強しておいた方が
良いと思いますよ。

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燃料効率を50%改善する高効率エンジン、日本に進出

燃料効率を50%改善する高効率エンジン、
日本に進出

2011/02/18 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 Scuderi Groupは2月14日、名古屋に新しく
事業所を設立したことを発表した。
 アジア太平洋地域における同社の活動拠点
になるものとみられる。

 Scuderiは既存の問題を解決した高効率の
スプリットサイクルエンジン(Split Cycle
Engine)を開発している企業。

 従来のエンジンと比べて高出力、
高燃料効率、低排気ガス量を実現し、さらに
製造コストを半分に抑えられるとして、
同技術の開発と普及に取り組んでいる。

 現在主に採用されている4ストローク
エンジンは吸気、圧縮、燃焼、排気を1つの
シリンダで実施する。

 スプリットサイクルエンジンは2つの
シリンダを使い、一方で吸気と圧縮、
もう一方で燃焼と排気を実施する。

 これまでは圧縮した空気をすべて吐き出す
ことができず、効率も既存のエンジンを
越えることができなかった。

 Scuderiでは吸気・圧縮シリンダのバルブ
を外開きにすることで限界までピストンを
押し上げて完全に排気するメカニズムを
実現。また、燃焼・排気シリンダで上死点後
に点火することで効率の問題を解決した。

 同社の説明によれば窒素酸化物排気の80%
を削減でき、燃料効率を50%改善できる
という。

 Scuderiのスプリットサイクルエンジンは
空気を利用したハイブリッド技術も搭載して
いる。
 プレーキ時などに吸気・圧縮シリンダで
生成される圧縮空気を高圧タンクに貯め
こみ、燃焼時に吸気シリンダではなく高圧
タンクから圧縮空気を送り混むことで動作
する。タンクから空気を出すため、圧縮に
かかるロスがなくなり効率がいい。
 構造がシンプルで、
さらにスーパーチャージ、ミラーサイクル、
ターボチャージといった機能を簡単に実現
できるという特徴がある。

 Scuderiのスプリットサイクルエンジンが
市場に登場するにはまだ時間が必要だが、
内燃機関の効率を大きく向上させる技術
として注目される。

 Scuderiスプリットサイクルエンジンは
ガソリンエンジンにもディーゼルエンジン
にも適用でき、同様に効果が期待できる
という。また2010年末に公開された
第2世代スプリットサイクルエンジンでは
Vデザインを採用し、これまで以上に柔軟な
デザインが可能になっているという。
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>窒素酸化物排気の80%を削減でき、
>燃料効率を50%改善できる

さらに、
>製造コストを半分に抑えられる。
良いではないですか?

すごいですね。
なんで今までいっさいこういう話が
なかったのかな?

>市場に登場するにはまだ時間が必要
と言ってますが、出てくれば、すごい
インパクトです。
こんな方式があるとは知りませんでした。

将来どういうことになるのでしょうか?
考えてしまいますね。

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電気自動車は高いか、安いか

電気自動車は高いか、安いか
2011/2/21 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 欧州ではメディアも懐疑論が多い。
 英エコノミスト誌は「ゼロエミッション
だという理由で電気自動車に多額の補助金が
税金から支払われている。
 だが、本当にエコなのか」と最近、書いた。
 
 同誌によると、英国の車という車を
電気自動車にすべて置き換えた場合、
補助金の総額、すなわち納税者の負担は
1500億ポンドにもなるそうだ。

 充填される電気は発電所でつくられて
いる。
 発電には二酸化炭素(CO2)が発生する
ため、電気自動車がCO2を出さなくても
全体では排出量が2%しか減らない計算
だという。

 そうした分析は多分、重要だ。

 電気自動車はガソリン車よりも本来は
エコだ。

 だが、それが走る国や地域がどんな
発電所でどれくらいの電力を賄っている
かで、CO2をどこまで減らせるかが
決まる。

 火力発電所などが主流の国であれば、
補助金で電気自動車を普及させるより、
「そのお金で太陽光発電に切り替えた方が、
CO2を減らせる」などの指摘も出てくる
だろう。

 国ごとに発電構成をみると、日本や米国、
原子力発電が主力のフランスなどでは
ガソリン車、ハイブリッド車、ディーゼル車
のどれよりも電気自動車はCO2を
減らせる。

 だが、火力発電が主力の中国やインド、
豪州はガソリン車より減らせるが、
ハイブリッド車やディーゼル車よりも
CO2の総排出量が増えてしまう。

 要は、発電方式の転換も電気自動車の
普及には欠かせないということである。

 中国は石油の純輸入国となり、このまま
自動車市場が拡大するとガソリンが大幅に
不足する。
 だから電気自動車の開発、普及に積極的
だが、火力発電を中心にした発電方式を
原発などに移行していかないと、CO2は
あまり減らせないといっていい。
 中国は世界最大の自動車市場だけに、
日本の自動車メーカーにとっても重要な
問題になっていく。
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そうですね。

以前もとりあげました。
電気自動車は本当に環境に優しいのか
--ドイツの研究から明らかになった課題

>「電気自動車は低炭素型の未来の移動
>手段として真剣に検討するべき選択肢だが、
>成果を上げるには再生可能エネルギーと
>組み合わせなければならない」
ということですね。

電気自動車も良いけれど、こういうマクロな
視点も重要です。

結局のところ、CO2削減を目指すなら、
それも、25%とかを目指すのならば、
再生可能エネルギーの発電比率を上げるしか
ないのではないでしょうか?
皆さん。どう思われますか?

エコである目的をしっかりつかんで
おかないと何のためのエコ?
となりそうです。

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2011年2月22日 (火)

認知症に初の貼る薬、厚労省承認へ 進行抑える効果

認知症に初の貼る薬、厚労省承認へ
進行抑える効果

2011年2月21日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 体に貼るタイプの認知症治療薬が国内で
初めて承認されることになった。

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会
が21日、製造販売の承認を了承した。

 薬がのみ込めない患者や、薬をのむことを
嫌がる患者も使うことができる。
 貼り替えは1日に1回で、介護者の負担
軽減にもつながると期待される。

 了承されたのは、ノバルティスファーマ
(東京都)の「イクセロンパッチ」と、
小野薬品工業(大阪市)の
「リバスタッチパッチ」。

 いずれも薬効成分は同じで、
アルツハイマー型認知症の治療薬としては
国内で4品目目となる。

 これまでの飲み薬と違って、背中や腕、
胸などに貼って使う。

 脳内の伝達物質の分解を防ぐ効果があり、
症状の進行を抑えることができるという。
 同じ薬は、海外では81カ国で承認されて
いるという。

 アルツハイマー型認知症の治療薬は、
これまで「アリセプト」しかなかったが、
昨秋以降、第一三共の「メマンチン」
(商品名・メマリー)や、
ヤンセンファーマの「ガランタミン」
(商品名・レミニール)が相次いで
承認されている。(月舘彩子)
---------------------------------------

嬉しいことですね。
良い傾向です。

でも、
>同じ薬は、海外では81カ国で承認
>されているという。

厚労省の壁にこういうものの一覧表を
作って貼ってみたらどうでしょうか?
皆さんの見えるところに。
そして毎日見てください。
いっこうに進まない現状が見えると
思います。

あるいは、テレビで、一覧表の公開をしては
どうでしょうか?
何故国民に広く周知しようとしないので
しょうか?
いかに日本という国が国民を大事にしない
国なのかということがわかると思います。

と思いますが実行しようとしても、実は、
メディアの許認可権を持っている総務省が
許可しないと思います。
自分の恥を公開するはずがないよね。

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グリア細胞:脳に温度検知機能 慶応大チーム、初めて確認

グリア細胞:脳に温度検知機能
慶応大チーム、初めて確認

毎日新聞 2011年2月22日 東京朝刊

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 脳細胞の大半を占める「グリア細胞」に、
低温を感じるセンサーがあることを、
阿相皓晃(あそうひろあき)・慶応大特別
研究教授(細胞生物学)のチームが動物実験
で突き止めた。
 脳の温度検知機能が確認されたのは
初めて。

 心筋梗塞(こうそく)や呼吸障害など、
脳に血液や酸素が十分行き渡らない状態に
陥った患者の体温を下げて脳を保護する
「低体温療法」の効果的な手法の開発に
役立つ可能性がある。

 グリア細胞は、神経細胞とともに脳細胞
を構成しているが、その機能には謎が多い。

 チームは、グリア細胞が温度の違いで
どう変化するかを、マウスを使って調べた。

 さまざまな温度でグリア細胞を培養した
ところ、低体温療法と同じ約32度で最も
活発に増殖し、その数はマウスの平熱である
約37度の時の1・5倍だった。

 増殖にかかわっているのは、生命活動に
必要なエネルギーを作り出すたんぱく質
「VDAC1」で、VDAC1を働かない
ように操作したマウスでは、温度を下げても
グリア細胞が増殖しなかった。
 VDAC1が体温の低下を感知し、
グリア細胞を増殖させているとみている。

 低体温療法は体温を31~33度に下げる
ことによって生命活動を抑制し、生命機能の
多くをつかさどる脳を保護する治療法。
 効果は経験的に知られていたが、詳しい
仕組みは分かっていなかった。
 体温が下がる現象は冬眠中の哺乳類にも
見られるが、脳の血流量が大幅に落ちても
冬眠後、障害が残らないのはグリア細胞が
増えて脳機能の低下を補っている可能性が
あるという。

 阿相教授は「通常、細胞は低温下では
活動度が下がるが、グリア細胞は逆だった。

 この成果をもとに、より治療効果の高い
低体温療法を提案したい」と話す。
【田中泰義】
---------------------------------------

面白い現象です。

体温が高い方が免疫システムは活発に
働くので、その逆の現象が脳に見られる
と言うのはちょっと不思議ですね。

>さまざまな温度でグリア細胞を培養した
>ところ、低体温療法と同じ約32度で
>最も活発に増殖し、その数はマウスの
>平熱である約37度の時の1・5倍
>だった。

>体温が下がる現象は冬眠中の哺乳類にも
>見られるが、脳の血流量が大幅に
>落ちても冬眠後、障害が残らないのは
>グリア細胞が増えて脳機能の低下を
>補っている可能性があるという。
なるほど。

>この成果をもとに、より治療効果の高い
>低体温療法を提案したい
良いですね。

脳に最適な温度があるということが
理論的に裏付けられたということですね。

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脳の細胞再生成功、特殊なたんぱく質利用 名古屋市立大

脳の細胞再生成功、特殊なたんぱく質利用
名古屋市立大

2011年2月21日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
A

 病気などで失った脳の細胞を、脳内にある
幹細胞から再生させることに、名古屋市立大
のグループがマウスで成功した。

 幹細胞が脳内で作り出した細胞は通常、
未熟な状態のままだが、特殊なたんぱく質
を注射すると一人前の細胞に成長させる
ことができた。
 脳性まひや脳梗塞(こうそく)などの
治療法の開発につながると期待される。

 再生できたのは、脳の神経細胞を保護
したり栄養を補給したりする「グリア細胞」
の一種。
 血流が減って酸素が不足し、この細胞が
死ぬことで起きる「脳室周囲白質軟化症」
(PVL)は、子どもの脳性まひの一因と
されている。

 脳にはグリア細胞などを生み出す幹細胞
があり、細胞が失われると、新しく作ろう
とする。
 だが、同大の澤本和延教授と大学院生の
加古英介さんらがマウスやサルなどを
調べたところ、幹細胞から作られた細胞の
多くは成長が途中で止まってしまい、脳の
機能回復につながらないことがわかった。

 そこで、成長を促すたんぱく質をPVL
のマウスに注射したら、未熟な細胞の成長
が進み、成熟した細胞が1.5倍に増えた
という。

 澤本教授は「脳の細胞は自然には再生
しないとよく言われるが、人の手で再生を
促せる可能性を示せた」と話す。
 今後治療効果を詳しく調べ、サルでも
同様の実験をする。

 同大などでは、損傷した脳の細胞を
iPS細胞を使って再生する研究が
進められている。
 移植した脳の細胞を生着させるには、
未熟な状態で移植して体内で成熟させる
必要があるといい、今回の技術の活用も
見込まれるという。

 成果は3月1日から都内で開かれる
日本再生医療学会で発表される。
(福島慎吾)
---------------------------------------

なかなか良さそうな成果ですね。

>澤本教授は「脳の細胞は自然には再生
>しないとよく言われるが、人の手で
>再生を促せる可能性を示せた」と話す。

もともと人のもっていた再生能力を強化
することが出来たということのようです。

なぜ、そのままだと再生が途中で止まって
しまうのでしょう?
この当たりが解明されると、又違った
成果が得られそうですが、どうでしょう?

iPS細胞での再生医療にも活用できそう
ですね。

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規格外の素材を使ったエコ製品のブランドを立ち上げた 水野浩行さん

規格外の素材を使ったエコ製品の
ブランドを立ち上げた 水野浩行さん
2011年02月21日 朝日新聞 ひと欄より

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Tky201102210122
みずの・ひろゆき(26)

 3年ほど前、工場で「ゴミ」の山を見て
衝撃を受けた。
 カーテン生地やシートベルト、
フロアマット。
 織り目がわずかにずれるなどの規格外品
だったが、素人目には捨てる理由が
わからなかった。

 「新品に変わりはない。
素材として使って命を吹き込もう」

すぐ動いた。

 規格外の素材を国内の工場から集め、
まずはバッグづくりに挑んだ。
 元々が袋物には使わない素材ばかり。
それを逆手にとって自己流でデザインし、
職人と試作を重ねて丈夫でおしゃれな製品
に仕上げた。
 ブランド「MODECO(モデコ)」を
立ち上げ、1年前に地元・名古屋の下町、
大須商店街に出店。
 バッグを中心にクッションやエプロン
もある。

 9歳からピアノを習い、中学生からギター
を弾きバンドを組んだ。
 高校生で作詞作曲を始めると、環境が
曲作りのテーマになり、自然やゴミのこと
を歌っていた。

 実家は大須商店街で130年前から商売
をしてきた。
 MODECOは父が4代目社長を務める
会社の新規事業になる。
 製造する工房は東海3県の電話帳を
見ながら片っ端から電話して依頼した。
 モノづくりの拠点が海外に出る中、
「日本の職人に仕事を頼みたかった」。

 目指すのは、モノづくりの地産地消。
 「素材を無駄にしたくないと思う人や、
製造にこだわりがある人との縁に
支えられている」。
 日本でつくることの大変さを感じて
いる。
(文・神田明美 写真・川津陽一)
---------------------------------------

やはり改革は若い人でないと出来ないのかな?
と思う。一歩を踏み出す勇気がでないから?

>すぐ動いた。
素晴らしいと思う。

若い頃に持っていた、自然な心。
おかしいな? と感じる瞬間があったはず。
それを大切にしたい。

>「日本の職人に仕事を頼みたかった」。
>目指すのは、モノづくりの地産地消。
良いですね。応援したい。

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2011年2月20日 (日)

サルへiPS網膜細胞移植成功…臨床応用へ一歩

サルへiPS網膜細胞移植成功
…臨床応用へ一歩

2011年2月18日03時05分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 様々な組織の細胞に変化するiPS細胞
(新型万能細胞)から網膜の細胞を作り、
サルの目に移植することに、理化学研究所
発生・再生科学総合研究センターのチームが
成功した。

 人に近いサルでの成果により、iPS細胞
を使った世界初の臨床応用に近づいた。
 3月に東京で開かれる日本再生医療学会で
発表する。

 高橋政代チームリーダーらは、
カニクイザルの皮膚からiPS細胞を作り、
視細胞に栄養分などを補給する
「網膜色素上皮細胞」に変化させ、
縦1ミリ、横2ミリの細胞シートを作製。
サルの網膜の裏に移植した。
 約2か月たった現在も異常はなく順調に
定着している。

 サルの実験では、慶応大が人間の
iPS細胞を使い脊髄損傷の治療に成功
している。
 ただし脊髄損傷では神経細胞に変化する
途中のものを使う。
 網膜では、完全に変化した少数の細胞で
治療が可能なため、実用化が近いと期待
されている。
---------------------------------------

素晴らしい成果だと思います。

早く臨床応用できるところまで行って
欲しい。

iPS細胞を用いた再生医療もかなり
臨床に近づいて来たようですね。

安全性の担保が難しいとは思いますが、
安全性、安全性といつまでも実施に
踏み切らないのも問題。
法整備もしっかりしないといけない。
議論が必要です。政治家さん。

医療は完全ではありません。
それを捉えていちいち刑事事件として
扱っていては、おかしい。
別の仕組みが必要と思います。
中には確かに刑事事件の扱いが
必要なものもあるでしょうが、
それはそれとして切り離すべき。
日本版ADRはどうなってます?

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爆発噴火の前に周辺の重力減少 新燃岳、予測応用に期待

爆発噴火の前に周辺の重力減少 新燃岳、
予測応用に期待

2011年2月18日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 霧島連山・新燃岳(1421メートル)で
散発的に続く爆発的噴火で、爆発の数時間前
に周辺の重力がわずかに減少していたことが、
東京大学地震研究所の調査で分かった。

 今後の噴火予測に役立ちそうだ。

 同研究所の大久保修平教授らは8日、
新燃岳山頂から北西に数キロ離れた地点に
高精度の重力計を設置。
 爆発的噴火があった11日と14日、
それぞれ噴火の10時間ほど前から重力が
減り、2~3時間前に減り幅が最大に
なって、爆発時までに元に戻る現象が観測
された。
 重力の減少幅は、最大で数億分の1程度
だった。

 観測点の地下数キロには、マグマだまり
があるとみられている。
 研究チームは、爆発直前にマグマだまり
にマグマやガスがたまった影響で、重力が
減少したとみている。

 長期的にみても、観測開始後10日間
ほどで、全体で重力が3億分の1ほど
減っており、継続的にマグマが増えている
可能性があるという。

 東大は今後、気象庁など関係機関にデータ
を定期的に提供する方針。
 大久保教授は「今後、さらに大きな噴火
の予兆をつかまえられる可能性がある」
と話している。(長野剛)
---------------------------------------

当然と言えば当然ですね。
大きな質量が動くのだから、微妙な重力の
変化はあって当然。

確かに、
「大きな噴火の予兆をつかまえられる
可能性がある」
と思います。

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回転運動から磁気の流れを生みだす手法を発見

回転運動から磁気の流れを生みだす
手法を発見
-ナノスケールのモーター・
発電機の開発に道-

平成23年2月15日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
【発表のポイント】
・物体の回転運動から磁気の流れが生じる
 ことを発見
・一般相対性理論を取り入れた電子の
 量子力学的基礎方程式を構築
・従来とは異なる、量子力学の原理に基づく
 ナノスケールのモーターや発電機の開発に
 期待


 独立行政法人日本原子力研究開発機構
(理事長:鈴木篤之)先端基礎研究センター
の前川禎通センター長、国立大学法人
東北大学(総長:井上明久)の齊藤英治教授
(原子力機構先端基礎研究センター客員
グループリーダー兼任)、国立大学法人
京都大学(総長:松本紘)基礎物理学研究所
の松尾衛博士(原子力機構先端基礎研究
センター協力研究員)らは、物体の回転運動
によって磁気の流れを生みだす手法を発見
しました。

 およそ100年前にアインシュタインは
「一般相対性理論注1)」を見出し、
さまざまな天体現象を予言しました。

 人工衛星を用いたGPSによる位置計測
には、加速運動注2)を精密に扱う
一般相対性理論が利用されています。

 また同時期に、アインシュタインは
ドハースとともに実験を行い、物体が磁気を
帯びることで回転する「アインシュタイン・
ドハース効果注3)」を発見しました。

 この2つの発見は、量子力学注4)の
成立以前になされたため、ミクロな世界への
応用までは至りませんでした。

 地球やコマの自転のように、電子は
「自転」をしています。

 量子力学によって、この電子の自転が
磁気の起源であることがわかりました。

 近年、ナノテクノロジーのめざましい
発展によって、ミクロの世界の電子の自転の
向きを揃えて磁気の流れを生みだす技術が
注目されています。

 今回、原子力機構らの研究グループは、
一般相対性理論を取り入れた電子の磁気の
流れを記述する基礎方程式を導き、物体の
回転(加速運動)によって電子の自転の
向きを揃えて磁気の流れを生みだす
新しい現象を発見しました。

 これは一般相対性理論と
アインシュタイン・ドハース効果とを融合
させ、ナノテクノロジーに結びつける
研究成果です。

 本研究によって、従来とは全く異なる、
量子力学的原理に基づいた、ナノスケール
のモーターや発電機の開発への道が開かれ、
次世代ナノデバイス開発への貢献が期待
できます。

 本研究成果は、米国物理学会誌
「Physical Review Letters
(フィジカル・レビュー・レターズ)」の
注目論文として、オンライン版に
2月17日に掲載される予定です。
---------------------------------------

注目論文らしいです。
>一般相対性理論を取り入れた電子の
>磁気の流れを記述する基礎方程式を導き、
>物体の回転(加速運動)によって電子の
>自転の向きを揃えて磁気の流れを
>生みだす新しい現象を発見しました。
というのがみそのようです。

関連記事です。
透明なコバルト添加の二酸化チタン薄膜
が磁石となる謎を解明

発見した科学者は多分わくわくしているで
しょうね?
これが科学の醍醐味だと、

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海底資源「メタンハイドレート」、世界初の産出試験へ 経産省

海底資源「メタンハイドレート」、
世界初の産出試験へ 経産省

2011年02月20日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 経済産業省は、石油に代わるエネルギー
として期待されている
「メタンハイドレート」の海洋産出試験に
世界で初めて乗り出す。

 今年末に東海沖から熊野灘にかけての
海底で掘削作業を開始。
 順調なら2018年度の商業生産に
つなげる考えだ。

 メタンハイドレートは、天然ガスの主成分
であるメタンと水が結晶化した氷状の物質。

 寒冷地域の永久凍土層や深海の海底下の
地中にある。
 「燃える氷」と呼ばれ、温度が上がったり
気圧が下がったりすると、メタンガスと
水に分解する。
 メタンガスは都市ガスや発電用の燃料
として利用でき、燃やしたときに出る
二酸化炭素の量は石油や石炭より少ない
のが特長だ。

 試験をするのは東海沖から熊野灘にかけて
の沖合50~60キロ、深さ約1千メートル
の海底。
 そこから地中を数百メートル掘削する。
 海底でのメタンハイドレートは固体で、
石油や天然ガスと違い自ら噴き出て
こない。そこで、メタンハイドレートが
ねむる地層の圧力を下げて分解し、
メタンガスを取り出す新技術を試す。

 経産省は03~06年度に実施した
ボーリング調査で、東海沖から熊野灘には
日本の天然ガスの消費量の13・5年分の
資源量があると確認した。
 これまでにメタンハイドレートの商業生産
にめどをつけた国はなく、貴重な自主開発
資源となる可能性がある。

 来年度の当初予算案に89億円を計上。
 今年末から海底での掘削作業を始め、
15年度まで産出試験を続ける予定だ。
 18年度までに商業生産の採算ベースに
載る技術の確立を目指す。(小暮哲夫)
---------------------------------------

>海洋産出試験に世界で初めて乗り出す。
とのことです。

以前投稿しました。
メタンハイドレートは日本の
新たなエネルギー資源となるか

いよいよ本格的に乗り出すということ
らしい。
こうご期待というところですね。

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薬でがんに放射線届ける

薬でがんに放射線届ける
2011年2月17日 近畿大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 「医療」のコーナーで、放射性物質を
組み込んだ薬剤を飲んだり注射したりする
がんの治療法(RI内用療法)が
取り上げられ、近畿大学医学部附属病院
辰巳陽一准教授が行った治療が
紹介されました。

 RI内用療法は、体のなかで散らばった
がんに薬が集まり、放射線を浴びせて病巣を
破壊する治療法で、副作用が軽いのが特徴
です。
 近畿大学医学部附属病院 PET診断部門長
細野眞教授は「外から薬を入れれば自然に
病巣にだけ集まって治療してくれる」
と話しています。

 また、辰巳教授は「脱毛や吐き気などの
副作用がなく、1回の治療で済む。
 いま対象となっている病気以外にも
使えるのではないか」と期待しています。
---------------------------------------

良いですね。
1回の治療で済むというのも有難い。

朝日新聞によれば、RI内用療法の薬剤は
「イブリツモマブチウキセタン」
(商品名:ゼヴァリン)というもので
悪性リンパ種に適用の薬剤です。

悪性リンパ種の原因となる細胞の表面に
存在する特定のタンパク質(抗原)を標的に
くっつくタンパク質(抗体)に
RI「イットリウム90」を結合させた
薬剤です。

病巣がなくなっても、がん細胞を根絶する
ための「地固め療法」や、抗がん剤治療や
手術と組み合わせる方法も有望らしい。

もっといろいろな新薬がでてくると良い
ですね。
放射線を扱うので扱いには注意が必要
とは思いますが、

単純な言い方をすれば、抗原抗体反応を
利用するという意味ではがん免疫療法も
この分類に入るのかな?

最近よく出てくる、分子標的薬というのは
「がん細胞にとっての“アキレス腱”を分子
レベルでターゲットにしようとする薬剤
ですね。

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2011年2月19日 (土)

米国での「Dumbphone」率は 73 %

米国での「Dumbphone」率は 73 %
2011年02月15日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 米国の 2.34 億に上る携帯電話ユーザ
のうち、非スマートフォン率は 73 % にも
上るそうだ (FoxNews.com の記事、
本家 /. 記事より) 。

 「スマートフォン」に対応して従来の
携帯電話は「Dumbphone (賢くない電話)」
と呼ばれているとのこと。

 スマートフォンのメディア露出は多く、
すでに一般に広まっているイメージを
持ってしまうがスマートフォンは 27 %
しか占めておらず、Dumbphone はまだまだ
健在とのこと。

 ちなみに日本におけるスマートフォン
普及率は 9 % (ITmedia オルタナティブ・
ブログの記事) だそうだ。
---------------------------------------

スマートフォンの普及率は、日本9 %
に対して米国27 %ということになりますね。

以外です。
米国はもっと普及していると思ってました。
ということは、あっという間に逆転するかも
知れません。

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1万分の1度ほどのX線の屈折を利用した革新的X線撮影装置を開発

1万分の1度ほどのX線の屈折を利用した
革新的X線撮影装置を開発

平成23年2月16日
科学技術振興機構(JST)
東京大学
埼玉医科大学
国立病院機構 名古屋医療センター
コニカミノルタエムジー株式会社
兵庫県立大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 JST 産学イノベーション加速事業
【先端計測分析技術・機器開発】の一環
として、東京大学 大学院新領域創成科学
研究科の百生(モモセ) 敦 准教授と、
コニカミノルタエムジー株式会社(本社:
東京都日野市、社長:児玉 篤)、
兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所の
服部 正 教授らの開発チームは、病院など
で使用されている通常のX線源を用い、
撮影対象を通過したX線の位相注1)の
違いから画像の濃淡(コントラスト)を
生成する革新的なX線撮影装置を開発
しました。

 従来から病院などで一般的に用いられて
いるX線撮影装置では、撮影対象を透過した
X線の強弱をそのまま記録することで
コントラストを得ています。

 例えば、人体を撮影する際、骨のように
X線を吸収しやすい組織の画像は容易に得る
ことができますが、がん化した組織や軟骨
などはX線をあまり吸収しないため、撮影が
困難でした。

 一方で、X線があまり吸収を受けない組織
を透過する場合であっても、X線の位相には
変化が生じ、透過したX線はわずかながら
屈折されます。
 しかし、従来のX線撮影装置ではこの効果
をほとんど検出することができません
でした。百生准教授らは今回、
タルボ・ロー干渉計と呼ばれる原理に
基づき、1万分の1度ほど曲がったX線を
検出することによってコントラストを生成
する装置を開発しました。

 この成果により、今までの技術では得られ
なかった軟骨など体内の柔らかい組織
についてもX線画像を撮影することに
成功しました。

 名古屋医療センターの遠藤 登喜子
放射線科部長は、この装置を用いて乳がん
切除標本の撮影を行い、従来のX線画像
では確認できなかった乳がん部位の撮影に
成功しました。

 この結果は本装置の乳がん早期診断への
有効性を示唆するもので、
2011年2月18日・19日(日本時間)
に東京ステーションコンファレンスで開催
される「第30回 日本画像医学会年会」で
発表されます。

 また、埼玉医科大学の田中 淳司 教授も
この装置を用いて、従来法では難しかった
軟骨の撮影に成功しました。
 この成果で示唆された早期リウマチ診断
への可能性については、
2011年3月3日から7日
(オーストリア時間)までオーストリアの
ウィーンで開催される「欧州放射線学会
(ECR2011)」で発表されます。

 これらの成果は、本装置が医療用画像
診断装置としての高い有用性を持つことを
期待させるものです。

 また、日本発の革新的X線撮影装置
として、製品検査やセキュリティのための
X線非破壊検査などにも広く役立てられる
可能性も期待されます。
---------------------------------------

>通常のX線源を用い、撮影対象を通過
>したX線の位相注1)の違いから画像の
>濃淡(コントラスト)を生成する
>革新的なX線撮影装置を開発しました。
素晴らしい。

>従来のX線画像では確認
>できなかった乳がん部位の撮影に
>成功しました。

>従来法では難しかった軟骨の撮影に
>成功しました。

>これらの成果は、本装置が医療用画像
>診断装置としての高い有用性を
>持つことを期待させるものです。

>また、日本発の革新的X線撮影装置
>として、製品検査やセキュリティ
>のためのX線非破壊検査などにも
>広く役立てられる可能性も
>期待されます。
良いですね。
医療機器は殆ど外国製ですから、
その意味でも期待したい。

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虫歯の病原因子である酵素の立体構造を世界で初めて解明

虫歯の病原因子である酵素の立体構造を
世界で初めて解明

平成23年2月17日
静岡県立大学
京都大学
東京大学
科学技術振興機構(JST)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 静岡県立大学の伊藤 圭祐 助教、
伊藤 創平 助教らは、世界で初めて、虫歯
の病原因子として同定されている酵素である
「グルカンスクラーゼ(GSase)」の
立体構造をX線結晶構造解析注1)によって
明らかとすることに成功し、この酵素による
多糖の合成メカニズムを明らかにしました。

 口腔中に存在する菌に由来する酵素
GSaseは、砂糖から歯垢(プラーク)の
基となる粘着性多糖であるグルカンを合成
することから、虫歯発症の原因として
知られています。

 これまで、GSaseの働きを阻害する
ことが虫歯の予防(GSase阻害)に
効果的と考えられていましたが、
GSaseと類似の酵素が口腔中や小腸等
にも存在することから、GSaseの働き
だけを特異的に阻害する物質でないと、
類似の酵素の働きも阻害してしまい、
低血糖等の弊害を引き起こす可能性が
あります。
 そこで、阻害物質のリスクを低くする
ために、GSaseの働きだけを特異的に
阻害する物質の設計が求められており、
GSaseの立体構造の解明が有効な手段
として望まれていました。

 本研究グループは、これまで困難であった
GSaseの発現システムを構築、
界面活性剤を利用した結晶化により高分解能
の解析データを得ることに成功し、
GSaseの立体構造を解明しました。

 また、GSaseの阻害剤やアクセプター
基質注2)との結合構造も解明し、
分子レベルでGSaseの働きを明らかに
しました。

 今後、虫歯の病原因子であるGSaseの
立体構造情報を基に、より選択性が高く、
強くGSaseに結合する阻害物質の
探索・設計が可能となり、より効果的な
虫歯を予防する物質の探索に役立つことが
期待されます。

<今後の展開>
 近年、創薬分野ではタンパク質の立体構造
を基にした創薬戦略(Structure-
Based Drug Design)が
進められています。

 本研究により明らかとされた虫歯の病原
因子の立体構造情報を利用することで、
より特異性の高く効果の強いGSase阻害
物質の探索・設計が可能になり、歯周病と
並んで歯科の二大疾患であり、最も身近な
生活習慣病でもある虫歯の予防への貢献が
期待されます。

 また、緑茶カテキンに代表される既知の
GSase阻害物質についても、阻害効果
の科学的根拠が明らかになると期待
されます。
---------------------------------------

>歯周病と並んで歯科の二大疾患であり、
>最も身近な生活習慣病でもある虫歯の
>予防への貢献が期待されます。
とのことです。期待したい。

以外ですね。
医学的には、いまだに歯周病、虫歯の
確実な予防法がないんです。

予防としては、歯磨きをして口腔を清潔に
保つことくらいでしょうか?

歯周病については、関連情報として
歯周病ナノバブル
株式会社REO研究所
があります。


パーフェクトペリオというものもある
ようです。
歯科治療
パーフェクトペリオどうでしょう?

ご参考です。
有効なようですが、高価らしいです。

あと、虫歯治療で3mix mp法というのが
あるようですが、広まりませんね。
今の保健医療制度では儲からないから
かな?
>夢の扉の歯医者タクシゲ歯科医院
>(仙台市泉区)の宅重豊彦さんは、
>この3Mix-MP法の開発者の一人
>なのだそうです。
良い治療法のようなのに、

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そろそろEBMの限界と現実を見定め、極めて当たり前の医療の姿に戻る時期

そろそろEBMの限界と現実を見定め、
極めて当たり前の医療の姿に戻る時期

2011年02月16日 

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 昨夜、ウェブ上で何と17人もの専門医を
招き、乳がんの最新治療に関して、
コンセンサス形成を行いました。

 日本全国北から南まで津々浦々からの
ご参加です。
 本当に影響力のある専門医達が必ずしも、
診断主義や処方方針で一致していないのも
明白となりました。

 昨今はなんでもランダムコントロールド・
トライアル万能ですが、厳格な二重盲験で
十分な症例を集めた科学的なエビデンスは
不足しています。

 エビデンスに基づいた医療は理想的です
が、患者の遺伝的・ライフスタイルの
多様性、そして医療を供給する体制の
多様性に、すべて応えられるエビデンスは
ありません。

 暴騰する臨床試験のコストを考えても、
全部の医療行為をエビデンスベースにする
ための原資も足りません。
 むしろそうした頭の固いことだけで対応
しようとすると、医薬品の価格が上昇し、
新薬にアクセスできる患者が富める者に制限
されてしまう矛盾が生じます。

 もっと意地悪な言い方をすれば、科学的な
真実が独立した追試によって初めて証明され
ますが、今、私たちが得ている新薬の
エビデンスは企業がスポンサーした臨床試験
から得られ、必ずしも他の独立した研究者が
追試で証明したものではないのです。

 特に、生活習慣病のような何千例もの
臨床試験を追試するのは、コストと患者の
リクルートの点からも容易ではありません。

 つまり、科学的な仮説に過ぎないと
冷たく言い切ることもできます。

 もうそろそろEBM(エビデンスベースド・
メディシン)の再点検を行う時期であると
考えています。

 そしてそれに代わる医療こそ、
コンセンサスベースド・メディシン(CBM)
だと私は考えています。

 一時の熱病みたいなEBMの時期が終り、
その限界と現実を見定めた今、極めて
当たり前の医療の姿に戻るべしということ
です。
 但し、今度のCBMは今までばらばらに
専門医の脳や心に秘匿されていた貴重な
判断や経験を、インターネットなどの
情報技術で集約し、タイムリーに提供する
ことが決定的に違います。

 その意味で、現在、開発中の新しい
メディアであるコンセンサスエンジンに、
是非ともご期待願います。
 現在、下記でコンセンサスエンジン
消化器がんを公開中。
 乳がんは来月公開の予定です。
https://bioce.nikkeibp.co.jp/consensusengine/

 実は新薬の発売後の症例蓄積こそが、
独立した追試であるのです。

 新薬発売後の市販後調査重要ですが、
限定された症例蓄積で限界があります。
 臨床試験を実施する臨床効果や副作用の
判断力のある専門医の臨床経験こそ、
エビデンスを確認、その限界も含めて解釈
できる鍵を握っています。

 患者さんの多様性や、医療供給体制の
多様性の壁を克服するためには、一人の権威
ではなく、実際に患者さんを治療している
信頼できる専門医達のコンセンサスこそが、
重要です。

 私も30年もバイオ関連のニュースを発信
して参りましたが、正直言ってニュースだけ
では患者は治せない。
 バイオという真のイノベーションを我が国
の医療に還元し、皆で幸福になるためには、
ニュースやエビデンスからコンセンサスを
常に形成し続ける、新メディアが不可欠だと
実感しています。
---------------------------------------

>エビデンスに基づいた医療は理想的ですが、
>患者の遺伝的・ライフスタイルの多様性、
>そして医療を供給する体制の多様性に、
>すべて応えられるエビデンスはありません。

>暴騰する臨床試験のコストを考えても、
>全部の医療行為をエビデンスベース
>にするための原資も足りません。
>むしろそうした頭の固いことだけで対応
>しようとすると、医薬品の価格が上昇し、
>新薬にアクセスできる患者が富める者に
>制限されてしまう矛盾が生じます。
そう思います。

エビデンスを無視しても良いとは
思いませんが、EBMの限界と現実を見定め、
そこから出発した新たな試みが必要だと
思います。

「宮田 満」さんの構築しつつある
「コンセンサスエンジン」
有効だと考えます。期待したい。

>実は新薬の発売後の症例蓄積こそが、
>独立した追試であるのです。

>患者さんの多様性や、医療供給体制の
>多様性の壁を克服するためには、
>一人の権威ではなく、実際に患者さんを
>治療している信頼できる専門医達の
>コンセンサスこそが、重要です。
同感です。

このエンジンは医師ベースですが、
望ましくは、患者サイドからの
症例データベースも必要ではないで
しょうか?

患者の知りたいことがわかる。
患者の為のデータベースです。

患者にとっても、医師にとっても有用な
情報が得られるはずです。

医師から見た結果と患者から見た結果は
違うはずです。
具体的に症状がどう変わったのか、
副作用がどう出たのか等々、
より具体的に知ることができるはずです。

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2011年2月18日 (金)

宇宙エレベーターってどうなってるの?

宇宙エレベーターってどうなってるの?
2011.02.17 GIZMODE

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・宇宙エレベーターとは?
110215_spaceelevator2

 宇宙エレベーターは、作りとしては意外に
シンプルです。

 ものすごく強靭なリボン状の素材が、
赤道海上に構築された可動基地から宇宙に
向かって延びていて、宇宙側の端は
静止軌道上にあるアンカーに接しています。

 そのリボンの上をクライマーが上って
行き、人間や荷物を載せたカゴを
運ぶのです。

 宇宙エレベーターは貨物や人を重力の
井戸から引き上げる仕組みであり、
ロケットのように燃焼の力で押し出すのでは
ありません。
 そのためエネルギー消費は少なく、運べる
物資は多くなると期待されています。
 しかも一度作れば長く使える設備なので、
1日に1回以上のペースで動かせるし、
使い捨てされているロシアのソユーズに
比べればはるかに低コストになります。

 How Stuff Worksによると、こんな
仕組みです。
 エレベーターは、アンカー上または
その近くにある自由電子レーザーシステム
から動力を得ます。
 エレベーターにはおそらくガリウム
アーセナイド(GaAs)でできた光電池が
付いていて、レーザーから受け取った
2.4メガワットのエネルギーは変換され、
ニオブ合金の磁石を使ったDC電気モーター
で使われます。

 宇宙エレベーターの最大の疑問は、
地球からアンカーまで10万kmも延びる
リボンをどうやって作るかでしょう。
 短く答えると、「今存在しない物質で、
でも現在ナノスケール系技術の研究室などで
できつつあるものを使う」です。

 そんなリボンのための物質を開発しよう
としている企業LiftPortでは、
カーボンナノチューブがそんな物質になると
考えています。
 カーボンナノチューブは軽く、宇宙に
運ぶのが容易だからです。

 もうひとつの問題は、宇宙側のアンカー
を何で作るかということです。
 理想的には小惑星、または地球近傍
にある岩塊などがいいでしょうが、
現実的には何らかの人工のプラットフォーム
になりそうです。
 それなら、地球の周りのいろんなスペース
ジャンクをリサイクルして作る
宇宙エレベータードックなんて、
どうでしょう?

 宇宙エレベーターは、数ある夢の技術の
中でも、SFより現実の方が進歩している
レアな存在です。
 ポップカルチャーにおいては、ジェット
パックとかフライングカーの方が人気
ですが、宇宙エレベーターの方がずっと
実現性が高く、便利でもあります。
 多くの宇宙エレベータープロジェクト
では、20年以内に稼働プロトタイプを
作ることを目標としています。
---------------------------------------

ふ~ん。
宇宙エレベーターって実現可能なもの
なのでしょうか?

宇宙側のアンカーは何らかの人工の
プラットフォームになりそう。
と言っていますが、かなり大きなものと
なりそうで、どうやって宇宙に持って
行くのでしょうか?
あるいは宇宙で組み立てるのでしょうか?

現在ある宇宙スーテーションですら、
小さいのにまだ未完成ですよね?
必要物資の補給すら心許ない。

又、その間を結ぶリボンはどうやって、
アンカーまで持っていくのでしょう?
どうやってつなげるのでしょう?

強度を考えるとかなり重くなるはず。
相当難しそうに思えますが?
どうなんでしょうね?

この記事を見ているとかなり、現実的な
ように見えますが?
動画もあり情報豊富です。見てください。

夢としては面白そうです。
いつ頃実現できるのでしょうか?
期待して良いんでしょうか?


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とうとうここまで来たか...驚きのクアッドコア新チップ「Tegra 3」搭載の世界初スマートフォンが年内発売へ!

とうとうここまで来たか...
驚きのクアッドコア新チップ「Tegra 3」
搭載の世界初スマートフォンが
年内発売へ!

2011.02.17 GIZMODE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 なんかもうパソコンを超えちゃいますね!

 高性能がウリの世界初となるNvidia製の
1GHzのデュアルコアプロセッサー「Tegra 2」
を搭載するスマートフォンが登場したかと
思いきや、早くも時代はその先の先を行く
超高速進化を遂げていきますよ。

 まずは同じくNvidiaから、
クアッドコアプロセッサー「Tegra 3」の
サンプル出荷が始まっており、年内には
搭載スマートフォンの発売がアナウンス
される可能性が高いみたいです...

 「Kal-El」の開発コード名が付された
Tegra 3は、12コアのGPUを内蔵する
パワフル性能で、1440pというフルHD超の
動画でも2560×1600の高解像度で楽々再生
可能。
 すでに現時点でスマートフォン向け
最速レベルのTegra 2の5倍を超える
パフォーマンスを記録し、驚くべきことに、
ベンチマークテストでは2GHzの
「Core 2 Duo T7200」プロセッサーが出した
スコアーを上回って、一部のパソコンも
顔負けのスマートフォンが誕生しそうな
勢いですよ。

 まずは今夏にタブレットPCに搭載して
製品発表が予定されているTegra 3ですが、
Nvidiaのロードマップでは、来年以降も順番
にWayne(Tegra 4)、Logan(Tegra 5)、
Stark(Tegra 6)と年ごとに新バージョンが
リリースされることを明らかにしています。

 パワーアップと同時に消費電力の低減にも
力が入れられているようで、なんだか
この分野の製品進化には目ざましいものが
ありますよね~
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すごいですね~

デュアルコア・プロセッサ搭載のモデルと
いうのは、多分これですね。

サムスン電子、「ギャラクシーS」
後続モデル公開

サムスン電子がんばってます。

で、その次ぎが既に準備されつつある。
いや~、どうしましょう?
ハード性能としては、もうiPhoneは
取り残されつつある?

なんかアンドロイドの方に魅力を感じ
ちゃいますね。
問題はソフトなんですが、、

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アレルギー反応、体内時計が制御…山梨大

アレルギー反応、体内時計が制御…山梨大
2011年2月17日15時20分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 じんましんなどアレルギー反応は、
体内時計に制御されていることを、山梨大
医学部の中尾篤人教授(免疫学)の研究
チームがマウスの実験で明らかにした。

 アレルギー性疾患の新たな予防や治療法
の開発につながる可能性があるという。
 米国の学会誌に近く掲載される。

 中尾教授は、鼻炎やぜんそくの症状が
朝方に悪化することが多いなど、
アレルギー反応が特定の時間帯に起きやすい
ことに着目し、睡眠や血圧など一日のリズム
を制御する体内時計がアレルギー反応と関係
しているとの仮説を立てた。

 実験では、体内時計で中心的な役割を
果たす遺伝子を変異させてマウスの
体内時計を乱した。
 その結果、特定の時間帯だけでなく、
一日中アレルギー反応を示すように
なったという。
---------------------------------------

体内時計が人の命というシステムに、
どの位深く関わっているのでしょうか?

その一端がこの記事ですね。

以前、
「体内時計」が解き明かす生命の本質
という記事を投稿しましたが、

人の命というシステムと体内時計との
関わり、興味深いものがあります。

こういう記事もありましたね。
体内時計遺伝子がもつがん増殖を抑える力

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脊椎動物:定説覆し教科書に影響? 同じ細胞から神経

脊椎動物:定説覆し教科書に影響?
同じ細胞から神経

毎日新聞 2011年2月17日

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 脊椎(せきつい)動物の受精卵が三つに
分裂した胚の段階で、神経系と骨、筋肉が
別々の細胞からできるとしていた定説を
覆し、「体軸幹細胞」と呼ばれる共通の細胞
からできることを大阪大などが発表した。

 今回の新説は高校生物の教科書にも影響
しそうだ。

 17日付の英科学誌ネイチャーに論文が
掲載された。

 定説では、
▽神経や表皮になる外胚葉
▽骨・筋肉になる中胚葉
▽肺・消化管などになる内胚葉の三つに
分かれるとされる。

 阪大の近藤寿人教授(発生生物学)らは
遺伝子操作したマウスの胚を使った実験で、
神経、骨・筋肉にもなり得る「体軸幹細胞」
を見つけた。

 さらに神経になる際は、人工多能性幹細胞
(iPS細胞)作成に必要な遺伝子
「Sox2」が、筋肉・骨では「Tbx6」
という別の遺伝子が作用しており、
形成される組織の種類を左右するのが遺伝子
の種類であることを突き止めた。
---------------------------------------

難しいですね。

「体軸幹細胞」というのは今までの
分類では、どの胚に属していたので
しょうか?

もともとは単細胞。
どう分化して行くのでしょうか?

ウイキペディアによると
「胚葉(はいよう)とは、動物の
胚発生の過程で形成される、細胞の
層状の集団である。」
ということですね。

細胞の集団が3つに分かれるというのが
事実とすれば、どう考えれば良いのかな?

今までの記述がどう変わるのかな?

参考までに、
胚葉について

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2011年2月17日 (木)

「はやぶさ」微粒子全国へ 技術駆使、宇宙の起源に迫る

「はやぶさ」微粒子全国へ 技術駆使、
宇宙の起源に迫る

2011/2/14 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 探査機「はやぶさ」が地球に持ち帰った
小惑星「イトカワ」の微粒子を分析する作業
が全国の大学や研究機関で本格的に
始まった。

 イトカワは46億年前に太陽系が誕生した
当時の状態に近いと考えられており、そこで
採取した微粒子はまさに宇宙の化石。

 太陽系や生命の起源を解明するうえで重要
な知見が得られるものと関係者は期待して
いる

 プロジェクトチームは着陸時の衝撃で
イトカワ表面の微粒子が舞い上がって
カプセルに入っていることに期待をかけ、
見事に微粒子を持ち帰ることに成功した。

 電子顕微鏡で確認したところ、約1500個
の微粒子はイトカワのものと判明。
 光学顕微鏡で観察できる比較的大きな
微粒子も数十個見つかった。
 大きさが0.03~0.1ミリメートルの数十個
はイトカワのものか断定はまだして
いないが、可能性は高いという。

 作業中に紛失する可能性が低いことから、
JAXAは1月下旬にこの数十個を
全国8つの研究グループに送り始め、
本格分析に着手した。

 最初に分析を開始したのは、大阪大学と
大型放射光施設SPring―8を運営する
財団法人・高輝度光科学研究センターの
グループ。
 「エックス線コンピューター断層撮影装置
(CT)」と呼ぶ装置を使って微粒子を
輪切りにした画像を撮影。
 微粒子の3次元形状を明らかにして
内部構造も解析する。

 東北大学と高エネルギー加速器研究機構
などのグループは強力なエックス線を照射
して微粒子を構成する結晶や元素の解明を
目指す。

 高輝度光科学研究センターと九州大学の
研究グループは、SPring―8の
エックス線を使い、生命の構成単位である
有機物の有無を調べる。

 岡山大学のグループは微粒子の中にある
酸素同位体の組成を調べてイトカワが
いつごろできたか解明を目指すという。

 地球が大気と水を持ち、生命がどのように
して誕生したのか。
 その答えは明確になっていない。
 イトカワは太陽系が誕生した当時の状態に
近いと考えられており、地球の状態などと
比較することで地球の謎の解明に
一歩近づけると期待されている。

 各グループの研究成果はまず3月上旬に
米国で開催される月惑星科学会議で発表の
予定。国内では5月末にある日本地球惑星
科学連合の学会が最初になる。
 夏ごろには米航空宇宙局(NASA)にも
微粒子を提供する。
 成果がある程度出そろった夏以降には、
微粒子を使った研究テーマを国際的に
公募する。
 JAXAは希望する機関に配布すると
いう。

C
高エネルギー加速器研究機構の
放射光科学研究施設で小惑星探査機
「はやぶさ」が持ち帰った微粒子の分析を
する東北大学の中村智樹准教授
(2011年2月2日、茨城県つくば市)
---------------------------------------

良いですね。

どんな発見があるのでしょうか?
期待したい。

参考リンク。動画です。
フォトンファクトリーによる
小惑星イトカワ微粒子の放射光解析

2011.02.16配信 sciencenews


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ヤマト運輸、自動車はできる限り使わない 環境負荷はまだ減らせる

ヤマト運輸、自動車はできる限り使わない
環境負荷はまだ減らせる

2011/2/15 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 宅配便と言えば、トラックで配達している
イメージが思い浮かぶ。
 だが、オフィス街や商店街、住宅の密集地
ではトラックに代わり、電動アシスト自転車
や台車が活躍している。
A
電動アシスト自転車を改造してリヤカーを
付けた「新スリーター」

B
市街地や住宅密集地に
「サテライトセンター」をもうけて、
そこから台車で集配する

 最大手のヤマト運輸では、現在、1日の
集配稼働の約15%を自転車や台車が占める。
 集配稼働とは、1日に稼働する集配車や
自転車、台車などを合計した台数のことだ。

 現場のアイデアをセンター長の研修会など
で紹介するうちに、次第に全社的な取り組み
になった。

 メリットは集配の効率化だけではない。

 配達担当者の精神的負担が減ることも
利点だ。

 自動車の運転にはただでさえ緊張が伴う
うえに、渋滞していても指定時間内に届け
なくてはならないというプレッシャーが
かかる。自転車や台車であれば、自動車の
運転ほどは緊張せず、渋滞からも解放
される。

 集配トラックは黒煙をはじめとする排ガス
や騒音が以前から問題視されていたほか、
配達のために路上に駐車している間に、
ほかの車の通行を妨害する問題もある。

 自転車や台車ならこうした問題も回避
できる。
 周囲の環境に配慮した、エコな集配手段
というわけだ。

 こうした集配は日本郵便や日本通運なども
取り入れているが、大手ではヤマトが最も
早かった。
 1990年代後半から、東京23区や名古屋市、
福岡市などの集配拠点が現場判断で台車や
自転車を取り入れ始めた。

 ヤマトは2003年9月、2012年度のCO2
(二酸化炭素)排出総量を2002年度比で
1%減らすという目標を掲げた。
 「宅急便」と「メール便」の冊数
(宅急便換算値)の合計でCO2の総排出量
を割った原単位CO2排出量では30%削減する
計画だ。

 宅急便やメール便といった小口貨物は年々
増えている。
 2005年度に11億2899万個だった宅急便は、
2009年度に11%増。
 メール便は2009年度に22億6290万冊と、
2005年度から30%増えた。
 集配荷物が増える中でCO2を減らす。

 そのための社内の合言葉がある。
 「使わない、使うならエコ、使い方」
というもので、自動車についての考え方を
示す。
 優先順位の第一は「自動車をできる限り
使わない」ことだ。

 自動車をできる限り減らしたうえで、
ハイブリッド車を主軸とする低公害車を
導入する。
 同社が保有する全車両4万4870台のうち、
約25%に当たる1万1538台(2009年度)が
低公害車。
 2012年度までに累計2万台導入する計画
だ。
 2010年3月からは、エコドライブを支援
するカーナビを全車両に導入した。

 「自転車や台車の導入で、お客さんが
路上で配達担当者に気軽に声をかけてくれる
ようになった」と集配業務改革課の
佐藤弘行氏は話す。

 クルマをできる限り使わないという
決断は、エコと効率性と安全性を高める
だけではなく、顧客とのコミュニケーション
の向上にもつながっている。
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なるほど。

ずいぶん前からやっていたんですね。
知りませんでした。

私の住んでいるところでは見たことが
ありませんでした。
田舎ということになるのかな?

ローテクもありということです。
リヤカー、懐かしいです。

目標と、その目標に向けた、こういう、
ちいさな工夫の積み重ねが大事です。

現場のアイデアが全社的な取り組みに
なったというのも良いと思います。
企業の姿勢が良いのでしょう。

>顧客とのコミュニケーション向上にも
>つながっている。
思わぬ利点もあったようです。

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京都で実現なるか、「日本版ロードプライシング」

京都で実現なるか、
「日本版ロードプライシング」

2011/2/14 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 1200年の歴史を持つ京都市で、最新のIT
を使ったロードプライシング(道路課金)の
検討が始まろうとしている。

 同市が、車依存型社会からの脱却に向けて
2010年1月に策定した総合交通戦略の
一環だ。

 ロードプライシングは日本では阪神高速
5号湾岸線で導入されているだけで、
一般道での実施例はない。
 同市での検討が
「日本版ロードプライシング」の確立に
つながるのか、注目される。

 ロードプライシングは、道路の使用に
対して料金を徴収する仕組みである。
 海外では、シンガポールや
英国ロンドン市、スウェーデンの
ストックホルム市などが導入し、都心部の
渋滞解消などに効果を上げている。

 京都市がロードプライシングに着目する
のは、観光地などへの混雑期の流入規制や、
都心部を通過する交通量の制限といった
用途を期待するためだ。

 年間5000万人の観光客が訪れる同市に
おいて、観光ビジネスの拡大と環境負荷低減
の両立を図ることは、大きな課題の一つだ。

 日本でのロードプライシングは、
1968年7月に「都心通行賦課金構想」が
打ち出されるなど、発想としては古くから
あるものだ。

 しかし、実際に導入となると話が変わる。

 例えば、鎌倉市。
 1995年から2001年まで「鎌倉地域交通計画
研究会」を設置してロードプライシングの
導入を検討したものの、一部商業者からの
反対で実現しなかった。

 同研究会の関係者によれば、「鎌倉市には
車で入れない、という噂が広まって
しまったため」という。

 東京都も2003年に素案作りを始めたが、
目立った進展はない。

 そうしたなか、京都市での
ロードプライシング導入への期待が
高まっているのは、京都には政策実行のため
の諸条件がそろっていると考えられている
ためだ。

 道路行政を管轄する国土交通省内には
「京都で実現できなければ、ほかでは実現
できない」といった声もあるほどである。

 具体的には、盆地の中心にあって外部から
入りづらい、限られた空間を多数の歩行者が
利用するといった地理的条件に加え、
京都議定書ゆかりの地として環境への意識が
高い、進取の気質がある、「京都人」として
の誇りがある、人口の10分の1が学生である
ことから産官学の連携が容易、
といった好条件に恵まれている。


■条例改正で90年度比「40%削減」へ
 1997年12月に京都議定書締結の舞台と
なった同市の成長戦略は、
「環境未来都市・京都」の実現である。

(1)環境、経済、社会のそれぞれで
   新たな価値を創造すること、
(2)絆を強める新しい京都流ライフ
   スタイルの確立、
(3)新たな発展モデルの構築と持続可能
   な都市経営、といった目標を掲げる。

 京都市はこの3月に向けて、成長戦略の
実行プランとなる「京都市地球温暖化対策
計画」の作成を急いでいる。
 2010年9月に改正が議会で可決され、
この4月から施行される「京都市地球温暖化
対策条例」において、門川市長が“挑戦的”
と呼ぶ、温暖化ガスの削減目標を掲げた
からだ。

 改正前の目標は、2010年までに1990年度比
で10%の削減。
 これは、2008年時点で達成している。
 今後は、2020年度に25%削減、2030年度に
40%削減の中間目標を達成し、2050年度に
大幅削減による低炭素社会の実現を目指す。

 地球温暖化対策計画の実効策の一つが
車依存社会からの脱却であり、その活動を
同市は「歩くまち・京都」と呼ぶ。
 そこでは、電車やバスといった公共機関
の利便性向上や、歩行者を中心とした
道路機能の見直し、カーシェアリング、
エコカーへの転換などを推進する。

 公共機関の利便性向上では、市の東西と
南北に走る地下鉄の最終接続時間を合わせ
たり、地下鉄の最終列車とバスの最終便を
連携させたりして、利用者増を図る。

 道路機能の見直しでは、パークアンド
ライド(自宅から自動車で鉄道の最寄り駅
やバス停まで行き、そこに駐車して鉄道や
バスで都市中心部などに行く仕組み)の
通年実施や、カーシェアリングの普及を
後押しする。

 ITを使った施策では、冒頭の
ロードプライシングのほか、「EV交通情報
通信システム」を開発し、到着予定時刻や
乗り継ぎ案内、観光情報提供など、市民と
観光客それぞれの利便性を高める計画だ。

 これらに先立って、2011年2月10日から
はEV(電気自動車)バスの実証実験を
開始した。

 交通行政以外にも、地域産木材の活用推進
や、森林整備、再生可能エネルギーの利用
拡大、地域エネルギー・マネジメント・
システム(CEMS)の構築など、計画は実に
盛りだくさんだ。

 いずれかの施策に特化せず、数々の
取り組みを並行して進める理由を門川市長
は、「“目玉施策”だけでは、環境問題は
解決できない。

 継続のためには地域ぐるみの活動に広げ
なければならず、総合的な取り組みが重要
だ」と説明する。


■地元への愛着が推進力に
 こうした計画が立案できるのも、京セラ
やオムロンなど、京都に本拠を置く環境技術
やセンシング技術に強い企業の存在や、
京都大学をはじめとする学術研究拠点の存在
は無縁ではない。
 そして、「京都が好き」「京都人だから」
といった市民の自負心が、活動の推進力
になる。

 京都市副市長の由木文彦氏は、「明確な
意志や理想をベースに、環境を変えてこそ
意味がある。
 先端技術の使いこなしを含め、新たな
街づくりを推進したい」と意気込む。

 京都市におけるスマートシティ実現への
取り組みは、日本版ロードプライシング
といったテクノロジーの観点はもとより、
都市計画の観点からもモデルケースに
なりそうだ。
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壮大な計画ですね。
素晴らしいと思います。

>温暖化ガスの削減目標を掲げた。

>2020年度に25%削減、2030年度に
>40%削減の中間目標を達成し、
>2050年度に大幅削減による低炭素社会の
>実現を目指す。

>地球温暖化対策計画の実効策の一つが
>車依存社会からの脱却であり、
>その活動を同市は「歩くまち・京都」
>と呼ぶ。そこでは、電車やバスといった
>公共機関の利便性向上や、歩行者を中心
>とした道路機能の見直し、
>カーシェアリング、エコカーへの転換
>などを推進する。

>計画は実に盛りだくさんだ。


「京都市におけるスマートシティ実現への
取り組みは、日本版ロードプライシング
といったテクノロジーの観点はもとより、
都市計画の観点からもモデルケースになり
そうだ。」

是非実現して貰いたいと思います。
モデルケースになって貰いたい。

多くの困難があると思います。
市民の自負心に期待したい。
政府にも協力な後押しをお願いしたい。

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フォルクスワーゲンがこだわる「異形」の超低燃費車

フォルクスワーゲンがこだわる「異形」の
超低燃費車

2011/2/15 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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K
3代目の1リッターカー「XL1」は素材や空力
などを重視している=AP


 「1リッターカー」と聞いて何を思い
浮かべるだろうか。

 日本では排気量1000cc前後の小型車のこと
をさす「リッターカー」がおなじみだが、
ドイツのフォルクスワーゲン(VW)が
1990年代から開発を続けるのは、徹底的に
燃費性能を追求した「異形」のクルマだ。

 中東の産油国カタールは、オイルマネー
で潤った富裕層が「超」の付く高級車を
購入する自動車市場。
 1月下旬、ドーハで開かれた自動車ショー
でVWが発表したのは、現地で
ありがたがられているクルマとは無縁の
燃費性能に「超」が付く
プラグインハイブリッド車(PHV)の
コンセプト車「XL1」だ。

 葉巻のようなシルバーの車体は
2人乗りで、左右のドアは上方に羽のように
開く。
 VWの高性能ディーゼルエンジン
「TDI」とリチウムイオン電池を搭載し、
炭素繊維強化プラスチックを用いて軽量化。
 車高はF1マシンのように低い。

 いかにもコンセプト車というクルマだが、
VWのフェルディナント・ピエヒ監査役会長
が米専門紙で「2013年から量産前の段階の
生産に入る」と表明したものだから欧州の
自動車業界は「本気でやるのか」と驚きの
声で受け止めている。

 そもそも日本と欧州では燃費の表現が
異なる。
 日本では燃費性能を1リットルあたりの
走行距離で「リッター20キロメートル」
などというが、欧州では「100キロメートル
を何リットルで走るか」というのが
一般的だ。
 VWの1リッターカーは日本でいえば
「リッター100キロメートル」。
 「XL1」は0.9リットルのディーゼル
燃料で100キロメートルを走るというから
「リッター111キロメートル」という
計算だ。

 欧州の業界関係者を驚かせたピエヒ氏は、
VWの「ビートル」を開発し、ポルシェの
礎を築いたフェルディナント・ポルシェ博士
の孫。
 アウディ、VWの社長を歴任したこの
エンジニア経営者が、長年にわたって
こだわってきたのが、この1リッターカー
なのだ。

 今後の自動車は、PHVを含む
ハイブリッド車(HV)を経て、
電気自動車(EV)や燃料電池車のような
ゼロエミッションが主流になるとみられて
いる。VWもEV開発を進めているが、
まだいろいろなことを試そうとしている
のだろう。

 「XL1」で2気筒のTDIを搭載して
ディーゼルの技術を磨くのも、EVでは
まだ不安のある走行距離にこだわるのも、
ディーゼル車で長い距離を走ることが
珍しくない欧州市場で、最も多く車を売って
いるメーカーだからこそ意味があるように
みえる。

 09年のフランクフルト国際自動車ショー
で「XL1」の前身モデル、2代目の
「L1」を実際に見た。
 初代と同様、前後に2つのシートを設置
し、大柄のドイツ人が苦労して戦闘機の
コックピットのような運転席に乗り込んで
いた。

 今回の3代目「XL1」は、VWいわく
「誰もが親しむ並列の2座席」に進化した。

 コストがどれだけかかるのか、ピエヒ氏は
販売価格などは明言していないが、VWが
この異形のクルマで何を得ようとして
いるのかが気になって仕方がない。
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気になる車ですね。。

「リッター111キロメートル」も走るとは
すごい。次元が違う。

>この異形のクルマで何を得ようとして
>いるのかが気になって仕方がない。
同感です。


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2011年2月16日 (水)

高速道値下げ―これでは「使い逃げ」だ

高速道値下げ―これでは「使い逃げ」だ
2011年02月16日 朝日新聞 社説より

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 この「値下げ」を喜ぶわけにはいかない。
 国民生活へのしわ寄せが大きいうえに、
長続きしないことも目に見えているからだ。

 菅政権が今春以降の高速道路の新料金
について方針を固めた。
 「平日上限2千円」や無料化区間の追加
など、全体として値下げを進める。

 高速利用者には喜ばしい政策のように
見えても、問題が多い。
 自動車を高速道路に誘導し利用を促せば、
渋滞を引き起こして交通や物流を阻害し、
温室効果ガスの発生を増やしかねない。

 地方の鉄道やフェリーなど公共交通網の
営業にも深刻な打撃を与えることが懸念
されている。

 何より問題なのは、持続可能性が極めて
乏しいことだ。
 制度を維持・拡充するために、今後も
巨額の予算を毎年つぎ込み続けられるのか。

 財政再建をめざす菅政権が進める政策
とはとても思えない。撤回すべきである。
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同感です。
>持続可能性が極めて乏しい
極めて問題。

CO2削減目標にも矛盾する。
医療崩壊はどうする?
年金はどうなる?
成長分野への投資は?

こんなことにお金をかける余裕など
ないはず。

国の借金900兆円突破、国民
一人当たり700万円の大台超え

2010.8.10 16:47
の状況ですよ。

財政再建が最優先課題だと思いますが?
民主党も自民党もどうしてこんなに
鈍感なのでしょうか?

自民党にはこんなに借金を増やして
しまった責任をとって貰いたい。
どうする?

民主党を批判する権利などない。
公明党も同じ。
責任など無かったかのように批判する。
唖然とするしかない。

野党には批判ではなく、提案をして頂きたい。
どうすれば良いと、

批判だけだったら誰でもできる。

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米、小型原発の商用化推進へ クリーンエネルギーを重視

米、小型原発の商用化推進へ
クリーンエネルギーを重視

2011年2月15日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 米エネルギー省は14日発表の2012
会計年度予算教書で、風力や太陽光などに
加え、原子力なども含む
「クリーンエネルギー」を推進する姿勢を
明確にした。

 小型モジュラー炉(SMR)と呼ばれる
小型原子炉の商用化を推進する経費も
盛りこんだ。

 オバマ大統領は1月の一般教書演説で、
35年までに全米の発電量の8割を
「クリーンエネルギー」でまかなう
という目標を発表している。

 目標達成に向け、コスト削減や電力需要
が少ない地域で活用が期待される
SMRの開発を進める。

 SMRは、機器一式を工場で製造して
トラックなどで運べる。
 さらに、再生可能エネルギー普及のカギ
となる電力貯蔵やスマートグリッドの技術、
レアアース(希土類)代替技術の開発拠点
を倍増する。
 一方で、石油や石炭など化石燃料への
補助金や燃料電池開発などの費用を削減
する。

 イリノイ州にある大型粒子加速器
テバトロンの運転も打ち切る。
 テバトロンは、欧州の大型加速器LHC
が完成するまでは世界最大の加速エネルギー
を誇り、14年まで運転を延長する計画が
あった。
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なんか間違ってませんか?

小型原発ってクリーンエネルギー
なんですか?
日本も原子力発電のことを
ゼロ・エミッション電源とか言ってますが、

以前投稿しました
世界の果てに「原子力電池」
見てください。朝日のニュースで言っている
SMRとはちょっと違うようですが、
似たようなものだと思います。

>再生可能エネルギー普及のカギ
>となる電力貯蔵やスマートグリッドの
>技術、レアアース(希土類)代替技術の
>開発拠点を倍増する。
というのは良いとして、

>燃料電池開発などの費用を削減
>大型粒子加速器テバトロンの
>運転も打ち切る。
というのも頂けない。
どうしてかな?

日本と違って戦略として明快にして
いるのは見習いたいが、

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成人T細胞白血病:原因遺伝子を特定 マウス実験で京大

成人T細胞白血病:
原因遺伝子を特定 マウス実験で京大

毎日新聞 2011年2月16日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 京都大ウイルス研究所長の松岡雅雄教授
らの研究グループは15日、
成人T細胞白血病(ATL)や難病の脊髄
(せきずい)症(HAM)の原因遺伝子を
マウス実験で特定したと発表した。

 松岡教授は「この遺伝子へのワクチンの
開発を進めれば、予防や治療につながる」
としており、成果は米専門誌
「プロス・パソジェンズ」電子版に掲載
された。

 ATLやHAMは、ウイルス
「HTLV-1」がTリンパ球に感染する
ことで発症する。
 感染者は国内で約108万人とされ、
ATLは浅野史郎・前宮城県知事が発症し
注目された。

 研究グループは、全てのATL患者で
働いていたこのウイルスの遺伝子「HBZ」
に注目。
 HBZが働くマウスはTリンパ球ががん化
してリンパ腫を高率で引き起こすことや、
正常な組織を免疫機構が攻撃しないように
働く「制御性Tリンパ球」が異常に増加して
しまうなど、ATLと同じ症状を呈する
ことを突き止めた。

 また、皮膚や肺の細胞の中にTリンパ球が
広く入り込み、HAM患者と同様の炎症を
起こすことも確認した。【広瀬登】
---------------------------------------

良い成果です。
希望が持てます。

以前投稿した
白血病新薬を実用化
名古屋市立大など『成人T細胞』治療

の記事もありますし、
うれしいニュースですね。

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逆さまにしても落ちません…特殊なフィルムの畑

逆さまにしても落ちません
…特殊なフィルムの畑

2011.1.15 msn 産経ニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 特殊なフィルムを“畑”に植物を栽培
する技術を、早稲田大学が出資する
ベンチャー企業「メビオール
(神奈川県平塚市)が開発した。
Trd11011509480004n3

 植物は表面に綿毛のような根をしっかり
張るため、逆さまにしても落ちてこない。
 紙おむつなどに使われる保水能力の
高い素材「ハイドロゲル」で作られ、水分や
養分を無駄なく吸収。
 栄養価の高い野菜や果物を低コストで
栽培できるという。
---------------------------------------

今朝のスパモニで紹介されていたので
記事を検索してみました。
かなり前から報道されていたようなので
ご存じの方も多いかと思います。

「逆さまにしても落ちません」と言うのは
売りの話ではなくて、使用している
特殊フイルムがハイテクらしい。

養分と水は通すけれども、細菌などは
通さない。このフィルムにしっかりと
根を張って育つ。

なので、農薬も殆ど使わなくて済むし、
根をしっかり張り、養分の吸収も良いので、
おいしい野菜が出来ると言っていました。
コストも節約できると、

なかなか良さそうな感じでした。

野菜工場は水耕栽培が主流です。
その点で、特殊フイルムを使用すると
いうことに特徴があります。
土が必要ないので、野菜工場にも使用でき
ると思われます。
野菜工場の存在価値がますます高まると
思います。
是非戦略として海外に展開して貰いたい
ものです。


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2011年2月15日 (火)

国産の「植込み型補助人工心臓」2010年12月に厚生労働省で承認

国産の「植込み型補助人工心臓」
2010年12月に厚生労働省で承認

2011.02.14配信 sciencenews

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 国産で初めての「植込み型補助人工心臓」
が、2010年12月に厚生労働省で承認
されました。

 日本は、医療機器の多くが外国製で、輸入
に依存しています。
 人工心臓開発に成功した事例から、
国産医療機器開発のためには、どのような
施策や取り組みが必要なのかを探ります
---------------------------------------

承認されたのは素晴らしいことですが、
承認されるまでに20年もかかったそうです。

是非見てください。
これでは進みません。
日本では医療機器は生まれません。

問題多しです。
薬事法はあるけれど、医療機器法は無い
という法体系。
もっと法律でしっかり企業と国民を
守らないといけない。
法律がしっかりすれば、挑戦する企業も
出てくるはずと言っています。

開発に伴うリスクをとらない企業体質も
変わってくるはずです。
海外に比較して技術で劣っているわけでは
ないのですから、

関連記事です。
埋め込み式補助人工心臓、
国産2種保険適用へ

有難いことです。やっと適用されましたね。

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従来の20分の1の変調速度で超高速通信を実現

従来の20分の1の変調速度で
超高速通信を実現

2011年2月 8日 東北大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 電気通信研究所の中沢正隆教授
(光通信工学)の研究グループは、
コヒーレントQAM(Quadrature Amplitude
Modulation:直交振幅変調)と呼ばれる
伝送方式を用いて、1シンボルで9ビット
即ち512 値に及ぶ超多値光伝送に世界で
初めて成功しました。

 従来の光通信では、1回の変調で送る
ことの出来る情報は1~2ビットが限界
でしたが、本研究では、512 QAM に偏波多重
と呼ばれる手法を組み合わせることにより、
一度に18 ビットの情報伝送を世界で初めて
実現しました。

 これは従来の約5%の極めて低速な
変調速度で高速光通信が実現できることを
意味しており、光通信システムの
低コスト化と低消費電力化に大きく貢献
する成果です。
---------------------------------------

これは思った以上に大きな成果のように
思います。

>光通信システムの低コスト化と
>低消費電力化に大きく貢献する成果
です。

変調速度をあげるということは、使用電力
の増加を伴うのです。

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DNA分子モーターのリアルタイム観察に成功

DNA分子モーターの
リアルタイム観察に成功
―ナノ・メゾスケールでの
分子ロボットの開発へ―

平成23年2月7日
国立大学法人 京都大学
独立行政法人 科学技術振興機構(JST)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 JST 課題解決型基礎研究の一環として、
京都大学(総長:松本 紘)と
英国・オックスフォード大学
(総長:クリス・パッテン)は、平面構造上
に作成した約100ナノメートル(nm)の
長さのレール上でDNA分子機械を移動させ、
その動きを実時間で直接捉えることに成功
しました。

 これは、分子の運動の人為的な
コントロールや、狙った所への分子の運搬に
役立つ技術となります。

 杉山 弘 京都大学 物質-細胞統合
システム拠点(iCeMS=アイセムス)
教授、遠藤 政幸 iCeMS 准教授らの
研究グループは、まずDNAオリガミ注1)
と呼ばれる1辺100nm程度の長方形平面
構造体にDNAからなる約100nmの長さ
の「レール」を作成し、そのレールに沿って
DNA分子機械を移動させることに成功
しました。

 また、その分子機械の動きを高速
原子間力顕微鏡(AFM)注2)使って
数ナノメートルの解像度で直接観察すること
にも世界で初めて成功しました。

 本成果により、決められた空間での分子の
運動の操作が可能となり、薬剤分子の運搬
や、ナノ・メゾ注3)空間で働く
分子ロボットの開発につながるものと期待
されます。
---------------------------------------

夢のある話ですね。

><今後の期待>
>ナノメートルスケールの世界で分子の
>連続的な移動を精密にコントロールする
>技術はいまだ開発段階です。
>今回の研究では、あらかじめレールを
>敷き、その上に移動する分子モーターを
>置いて、実際にその分子モーターが
>レールの上を動いていく様子を捉え
>ました。さらに、現在はレールを
>いろいろな方向へ分岐させたより複雑な
>移動ができる系も開発中です。
>この場合はレールの分岐には
>「ポイント」が付き、右に進むか
>左に進むかも自由にコントロール
>できます。
>このように、分子を平面状の
>ナノスケールの構造体上で正確に
>移動させる、今までになかった系を
>創ることに成功しました。
>ここで示したとおり、ナノメートル単位
>で分子を思ったとおりに並べ操る技術や
>分子の動きをコントロールする技術は
>ナノ・メゾ科学、ナノ・メゾ
>テクノロジーの中心課題の1つであり、
>学術的なだけではなく実用性の高い
>研究領域です。
>この方法によって人工的に分子を
>組み上げていくことで、目的に合わせた
>ナノ・メゾスケールのロボットの開発に
>つながるものと期待されます。
とのことです。

ナノ・メゾスケールのロボットに何を
させるのかな?

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タイムスリップ 高額に義憤、第2・第3の新薬~世界初のエイズ薬、企業が無断で特許

タイムスリップ
高額に義憤、第2・第3の新薬
~世界初のエイズ薬、企業が無断で特許

朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 かつて「現代のペスト」と恐れられた
エイズ。1985年に世界初の治療薬AZT
を開発したのは、当時、米国立保健研究所
(NIH)の研究員だった満屋(みつ・や)
裕明熊本大学教授(60)だった。

 満屋は続々と2番目、3番目のエイズ
治療薬も世に送り出した。
 AZTを売り出した企業への義憤が
原動力だった。

 HIVは人の免疫細胞に感染し、増殖
する。このため感染した人は免疫不全状態
に陥る。

 日本で免疫の研究をしていた満屋は、
免疫細胞を培養する技術を持っていた。
 人の免疫細胞を使って、実験システムを
作ることにした。
 ここに、新薬になりそうな化合物を
入れる。数日後に細胞が増えれば、
その化合物でHIVから細胞が守られた
ことになり、化合物が治療薬になる可能性
が高い、とわかる。

 「満屋の実験は、単に化合物をふりかける
だけだ、と批判する人がいる。
 でも、ふりかけ実験ができるのは、
それだけで結果が出る手法を考案できた
人だけだ」と満屋は言う。

 満屋が実験に使った免疫細胞は、当時、
NIHにいた谷内江(や・ち・え)昭宏
金沢大教授の血液から作った。
 同じ免疫細胞でも個人差がある。
 色々な人の細胞で試したが、なぜか
谷内江の細胞しか増えなかった。
 エイズ治療薬の実験を続けるには、
谷内江の血液を毎週50~100ミリ
リットルもらう必要があった。
 しまいには、谷内江は貧血になって
しまった。

 「満屋先生は強い目的意識を持って、
ものすごい集中力で仕事をしていました。
 いい意味で田舎者で、そういった側面を
臆することなく開けっぴろげに、みんなに
見せていました」と谷内江は振り返る。

◇85年に紀要に論文
 上司は研究所や製薬企業を回り、HIV
に効きそうな化合物があれば実験させて
欲しいと依頼した。
 バローズウエルカム社(現財団法人
ウエルカムトラストと英グラクソ・
スミスクライン社)だけが応じた。

 バ社はアルファベット1文字を付けた
化合物を「B」から順に送ってきた。
 「R」まで効果が無かった。

 85年2月5日。
 化合物「S」が届いた。
 6日後。
 試験管内の免疫細胞が元気に増えていた。
 SがHIVをやっつけたのだった。
 Sこそが、世界初の抗エイズ薬、AZT
だった。

 元々は60年代にサケとニシンの精子
から抗がん剤として開発された。
 AZTは87年3月、異例の速さで米国
で承認され、日本でも半年後に承認された。

 科学の世界では誰もが、満屋たちが
AZTの発見者だと認める。
 85年に米科学アカデミー紀要に載った
論文が根拠だ。
 だが、特許は米国では、バ社が取得した。
 満屋はバ社の特許申請を知らされて
いなかった。

 満屋が憤りを感じたのは、特許ではなく
AZTの価格だった。
 バ社は1錠1ドル88セントで販売。
 患者の薬代は年1万ドル以上かかる計算
で、米国で「史上もっとも高い薬」と
言われた。満屋は、より安く供給できる薬を
探し、一矢を報いたいと思った。

 ある晩、寝る前に、生化学の教科書を
パラパラと眺めていて思いついた。
 HIVは逆転写酵素でRNAからDNA
を作る。
 その過程を、DNA合成を終了させる
分子「DNA鎖ターミネーター」で中断
すれば、ウイルスは増えなくなるはずだ。

◇適切な価格が条件
 満屋は翌朝、遺伝子分析用のDNA鎖
ターミネーターを5種類注文した。
 実験をしながら論文を書き、論文を書き
ながら実験をした。
 すべて抗HIV活性があった。
 「次々に狙い通りの結果でドキドキ
しました」

 5種類のうちddIとddCが世界で
2番目と3番目の抗エイズ薬になった。
 NIHはAZTの教訓から、ライセンスを
企業に与える際、適切な価格での販売を
条件にした。

 AZTはddIなどの承認後、患者1人
の薬代が年に約3千ドルと発売当初の
3分の1以下に下がった。

 AZTの開発から25年。
 今では、HIVは「死ぬ病」ではなく、
「生涯、つきあっていく病」になった。

 木村哲東京逓信病院長は「複数の薬を
組み合わせる多剤併用療法で、何十年も
発症せずに暮らせるようになった。
 満屋さんの治療薬開発が、後続薬の登場
に道を開いた。
 まさに、パイオニアでした」と話す。
(敬称略)

《筆者の大岩ゆり記者から》
 満屋さんの話を聞いていて、満屋さんは
これまでにすでに何人分もの人生を生きて
きたのでは、と思いました。
 それほど多くを成し遂げ、多くを経験して
きているのです。

 たとえば満屋さんの開発したエイズ
治療薬は、今回取り上げた3種類だけでは
ありません。
 2007年に承認され、現在、多くの
HIV感染者の第一選択薬となっている
「ダルナビル」も満屋さんの開発です。
 これは、上の図の中にある
「プロテアーゼ阻害薬」の一種です。

 1990年代後半に化合物としての
ダルナビルを開発したのは、米パデュー大
のアラン・ゴーシュ教授でした。
 既存のエイズ治療薬にギンナンの成分を
人工的に合成してくっつけたものがこの
化合物です。
 ゴーシュさんはあちこちの製薬企業や
研究者に化合物を送り、薬として使えないか
調べて欲しいと依頼しました。
 その中には著名なエイズ研究者も入って
いました。
 ところがどの製薬企業や研究者からも
「使い物にならない」とつれない返事しか
返ってこなかったそうです。

 最終的に満屋さんの元にたどり着いて
初めて、抗エイズ薬としての効果を
見いだされました。
 ダルナビル開発にまつわる話もとても
面白く、ぜひまた別の機会に紹介できればと
思っています。
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興味深い話です。

満屋教授素晴らしい人ですね。

>5種類のうちddIとddCが世界で
>2番目と3番目の抗エイズ薬になった。
>NIHはAZTの教訓から、ライセンス
>を企業に与える際、適切な価格での販売
>を条件にした。
>AZTはddIなどの承認後、
>患者1人の薬代が年に約3千ドルと
>発売当初の3分の1以下に下がった。
素晴らしいです。

何のための医療、何のための薬かと
考えされられます。

最近の高度先進医療はどうにかならない
のでしょうか?
お金持ちしか救えないのでは疑問。

「がんになって一番気になるのは、
命より、かかるお金だ」という話は
気の重くなる話です。

>ダルナビル開発にまつわる話も
>とても面白く、ぜひまた別の機会に
>紹介できればと思っています。
是非紹介してください。

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赤血球産生の新しい仕組みを発見 ~脳貧血や骨髄異形成症候群の治療法開発につながる発見~

赤血球産生の新しい仕組みを発見
~脳貧血や骨髄異形成症候群の
治療法開発につながる発見~

2011年2月 9日 東北大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 (財)東京都医学研究機構 東京都臨床
医学総合研究所の小松雅明副参事研究員、
東北大学大学院医学系研究科医化学分野
山本雅之教授らのグループは、遺伝子改変
マウスを用いた実験により、たんぱく質修飾
活性化酵素Uba5が血液産生に直接関与する
という赤血球産生の新しい仕組みを発見
しました。

 造血の異常は、生命を脅かす脳貧血や
骨髄異形成症候群といった病気を引き起こし
ますが、これらの病態発症にこの酵素が
関与している可能性を見出しました。

 この研究成果は、2月8日16時
(英国時間)に英国科学専門誌
「Nature Communications
(ネイチャー・コミュニケーションズ)」
(※3)オンライン版に掲載されます。

 なお、本研究は、独立行政法人日本学術
振興会の科学研究費(21679002)の助成を
得て実施しました。
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これも良さそうな成果ですね。

脳貧血や骨髄異形成症候群の治療法開発
につながると良いですね。

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ピロリ菌の増殖を抑制するオリゴ糖の大量合成に道

ピロリ菌の増殖を抑制するオリゴ糖の
大量合成に道

2011年2月 8日 東北大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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ピロリ菌の増殖を抑制するオリゴ糖の
大量合成に道

 東北大学工学研究科バイオ工学専攻の
正田教授の研究グループと野口研究所
(公益財団法人)は、胃癌や胃潰瘍などの
原因となるピロリ菌を殺菌あるいは増殖抑制
するオリゴ糖の大量合成法を開発しました。

 合成ターゲットとなったオリゴ糖は、
N-アセチルグルコサミンとガラクトース
という二種類の単糖が、α結合を介して結合
したものです。
 水中で脱水縮合剤と酵素を使ってわずか
2工程で合成することができます。

 本成果は、3月26日から神奈川大学で
開催される日本化学会において発表
されます。
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良さそうな成果です。

オリゴ糖を安価に製造できるようになる。
広く市場に出るようになり、効果がでると
良いですね。

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2011年2月14日 (月)

ガン細胞の増殖、転移は止めることが出来るかも!?

ガン細胞の増殖、転移は止めることが
出来るかも!?

2011/02/10 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 今回紹介するのは"The journal
Oncogene"という医療関連誌に掲載された
記事で、その内容を一言で言い表すなら
: "The discovery of a "rogue gene""。
「"rogue gene"と呼ばれる遺伝子の発見」
となるのですが、"rogue(ローグと発音)"
という単語を英和辞書で引いてみると、
「わんぱく小僧、不良、悪党、ペテン師、
不良品種、放浪者、宿無し」と、なかり
乱暴な内容の訳が目に飛び込んできます。

 つまり "rogue gene"を訳すとするなら
「わんぱく小僧遺伝子」とか
「悪党遺伝子」、「ペテン遺伝子」、
「不良遺伝子」などとなり、どれをとっても
余り良い(役立つ)遺伝子とはとうてい
思えないのですが……。

 ところが意外や意外、この「乱暴もの
遺伝子」の発見こそが、将来多くのガン患者
の命を救うことになる、とてつもない可能性
を秘めているんだとか。
 それも乳ガン、脳腫瘍(脳のガン)、
大腸ガン、皮膚ガンなど多種に渡るガンに
有効な上、末期症状の患者さえ救う事が
出来ると言うから驚きです。

"rogue gene"とは"The newly identified
"rogue gene" is an enzymic bonding
agent present inside cancer cells
that attacks and breaks down a naturally
occurring protein in the body
that normally functions to prevent
cancer cells from spreading."
とあるように「がん細胞内に存在する
結合剤酵素で、同細胞内の増殖や転移を
防ぐ働きをするタンパク質を攻撃破壊して
しまう悪者」なんだとか。

 よって、この"rogue gene"さえ制御
出来れば、がん細胞内の「良いタンパク質」
の量を増やすことができ、その結果体内の
ガン細胞を"dormant(休眠状態、活動休止
状態)"に保つことが出来るんだそうです。

さらにこの記事では :
"The researchers report
that within the next decade,
their findings could lead the development
of new drugs capable of halting late-stage
metastasis during which cancer cells
spread throughout the body."
 と記されているように、今回の遺伝子の
発見により、研究者たちはなんと今後10年
もかからずして、ガン細胞の増殖や、転移
を押さえる薬は作り出せるだろうと
意気込んでいます。

 彼らの次のステップは明白。
"The next step in the research process "
is to identify a potent drug
that will get inside cancer cells
and destroy the activity of
the rogue gene."とあるように
「ガン細胞内に入り込み"rogue gene"を
破壊する事の出来る薬を作り上げること」、
ただそれだけ。

 今では2人に1人はかかるだろうと
言われるまでになっている「ガン」ですが、
このニュースは、そんな中また一つ大きな
希望をもたらしてくれるものであること
には違いありません。
一日も早い薬の完成を待ちたいものです。

 でもその間我々が出来ることは如何に
自身を健康に保つか。
 同記事では適度の運動と、質のよい飲食に
心がけるようにと呼びかけています。

 今回のURLは、Scientists Find That
Blocking "Rogue Gene"
May Prevent Spread of

英語ワンポイント :
英語で「一言で言うと…」は
"If I were to say it in one word...."

 と「一言で言うと」ではなく
「一文字で言うと」といった言い方を
します。

 つまり余談ですが、今回冒頭にある
"The discovery of a "rogue gene""は
本当なら"If I were to say it in one word
....."ではなく、"If I were to say it
in six words....."が正しいのかも
知れません(笑)。

 また"say(言う)"のところは"describe
(表す、表現する)"に置き換えて
"If I were to describe it in one word
...."と言ってもオッケーです。

ではまた次回。
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がん研究は盛んですね。
>研究者たちはなんと今後10年
>もかからずして、ガン細胞の増殖や、
>転移を押さえる薬は作り出せるだろうと
>意気込んでいます。
懐疑的な私としては、本当でしょうか?
と疑いたくなってしまいますが、
希望を持って待ちましょう。

この手のニュースは沢山ある。
どれが本命になるのかな?

と言っても、がんは手強いから、
これ一つでと言うような薬はあり得なくて、
いろいろ出てくるとは思いますが、


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クリーンなバイオマスシステムによる温室効果ガス排出削減効果は、30%以上過大評価されている可能性がある。

クリーンなバイオマスシステムによる
温室効果ガス排出削減効果は、30%以上
過大評価されている可能性がある。

nature japan 無料公開記事(参考訳)
Published 14 December 2010

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 ある研究によると、現在再生可能な
バイオマスシステムによって達成できると
推定されている炭素排出削減量は、不正確
かもしれない。

 コーネル大学(米国ニューヨーク州
イサカ)のThea WhitmanとJohannes Lehmann
は、温室効果に対する一部のバイオマス燃料
の寄与率を計算していたときに、こうした
燃料をカーボンニュートラルとして扱う現在
の方法では、正確な測定ができないことに
気づいた。

 なぜなら、こうしたバイオマスが燃焼した
とき、一部の炭素は二酸化炭素より強力な
温室効果ガスであるメタンや一酸化炭素
として大気中に戻るためである。

 調理用こんろなどはバイオマスの燃焼効率
が非常に悪く、燃料に含まれている炭素の
一部がこうした形で放出されることがある
ため、気候への影響を計算に入れる必要が
ある。
 バイオマス燃料を使う古い調理用こんろ
を大気汚染の少ないいわゆるクリーンな
こんろに変えた実験参加者から得た最近の
研究データについて、WhitmanとLehmannが
分析し直したところ、クリーンなこんろ
によって達成できる温室効果ガス削減量が
30%ほど過大評価されていたことが
わかった。

 炭素を含有するすべての温室効果ガスを
正確に計算できる排出追跡方法があれば、
排出量削減のために設計されたプログラム
の信頼性を高めるのに役立つだろう、と
彼らは主張している。
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なるほど、十分考えられることですね。

バイオマスシステムによる温室効果ガス
排出削減効果はかなり楽観的な値であると
言っています。


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CO2:北半球から南に大量流入 気象研など初めて確認

CO2:北半球から南に大量流入
気象研など初めて確認

毎日新聞 2011年2月12日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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CO2:北半球から南に大量流入
気象研など初めて確認

地球規模のCO2の動き(イメージ)
 北半球で発生した高濃度の二酸化炭素
(CO2)が、上空を経由して南半球に
大量に流れ込んでいることを、気象研究所と
国立環境研究所の共同チームが初めて
確かめた。
 その量は推定約7億トン(炭素換算)で、
南半球全体の排出量を大きく上回る。
 北半球中心の地球温暖化対策を、地球全体
で考えるべきだとしている。
 4月にオーストリアで開かれる欧州地球
科学連合学会で発表する。【田中泰義】

 人間が排出するCO2は年間約72億
トン。海や森林が約32億トンを吸収し、
残る40億トンは大気中に蓄積される。

 CO2の95%は北半球が排出している
にもかかわらず、大気中の濃度測定から
推定される年間蓄積量は、南北半球ともに
約20億トン。
 北半球から南半球へCO2が流入して
いると推定されていたが、地上以外での
データが乏しく、実態は謎だった。

 チームは日本航空の協力を得て、旅客機
5機に、大気を機内で観測できる装置を
搭載。地表-高度12キロのCO2濃度を
05年から5年間測定し、豪州便など赤道
を越える航路約1500便のデータを詳しく
解析した。

 その結果、南半球のCO2濃度は、
1~3月には北半球より低かったが、4月
ごろから赤道-南緯30度の上空6~12
キロで北半球並みに上昇。
 その傾向は9月まで続いた。

 半年間の濃度上昇率を基に試算した
ところ、年間約7億トンのCO2が北半球
から流れ込んでいると推定された。
 これは南半球の蓄積量の3分の1に
当たる。残りがどこから来ているかも
今後調べる。
 チームの澤庸介・気象研究所主任研究官
(大気化学)は「CO2の動きが地球規模
で分かれば、効果的な温暖化対策に
つながるのでは」と話す。
---------------------------------------

>地上以外でのデータが乏しく、
>実態は謎だった。
>気象研など初めて確認
なんとも情けない状態ではありませんか?

真剣に温暖化防止に向けて努力している
とは思えない。

旅客機に装置を積んで測定したとは
驚きました。その努力敬服します。

大切なことなのに、なんでこんなことを
しなくては測定できないのか?

温暖化の原因がCO2にあるのだと
言うのなら、もっと積極的に測定されて
いても良いはずと思うが?
どうなんでしょう?

軍事に関わる飛行機は沢山飛んでいる。
莫大な予算も使っているはずなのに、
と思う。

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がん増殖抑制の遺伝子を確認、治療法・新薬に道

がん増殖抑制の遺伝子を確認、
治療法・新薬に道

2011年2月11日21時51分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 がん細胞増殖の原因となっている酵素
「テロメラーゼ」の生成を、人の5番染色体
にある遺伝子が抑えることを、鳥取大の
久郷くごう裕之准教授(生命科学)の
グループが確認した。

 様々ながんに有効な治療法や新薬の開発
につながる可能性がある。
 成果は米科学誌「モレキュラー・アンド・
セルラー・バイオロジー」電子版に掲載
された。

 正常な細胞は分裂を繰り返すたびに、
染色体を保護する部分(テロメア)が老化
し、死滅する。
 しかし、大半のがん細胞では、テロメアの
老化を防ぐテロメラーゼが生成されるため、
細胞が増殖を続けてしまう。

 久郷准教授らは2000年から、マウスと
人の皮膚がん細胞を使い、テロメラーゼの
生成を抑える物質を探した。
 がん細胞に5番染色体を入れると、
テロメラーゼの生成が抑制されたことが
きっかけになり、この染色体にある遺伝子
「PITX1」が、テロメラーゼを作る
遺伝子の活動を阻害していることを突き
止めた。
---------------------------------------

テロメラーゼの生成抑制の遺伝子を
突き止めた。
新薬の開発にうまく繋がると良いですね。

それにしても「がん」はくせ者ですね~
がんの発生・増殖の機構
上手いこと増殖し続けられる仕組みを
持っている。

>がん細胞がなぜ異常に増えるのかであるが、
>一つの理由は先ほど述べた増殖シグナルや
>その受容体の異常である。
>そして、その他の要因もがん細胞の増殖に
>関わっており、細胞回転の制御異常や
>細胞分裂回数の無限化、細胞同士の
>接触阻止の無効化がある。

血管新生作用も持っている。
まったく困ったものです。

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脳梗塞もっと救える…発症6~8時間でも可能に

脳梗塞もっと救える…
発症6~8時間でも可能に

2011年2月10日22時29分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 新潟大学脳研究所神経内科の下畑享良・
准教授(43)らの研究グループが、
脳梗塞治療で合併症(脳出血)を引き起こす
たんぱく質を特定、その働きを抑える治療法
を開発した。

 9日付の米学術誌「ジャーナル・オブ・
セレブラル・ブラッド・フロー・アンド・
メタボリズム」に掲載された。

 これまで発症後3時間以内でないと間に
合わないとされてきた「血栓溶解療法」が、
6時間から8時間まで可能になるという。

 脳梗塞治療では、血管の詰まりを溶かす
同療法が効果的とされる。
 しかし、発症から3時間を超えて同療法
を施すと、血管が破れて脳出血を引き起こす
副作用の危険が高まり、これが難点と
されていた。

 下畑准教授らは、同療法を施すと血管を
もろくする働きを持つたんぱく質「血管内皮
細胞増殖因子」が多く生成されることを
突き止めた。
 そこで、このたんぱく質の働きを抑える
薬剤とともに同療法の薬剤をラットに投与
すると、死亡率が下がり、後遺症のまひも
減ったという。
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Good Newsですね。

t-PA投与が発症後4.5時間以内に延長へ
というニュースがありましたが、
進んでいないようです。下記、

3~4.5時間経過後のt-PA療法、
病院到着から治療の時間は延長せず

今回の結果は、発症6~8時間でも可能に
ということですので、期待しましょう。

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2011年2月12日 (土)

世界で初めて生体外で人工歯根の培養に成功

世界で初めて生体外で人工歯根の培養に成功
2011.02.09配信 sciencenews

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 日本歯科大学の研究グループが、ヒトの
歯の再生へ向けた、大きな一歩となる成果を
発表しました。
 マウスの歯冠を独自の方法で培養した
ところ、歯冠の下に、歯根だけでなく周りの
歯根膜や骨までもが、ほぼ完全な形で
再生されました
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素晴らしいですね。
早く臨床の場に出て欲しいものです。

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アルツハイマー病の原因物質、細胞にたまる仕組み解明

アルツハイマー病の原因物質、細胞に
たまる仕組み解明

2011年2月9日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 神経細胞の中心から末端部に様々な
たんぱく質を運ぶ「キネシン1」という
運搬役のたんぱく質が働かなくなると、
アルツハイマー病の発症につながる物質が
末端部にたまってしまうことを、名古屋大
の松本邦弘教授と久本直毅准教授
(生命理学)らが解明した。

 仕組みがわかったことで、治療法の開発に
つなげられる可能性がある。
 9日付の米科学誌で発表する。

 脳が萎縮するアルツハイマー病は、神経の
伝達に必要な「APP」というたんぱく質が
脳内の神経細胞の末端部にたまって変異し、
蓄積されてしまうことが原因だと考えられて
いる。

 APPは、神経細胞の中心部から末端部に
向けてレールのように延びた微小管を
キネシン1によって運ばれる。
 APPが末端部にたまりすぎると、通常は
別の運搬役のたんぱく質によって中心部に
戻され、分解される。

 松本教授らは線虫の細胞を使い、
キネシン1など運搬役の二つのたんぱく質
を働かなくした上で、APPが往復するか
どうかを観察した。
 その結果、中心部から末端部に運ばれは
するものの、中心部には戻らず、末端部に
たまってしまうことがわかった。

 キネシン1はAPPのほか、復路用の
別の運搬役も末端部まで運んでおり、
実験でキネシン1などが働かなかった
ために、この復路用の運搬役が足りなく
なったのが原因とみられる。

 往路用の運搬役がキネシン1以外に
存在するらしいことも、この実験で
わかった。

 アルツハイマー病の患者は国内に
約120万人いるとみられ、久本准教授は
「こうした仕組みの理解がさらに進めば、
治療につながるかも知れない」と
話している。(高山裕喜)
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今回の発見が治療につながると良いですね。

参考までに、APPとは
アミロイド前駆体蛋白
(APP:amyloid precursor protein)
のことです。

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初期乳がん、リンパ節の広い切除は効果疑問

初期乳がん、リンパ節の広い切除は効果疑問
2011年2月10日11時20分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 初期の乳がん患者に行われる、わきの下の
リンパ節を広く切除する手術は、必ずしも
必要でないとする調査結果を
米カリフォルニア州の医師らがまとめ、
9日、米医師会雑誌(JAMA)に発表
した。

 米国の新規乳がん患者の2割(4万人)
が影響を受け、この手術法は、日本でも
普及している。
 今後、リンパ節の切除が最小限で済む
よう治療方針の見直しが進む可能性がある。

 乳がんの治療では、腫瘍に近い
「センチネル(見張り)リンパ節」に転移
が見られた場合、拡大を防ぐため、周囲の
リンパ節も切除する方法が一般的。

 しかし、リンパ液の流れが悪くなり、
腕の浮腫など後遺症が出ることが
多かった。研究チームは、この手術法の
是非を調べるため、2004年までに
全米115の病院で、センチネルリンパ節
にがん細胞の転移が見つかった患者891人
を、わきの下のリンパ節10個以上を切除
したグループ(445人)と、切除
しなかったグループ(446人)に分け、
約6年間経過観察した。

 その結果、両グループの5年後の生存率
や再発率に差がなかった。
 参加者はいずれも初期の患者で、乳がん
摘出手術、放射線治療などを受けた。
---------------------------------------

ふ~ん。
安全を見ての処置として、やむを得ないとは
思いますが、なんで今頃? 
という感じですね。

有効性の判断は、もっと以前になされて
いないといけなかったのでは?

見直しは歓迎しますが、

医学における根拠というのはいったい
どういう定量的な数値を元にして決めて
いるのでしょうか?
どうも曖昧。定量的でないような?

がんの大きさの診断にしても、以前撮影
したものと、ちょっと見比べて、
殆ど変わっていませんね。と言う。
ちょっと乱暴。

グラフ化して、こういうふうに変化して
来ています。ぐらいの説明が欲しい。

がんの再発に対する検査についても、
5年以降は全身検査が必要では?

転移が見つかったのは良いが既に
手遅れという話が多すぎませんか?

あるいは、ついこの間検査したばかり
なのに、それでもおかしいからといって、
再検査してもらったら、がんが発見
されて、しかも進行していたと、
こんな話多すぎませんか?


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住宅の地中熱利用に脚光、有力メーカーが相次ぎ参入 再生可能エネルギーの今

住宅の地中熱利用に脚光、有力メーカーが
相次ぎ参入 再生可能エネルギーの今

2011/2/8 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 2011年は住宅の暖房市場に新たな勢力が
加わりそうだ。
 暖房機器メーカーや住宅メーカーが、
相次いで地中熱利用設備を開発、発売する。

 「“地中熱=コロナ”というイメージを
作り上げたい」(コロナ技術本部住設商品
開発グループの広川敏雄次長)

 石油暖房機器大手の同社は、地中熱を
利用するヒートポンプ式暖房システムを
2011年度内に発売する。
 「2015年に500~1000台を販売して、
住宅用地中熱利用設備の市場で50%の
シェアを取りたい」(技術本部住設商品
開発グループシステムチームの上田真典・
技士補)と意気込む。

 地中熱とは太陽熱で温まった地下100m
前後の冷熱を指す。
 ヒートポンプの熱源に地下の土や地下水
を使うのが、地中熱ヒートポンプ設備だ。
 地熱発電が地下数kmを掘ってマグマの熱
を取り出すのとは異なる。


■金型の共有でコスト低減

 ヒートポンプの熱源に空気熱を利用する
従来のエアコンの場合、外気温の低い冬場
の暖房では、大幅に効率が落ちる。
 地下は一年を通して温度が15℃程度で
安定しているので、空気熱を利用するより
効率良く熱を回収できる。
 ヒートポンプの効率向上は限界に近づき
つつあり、熱源の変更は有効な手段になる。

 米国では年間に約60万台が設置される
など、海外では地中熱ヒートポンプ設備は
珍しくない。
 日本では中堅暖房機器メーカーの
サンポット(岩手県花巻市)などが販売して
いるが、国内全体の導入実績は年間300台
程度にとどまる。
 掘削費用が深さ1m当たり1万~1万5000円
ともいわれ、欧米に比べて高いのが要因だ。

 一般的な地中熱ヒートポンプ設備は
延べ100mの縦穴が必要で、掘削費用と
設備価格を合わせると300万円以上
かかっていた。

 コロナは掘削費用と設備価格の削減を
進めて、「10~15年以内に初期投資を回収
できる価格を目指す」(上田・技士補)。

 掘削コストは、特定の掘削事業者と
組んで掘削機の稼働率を上げることで低減
する。設備のコストは、熱交換器を搭載
した室外機の外装部品を既存のエアコンと
共有することで金型の投資を抑えて実現
した。

 地中熱利用設備を搭載した住宅の開発・
販売に乗り出す住宅関連企業もいる。
 トステム住宅研究所(東京都江東区)
である。2010年11月から山形県で
先行モニター販売を開始した。
 30棟を目標にしており、2011年中には
本格販売に乗り出す予定だ。

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もっと出て来ていても良さそうな気が
しますが、掘削コストが高いのが普及の
妨げになっていたんですね。

確かに地下の温度は一定で、ヒートポンプの
効率は年間を通して良く出来る。

これから、特に寒冷地で脚光を浴びる
システムになりそうです。
暖房費の回収がしやすいですから、

住宅メーカーもエコキュートとか、
太陽熱とか、そろそろ限界ですから
次の手を考えないとね。
良さそうなシステムです。
面白いかもしれない。

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クモの糸の人工合成に取り組むベンチャー企業社長 関山和秀さん

クモの糸の人工合成に取り組む
ベンチャー企業社長 関山和秀さん
2011年02月11日 朝日新聞 ひと欄より

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 軽さ、強さ、柔軟性……相反する性質
すべてが最高度。
 そんな唯一無二の繊維は何か?

 驚くなかれ、「クモの糸」。

 直径1センチの糸でできたクモの巣なら、
理論上はジャンボジェット機を支えられる。
 そのクモの糸の量産・実用化におそらく
世界で最も近い場所にいる。

 世界一強い虫は何だろう。
 ハチも食べるクモでは。
 2004年、慶大先端生命科学研究所
(山形県鶴岡市)の仲間とのテーマ探し
が発端だった。
 縄張りや共食いが激しいクモは、
蚕のようには飼育できない。
 「ならば、バイオテクノロジーだ」と、
近所のクモを片っ端から捕まえて分析に
明け暮れた。

 同級生らと07年にベンチャー企業
「スパイバー」を設立。
 クモの遺伝子を微生物に組み込んで
糸のたんぱく質を合成し、紡績する技術
まで開発した。
 大学時代は環境情報学部。
 「21世紀を救うのはバイオ」と語る
恩師・冨田勝教授(慶大先端研所長)の
薫陶と、「文理融合」を目指す慶大の人脈
が研究を支える。

 電子関連企業を起こした祖父や父から
継いだ信条は「企業は社会のためにある」。

 タイヤメーカーなどとの応用開発に
取り組みつつ、見つめるのは、
もっと遠い未来だ。

 あらゆる用途の特質を変幻自在に生み
出せるクモの糸は、石油が尽きた後の
人類社会を支えると信じている。

 「誰がつくったかは忘れられてもいい。
それなしには生きていけないものを
残したい」
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>「誰がつくったかは忘れられてもいい。
>それなしには生きていけないものを
>残したい」
素晴らしい、尊敬します。
頑張ってください。

「21世紀を救うのはバイオ」だと
私も思います。

>「企業は社会のためにある」
そうでありたい。

その意味で金融の持つ意味が
よく理解できない。

必要性は何となく理解できるが、
規制緩和がいきすぎていないだろうか?

銀行は本来お金を必要としている人に
融資が出来ているだろうか?

金融工学は一部の金持ちの利益の為に
あるといって良いくらいで、
本当に人の為に有効に機能しているの
だろうか? 疑問です。

投機による価格の高騰もそう。
本来あってはならないものでは
ないでしょうか?

「金融理論は、本来はマクロ的には家計、
企業、政府、国外市場の相互間における
資金の有効需給を目的としたものであり、
ミクロ的には個人の生涯の貯蓄や投資、ローン、
保険の利用の効率化、企業の資金調達、
運用の効率化のための科学領域である。」

はずなのです。

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2011年2月11日 (金)

命のともしび 懸け橋に:4 「息苦しい」「つらい」、分かった

命のともしび 懸け橋に:4
「息苦しい」「つらい」、分かった

2011年2月11日 朝日新聞 apital

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断
された群馬県伊勢崎市の牛久保結紀さん
(49)は2007年春以降、呼吸する力が
徐々に落ち、頭痛に悩むようになっていた。

 秋になって、鶴谷病院の山岸由紀孝医師
に勧められ、在宅療養用の人工呼吸器を
着けてみた。

 鼻と口を覆うマスクから空気が出入りし、
自力の呼吸を補うNPPVという療法。
 気管切開をして管をつなぐタイプと違って
自由に外せ、声も出せる。

 でも、自分の呼吸と機械のリズムを
合わせるのが難しく、自宅に放ったままに
した。

 頭痛やだるさがさらに進んだ08年1月、
山岸さんに紹介された山洞善恒
(さんどう・よしちか)こやぎ内科院長
(50)や臨床工学技士のもとで、空気を
出し入れする間隔や強さを調整し、自分の
呼吸に合うようにしてもらった。

 山洞さんは、呼吸器の専門医だった。
1カ月ほどして慣れたころ、あれほど
苦しんだ頭痛や胸の痛みがすっかり消えた。

 気持ちが落ち着いたら、かつて担当した
ALS患者の記憶がよみがえってきた。

 50代の男性は毎日、呼吸の苦しさを
訴えた。
 NPPVを勧めたが、一度使ったときに
呼吸が合わず、「見るのも嫌」と断られた。

 男性はやがて入院。
 気管切開するタイプの呼吸器を着けた。
 訪れた病室で、男性は「半殺しのようで
つらい」と訴えていた。
 やはり自分の呼吸と機械が合わなかった
らしい。
 男性は1年ほどで亡くなった。

 70代の女性にも、NPPVを始めて
もらったことがあるが、「息苦しい」と
拒否され、そのままになった。
 約3年後、入院中に呼吸が止まり、
亡くなった。

 介護チームとも相談して、できる限りの
ことをした。
 でも、患者の立場を経験した今、もっと
できることがあったと思う。

 装置の役割を、もっとていねいに説明する
べきだった。
 呼吸器の調整にも気を配って不満や不安を
解消できれば、息苦しさに悩むことが
少なくて済んだかもしれない。

 「患者さんや家族の意思を本当に尊重して
いたのか。誠意ある対応だったのか」

 そんな思いを、呼吸器の調整に訪れた
山洞さんに漏らした。

 「同じように疑問を持っている看護師や
保健師は多いですよ」。
 山洞さんや臨床工学技士らの依頼を受け、
患者としての心理を講演し始めた。
 08年夏のことだった。
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始めて知りました。
人工呼吸器は、単純に接続すれば良く、
それだけで楽になるのだと思っていました。
違うのですね。
>自分の呼吸と機械のリズムを合わせる
>のが難しい
患者は申告しているはずなのに、

専門医が足りないからでしょうか?
患者の呼吸リズムに機械をあわせようと
しないのは何故でしょうか?

>でも、患者の立場を経験した今、
>もっとできることがあったと思う。
そうですね。

牛久保結紀さんは、良い先生に
出会われましたね。
そして救われた。その経験を伝える。
そういう活動が本当に大切なのだと
思います。素晴らしい活動だと思います。

多分、患者は知らないのです。
装置の役割も、装置の調整も、自身の
状態がどう変わるのかについても。

患者はきっと、もっと苦しくなるくらい
なら必要ないと単純に考える。
そこで止まってしまっては駄目なのに、


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ハイブリッドビューファインダー搭載 - FinePix X100

ハイブリッドビューファインダー搭載 -
FinePix X100

9 FEBRUARY 2011 diginfo.tv

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 富士フイルムは、2011年3月5日に発売する
高級コンパクトデジタルカメラ
「FinePix X100」を、カメラと写真の
総合展示会「CP+」に出展した。

 カメラボディには、天面軍艦部と
底面パーツにマグネシウムダイキャストを
採用し、表面仕上げにはスチール感を演出
する特殊コーティングを施している。
 また、ダイヤル、リング類はすべて金属
からの削りだし工法で加工されており、
指がかりなどの微妙な感触や操作性の向上を
追求している。

 性能面では、新開発のフジノン23mm
F2レンズと、専用のAPS-Cサイズ
CMOSセンサー、新・画像処理エンジン
「EXRプロセッサー」を搭載している。
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趣味です。
私、写真あまり撮らないのにこういうのを
見ると欲しくなってしまうのです。

結構高いんでしょうね?

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2011年2月10日 (木)

ムーディーズ幹部「税・社会保障改革失敗なら格下げも」

ムーディーズ幹部「税・社会保障改革失敗
なら格下げも」

2011年2月9日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 米国の格付け会社ムーディーズ・
インベスターズ・サービスで日本国債の
格付け責任者をしているトーマス・バーン氏
が9日、記者会見した。

 菅政権が6月までにまとめる「税と
社会保障の一体改革」が実現できなければ、
日本国債を格下げする方向で見直す考えを
示した。

 ムーディーズの日本国債の格付けは
2007年から3回格上げされ、現在は
「Aa2」。
 21段階のうち上から3番目だが、
先進国ではイタリアと並ぶ最下位だ。

 バーン氏は会見で、政府の狙い通りの
経済成長率を実現できても、
「(政権が掲げる)基礎的財政収支
(プライマリーバランス)の20年度の
黒字化を達成できない」と指摘した。

 「4、6月に発表予定の社会保障制度と
税制改革の内容をみながら、格付けを精査
したい」という。

 菅政権は4月に社会保障改革、6月に
消費増税の具体策を示す予定だ。

 バーン氏はこれらが実現できなければ
「格付けのマイナス要因になる。格下げの
可能性を示唆することがありえる」と
答えた。

 早期に衆院が解散された場合も
「格付け上マイナス」と明言した。

 いずれの場合も、格下げの検討に入った
ことを公表するなどの措置をとることを
示唆した。

 日本国債の格付けは、米国の格付け会社
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)
が民主党政権の財政再建の実行力を疑問視
し、1月下旬に「AA」から
「AAマイナス」に1段階引き下げた。

 ムーディーズも格下げの可能性を示唆した
ことで、財政再建に対する市場の見方は
一層厳しくなるとみられる。(大日向寛文)
---------------------------------------

なんか危なくないですか?

>「税と社会保障の一体改革」が実現
>できなければ、日本国債を格下げする
>方向で見直す

>早期に衆院が解散された場合も
>「格付け上マイナス」と明言した。

野党は批判ばかりしていて良いので
しょうか?

国民が困ることになりませんか?
心配です。

なんとなく不安です。

格下げされて当然と言えば、当然と言って
良い状態ではあるのですが、

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膵島移植とは

膵島移植とは
京都大学医学部附属病院
膵島移植

詳細は、リンクを参照して下さい。
参考情報です。

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 血液中のブドウ糖(血糖)の濃度調節に
重要な役割を果たしている膵島組織を膵臓
から分離し、重症インスリン依存状態糖尿
病患者に移植する細胞組織移植療法です。

 膵島移植は、インスリン依存状態糖尿病
でご本人の膵臓からインスリンが分泌されて
おらず内科的なインスリン治療や食事・
運動療法をしても重症低血糖発作を
起こしたり、血糖値のコントロールが困難な
方が適応となります。

 アルバータ大学から膵島移植後5年間の
成績が発表されました。
 それによりますと、インスリン離脱率は
移植後1年では80%を越えていますが、
3年経つとおよそ24%に減り、5年経つと
約10%となります。
 しかしながら、移植膵島からの
インスリン分泌の指標となるC-ペプチドの
陽性率は5年を経ても80%を超えています。

 また、インスリン注射が再び必要となった
場合も内因性のインスリン分泌がある限りは
血糖の安定化を得ることができることも報告
されました。

 すなわち、ほとんどの患者において移植
した膵島は徐々にその働きは落ちていくが、
少なくとも5年間は存在し、血糖の調節に
大きく貢献することが分かりました。

 この発表から、現在では膵島移植は
内因性のインスリン分泌が枯渇し血糖
不安定性をもつインスリン依存状態糖尿病
患者にとって、血糖の安定性を得るには
非常に効果的かつ安全性の高い治療法
であると認識されています。

 しかしながら、インスリン離脱を目標
とした場合、現在の技術では、複数回の移植
が必要であること、長期間の維持が困難
であるなどの限界があります。
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糖尿病(1型)でインスリン投与が必須の
患者さんにとって有効な治療法としては、
以下のものがあるようです。
必ずしも(1型)とは限らないと
思いますが、

1.膵臓移植
 但し、免疫抑制剤を服用しなければ
ならず、感染症にかかりやすくなる。
また、移植膵は12年ほどで機能が
五割程度に低下するため、再移植か
インスリン注射か、再び検討することに
なる。

2.上記の膵島移植

3.体性幹細胞を用いた再生医療
 まだ、十分な医学的実績がない
ので将来まで含めてどうなっていくか
不明。

参考リンク
追跡!A to Z
「心臓がよみがえる~密着 世界初の
再生医療」

4.iPS細胞を用いた再生医療
 (ES細胞を用いた再生医療もあり得るが、)
 まだ、十分な医学的実績がない
ので将来まで含めてどうなっていくか
不明。

参考リンク
iPS細胞からインスリン分泌組織
糖尿病治療に期待


かなり選択肢が増えて来ました。
期待しましょう。


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手話言語法の制定に向けて「障害者権利条約に関する国連特別委員会」議長のドン・マッケイ氏よりメッセージを頂きました

手話言語法の制定に向けて
「障害者権利条約に関する国連特別委員会」
議長のドン・マッケイ氏よりメッセージを
頂きました

2011/01/18 財団法人 全日本ろうあ連盟

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
ニュージーランド・ウェリントン
2011 年 1 月 11 日

財団法人全日本ろうあ連盟
理事長殿

 貴連盟が日本における「手話言語法」法
制化達成に向けた取り組みをされている
ことに対して、心より賛同の意を表したい
と存じます。

 法制化が実現した暁には、「手話は言語
である」ことが法による認知を受けること
になり、国連障害者権利条約で定められて
いる情報・コミュニケーションへのアクセス
が保障されることにもなるでしょう。

 障害者権利条約に関する審議のなかで、
聴覚障害のある方々にとって手話が
この上なく重要なものであること、また、
手話が言語としてかけがえのない役割を
担うものであることは、明確に認識されて
おります。

 障害者権利条約は、その条項のなかで
手話の重要性を明記し、「言語」の定義の
なかに手話を明白に含んでいます。

 貴連盟の取り組みが成功すれば、
日本国内のみならず、国際的にも有意義な
効果がもたらされることになります。
 手話が言語としていっそう普及し認知
されていく、また、障害者権利条約が
より一般のレベルで実行に移されていく
ことに、寄与されることになるでしょう。

 障害者権利条約は、条約に明記されて
いる諸権利の促進と完全な実現を確実な
ものとするために、障害のある方々および
障害者団体が政府との協働において中心的
な役割を果たすべきことを認識しています。

 貴連盟の取り組みはまた、そのような
障害者権利条約の理念とも合致する
ものです。

 貴連盟が、その取り組みにおいて大きな
成功を収められますことを、心より
お祈り申し上げます。

ドン・マッケイ
(障害者権利条約に関する国連特別
委員会議長)
---------------------------------------

ドン・マッケイ氏よりのメッセージを
載せました。

「日本では現在、法律で手話は言語だと
認めておらず、公立ろう学校でも科目
として教えていない。」

おかしいですよね。

以前投稿した
手話について
2009年4月19日
でも実感したのですが、手話は
明らかな言語だと感じました。
もう、2年も経ちました。

>障害者権利条約は、その条項のなかで
>手話の重要性を明記し、「言語」の
>定義のなかに手話を明白に含んでいます。
と言っているのに、

障害者権利条約は2006年12月13日に
第61回国連総会において採択された。」
ものです。

現在「手話言語法」「仮称」に取り組んで
いるところのようですが、
一日も早く成立するよう応援したい。

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2011年2月 9日 (水)

筋ジストロフィー新薬の共同治験、日本も参加へ

筋ジストロフィー新薬の共同治験、
日本も参加へ

2011年2月5日14時34分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 全身の筋力が弱っていく遺伝性の難病
「デュシェンヌ型筋ジストロフィー」の
治療薬として、英製薬大手グラクソ・
スミスクラインなどが開発中の新薬の
国際共同治験に、日本も参加することが
決まった。

 初期(第1、2相)の治験は海外のデータ
を活用することで省略し、日本では最終段階
(第3相)から始める異例のケースになる。

 デュシェンヌ型は最も重い
筋ジストロフィーで、男児に発症。
 国内の患者は推定4000人とされる。
 10歳ごろから歩行困難などの症状が
表れ、呼吸困難や心不全になる。
 遺伝子の変異で、筋肉の構造を支える
ジストロフィンというたんぱく質が
できないのが原因。

 新薬はRNAに似た物質で、遺伝子の
変異した部位を補い、ジストロフィンを
作らせる。
 対症療法の薬とは異なり、根本的な治療
につながる可能性がある。
---------------------------------------

>国際共同治験に、日本も参加することが
>決まった。
>根本的な治療につながる可能性がある
素晴らしいですね。

>日本では最終段階(第3相)から始める
>異例のケースになる。
これを前例としてどんどん拡大して欲しい。

国際共同治験が少なすぎるように思う。
その為に日本の法律改正が必要なら
躊躇せず改正して、積極的に参加して
貰いたい。

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浮上走行「時速500キロ」でもリニアじゃないぞ

浮上走行「時速500キロ」でも
リニアじゃないぞ

「アホウドリ」がヒント、速くて
省エネの新交通システム
2011年2月1日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 最高時速は時速500キロメートル。

 世界最高時速581キロメートルを誇る
JR東海の「磁気浮上式リニアモーターカー」
と同等の速さを実現しながら、
リニアモーターカーの約9分の1のエネルギー
で移動できる新交通システム
「エアロトレイン」の研究開発が進んで
いる。

 500キロメートル――。
 これは、アホウドリが1回の食事で移動
できる飛行距離だ。
 我々人間が徒歩で移動する場合、
時速5キロメートルとしても300時間、
つまり2週間近く、休むことなく歩き続ける
計算になる。
 では、なぜアホウドリはこんなに“燃費”
が良いのか。
 その理由の1つが「地面効果」と呼ばれる
自然現象である。

 地面効果とは、地面とスレスレの高さを
翼を使って移動する際に、地面と翼の間に
挟み込まれた空気がもたらす強い上向きの
力のことだ。

地面と翼の間に空気を挟み込む
Thumb_500_ph02
東北大学で開発中のエアロトレイン。
第3号機に当たる

 その地面効果を応用して、時速500キロ
メートルという高速移動を可能にする
新交通システム「エアロトレイン」の
研究開発が進んでいる。
 動力に利用するのは太陽光発電や風力発電
など自然エネルギーだけ。
 手がけているのは、東北大学未来科学技術
共同研究センターの小濱泰昭教授である。

 飛行機は「揚力」を使って浮上する。
 翼は、前方から風を受けることで、翼の
上の部分よりも下の部分の方が、空気の圧力
が高くなる。
 その結果、翼が下の部分の空気によって
押し上げられ、機体が浮き上がるという
わけだ。この上向きの力が揚力である。

 ここで機体の高度を上げないと
どうなるか。地面と翼の間に空気が集まる
ため、翼の下の部分の空気の圧力が高まり、
揚力が増すことになる。
 これが、地面効果である。

 地面効果は地面から離れるに従って弱まる
ため、機体はある程度浮上し、地面効果が
なくなった時点で下降し始める。
 しかし、前進している限り、地面と翼の間
に挟み込まれた空気があるので、それが
クッション代わりとなって、地面に落下する
ことはない。
 地面からの高さは、速度が決まれば
ある一定のところで落ち着く。
 つまり、地面スレスレの高さを飛び続ける
ことができるのである。

 推進力は、機体の両脇に取り付けられた
2つのプロペラを回転させることで得る。
 プロペラの動力は、ガイドウェイ脇に
設置した太陽電池を利用する。
 現在は充電池にためて機体に積んでいる
が、将来はパンタグラフ式にして、常時、
電力供給ができるようにする計画だ。

 一方、自動車や鉄道など地上を走る乗り物
は、速度を上げると急速に空気抵抗が
高まる。通常、空気抵抗は速度の2乗に比例
して増大する。
 速度が2倍になれば空気抵抗は4倍に、
3倍になれば9倍になってしまうのだ。

 それに対し、エアロトレインが極めて
少ないエネルギーで高速移動できるのは、
地面効果が、空気抵抗を下げる働きを持って
いるからだ。

 これまで鉄道で空気抵抗というと、先頭
車両ばかりに目が向いていた。
 ところが、実はそれ以上に大きな空気抵抗
を生んでいたものがあった。
 それは、車両の床下面と路面との間の部分
の空気抵抗だったのだ。

 車両の床下面と路面との間は狭く、かつ
床下面も路面もデコボコしている。
 そのため、乱流が発生し、それが大きな
空気抵抗となっていたのだ。
 しかし、この部分の改良は難しい。
 しかも、新幹線は16両編成で全長が
400メートルもある。

 「要するに、鉄道車両における空気抵抗
の軽減には自ずと限界があり、高速化と
燃費のバランスを考えると、N700系の
時速270キロメートルがゴールだという結論
に達した」。小濱教授はこう語る。

 そうなると、気になるのが、2027年の開業
を目指し、研究開発が進められている
磁気浮上式リニアモーターカーだ。
 それに対しても、小濱教授の見方は
厳しい。

 「リニアモーターカーは燃費という観点
から見ると、非常にエネルギー効率が悪く、
新幹線の3倍もある。
 お世辞にも環境に優しい乗り物とは
言えない」。

 理由は、まず、超電導方式の
リニアモーターの場合、投入する電力
に対し、その1%程度しか推進力に変換
できないため。
 そして、時速500キロメートル以上で走る
にも関わらず、車両と3方を囲む壁の間が
狭く、空気抵抗が大きいためだ。

 では、高速化と燃費の維持・向上を両立
させるような、地上を走る交通システムは
もうないのか――。
 この課題に直面したとき、小濱教授の
頭をよぎったのが地面効果だったのだ。

 「飛行機のように翼を持たせ、地面効果
を使って、地面からスレスレの高さを高速
で浮上走行する新幹線のような乗り物を
作ろう」。
 1986年、小濱教授は、のぞみ号の
プロジェクトと並行して、この夢の実現に
向け、行動を開始した。

 まず、旧運輸省の支援により、
エアロトレインに関する調査委員会が発足。
 時速500キロメートルを前提とした場合、
新幹線の3分の1、そして、
リニアモーターカーの9分の1のエネルギー
で走行できるというお墨付きをもらった
のだ。
 これにより、小濱教授は自信を強めた。

 そして、現在は、新エネルギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を
受け、幅3.3メートル、長さ8.5メートルの
2人乗りの第3号機で実験を繰り返している。
 産業技術総合研究所の提案により、機体は
難燃性のマグネシウム合金製に変えた。
 これは、同等の強度を保つアルミニウム
合金に比べ約60%の軽量化が図れる
新材料だ。

 第3号機を使った実験には、NEDOから宿題
が出ている。
 2011年3月までに、「1人の人間を、
時速200キロメートルで、1キロメートル移動
させるために必要なエネルギーを35キロ
カロリー以下に抑える」というものだ。
 「達成のメドは立っている」と小濱教授は
自信をのぞかせる。

Thumb_500_ph03
完成予定の3両編成、360人乗りの
エアロトレイン。45メガワットの発電量で、
全長500キロメートルの路線を、
時速500キロメートル、12分間隔で往復走行
させる計画だ

 これがうまくいけば、来年度からは実用化
研究の段階に入る。
 最終的には、3両編成、360人乗りを
開発し、45メガワットの発電量で、区間
500キロメートルの距離を、時速500キロ
メートルで、12分間隔で、往復走行させる
計画だ。
 2025年には実用化できると踏んでいる。
---------------------------------------

知りませんでした。
新幹線を上回る高速鉄道はリニアしかないと
思っていました。
効率は悪いだろうとは思っていましたが、
「エアロトレイン」というものがあったの
ですね。

良いと思います。
省エネで、高速で、言うことなし。
リニアは電力大食いで、これからの
交通システムとしてふさわしいとは
思えません。

リニアモーターカーの約9分の1のエネルギー
で移動できるというではありませんか、
まだ開発段階のようですが、期待したい。
是非実現して欲しい。

動き始めた事業は止められないなどと
言うむだは止めて欲しい。

日本の電力源は再生可能エネルギー
ではない。
すべて輸入に頼らないといけない。
節約しないと成り立たないはず。


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天声人語

天声人語
2011年02月01日 朝刊

なかなか面白いと思ったので一部を紹介
しておきます。

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 ジョークの宝庫といえば結婚である。

 哲人ソクラテス曰(いわ)く。

 「まず結婚せよ。
 良妻を得れば幸せに、悪妻なら君は
哲学者になるだろう」。

 青木雨彦さんの
『洒落(しゃれ)た関係』から男の
ざれ言を続ける▼夫の証言。

 「新婚の妻は食べてしまいたいほど
かわいかった。あの時食べときゃよかった」

 もう一つ。
 「金曜に結婚すると不幸が起きる
というのは本当ですか」。
 「もちろん」と劇作家の
バーナード・ショー。

 「金曜だけが例外でいられるはずがない」
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面白いですね。
上手いことを言うものです。

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「ひきこもり留学」で英語の先生になった 菊池健彦さん

「ひきこもり留学」で英語の先生に
なった 菊池健彦さん
2011年02月06日 朝日新聞 ひと欄より

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 営業のノルマを果たせず、34歳で会社を
辞めた。
 6畳1間のアパートにひきこもる。
 そのうち何もしないことに疲れ果てた。
 英会話の入門書を買い、英語の勉強を
始める。名づけて「ひきこもり留学」。

 なにしろ時間はたっぷりある。
 英語の雑誌を1日1ページ読み、
わからない単語を覚える。
 それを毎日繰り返す。
 聞き取りは海外ドラマを録画して何度も
再生する。
 電子辞書のカバーは手作り。
 お金をかけずに工夫するのが楽しい。
 単語を覚えている間は将来の不安から
解放された。

 誰とも話さずに一日は終わる。
 外出先はスーパーと本屋。
 食費は1日500円と決め、夕方の安売り
をねらう。
 レジの女性から笑顔で
「またお越し下さい」と言われても、
「ありがとう」とこたえる勇気がない。
 ただうなずくだけ。
 これが社会との唯一のつながりだった。

 7年後、貯金が底をついて、重い腰を
あげた。
 英語講師に必要だという試験を受けに
行ったら「あまりにも簡単だった」。

 教える立場になり、企業に派遣されたり
幼児を相手にしたり。
 「何歳だって生きている限り勉強できる。
 忘れたら、また覚えればいい」

 難しい母音の発音も「般若の顔でア」
と言えばネーティブに近づく。
 独特の勉強法は「最強英語術」という本
になった。
 英語のコミュニケーション能力を評価
するTOEICで満点はこれまで24回。
 海外にはまだ行ったことがない。

(文・中村真理子 写真・林正樹)
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すごいですね。
頑張りました。
人生どうなるかなんて、分からない。

いつでもスタートできる。
実行することです。

>「何歳だって生きている限り勉強できる。
>忘れたら、また覚えればいい」
そうなんです。

年齢は勉強をあきらめる理由には
なりません。

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一人暮らしの高齢患者の在宅医療に取り組む 小笠原文雄さん

一人暮らしの高齢患者の在宅医療に
取り組む 小笠原文雄さん
2011年02月09日 朝日新聞 ひと欄より

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 日本では、亡くなる人の8割が病院で
息を引き取る。
 そんな現状に異を唱え、重い病気を患う
お年寄りを在宅で支える。
 患者と指切りをしながら、こう語りかける。

「笑顔で死ぬまで自宅で過ごしましょう。
 無理だと思ったら、すぐ入院すれば
いいんですよ」

 1973年、名古屋大医学部を卒業。
 臨床の第一線で働き、心筋梗塞などで
倒れた患者を社会復帰させるたびに
ガッツポーズをしていた。
 だが、過労とストレスで視力が低下。
 40歳で故郷の岐阜市に戻り、診療所を
開業した。
 往診を引き受けても最初は「渋々だった」

 自宅で亡くなる患者の穏やかな姿を見る
うち、考えが変わる。
 「生を満喫したい気持ちにこたえよう」。
 かつて終末期のがん患者が家に帰りたい
と言っても、認めなかった。
 家族の意向とはいえ後悔が募った。

 末期患者の在宅医療は簡単ではない。
 介護ヘルパーや訪問看護師と連携して
痛みを確実に抑え、日常をどう過ごすか
計画を立てる。
 最期が近づくと、薬を使って夜間だけ
深い眠りに導くこともある。

 岐阜で400人を超す死と向き合った。
 本人の意思を尊重し、8割以上が自宅で
亡くなった。
 「一人暮らしでも自宅で最期まで
過ごせる」という信念の下、今春、
日本在宅ホスピス協会の会長に就任する。

 「医療は万能ではない。治療を追い求める
あまり、患者の気持ちを忘れてしまっている」
(文・松田昌也 写真・恵原弘太郎)
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>自宅で亡くなる患者の穏やかな姿を見る
>うち、考えが変わる。
>「生を満喫したい気持ちにこたえよう」
>かつて終末期のがん患者が家に帰りたい
>と言っても、認めなかった。
>家族の意向とはいえ後悔が募った。

>「医療は万能ではない。
>治療を追い求めるあまり、
>患者の気持ちを忘れてしまっている」
そう思います。
患者の気持ちを尊重して欲しい。
精一杯生きたいのです。
かなえてやって欲しい。

在宅医療はいろいろな問題があって
実行しようとしてもなかなか難しい面が
あるとは思いますが、是非実現したい。

>亡くなる人の8割が病院で息を引き取る
この状態はおかしいと思います。

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暗視カラー撮像技術を開発

暗視カラー撮像技術を開発
2011年2月8日 発表
産総研

詳細は、リンクを参照して下さい。

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ポイント
・高感度赤外線撮像技術と高速画像処理技術
 を用いて暗視カラー撮像技術を開発
・暗闇にある被写体のカラー動画像を撮像可能
・視認性の高いセキュリティーカメラとして
 より安全な社会の実現に貢献

 独立行政法人 産業技術総合研究所
【理事長 野間口 有】
(以下「産総研」という)
ナノシステム研究部門
【研究部門長 八瀬 清志】
ナノシステム計測グループ
【研究グループ長 時崎 高志】
 永宗 靖 主任研究員は、新たな原理による
暗視カラー撮像技術を開発した。

 この技術は、独自に開発した高感度赤外線
撮像技術と高速画像処理技術を用いること
によって、暗闇でも被写体のカラー動画像
をリアルタイムで撮像することができる技術
である。

 この技術を応用することによって、
視認性の高いセキュリティーカメラを提供
することが可能となり、より安全な社会の
実現に貢献するものと期待される。

Fig1_1
従来技術による暗視撮像例

Fig1_2
今回の研究開発による暗視撮像例

 なお、この技術の詳細は、
平成23年2月16~18日に東京ビッグサイト
(東京都江東区)で開催される
Printable Electronics 2011で発表する。

今後の予定
 今後は産総研技術移転ベンチャーである
株式会社ナノルクス研究所へ技術移転し、
今回開発した技術による撮像装置を
高性能化、高耐久性化、小型化させて、
一般使用に耐え得る製品として市販する
予定である。

 この技術に興味をもった企業を求め、
共同で各種の応用開発を行いたいと
考えている。

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新聞で見て、びっくりしました。
素晴らしいです。
暗闇の中でも、くっきり写る。

>視認性の高いセキュリティーカメラ
>としてより安全な社会の実現に貢献
出来そうですね。

ニュースなどに出てくる監視カメラの
映像はひどく見にくい。
今のカメラはもっと良いはずなのに、

是非安価な製品を開発してください。
広く普及させたい。

 

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2011年2月 8日 (火)

洋上風力で発電大国を目指す英国

洋上風力で発電大国を目指す英国
2011/2/7 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 英国政府が、とてつもない規模の風力
発電計画を進めている。

 2020年までに7000基以上の洋上風力
タービン(風車)を設置する計画である。

 英国の全消費電力の3分の1を賄い、
世界中の風力発電企業の研究施設や製造拠点
を集積させ、一大産業に発展させることを
狙う。

 事業規模は約13兆円に上り、送電網の整備
だけでも2兆円に達する。
 欧州では、多くの企業が再生可能
エネルギーの中でも太陽エネルギーではなく
風力発電に注力している。
 これは、風力発電が最も採算が取りやすい
ビジネスであるためだが、中でも英国の
動きは突出している。

 英国では、洋上風力発電の設備を設置する
大陸棚の所有権は王室にある。
 このため、利用に当たっては英国国王の
不動産や海域の資産管理を行う政府系
特殊法人のThe Crown Estate社にかけ合う
必要がある。
 つまり、北海の海底油田の鉱区と
同じように、開発者である発電事業者が
区域のリース料を支払って、洋上の
風力発電事業を行う仕組みだ(図1)。

■32GWの「ラウンド3」がスタート
 最初の事業者の応募が行われたのは、
約10年前の2001年4月だった。

 英国政府主導の下で「ラウンド1」
として、主に技術習得を目的とした試験的
な事業が始まった。

 風車の設置規模は18区域で30基までに
限定されていたものの、North Hoyle地区
をはじめ10区域が完成し、合計1.5GW
(ギガワット)の発電を開始した。

 その後、2003年に「ラウンド2」が
入札形式で行われ、さらに15区域の
プロジェクトが加わった。
 このラウンド2の計画は、合計7.1GWもの
発電量を誇り、既に合計14の区域において
発電と送電が始まっている(写真1)。
Photo

 そして2010年1月、一連のプロジェクト
の大半を占める「ラウンド3」の開発事業者
が入札で決まった(表1)。
 9つの区域で合計32GWの発電が予定され、
2020年までの完成を目指す。
 ラウンド1~3までの開発が計画通りに
すべて実行されると、発電能力は40GW強に
達し、スコットランド政府が計画する
6.4GWの「Scottish Territorial Water
計画」も合わせると合計47GWになる。

 47GWといわれても、その大きさをすぐには
想像できないかもしれないので、日本の現状
にたとえてみよう。

 平均的な原子力発電所1基の発電能力は
1GWほどなので、日本で稼働する
原子力発電所をすべて合わせた規模
(55基、2009年)に匹敵するのが47GW
である。
 ただし、風力発電の場合、実際には風が
止まっているケースもあることから、
発電能力(設備容量)のすべてが常に発揮
できるわけではない。
 そこで風力発電の設備利用率を36%と仮定
すると、実際の発電量は17GWとなる[注1]。
 日本の原子力発電所は稼働率が80%ほど
なので、計算すると21基分の原子力発電所に
相当すると考えればよいだろう。

 今回の「ラウンド3」の設置場所は、
風力発電設備にとって条件が厳しい。
 海岸からの距離が遠いからだ。

 海岸からの距離は、「ラウンド1」の
Scroby Sands地区で2.5km、「ラウンド2」
のThanet地区で11kmほどなのに対し、
「ラウンド3」は海岸周辺の景観や住民など
への配慮から100k~300km以上離れている。
 例えば、主要区域のDogger Bank地区は
海岸から100kmに位置し、南北260km、
東西約100kmの広大なエリアで水深40mの
深さの地点もある。
 こうした不利な条件でも発電を可能に
したのは、北海の海底油田で蓄積した技術を
生かせたからである。


■洋上風力発電の強みと弱み
 洋上風力発電のメリットは、設置場所の
自由度が高いことである。
 陸上では設置場所が限られてくる中、
広大で未使用の海域が比較的自由に使える。
 さらに、洋上は障害物がなく、風が安定的
に得やすい。
 例えば欧州沿岸では、風速が陸上の2倍に
達するといった測定結果も多く報告されて
いる。周辺の住民などへの影響を気にする
ことなく、風車を大型化できるので、より
効率的にエネルギーを得られる[注2]。

 一般に陸上では80mの高さのところに
7m/s以上の風が一定の割合で得られる条件
であれば、風力発電の採算がとれると
言われている。

 ただし、洋上の風力発電は、送電網の
設置コストが陸上に比べて2~3倍に
膨れ上がるという弱点がある。
 海岸から距離が遠くなるほど、そして
水深が深いほどコストが高くなってしまう。
 そのコストの増加分を条件の良い風と
大型化した羽根による効率化で、どこまで
吸収できるかが成否の分かれ目となる。

 条件のよい場所を探すというだけ
ではなく、送電網のコスト自体を下げよう
とする取り組みも出てきた。

 スイスの大手重電メーカーであるABB社は、
通常の交流送電ではなくHVDC
(直流高圧送電)を用いることで、
ノルウェーからオランダに700MW
(メガワット)の電力を送ることに成功
した。580kmと遠い距離をものともせず、
送電損失をわずか5%以内に抑えた。

 同社CTO(最高技術責任者)の
Peter Terwiesch氏は「5年前には不可能
とされたこの送電技術により、風力発電市場
は年率平均で17%の成長が見込めるように
なった」と語る。
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すごいですね。
>英国の全消費電力の3分の1を賄い、
>世界中の風力発電企業の研究施設や
>製造拠点を集積させ、一大産業に発展
>させることを狙う。

日本は洋上風力には向いていないので
しょうか?
台風は来るし、海は深い。
でも、不可能ではないはず。

英国は何故こんなことができるのでしょうか?
英国はこれで、1/3以上が再生可能
エネルギーで賄え、石油も、ガスもウランも
必要ない。炭酸ガスも出さない。
新しいことに挑戦する。出来る。
うらやましい国に思える。

>風力発電が最も採算が取りやすい
>ビジネスである
採算がとりやすいはずのビジネスが
拡大出来ない。日本はおかしな国です。

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iPS細胞からインスリン分泌組織 糖尿病治療に期待

iPS細胞からインスリン分泌組織
糖尿病治療に期待

2011年2月6日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 iPS細胞(人工多能性幹細胞)から、
血糖値を下げるインスリンを分泌する膵島
(すいとう)という組織を作ることに、
東京大の宮島篤教授らのチームがマウスで
成功した。

 これまでインスリンを出す細胞自体は
できていたが、ほかの細胞とともに立体構造
になった膵島づくりに成功した例はなかった
という。

 人の糖尿病治療につながると期待されて
いる。

 3月1日から東京都内で始まる
日本再生医療学会で発表する。

 インスリンは血糖値を下げる働きをする
ホルモン。
 糖尿病(1型)は、自分の免疫反応の
異常で膵臓にある膵島(ランゲルハンス島)
が攻撃され、インスリン分泌能力が
失われた状態。
 患者は1日に数回、インスリンを注射して
不足分を補う。
 治療は膵島や膵臓の移植しかない。

 チームの一人で東京大の斎藤弘樹研究員
らは、マウスの胎児から膵島のもとになる
細胞を見つけて取り出し成長させる培養方法
を突き止めた。
 この方法を使いマウスの皮膚から
作製したiPS細胞を膵島にすることに
成功したという。

 この膵島を、人工的に糖尿病にした
マウスに移植したところ、3カ月にわたって
血糖値を低く保つことができた。
 移植した組織ががんになるなどの問題も
起こらなかった。

 これまで米国のチームなどが、
iPS細胞からインスリンを出す細胞を
作っていたが、分泌量が少ないなどの
課題があった。
 さらに、体内で血糖値を調整するには、
血糖値を下げすぎないよう働く細胞も
必要で、治療に使うには膵島全体を作る
ことが課題になっていた。

 ヒトの皮膚などから作製したiPS細胞
で効果や安全性を確かめることができれば、
重い糖尿病患者への移植ができる。
 組織そのものを薬や病気の研究にも
使える。
 斎藤さんらは「大量につくる方法の開発
などハードルも高いが、人の治療法の実現
を目指したい」という。(福島慎吾)
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素晴らしい成果ですね。
頑張ってください。

こちらも素晴らしそうです。
是非取り入れてください。
放送からすると臨床にずっと近い。

追跡!A to Z
「心臓がよみがえる~密着 世界初の
再生医療」

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さまざまな自己免疫疾患の発症を制御するたんぱく質を発見

さまざまな自己免疫疾患の発症を制御する
たんぱく質を発見

平成23年2月7日
科学技術振興機構(JST)
徳島大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 JST 課題解決型基礎研究の一環
として、徳島大学疾患ゲノム研究センター
の岡崎 拓 教授らは、マウスでリンパ球の
膜表面にある「LAG-3」と呼ばれる
たんぱく質が自己免疫疾患注1)の発症に
重要な役割を果たしていることを突き止め
ました。

 自己免疫疾患の多くは効果的な根治療法が
なく、対症療法による治療が中心となって
います。

 自己免疫疾患は多くの遺伝子が関与する
ため、原因遺伝子を特定することは極めて
困難です。
 また、自己免疫疾患の制御に関与する
遺伝子はいくつか報告されていますが、
それらがどのように協調して働き、実際に
自己免疫疾患の発症を制御しているかは
ほとんど解明されていません。

 本研究グループはこれまでに、免疫反応
を抑制する「PD-1」遺伝子を働かなく
したマウスがさまざまな自己免疫疾患を
発症することを発見しましたが、この因子
を含めた多因子によるネットワークシステム
のさらなる解明が望まれています。

 本研究グループは今回、モデルマウスを
用いて、PD-1に加えてLAG-3という
遺伝子も働かなくすると自己免疫疾患が
悪化することを発見しました。

 また、LAG-3だけを欠損させても
自己免疫疾患は発症しませんが、他の要因
と組み合わせることにより、さまざまな
自己免疫疾患の発症を引き起こすことも
分かりました。

 さらに、LAG-3遺伝子によって
作られるたんぱく質がリンパ球上に発現
して、リンパ球の活性化を抑制することも
分かりました。

 つまり、通常はLAG-3がPD-1
などと協調して行き過ぎた免疫反応を抑制
することにより自己免疫疾患の発症を制御
しているのだと考えられます。
 LAG-3は人間にもあるため、今後
LAG-3の機能を調節することにより、
自己免疫疾患や感染症、アレルギーの治療
に役立つものと期待されます。

 本研究は、京都大学、金沢大学、理化学
研究所、実験動物中央研究所の協力のもと
行われ、本研究成果は、2011年2月7日
(米国東部時間)発行の米国科学雑誌
「Journal of
Experimental
Medicine」にオンライン速報版で
公開されます。
---------------------------------------

>自己免疫疾患は複数の因子が発症に関与
>する多因子疾患ですが、本来は健常な
>BALB/cという系統のマウスでも
>PD-1とLAG-3の両者を欠損
>させるだけで自己免疫疾患を自然発症
>したことから、両者の機能をさらに解析
>することにより自己免疫疾患制御
>ネットワークシステムの根幹が解明
>される可能性があります。
自己免疫疾患を自然発症したと言って
いますが、具体的にどういう疾患なので
しょうか?

>自己免疫疾患制御ネットワークシステム
>の根幹が解明される可能性がある。
う~ん。
ちょっと抽象的ですね。

今回、多因子ある中の影響力の強い遺伝子
を特定したということらしいですが、
どの位期待してよいのやら、よく分かり
ません。
前進したのは確かですが、、

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世界で初めて液体シリコンを用いた塗布プロセスにより高性能の太陽電池の作製に成功

世界で初めて液体シリコンを用いた
塗布プロセスにより高性能の太陽電池の
作製に成功

平成23年2月7日
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)
科学技術振興機構(JST)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 北陸先端科学技術大学院大学
(JAIST、学長・片山 卓也)
マテリアルサイエンス研究科の下田 達也
教授らの研究グループは、科学技術振興機構
(JST、理事長・北澤 宏一) 課題解決型
基礎研究(戦略的創造研究推進事業
ERATO型研究)の一環として、
液体シリコン材料の基礎物性の解明と
その制御技術の研究に取り組んで
きましたが、その研究成果として、この度、
液体シリコンから優れた半導体特性を有する
アモルファス(非晶質)・シリコン薄膜の
作製に世界で初めて成功しました。

 さらに、それを用いて、画期的な
塗布プロセスにより、p-i-n型注1)
のアモルファス・シリコン薄膜太陽電池の
試作を行い、高い性能を確認しました。

 これまで「液体からのアモルファス・
シリコン太陽電池製造」は画期的な
低コスト製造法として挙げられていましたが
夢に過ぎませんでした。

 今回、研究グループでは、液体シリコンの
溶質にあたるポリジヒドロシラン
(ポリシラン)注2)という中間体を
徹底的に研究し、使いこなすことで、
この可能性を世界で初めて示しました。

 今後、シリコン薄膜のさらなる高品質化、
液体シリコン(Siインク)の低コスト化
などの実用化のために企業との共同研究を
実施し現在の商用電力と同等のコストを
可能にするコストパフォーマンスの高い
シリコン太陽電池の製品化を目指して
いきます。
---------------------------------------

良さそうです。
単純に言って安価なシリコン太陽電池が
作れるということですよね。

素晴らしいと思います。

>画期的な低コスト製造法として挙げられて
>いましたが夢に過ぎませんでした。
と言ってますが、どの位低コストに?

こちらも期待大です。
岡山大、夜でも充電可能な
次世代太陽電池を開発中!

早く世に出して欲しい。

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2011年2月 6日 (日)

「検知犬」より「検知マウス」が空港で活躍する?

「検知犬」より「検知マウス」が空港で
活躍する?

2011年02月05日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 イスラエルの研究者らが「爆薬やドラッグ
を検知するマウス」の訓練に成功したそうだ
(The Telegraph、本家/.)。

 このマウスは空港などの検知犬のように
歩かせるのではなく、全身ボディスキャナー
のような装置に組み込まれる3つの
カートリッジの中で働くのだという。
 カートリッジにはマウスが8匹ずつ
入れられており、薬物や爆薬を検知すると
マウスはカートリッジ内にある小部屋に
逃げ込む。
 これがアラーム音をトリガーする仕組み
だそうだ。
 マウスを訓練した研究者らによると、
正確さは犬やX線装置を上回るという。

 考えてみればマウスの方が犬よりも
必要なスペースや餌が少なく、大量に訓練を
試み適性ある個体を選出するのにも向いて
いるような気がする。
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マウスの方が犬よりも適している?
そうかもしれない。

以前投稿した記事です。
アフリカの地雷探知にネズミが大活躍

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凄い! 大学生の卒論がノーベル賞級快挙!? 弘前大学

凄い! 大学生の卒論が
ノーベル賞級快挙!? 弘前大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 弘前大学の学生の「卒論」が、
ノーベル賞級の論文も載る米国物理学会誌
「フィジカルレビュー」に掲載されました。

 浅田秀樹准教授と共に学部の卒論を書いた
弘前大学の山田慧生さんは現在24歳、
弘前大学大学院理工学研究科博士前期課程
1年生です。
 宇宙にある三つの天体の軌道運動を電卓で
解けるほど簡単に、かつ正確に求められる
数式を導きました。

 「三体問題」と呼ばれる難問の、
限定された条件における解を一般相対性理論
の範囲内で厳密に解けたとかそういうこと
らしいです。
 ニュートンの万有引力の理論を基にした
解法は昔からあったけれど、今回は
アインシュタインの一般相対性理論を基に
導いたとのこと。
 かなり凄いことらしい。

 よくわかりませんけど、とりあえず卒論で
そんな凄いことをやってのけた
山田さんかっけー。
 もっと詳しく知りたい数学や物理マニア
の方は下部リンクからスラドのコメント欄
をお読みください。
---------------------------------------

slashdotのリンクです。
弘前大、一般相対論における三体問題
の直線解の解析解を導出

>多体問題においては、積分法による
>一般解の解析解は存在しないと
>アンリ・ポアンカレによって証明されて
>おり、問題解法には摂動や数値解析を
>用いた計算が従来行われていた。
>2007 年に行われた研究会での浅田先生の
>発表資料 (PDF) によれば、日本天文学会
>では「三体問題にだけは手を出すな」
>「相対論にだけは手を出すな」という格言
>があるほどだったらしい。
そうです。
すごいですね。

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「失敗すること」を自分に許すと失敗が少なくなるという説

「失敗すること」を自分に許すと
失敗が少なくなるという説

2011.02.05 lifehacker

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 新しいプロジェクトや仕事を
与えられたり、これまで出会ったことのない
問題にぶつかると、どうしても恐れや不安が
湧き上がるもの。
 「失敗したら、どうしよう...」とか、
「うまくやらなくちゃ!」という気持ちが、
より心とカラダを硬くしてしまうことも
あります。
 では、自信とエネルギーを持って挑戦する
には、どうすればいいのでしょうか?

 Heidi Grant Halvorson博士は、心理学系
ブログメディア「Psychology Today」で、
このテーマについて採りあげ「失敗すること
を自分に許すと、結果として失敗が減る」
と説いています。

 それは、なぜでしょうか?

 失敗から学ぶことによって、スキルや
習慣を改善でき、失敗を防げるようになる
からです。
 新しい仕事やプロジェクトに取り組む
ときは、「いまはうまくできなくて
当たり前。
 失敗するかもしれないけど大丈夫。」
と自分に言い聞かせ、自分の失敗を
受け入れる意識を持つとよいようです。

 具体的な方法としては、以下の3つの
ステップが提唱されています。

 難しいこと、慣れていないことに直面
したら、こなせるようになるまで
多少時間がかかるだろうという事実を
受け止める。

 うまくいかないときは、助けを求める
こと。
 助けを必要としていることは、自分に
能力がないということではない。
 自分は何でもできるという思い込み
こそ、愚の骨頂。

 他人と自分を比べない。
 むしろ、昨日と今日の自分の
パフォーマンスを比較して、成長している
かどうかに注目しよう。

 つい自分に厳しくなりがちな人は、
ときには温かい目で自分の成長を見守る
心がけも必要かもしれませんね。

 このテーマについては、Halvorson博士著
『Succeed: How We Can Reach Our Goals』
(英書)でも、詳しく述べられています。
ご関心のある方は、
合わせてご一読くださいね。


Why Letting Yourself Make Mistakes
Means Making Fewer of Them
[Psychology Today]

Adam Dachis (原文/訳:松岡由希子)
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そうですね。
>他人と自分を比べない。
>自分のすべてを肯定すること。
大切ですね。

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命のともしび 心は自由:5 意思通じる限り、生きる

命のともしび 心は自由:5
意思通じる限り、生きる

詳細は、リンクを参照して下さい。
命のともしび 心は自由:4の続編です。

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 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状が
進んで意思疎通ができなくなったら、
人工呼吸器を外してほしい。
 千葉県勝浦市の照川貞喜さん(70)は
2007年秋、そんな内容の要望書を
亀田総合病院に提出した。

 書面の橋渡しをした病院の小野沢滋
(おのざわしげる)・在宅医療部長は、
貞喜さんを92年から担当し、呼吸器を
めぐる思いを何度も聞いてきた。
 難しい要望だったが、「無理と言って
しまえば本人が救われない」と思った。

 病院の倫理問題検討委員会で1年近く
議論を重ねた結果は、「意思を尊重する
ことは、倫理的に問題はない」だった。

 ただ、呼吸器を外した場合、刑事責任に
問われる可能性があった。
 亀田信介(かめだしんすけ)院長は
「実際に止めるのは難しい」との立場だ。

 一度呼吸器を着けると、外すことは
難しい。
 「そのことが、かえって呼吸器を着ける
選択を妨げているのではないか」。
 妻の恵美子さん(68)は、
そう感じている。

 貞喜さんもかつて、呼吸器をどうするか
迷った。
 でも、着けてみたら、楽しい生き方を
見つけることができた。

 後で外せないからといって、とりあえず
着けてみることも選べず、亡くなる人が
いる。
 それはおかしいと、2人は思っている。

 昨年5月。
 小野沢さんらが同行して、貞喜さんたち
は鹿児島県を旅した。
 メールで連絡を続けていた日本ALS協会
鹿児島県支部の交流会に参加し、温泉を
楽しんだ。

 この旅で、数年前からメールの返信が
途絶えていた女性患者と会った。
 女性は貞喜さんと同じ願いを持っていた。
 症状の進行で意思疎通ができなくなって
いたが、呼吸器を外してもらえずにいた。

 予定を変えて訪れた病室。
 貞喜さんは恵美子さんの手を借りて、
動かない女性の手を握った。
 その目から、涙がこぼれた。
 貞喜さんは、つらい気持ちでいっぱいに
なった。

 亀田総合病院の委員会の結論から3年。
 貞喜さんの視力は落ち、パソコンの画面
を見ての操作は難しくなった。
 でも、ほおを動かせば、家族を呼び、
思いを伝えられる。

 意思疎通ができなくなったら、呼吸器を
外してほしい。

 その思いは変わらない。
 だからこそ、伝える手段が本当に尽きる
ときまで、精いっぱい生きる。
 そして、考えを発信するつもりだ。

 体が不自由でも、心はいまも自由だ。
---------------------------------------

>病院の倫理問題検討委員会で1年近く
>議論を重ねた結果は、「意思を尊重する
>ことは、倫理的に問題はない」だった。

でも、
>院長は「実際に止めるのは難しい」
>との立場だ。
であれば、実行できない。
何のための倫理委員会?
何のための一年近くの議論?

>難しい要望だったが、「無理と言って
>しまえば本人が救われない」と思った。
この思いは、本人の意志は無視されて
良いものでしょうか?

なんとも割り切れない気持ちです。
ある意味、意志を示している患者に対して
拷問を科す判断をしたのだと思う。

こんなことが許されて良いのだろうか?
本人にとってこんなにつらいことは
ない。意思疎通もできず、希望もなく
時を過ごしていくしかない。

時間が経てば、良い装置が出来、
意思疎通が出来るようになるかも
しれません。

でも、決断しなければいけない時と
いうものがあるはずです。
いつまでも、待てないのです。
希望がなければ生きていけません。
そのことを分かって欲しいと思います。

安楽死も同様の問題をはらんでいます。

真剣に議論し、きちんと本人を含めた
当事者達の意志を尊重する方向での
法律改正が必要だと、私は思います。

今は、殺人罪に問われてしまうとなれば
やむを得ないことだと思います。
そうであれば、その前に死を選択する
しかない。これで良いのでしょうか?

>体が不自由でも、心はいまも自由だ。
なのだから、心の自由はせめて奪わないで
欲しいと思う。
本人だけのわがままではない。
家族も含めた総意なのだから。

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2011年2月 5日 (土)

iPS細胞:遺伝子調節機能に異常 元細胞の特徴残る

iPS細胞:遺伝子調節機能に異常
元細胞の特徴残る

毎日新聞 2011年2月3日

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)が
持っている遺伝子の働きを調節する機能に
異常が見られることが、米ソーク研究所など
のチームの解析で分かった。

 この異常は、さまざまな細胞への分化の
しやすさや、分化させた細胞の機能に影響
を与える可能性がある。
 iPS細胞を将来、再生医療に応用する
上で課題となりそうだ。
 3日付の英科学誌ネイチャー(電子版)
に掲載された。【須田桃子】

 チームは、材料となる体細胞の種類や
作成法が異なる5種類のヒトiPS細胞を
対象に「メチル化」と呼ばれる目印の場所
や有無を調べた。
 受精卵から作られ、正常なメチル化を
持つと考えられる胚性幹細胞(ES細胞)
と比べた結果、おおむね同じだったが、
あるべきメチル化がないものなどの異常が
5種類すべてで見つかった。

 原因を調べたところ、初期化が不十分な
ために元の体細胞の遺伝的特徴が完全に
消去されなかった異常と、体細胞を
iPS細胞にする途中に新たに起きた異常
との2種類があった。
 これらの多くは、iPS細胞を繰り返し
培養して増やしたり、特定の細胞に分化
させた後も多くが受け継がれていた。

 iPS細胞を開発した山中伸弥・京都大
教授の話
 iPS細胞の技術は日進月歩であり、
この論文に報告されている点の多くも
すぐに克服されるだろう。


 ◇解説 最新装置で精密解析
 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の優れた
点は、胚性幹細胞(ES細胞)のように
受精卵を壊して作る必要がないにも
かかわらず、ES細胞とほぼ同等の、
あらゆる細胞に変化する能力(多能性)を
持つことだ。

 一方で
(1)大人の分化しきった細胞が、本当に
受精卵のようにまっさらな状態に戻せるのか

(2)人工的な操作を加えたことによる影響
はないのか--

 という2点については、よく分かって
いなかった。
 今回の報告は、その問いに分子レベルで
一つの答えを出した。

 今回明らかになった異常は、ES細胞
のようにまっさらな状態ではないことを意味
する。
 だが、今後の研究によって、異常が起きる
原因を突き止めて改善に生かしたり、細胞の
用途によっては機能に影響を与えるものでは
ないことが確かめられるかもしれない。

 iPS細胞を医療に応用する際の課題
として、目的以外の細胞に分化するものが
あることや、分化した後、がんになるものが
あることが指摘されている。
 この原因と、今回の異常との関係は明らか
ではないが、こうした解析から新たな知見が
生まれる可能性もある。

 米国のチームが異常を見つけるのに用いた
手法は、遺伝子の働き方を調節する
「メチル化」と呼ばれる部分を、
「次世代シーケンサー」と呼ばれる最新の
遺伝子配列解読装置で分析する方法。

 九州大生体防御医学研究所の佐々木裕之
教授は「ヒトのiPS細胞で初めて
メチル化の状態を調べあげた、非常に大事な
論文」と評価する。
 慶応大の須田年生教授は「日本には同様の
解析を十分にできる環境がない。
 今後、iPS研究の一部として、この分野
の研究も進めていくべきではないか」と
指摘する。【須田桃子】
---------------------------------------

>今回明らかになった異常は、ES細胞
>のようにまっさらな状態ではないこと
>を意味する。
>だが、今後の研究によって、異常が起きる
>原因を突き止めて改善に生かしたり、
>細胞の用途によっては機能に影響を
>与えるものではないことが確かめられる
>かもしれない。

iPS細胞研究、少しずつ進んでます。

残念なのは、
「日本には同様の解析を十分にできる
環境がない。」
というところですね。

次世代シーケンサーは遺伝子解析にとって
必須の装置。

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脳内情報伝達の新たな調節機構を発見

脳内情報伝達の新たな調節機構を発見
~活動電位が軸索の伝導中に
アナログ変調される~

平成23年2月4日
東京大学
科学技術振興機構(JST)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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<発見の大意>
 脳の中の情報は、活動電位による神経伝導
と化学物質によるシナプス伝達によって
伝えられます。

 私たちは今回、これまでの通説と異なり、
伝導中の活動電位がアナログ的に変調される
ことを見いだしました。

 現在の教科書的な理解では、神経細胞は
アナログ入力をデジタル出力する
「アナログ→デジタル変換素子」です。

 つまり、軸索起始部で発生した活動電位
は、その後、減衰することなく軸索の終末
まで均一に伝播し、シナプス出力に直結
します。

 この原理は「all-or-noneの
法則(悉無(しつむ)則)」注1)と
呼ばれ、広く知られている基本法則です。

 ところが東京大学 大学院薬学系研究科の
池谷 裕二 准教授らは今回、こうした
古典的な構図に反し、「活動電位が
軸索伝導中に変形されうる」こと、そして、
「その変形によってシナプス出力が
アナログ的に変調され」、「この調節に
おそらくアストログリア注2)が関わる」
という驚くべき現象を見いだしました。

 神経細胞によってデジタル変換された
信号が、アストログリアの働きで、
アナログ的に変調されるという、
従来考えられていた以上に、はるかに高精度
な情報処理が脳細胞で行われている可能性が
あると考えられます。

 本研究は、JST 戦略的創造研究推進
事業 個人型研究(さきがけ)「脳情報の
解読と制御」研究領域における研究課題
「神経回路網が示す自発的可塑性のルール
抽出と制御」(研究者:池谷 裕二)の一環
として行われ、本研究成果は、
2011年2月4日(米国東部時間)発行
の米国科学雑誌「Science」に
掲載されます。
---------------------------------------

>all-or-noneの法則
(悉無(しつむ)則)
>生体において、刺激が閾値(いきち)以下
>では反応は全く起こらないが、
>それを超えると一定の反応が現れる、
>しかも それ以上刺激を強めても
>その反応が大きくなることはない
>という法則。
があったのだが、

>こうした古典的な構図に反し、
>「活動電位が軸索伝導中に変形さ
>れうる」こと、そして、
>「その変形によってシナプス出力が
>アナログ的に変調され」、
>「この調節におそらくアストログリア
>が関わる」という驚くべき現象
>を見いだしました。

>今回見つかった活動電位幅の調節能は、
>出力線維の“配線構造”が局所的演算の
>基盤となり、選択的な出力調節が可能
>であることを示しています。
とのことです。

印象的な事情は強く記憶に残るという
ようなこともこのことに関連している
のでしょうか?

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〈メディア激変201〉法と安全―10 「仲間はずれ」の日本

〈メディア激変201〉法と安全―10
「仲間はずれ」の日本

2011年2月4日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 「日本は十分なレベルの保護を提供して
いる国であるとは、まだ考えられていない」

 09年4月、ベルギーで開かれたデータ
保護に関する会議。
 講演に立った欧州委員会の法務担当者は
そう明言した。

 その基になっているのは欧州連合(EU)
が95年に制定した「データ保護指令」。
 十分な保護措置のない国への
プライバシー・個人情報の送信を禁じて
いる。

 日本もその一つだと言うのだ。

 「プライバシー・個人情報保護では、
日本は仲間はずれの状態。

 だがその認識もない」。

 経済協力開発機構(OECD)や
プライバシー保護機関の国際会議などに
長年携わってきた一橋大学名誉教授の
堀部政男さん(74)は、日本の現状を
そう指摘する。

 現在もEU加盟国からプライバシー・
個人情報を日本に送信できない。

 一方、全般的なプライバシー保護法を
持たない米国はEUと交渉の末、00年に
特例的に個人のデータの送信を認められた。

 「顧客情報を受け取れないなど、
ビジネス上の問題が出ることを理解した
米国のプライバシー外交です」

 プライバシー・個人情報問題に機動的に
対応できないのは、プライバシー・
コミッショナーなどの独立監視機関がない
ことも大きな理由だと堀部さんは言う。
 このため、コミッショナーが一堂に会する
国際会議には正式参加が認められず、
「仲間はずれ」は現実問題となっている。

 ただ、先週1月28日に発表された政府の
社会保障・税の共通番号制度の「基本方針」
で、日本版の独立監視機関「第三者機関」に
ついても、ようやく14年1月という
設置時期が示された。

 だが「仲間はずれ」はそれだけではない。
 現在の個人情報保護法には、データを
海外に送信する場合の取扱規定もない。

 「このままでは、国境を越えてデータが
行き交うクラウド・コンピューティングの
時代に、競争力の面でダメになってしまう
のではないか」と堀部さん。

 EUがデータ保護措置が十分と認定する
中には、タックスヘイブン(租税回避地)
として知られ自治権を持つ人口10万人以下
の英領マン島やガーンジー島もある。

 「保護措置をなるべく早く国際レベルに
整備するには、国内に特区を置く形もある
のでは」と堀部さんが提唱するのが、
「沖縄個人情報保護特区」構想だ。

 沖縄は、アジアに向けたネット基幹回線
のハブ(中心)化の取り組みもあり、
振興特措法ですでに法人税などが優遇される
IT特区があるなど、「十分な保護基準を
満たしたクラウド拠点」となる可能性を
指摘する。

 プライバシー保護の「仲間入り」へ
向けて、模索が続いている。
(編集委員・平 和博)
---------------------------------------

知りませんでした。
いろいろありますね。

>「日本は十分なレベルの保護を提供
>している国であるとは、まだ
>考えられていない」
現在の個人情報保護法っていったい
なんなんでしょう?

誰が立案したのでしょうか?

個人情報保護って一体何を、何に対して
保護するのが目的なのでしょうか?

「日本は十分なレベルの保護を提供して
いない」とは具体的に何が不十分と
言っているのでしょうか?
保護されるべき情報が保護されず、
保護しなくても良いものを保護して
いる?

つまらない行き過ぎもある一方で
国際的には保護不十分?
どうなっているのでしょうか?

>十分な保護措置のない国への
>プライバシー・個人情報の送信を
>禁じている。

>日本もその一つだと言うのだ。

>「プライバシー・個人情報保護では、
>日本は仲間はずれの状態。
>だがその認識もない」。

>コミッショナーが一堂に会する
>国際会議には正式参加が認められず、
>「仲間はずれ」は現実問題と
>なっている。
なんとも言いようがない。

>「このままでは、国境を越えてデータが
>行き交うクラウド・コンピューティングの
>時代に、競争力の面でダメになってしまう
>のではないか」と堀部さん。
IT国家ではなかったのかな?

なんで日本はこうも鈍感なのか?
政治家も、官僚も、
恐ろしい話ではありませんか?

関連記事です。
〈メディア激変200〉法と安全―9
傍受された無線データ

2011年2月4日 朝日新聞

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人に優しいトイレ探し地図に NPOと大学生ら、情報収集

人に優しいトイレ探し地図に
NPOと大学生ら、情報収集

2010年11月29日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。
ちょっと古い記事ですが、良い活動
だと思うので紹介しておきます。

---------------------------------------
Tky201011290173
 車いす対応などの多機能トイレ情報を
収集するNPO法人「Check」
(本部・東京、金子健二代表)が、
関東学院大(横浜市)の学生らと組んで
県内でもトイレ地図づくりを進めている。
 28日には神奈川大の学生らも加わり、
川崎で調査する。

 旅行会社に勤めていた金子さんは、
高齢者や障害がある人は外出先のトイレが
不安で出歩きたがらないことを知り、
トイレ地図づくりを思い立った。

 金子さんによれば、バリアフリー仕様の
トイレは全国に10万カ所以上設置されて
いて観光協会や社会福祉団体も情報は
持っている。

 しかし詳しい場所や設備の詳細、
利用可能な時間など、使う側に立った情報
は不足しているという。

 「半身にマヒがある人には左右どちらに
手すりがあるかは重要だし、行ってみたら
故障中だった、では困る。
 常に情報が更新されていることが不可欠
です」

 そこで大勢が知識を出し合う
インターネット上の「ウィキペディア」を
参考に、「iPhone(アイフォーン)」
を使ってだれでもトイレ情報を登録できる
システムを作った。

 出かけた先で多機能トイレを見つけたら
写真を撮り、設備の詳細情報と共に
アイフォーンで登録する仕組みだ。

 効率よくトイレ情報を集めるため、
一定時間内にどれだけ登録できるかを競う
ゲーム形式の調査を全国各地で展開する。
 これまでに計3万2千件の情報が
集まった。

 10月には横浜市の関内・みなとみらい
周辺を調べた。
 関東学院大の学生ボランティア82人が
1時間半かけて町を歩き回り、64カ所の
トイレ情報を新規に登録した。

 「実際に歩いてみて、バリアフリーの
トイレがいかに少ないかが実感できた」と
経済学部3年の長谷部匡彦さん。

 28日に川崎で開催する調査には、
ボランティアサークルの仲間を通じて
神奈川大学の学生にも声をかけた。
「他大学との交流のきっかけにも
なりそうです」

調査に参加したい学生は、メール
(report@checkatoilet.com)で
申し込みを。(織井優佳)
---------------------------------------

良い活動ですね。
以前にも取り上げてます。
[見学ルポ]iPhoneで社会貢献――
NPO法人Checkが多機能トイレ
チェックイベント

2010年6月19日 IT Pro

今日の朝日新聞朝刊にも載って
いました。
少しずつでも、広がっていくと良い
ですね。

今はi-Phoneのみですが、i-Phone以外の
スマートフォンにも対応すると言って
います。頑張ってください。

このような活動はボランティアなくして
成り立ちません。
最新の情報が常に集まらないと現実問題
としてはなかなか難しいと思います。

みなさん協力してください。
少しでも住みやすい世の中にして行きたい
ものです。

ちなみにi-Phoneアプリの名前は、
check a toiletです。

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2011年2月 4日 (金)

バイオ医薬開発で欧米に10年出遅れた原因は臆病さ、技術革新を取り込むためには”新しい皮袋が必要”とエーザイ・内藤社長

バイオ医薬開発で欧米に10年出遅れた
原因は臆病さ、技術革新を取り込む
ためには”新しい皮袋が必要”と
エーザイ・内藤社長

2011年01月31日
Biotechnology Japan:Webmasterの憂鬱

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 我が国のトップ4企業に取材いたしました
が、いずれもバイオ医薬に出遅れた理由の
一つとして、化学合成技術という硬直した
技術体系に拘泥し、世の中の変化に目を
つぶっていたことがありました。

 しかし、10年も出遅れたのは、社長
(監督)を含めた経営陣の先見性の無さ、
変化を嫌って、勇気をもって組織変革に
挑戦しなかった臆病さがあったからです。

 責任は避けられないでしょう。
 いつまでも同じ戦略(ゾロ新と化学合成
技術)で勝利できるとして、チームを
硬直化し、控え選手(バイオ医薬)の育成
を怠ったのです。

 これでは、ロングボールによる
ヘディング勝負だけを単調に続け、
キーパーチャージ(川島選手に対する
アタックは目に余ります、主審はファール
を取るべきでした)を繰り返した汚い試合
を展開したオーストラリアのチームと
なんら変わるところはないのではないで
しょうか?

 不埒な例えだとご立腹の読者も
いらっしゃると思いますが、

ビジョンと人間力、この二つこそが、

サッカーでも、バイオの技術革新でも、
大きな変化に直面した組織が、未来を築く
ために最も必要な力です。

 エーザイの凄いところは、内藤社長が
「Morphotek社と出会うまでは、何でも
エーザイでできると思い込んでいた。
 (経営としては)ひよっこだった」と
明言、今後の医薬の技術革新を取り込む
ため、
PCU(プロダクトクリエーションユニット)
という分散型の組織に、エーザイ
そのものの変革する大胆な改革を始めた
ことです。

 バイオ医薬などの技術革新を取り込む
ためには”新しい皮袋が必要”という
内藤社長のビジョンは間違いない。

 後は、本当に実現可能なのか?
 という素朴な疑問ですが、こればかりは
時の審判を待たざるを得ません。
 今後もエーザイを注目したいと、
考えます。

 ビッグファーマとベンチャーの中間を
占める日本式イノベーションモデルを
作り上げるかも知れません。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/NEWS/sp_show.jsp?spid=93

 ちょうど、今、米食品医薬品局から
メールが届き、中国政府が10年間、
3億ドルをThe Human Variome Projectに
投入することを決定したと伝えて
参りました。

 ヒトの遺伝子疾患の変異と民族的な変異
の両方のデータベースを統合して、ヒトの
多様性と疾患遺伝子や疾患抑止遺伝子を
解明し、知識を共有しようという
国際プロジェクトです。

 このプロジェクトは、オーストラリアの
Mlebournes大学the Howard Florey
Neurosciences Instituteのthe Genomic
Disorders Research Centreのセンター長
であるRichard Cotton氏が提唱したもの
です。

 サッカーはいただけないが、バイオでは
豪州が中国と連携して野心的な国際共同
プロジェクトを始めました。
http://www.humanvariomeproject.org/

 既に欧米中心のバイオ研究という古い
概念は壊れつつあります。

 バイオをやる以上、これからも変化に
立ち向かわなくてはなりません。

 研究力だけでなく、経営力と
リーダーシップが必要です。

 我が国のサッカーも変革を始めたの
ですから、バイオ関連企業や政府も変化に
対応できる体制整備を急がなくては
なりません。

 今朝も、法案を作るのには3年も5年も
かかるという官僚の講義を聞いて
参りましたが、既得権にがんじがらめで、
こんなに時間が掛かる政府と国会自体が
おかしいと思うことから、始めなくては
なりません。
 我が国の政府も相当な重病です。
---------------------------------------

いつもながら興味深い記事です。

>10年も出遅れたのは、社長(監督)
>を含めた経営陣の先見性の無さ、
>変化を嫌って、勇気をもって組織変革に
>挑戦しなかった臆病さがあったからです。
同感です。
製薬会社だけではないですよね。

>今朝も、法案を作るのには3年も5年も
>かかるという官僚の講義を聞いて
>参りましたが、既得権にがんじがらめで、
>こんなに時間が掛かる政府と国会自体が
>おかしいと思うことから、始めなくては
>なりません。
>我が国の政府も相当な重病です。
重病ではすまないのでは?
早急な改革がなくては沈没します。

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命のともしび 心は自由:4 「栄光ある撤退を」病院へ要望書

患者を生きる
命のともしび 心は自由:4
「栄光ある撤退を」病院へ要望書

2011年2月4日 朝日新聞 apital

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した
千葉県勝浦市の照川貞喜さん(70)は、
人工呼吸器を着けてからも症状が進み、
2000年ごろには自由に動かせる筋肉が
ほとんどなくなっていた。

 意思疎通に使うセンサーをどこに
着けるか。
 筋肉が動く場所を苦労して探した。
 やっとセンサーの扱いに慣れたころ、
その場所が動かなくなる。
 絶望して天井を見て過ごし、気持ちが
落ち着いたら、センサーを着ける新たな
場所を探す。その繰り返しだった。

 03年には左ほおの筋肉も活動を止めた。

 「最後に残った右ほおも動かなくなれば、
社会と隔離される。
 それは耐えられない」

 意思を伝える方法をなくし、外界との
意思疎通を完全に断たれた「TLS」
という状態になって、なお生き続けること
への不安や恐怖が膨らんだ。

 在宅治療を受ける亀田総合病院にあてて、
今後の治療についての希望を要望書として
少しずつ書き始めた。06年のことだった。

 パソコンの画面に表示された五十音表を
見つめ、ゆっくり移動するカーソルが
目的の仮名にさしかかったところで、
ほおのセンサーを動かす。
 一つずつ文字を拾い、根気よく入力する
作業が約1年間続いた。

 要望書は計9ページ。
 自分自身にとっては、考えていることを
人に伝えられて、はじめて生きていると
いえる。意思の疎通を図れなくなったら、
苦しくないようにしたうえで、呼吸器を
外して死なせてほしい。
 そんな希望を述べ、最後をこう結んだ。

 「TLSになって人生を終わらせて
もらえることは、栄光ある撤退と確信
しています」

 妻の恵美子さん(68)は、何度も
尋ねた。「死んじゃったら、おしまいだよ。
本当にいいの?」。
 しかし、夫の考えは変わらない。

 発症して20年近く、夫は苦しみを
乗り越え続けてきた。
 恵美子さんには、それがよく分かった。
「もうこれ以上無理してほしくない。
思いを尊重したい」

 07年11月。
 プリントアウトした文書に、3人の
子どもといっしょに署名した。
 在宅医療を担当した小野沢滋医師を
通して、病院に提出した。

 要望書の通り、生きている状態で
呼吸器を外せば、殺人罪に問われる可能性
もある。
 病院はすぐに倫理問題検討委員会を開き、
議論を始めた。
---------------------------------------

厳しいですね。
>もし、意思を伝える方法をなくし、外界
>との意思疎通を完全に断たれた
>「TLS」という状態になったとしたら、

>「TLSになって人生を終わらせて
>もらえることは、栄光ある撤退と確信
>しています」
私の思いも同じです。

>自分自身にとっては、考えていることを
>人に伝えられて、はじめて生きていると
>いえる。
同感です。

厳しい人生ですが、これも人生。
栄光ある撤退と思います。

もし、手を尽くしても、どうしても
「TLS」という状態になるとしたら
私もそういう道を選択したい。

早くこういう装置が世に出てくると
良いのにと思います。
きっと救われる人達が沢山いるはずです。
この病院の医師達は知らないのでしょうか?
産総研の脳波計測による意思伝達装置
「ニューロコミュニケーター」が今夏に
発売開始

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追跡!A to Z 「心臓がよみがえる~密着 世界初の再生医療」

追跡!A to Z
「心臓がよみがえる~密着
世界初の再生医療」
1月29日(土)21:50放送 (C)NHK

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キャスター : 鎌田靖
語り(語り手) : 永作博美

 2010年、重度の心筋こうそく患者の
心臓を幹細胞で再生させる世界初の
臨床試験が行われた。

 歩くことも困難だった患者が、治療により
日常生活を取り戻すまでに回復。

 “心臓は一度傷つくと再生できない”
という常識を覆した。
 海外では、1型の糖尿病患者に再生医療
が行われ、すい臓の機能を回復させる成果を
上げている。
 免疫の拒絶反応が起こらないため、
臓器移植に代わる医療として期待される
幹細胞の再生医療の最前線を追う。
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再生医療に過大な期待を持たないように、
というような話がきこえてきますが、
この番組を見ていると体性幹細胞を用いた
再生医療は、かなり臨床に近い所まで来て
いるように思えます。

再生医療に使用できる細胞は、
大きく分けてES細胞、体性幹細胞、
iPS細胞があります。

ES細胞は万能ですが、倫理的な問題があり
臨床に使用するにはかなりの壁が存在する。
又、iPS細胞は、まだがん化の問題があり
安全とは言いきれない。
という中で、体性幹細胞がかなり臨床に
近いように感じました。

今回の例は、心筋梗塞で壊死した心筋の
再生治療ですが、うまくいったようです。

ブラジルでは重症のⅠ型糖尿病患者に
再生医療を用いてインスリンの注射が
必要ない程度まで回復出来た話が
出て来ます。
すべての糖尿病に適用出来るように
なると言っていました。

臨床の場で広く行われるようになるのは
早くても5年以上先ではないかと
思われますが患者にとっては命に関わる
こと。
早く実現して貰いたいと思いました。

この番組は有料ですが、
NHKオンデマンド」で見ることが出来ます。

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2011年2月 3日 (木)

不要犬・ネコ回収車にゴミのように捨てられ… - ペット大国日本が抱える"闇"

不要犬・ネコ回収車にゴミのように
捨てられ… -ペット大国日本が抱える"闇"

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 昨年12月、東京・千代田区で「動物愛護
改正に向けて! 」と題したシンポジウムが
開かれた。

 女優の浅田美代子さんや元国会議員の
藤野真紀子さんもパネリストとして登壇。
 ペットをめぐる現状に憤りの声を挙げ、
法律改正の必要性を熱く訴えた。

 ペット大国・日本でいま、どんな問題が
起きているのか。
 シンポジウムを主催した日本動物虐待
防止協会代表で放送作家の藤村晃子さんに
聞いた。


1年間に殺処分される犬は8万頭以上
――12月のシンポジウムでは犬の殺処分
についての問題も議論されました。
 日本ではいまどれくらいの犬が殺処分
されているのですか?

 環境省の2008年度のデータによると
「愛護センター」や「動物指導センター」
などに収容された犬は年間9万810頭、
そのうち8万2,464頭が殺処分されています。

 迷い犬のほか、飼い主から処分依頼されて
殺処分される犬もかなりの数に上っている
ようです。


――飼い主からの処分依頼とは……。
 そんなことが簡単にできる仕組みなの
ですか?
 「鳴き声がうるさい」「引っ越しする
ので飼えなくなった」「病気になった」
といった理由でも、法律上引き取らざるを
得ない自治体が多いですね。

 「不要犬・ネコ回収車」に捨てられた
犬は泣き叫びながら死んでいく

――12月のシンポジウムでは、藤村さん
自身が捨てられる命の現状を追った
ドキュメンタリー『最後の瞳』の上映も
ありました。
 飼えなくなったペットを回収する
「不要犬・猫回収車」に同行し取材された
ものですが、私自身はこうした「回収車」
の存在も知らなかったので驚きました。

 こうした回収車は、保健所まで車で
何時間もかかるような広域な県などに多い
ですね。
 自治体から委託された業者が定期的に
指定場所を周り、「飼えなくなった」
ペットを回収しています。
 私が取材した地域では、週に1、2回、
きょうは何市、あすは何市という具合に
回っていました。
 ゴミのように箱やケージに放り込まれ
回収されていく犬やネコをみていると
やり切れない思いがしました。


――その犬たちはその後どうなるのですか?

 迷い犬として保護された犬の場合は
愛護センターなどに3―7日ほど収容され、
飼い主などの引き取り手がない場合に
殺処分されるということになっている
のですが、飼い主自身が持ち込んだ犬は
翌日にはもう殺処分という感じです。


――シンポジウムでは浅田さんが
「殺処分の方法も酷い」と発言されて
いましたね

 日本では二酸化炭素ガスを使った殺処分
がほとんど。
 これは決して安楽死ではありません。
 電車のようにすし詰めの状態でパニック
状態になり苦しみながら死んでいく
「窒息死」です。
 麻酔剤を併用した安楽死に変えるべきだと
思います。
 犬が泣き叫ぶ姿や壁をひっかく姿が頭から
離れず、夢でうなされる職員もいます。
 「犬・ネコ回収車」や殺処分の現状
についてはペット大国日本の責任!
―いのちがおしえてくれたこと(長崎出版)
という本で詳しく書いています。
 興味のある方はぜひ読んでみてください。


悪徳業者排除のための動物愛護法改正を
――業者側の問題についてもお聞きしたい
と思います。
 悪徳業者が後を絶たないとのことですが

 売れない犬を保健所に連れていって処分
してもらったり、糞尿だらけの不衛生な
状態で育て、ごはんをろくに与え
なかったり。これは虐待ですね。
 悪環境に置かれた犬は体の免疫力が低く
感染症にかかりやすくなります。
 全身の毛が抜けたり、爪が肉球に入って
腐ったり。
 体にひどい負担がかかるほど出産を繰り
返させる業者もいます。
 私たちはこうした悪徳業者を
「パピーミル」(子犬製造工場)と呼んだり
していますが、彼らはペットを金儲けする
ためのモノとしか見ていません。
 限界まで産ませるだけ産ませて、子犬を
産まなくなればお金がかかると捨てて、
売れ残れば廃棄するのです。


――こうした悪徳業者を排除するためにも
動物愛護法を改正して規制を厳しく
すべきだと

 はい。日本では、ペット産業を取り巻く
業界の都合を軸にすり合わせるという形で
作られています。
 これでは本当の動物愛護法とはいえ
ません。
 日本の憲法を変えないと禁止にできない
とか、不透明な理由から法改正が長年進んで
いませんが、例えばイギリスでは、
衝動買いを促すような子犬の店頭販売は
規制の対象となり、ドイツでは飼う側にも
当然の飼育規制を法整備しています。
 繁殖者には、繁殖の回数制限も明記して
います。

 今回の改正では少なくても、「深夜販売、
インターネットのクリック販売、
ネットオークション、悪徳繁殖業者の温床
になっているペットの競市などへの厳しい
規制」と「8週齢以下の犬は親犬から
離さない、幼年齢扱いの徹底化」を求めて
いきたいと考えています。


――8週齢以下の犬はなぜ親から離しては
いけないのですか?

 犬が親や兄弟から社会性を学ぶ大切な時期
は生後6~12週間、この時期を「社会化期」
といいます。
 ところが、日本では生後36~45日が
"売り時"とされているのです。
 この時期に親から引き離され、市場に
出されることは犬の成長にとって決して
よいことではありません。
 生後約35日~50日は特に感染症にかかり
やすい時期でもあります。
 経営事情から、大きい犬を店内に置いて
おくのは、不利益だという考えもある
らしいのですが。


――そうですね。
 人間に置き換えて考えればわかるような
気がします。
 最後に今後の活動について教えてください

 3月には動物取扱業に関する骨子案が
決まる予定です。
 そこで2月26日にデモ行進を行うことに
なりました。
 悪徳業者から動物の命を守るための
動物愛護法改正を呼びかけます。

 私たちが訴えていることは「あまりに
理想が高くて現状に合わない」と言われる
こともあります。
 でもこちらからすれば理想が高いのでは
なく、動物たちへの配慮を考えるレベルが
低すぎると思うのです。
 放送作家として経済番組を担当して感じた
ことなのですが、ビジネスから生まれる
本当の価値は、お金だけではなく
「どれだけ社会に貢献できたか」ではないで
しょうか。

 今後も動物達の命が、本当に救われる
ように、動物愛護法の行方をしっかりと
見守っていきたいです。
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「不要犬・ネコ回収車」があるとは
知りませんでした。

本当に情けない国に思える。

>「殺処分の方法も酷い」
ひどくないですか?

>日本の憲法を変えないと禁止にできない
>とか、不透明な理由から法改正が長年
>進んでいませんが、例えばイギリスでは、
>衝動買いを促すような子犬の店頭販売は
>規制の対象となり、ドイツでは飼う側
>にも当然の飼育規制を法整備しています。
>繁殖者には、繁殖の回数制限も明記して
>います。

>理想が高いのではなく、動物たちへの配慮
>を考えるレベルが低すぎると思うのです
そう思います。

動物愛護法、改正しないといけませんね。
「動物の愛護及び管理に関する法律」
(昭和四十八年十月一日法律第百五号)
最終改正:平成一八年六月二日法律第五〇号
ですね。

政治家は何が大切だと思っているので
しょうか?

>「あまりに理想が高くて現状に合わない」
>と言われることもあります。
ということだから、多分国民のレベルも
低いのかも知れません。

日本人はもっと思いやりのある、情の篤い
国民だと思っていましたが、この現状では
思い違いだったのかも知れません。

どのような命であろうと、すべての命が
尊いはず。

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京大、新構造採用のナノ細孔を用いて分子センサを開発

京大、新構造採用のナノ細孔を用いて
分子センサを開発

2011/01/28 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 京都大学の研究グループは、分子の微妙な
違いを発光色で区別できる多孔性物質を
開発することに成功したことを明らかに
した。
 2011年1月25日(英国時間)に
英オンライン科学誌
「Nature Communications 」で公開された。

 大気汚染は地球環境、人の健康や生活環境
へ悪影響を及ぼす公害の一種で、その主な
発生源は、自動車からの排ガス、工場からの
排煙であり、これらの主成分として、
揮発性有害有機化合物(VOC)が含まれて
いる。特にベンゼン、トルエン、
エチルベンゼン、キシレンはBTEXと呼ばれ、
大気、土壌、地下水汚染において分析対象
とされており、これら分子を効率よく検出
することは重要な課題とされているが、
一般的なセンサ開発では特定の分子を
高感度で検出することを目的としている
ため、ターゲットとする分子ごとにセンサ
を開発する必要があった。

 また、その一方、nmサイズの細孔
(ナノ細孔)を有した化合物は、環境汚染物質
であるVOCや二酸化炭素、窒素酸化物、
硫黄酸化物を分離し除去する目的で研究が
各所で行われてきたが、これまで、
その細孔中に効率的にターゲットとする分子
を取り込むことが可能であるにも関わらず、
どのような分子を捕捉したのかを
"知らせる"機能に欠けていたため、センサ
としての応用研究は行われこなかった。

 今回、研究グループではナノ細孔材料へ
効率的に分子を取り込む機能を加え、
どのような分子を捕捉したのかを「光って
知らせる」という新しいセンサ開発に成功
した。

 ターゲットとした分子群はBTEXの中でも
三大有害物として知られている、
ベンゼン、トルエン、キシレンの3種類の
化合物。
 これらは似通った分子構造を持っている
ため、識別することが難しい化合物である
ほか、アニスの主成分であるアニソール、
パラジウム触媒クロスカップリング反応の
主な基質として知られているヨードベンゼン
も、これらBTEXに非常に似た構造を有して
おり、これらの化合物を見分けることは
至難の技であった。

 研究グループでは、「ちえのわ」型構造体
に注目、開発を行った。
 同構造体は1つのジャングルジム型PCPの
細孔中にもう1つのジャングルジムがある
ような構造で、「ちえのわ」のように完全に
絡みあって2つを分けることができない構造
をしている。
 この「ちえのわ」型構造体の特徴は、
実際の「ちえのわ」のように、お互いの位置
を変えながら柔軟に動くことが可能である
ということで、同構造体でナノ細孔を持つ
多孔体を合成した場合、その細孔内に
取り込んだ分子のサイズ・形に応答して
「ちえのわ」型構造体の絡み合いにより
構造体が動き、細孔のサイズを変化させる
ことができるようになる。

 研究グループでは、硝酸亜鉛、
テレフタル酸とナフタレンジイミドを
ジメチルホルムアミドに溶解させ、95℃で
3日間反応させることで、この「ちえのわ」
型構造体を得ることに成功。
 単結晶X線回折を用いた構造解析により、

(1)合成直後(ジメチルホルムアミドが
取り込まれている)、
(2)ジメチルホルムアミドを抜いた(分子を
捕捉していない)状態、
(3)BTEXの1つであるトルエンを取り込んだ
状態のPCPの構造を決定することに
成功した。

 その結果、同構造体はターゲット分子の
大きさ、形に応じて動くことで効率的に
細孔サイズを変化させていることが判明
した。

 また、同構造体の中に様々なVOCを取り
込ませて紫外光を当てると、分子の形に
応じて紫から赤までのすべての可視光領域
で発光することが判明。
 VOCの微妙な構造の違いを認識して、
ベンゼンは青、トルエンは青緑、
キシレンは緑、アニソールは黄、
ヨードベンゼンは赤に発光した。
 中でもトルエンの発光はこれまで報告
されている値の10倍以上の強い発光を示す
ことが明らかになり、これは同構造体が
柔軟に動くことでトルエンに対して強い
取り込み効果を発揮し、
ナフタレンジイミド-トルエン間の相互作用
が強くなったためと考えられる。
014

 今回研究グループが合成した多孔性物質
はどの様な分子を取り込んだのかを光で
知らせるというセンサ機能を発現すること
ができるもので、安価な検出方法として
用いることが可能となる。
 また、結晶性を利用したセンサ応答の
低濃度での増幅効果により微量なVOCを
高感度で検出することが可能となること
から、簡単なシステムでVOCセンサの小型化
を可能とすることから、新しい
環境モニタリング技術に貢献できると期待
されるほか、細孔内に取り込む分子を調整
することで、可視光領域にある全ての色を
発光させることができるため、新しい
発光デバイスの創出も期待できるという。
---------------------------------------

理屈は難しいですが、結論は、
>今回研究グループが合成した多孔性物質は
>どの様な分子を取り込んだのかを光で
>知らせるというセンサ機能を発現すること
>ができるもので、安価な検出方法として
>用いることが可能
ということですね。

>簡単なシステムでVOCセンサの小型化を
>可能とすることから、新しい
>環境モニタリング技術に貢献できると
>期待されるほか、細孔内に取り込む分子
>を調整することで、可視光領域にある
>全ての色を発光させることができるため、
>新しい発光デバイスの創出も期待できる
らしいです。
期待しましょう。

詳細は、
『ちえのわ』型ナノ細孔を用いた
センサー開発に成功

を見てください。

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君が代判決―少数者守る司法はどこへ

君が代判決―少数者守る司法はどこへ
2011年01月29日朝日新聞社説

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 数々の演劇賞を受賞した永井愛さん
作・演出の喜劇「歌わせたい男たち」
(2005年初演)は、
卒業式の日を迎えた都立高校が舞台だ。

 教育委員会の指示通りに式を進めようと
必死の校長。
 君が代斉唱の時、起立しないと決めている
教師。
 そんな葛藤があることを知らぬまま、
ピアノ伴奏を命じられた音楽講師……。

 根はいい人ばかりなのに、みな消耗し、
傷つき、追いつめられていく。

 芝居の素材になった都立高校で働く
教職員ら約400人が、君が代の際に
起立斉唱したり伴奏したりする義務がない
ことの確認や慰謝料を求めた裁判で、
東京高裁は請求をすべて退ける判決を
言い渡した。

 「起立や伴奏を強制する都の指導は、
思想・良心の自由を保障した憲法に違反
する」とした一審判決は取り消された。

 極めて残念な判断だ。
 ピアノ伴奏を命じることの当否が
争われた別の訴訟で、最高裁は07年に
合憲判決を言い渡している。
 高裁はこの判例をなぞり、斉唱や伴奏を
命じたからといって個々の教職員の歴史観や
世界観まで否定することにはならない、
だから憲法に違反しないと結論づけた。

 判決理由からは、国民一人ひとりが大切に
する価値や譲れぬ一線をいかに守り、
なるべく許容していくかという問題意識を
見いだすことはできない。
 「誰もがやっているのだから」
「公務員なのだから」と理屈を並べ、
忍従をただ説いているように読める。

 それでいいのだろうか。

 私たちは、式典で国旗を掲げ、国歌を
歌うことに反対するものではない。
 ただ、処分を科してまでそれを強いる
のは行き過ぎだと主張してきた。

 最後は数の力で決まる立法や行政と
異なり、少数者の人権を保護すること
にこそ民主社会における司法の最も重要な
役割がある。
 最高裁、高裁とも、その使命を放棄し、
存在意義を自らおとしめていると言う
ほかない。

 近年、この問題で都の処分を受ける
教職員は減っている。
 違反すると、罰は戒告、減給、停職と
回を追って重くなるうえ、定年後の
再雇用が一切認められなくなるからだ。
 そんな脅しと損得勘定の上に粛々と
行われる式典とは何なのか。
 いま一度、立ち止まって考える必要が
あるように思う。

 国旗・国歌法が制定された99年、
当時の有馬朗人文相は国会で「教員の
職務上の責務について変更を加えるもの
ではない」と言明し、小渕恵三首相も
「国民の生活に何らの影響や変化が生ずる
こととはならない」と述べた。

 ところが現在、教職員ばかりか、生徒や
保護者、来賓の態度をチェックする動きが
各地で報告されている。

 今回の高裁判決が、こうした息苦しさを
助長することのないよう、社会全体で
目を凝らしていきたい。
---------------------------------------

>私たちは、式典で国旗を掲げ、国歌を
>歌うことに反対するものではない。
>ただ、処分を科してまでそれを強いる
>のは行き過ぎだと主張してきた。

>脅しと損得勘定の上に粛々と行われる
>式典とは何なのか。
>いま一度、立ち止まって考える必要が
>あるように思う。

>少数者の人権を保護することにこそ
>民主社会における司法の最も重要な
>役割がある。最高裁、高裁とも、
>その使命を放棄し、存在意義を自ら
>おとしめていると言うほかない。
同感です。

>斉唱や伴奏を命じたからといって個々の
>教職員の歴史観や世界観まで否定する
>ことにはならない、だから憲法に違反
>しない
理解できません。

どんな思いでこういった行動をあえて
したのか?
歴史観、世界観から来ていると、
私は思います。
その行動を否定する。
歴史観や世界観を否定することでは
ないのでしょうか?

これが民主主義でしょうか?

>判決理由からは、国民一人ひとりが
>大切にする価値や譲れぬ一線をいかに
>守り、なるべく許容していくかという
>問題意識を見いだすことはできない。
>「誰もがやっているのだから」
>「公務員なのだから」と理屈を並べ、
>忍従をただ説いているように読める。

>それでいいのだろうか。

恐ろしいのは、誰も自ら考えず、
権力に盲従する。
間違っていると思っても正しいことが
言えず、従わざるを得なくなる。

今回のことは、こうした方向に向かう
ことを助長しているように思えるのです。

何故そういう行動をとったのか?
反省すべき点はないのか?
真摯に向き合うべきです。
議論すべきです。

従来からやってきたことだから
正しいというのでしょうか?
何事も、長い歴史の中で、常に見直し
変えて行く勇気がなければいけないと
思います。

>現在、教職員ばかりか、生徒や保護者、
>来賓の態度をチェックする動きが各地で
>報告されている。

>今回の高裁判決が、こうした息苦しさを
>助長することのないよう、社会全体で
>目を凝らしていきたい。

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2011年2月 2日 (水)

確率共鳴を利用する電子ナノデバイスの開発

確率共鳴を利用する電子ナノデバイスの
開発

2011.02.02配信 sciencenews

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 北海道大学の研究チームが、不必要な雑音
を利用することで、微弱な信号の応答能力が
上がる現象、「確率共鳴」を電子機器で
実現しました。

 確率共鳴は様々な生体に見出された現象
です。

 今回の研究は、生体の優れた情報処理の
仕組みをエレクトロニクスでつくりだす
あらたな一歩といえます
---------------------------------------

確率共鳴面白いです。

理屈としては簡単ですが、実際に装置で
応用するのは難しそうです。
かなり昔から知られている理論のようですね。

関連ページ紹介しておきます。
確率共鳴を利用した新しい情報処理の
ためのナノデバイスと集積化

実用化までにはまだ時間がかかりそう
ですが、うまくいくと良いですね。

こういうページもありました。
確率共鳴 (Stochastic Resonance)
シミュレータです。

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がん細胞の増殖促す「悪玉遺伝子」を発見、末期がん治療に期待

がん細胞の増殖促す「悪玉遺伝子」を発見、
末期がん治療に期待

2011年01月26日 AFP BBNews

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 がん細胞の増殖を促す「悪玉遺伝子」を
発見したとする論文が24日、
英ネイチャー・パブリッシング・グループ
(Nature Publishing Group)発行の医学誌
「Oncogene(がん遺伝子)」に発表された。

 この遺伝子を封じ込める薬が
開発されれば、末期がんであっても進行を
止めることができると期待されている。

 この遺伝子「WWP2」は、特定の酵素に
働きかけ、がん細胞の増殖を防ぐ
天然阻害物質を攻撃させる。

 英イーストアングリア大(University
of East Anglia)の研究チームは、WWP2を
不活性化すると天然阻害物質の量が増え、
がん細胞が再生されなくなることを発見
した。

 がん細胞に侵入してWWP2を封じ込める
薬が開発されれば、原発腫瘍に対する従来の
治療や手術を転移リスクがない状態で行う
ことができると、研究チームは期待を寄せて
いる。(c)AFP
---------------------------------------

いろいろな遺伝子があるんですね。

天然阻害物質ってなんなんでしょう?

何故末期がん治療に期待なんでしょう?
初期がんには効果がない?
どんな種類のがんに適用なのかな?

疑問が湧いてきます。

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天然ウナギの卵発見 世界初、完全養殖実用化へ期待

天然ウナギの卵発見
世界初、完全養殖実用化へ期待

2011年2月2日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 天然のニホンウナギが海で産んだ卵が、
世界で初めて日本の研究チームによって
発見された。

 現場は、ウナギの幼生が捕獲された
ことがあるマリアナ諸島沖。
 調査で得られたデータは、ウナギを
卵から育てる「完全養殖」の実用化に
役立つと期待される。

 発見したのは、東京大大気海洋研究所の
塚本勝巳教授や水産総合研究センターなど
のチーム。
 1日付の英科学誌ネイチャーコミュニ
ケーションズ(電子版)に報告した。

 2009年5月、調査船で大型の
プランクトンネットを引いたところ、
ウナギとみられる複数の卵が入った。
 DNA鑑定で31個がニホンウナギの
卵と確認された。
 いずれも受精卵で、直径は平均1.6
ミリだった。
Tky201102010630

 孵化(ふか)するまでの間、海中に卵の
形で漂うのはわずか1日半とわかっている。

 チームは過去の調査データから、産卵が
新月のころに行われると推定。
 集中的に調査した。
 世界のウナギ19種・亜種のうち、天然の
卵の発見は初めて。

 現場海域は水深3千~4千メートルで、
海山が立ち並ぶ。
 ウナギの卵が捕れたのは、
深さ200メートルまでの比較的浅い場所
だった。
 塚本教授は「かつて深い海の底で産卵する
と考えていたが、実際にはかなり浅かった」
と話す。

 日本では40年ほど前から、本格的に
ウナギの誕生の謎を探る調査に力を入れて
きた。
 05年にはマリアナ諸島沖で誕生直後の
ウナギ幼生を捕獲し、産卵海域をほぼ特定
した。だが、卵の捕獲はできずにいた。

 ウナギの養殖には、年間1億匹近い天然
の稚魚を使っている。
 ただ、ニホンウナギの稚魚の漁獲量は
近年、1970年ごろに比べて1~2割程度
に激減している。
 水産総合研究センターはウナギを卵から
育てる「完全養殖」の研究を進め、
10年春に成功したが、稚魚が生き残る率
が低く大量生産ができず、事業化のめどが
立っていない。

 こうした中、今回の調査で卵が見つかった
水深や水温、塩分濃度などのデータは、
ウナギを飼育下で卵から効率良く育てる
上での重要なヒントとなり、完全養殖の
実用化を加速することになりそうだ。
(山本智之)
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素晴らしい成果のようです。

すごく普通に流通しているうなぎの生態が
つい最近まで不明だったとは、わからない
ものです。

早く、完全養殖できるようになると良い
ですね。


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京大VS米企業 iPS細胞の特許めぐる争い決着

京大VS米企業
iPS細胞の特許めぐる争い決着

2011年2月2日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 京都大の山中伸弥教授らが開発した
iPS細胞(人工多能性幹細胞)の特許
について、京大は1日、米国での取得を
争っていた米企業から譲り受ける契約を
結んだと発表した。

 米国での特許取得へ向けて前進した。
 先に発明したことを証明するための
係争で、多額の費用や労力を使うことも
回避できた。

 京大が出願した特許は日本では成立して
いたが、その一部が米企業の出願と
重なっていた。
 そのため、再生医学の先進地・米国では、
その特許を米企業が押さえる可能性があり、
技術普及の妨げになりかねなかった。

 京大によると、1月27日に米バイオ
企業「アイピエリアン」と契約を締結した。

 京大はア社の持つiPS細胞製造に関する
成立済みと出願中の特許を無償で譲り受け、
ア社は京大の特許を使って研究開発を行う
ことができる。
 山中教授がア社の科学諮問委員となり助言
する。

 マウスのiPS細胞は京大が世界に
先駆けて開発した。
 その後、競争が激化し、複数グループが
ヒトiPS細胞の開発に成功した。
 独医薬品企業バイエル傘下のバイエル薬品
もその一つ。

 京大はマウスやヒトに限定せずに特許を
申請し、日本では成立した。
 バイエルは出願中の特許をア社の前身の
米ベンチャー企業に譲渡。
 ア社は京大特許の一部と同じ内容で、
ヒトに特定して英国で特許を取得した。

 特許の審査は国ごとになされる。
 日本を含む多くの国は先に出願した人に
権利が与えられるが、米国は先に発明した
人が権利を得る。
 同じ内容の特許出願があった場合に、
実験記録などの証拠をそろえて提出したり、
反対尋問をしたりしてどちらが先に発明
したかを争うことになる。

 この手続きが宣言される直前に、争いを
避けるためのア社の申し出を京大が
受け入れた。

 松本紘京大総長は「膨大な時間と費用が
かかる特許係争を回避することが、
iPS細胞研究と技術普及の加速につながる
と判断した」と述べた。

 山中教授は会見で「メリットは研究に
多くの時間が割けること」と語った。

 再生医療や創薬の研究が最も進んでいる
米国でiPS細胞の特許を企業に
押さえられ、独占的に特許を使われると、
より多くの人が研究に参加できなくなる
という。

 一方、iPS細胞の関連特許は世界で
続々と出願されている。
 医療産業などに応用される際には、多数
の特許の組み合わせが必要になるとされ、
今後も特許戦略が求められる。(瀬川茂子)
---------------------------------------

特許は莫大な開発費をかけている製薬会社
などにとって、その開発費回収のためには、
必要不可欠とは思いますが、
その為に研究が進まなくなるのは、残念な
ことです。

判断が難しいとは思いますが、万民に
とって真に重要な技術については、
公開が望ましいと思っています。

日本のノーベル物理学賞受賞者が行った
ように特許はとらないで公開するのが
理想。その恩恵は計り知れないものとなり
多くの人が救われるはずです。
一企業の利益のみに還元されてはならない
ものだと思う。

今回は良い決着だったと思います。
>松本紘京大総長は「膨大な時間と費用が
>かかる特許係争を回避することが、
>iPS細胞研究と技術普及の加速につながる
>と判断した」と述べた。

>山中教授は会見で「メリットは研究に
>多くの時間が割けること」と語った。
良かったです。

残念ですが、特許戦略は避けられません。
負けないように頑張ってください。


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2011年2月 1日 (火)

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症
治療学寄附講座ブログに下記更新情報が
ありましたので、載せておきます。

1.免疫性神経疾患調査研究班会議

内容はリンクを参照してください。

>平成22年度の厚生労働省の
>免疫性神経疾患に関する調査研究班の
>班会議が開催されました。
>初日の1月26日はMSとNMOに関する研究報告
>が中心で、多くの新しい進展が報告
>されました。
とのことで、

京都民医連中央病院の斎田先生による、
新たなNMOの診断基準の提唱があった
ようです。
>適用すればMSの誤診が少なくなると
>思われ、その有用性が期待できます
と言ってます。

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少なくとも9種のPARP1阻害剤の臨床試験が、現在世界で進行中

少なくとも9種のPARP1阻害剤の
臨床試験が、現在世界で進行中

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 今週月曜日のBTJ/HEADLINE/NEWSで
報道した合成致死性(Synthetic Lethality)
の続きです。
 今後の抗がん剤開発やその他の新薬の開発
にも重要な概念であると考えます。

 このメールを受信していない方は是非とも
下記でご一読願います。
 また、可能ならBTJ/HEADLINE/NEWSの
受信登録もお願いいたします。
http://blog.nikkeibp.co.jp
+/bio/miyata/2011/01/206827.html
○受信登録
http://passport.nikkeibp.co.jp/bizmail/btjh/index.html

 現在少なくとも9種のPARP1阻害剤が、
世界で臨床試験が進められています。

 1990年代には化学療法や放射線療法
の効果を増強する併用剤として開発が
進められてきたのですが、近年は急速に
トリプルネガティブの乳がんや肺がんなど
の治療薬としても注目されてきました。

 PARP1は発ガン性物質や放射線などにより
DNAの1本鎖が切断された部位を認識、結合
するたんぱく質です。

 結合後、自身のPARP1たんぱく質と染色体
を構成するたんぱく質ヒストンH1とH2Bも
ポリADP-リボシル化します。

 この化学修飾の結果、たんぱく質の電荷
が変異、染色体構造がほぐれて、DNAが露出
する構造変化を誘導します。
 同時に、DNAの修復酵素も
ポリADP-リボシル化したPARP1を認識し、
DNAの損傷部位に動員され、DNAの修復が
起こることが知られています。

 この修復作用を阻害できれば、DNAを切断
する化学抗がん剤や放射線療法の効果を
増強すると期待されたのです。

 DNA修復酵素には、相同組み換えによって
2重鎖の切断を修復する酵素もあります。

 PARP1阻害剤の適応拡大を図る研究で、
実はBRCA1やBRCA2など2重鎖DNAの修復酵素
に変異がある乳がんにも、PARP1阻害剤が
効くことが明らかとなったのです。

 BRCA1とBRCA2は遺伝性の乳がんの
リスク因子で、米国ではBRCA1と2の
遺伝子検査が、乳がんの手術後の管理を
決める重要なバイオマーカーとなって
います。

 何故、1本鎖のDNAの修復阻害作用
だけでなく、2重鎖のDNA修復能力に欠陥を
持つがんにも効くのか?

 実は、1本鎖のDNAに切断が入ると、
細胞増殖の際のDNAの複製によって、2重鎖の
DNA切断が起こるためでした。

 PARP1阻害剤で、1本鎖のDNA切断箇所を
維持して、細胞を増殖できれば、
2重鎖DNA複製能力に欠陥のあるがん細胞は
アポトーシスで自滅します。

 PARP1阻害と相同組み換え変異(2重鎖の
修復能力欠陥)のあわせ技でがん細胞を
死滅させるのが、合成致死性という考え方
です。

 がん細胞のような遺伝子変異を持つ細胞
の弱みを突く、新薬開発の新しい考えです。

 現在、がんゲノム計画が進行中で、多種の
がんの遺伝的な変異の分布と頻度もある程度
わかる時代がすぐにも到来します。

 こうした情報を活用すれば、合成致死性を
がんに誘導することも可能でしょう。
 がんが組織や細胞種によって治療指針が
立てられる時代から、がんがどんな遺伝的な
欠陥を持っているのかを知って、治療方針を
立てる時代になるのです。
 PARP1阻害剤はこうした新しい時代を開く
医薬品となると確信しています。

 さてトリプルネガティブの乳がんでも、
BRCA1とBRCA2の突然変異を乳がんに
PARP1阻害剤が効くことはかなり証拠が
集まってきました。
 つまりBRCA1と2の変異を測定すれば、
PARP1阻害剤の個の医療が可能となる
という訳です。
 現在、フェーズIII臨床試験を
仏sanofi-aventis社が進行中です。

 では乳がん以外に効果はないのか?
 実は2重鎖のDNAの修復能力に欠陥を持つ
がんは多数存在します。
 肺がんでは30%の症例で、相同組み換え
能力の欠陥が見つかっています。
 yH2AX、Rad51、PTENなどの相同組み換え
関連遺伝子の発現や突然変異は、BRCA1と2
に相当する患者選択のバイオマーカー
となる可能性があるのです。

 がんのメカニズムが分かれば分かるほど、
抗がん剤の個の医療化はどんどん進むの
です。合成致死性、この言葉の意味は深い
と思います。

 現在、何故、我が国の製薬企業が
バイオ医薬開発に出遅れたのか?
 製薬企業のトップインタビューで解明する
長期連載を敢行中です。
 我が国の製薬企業の病は深い、どうぞ下記
よりご一読願います。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/NEWS/sp_show.jsp?spid=93

 今週もどうぞ、皆さん、お元気で。
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難しいけれど、良い情報ですね。
希望が出て来ます。

ダイナミックな進展があって素晴らしい。

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ロケット開発ぐらつく

ロケット開発ぐらつく
朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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◇人材減り撤退企業も
 国際宇宙ステーション(ISS)への
無人補給船「こうのとり(HTV)」を
乗せたH2Bロケットの打ち上げで、H2A
と合わせた成功率が95%になった。

 信頼性が高まり、宇宙航空研究開発機構と
三菱重工業は、打ち上げ市場で戦うための
低コスト化に向け、次世代ロケットH3の
技術検討に入った。

 開発を続けなければ人材と技術が保てない
事情が背景にある。

 「老齢化とまでは言わないが、とても若い
人を投入できる状況にはない」
 三菱重工業の大宮英明社長の説明に昨年
6月、文部科学省宇宙開発委員会のISS
特別部会は静まりかえった。

 三菱重工業は、国からロケット開発を
請け負い、技術者を育ててきた。
 ところが、ISSの日本実験棟「きぼう」
やH2B、HTVの開発が終わり、
有人宇宙関連の設計技術者は2001年度
に141人いたのが、08年度は58人まで
減った。

 特に20、30代は数人程度。
 宇宙関連全体でも08年度の約300人
から12年度には100人を切る見通しだ。

 H3のような新しいロケットの開発
などがなければ、多くの技術者を育て
続けられない。

 H2Aなど基幹ロケットは政府の
「国家基幹技術」に指定されている。

 だが、三菱重工業の年3兆円の売り上げに
宇宙関連事業が占めるのは1%だけ。
 大宮社長は「経営の観点から疑念を抱く
こともある」と話した。

 同じ国家基幹技術の次世代スーパー
コンピューターもNECが09年に撤退した
前例があり、国が重点政策と決めただけで
民間がついてくる状況ではない。


◇体制・目標定まらず
 「計画を作った頃の思いはどこに行った
のか。無理なら早く見直してもらいたい」

 宇宙機構の立川敬二理事長は今月13日の
記者会見で、09年に策定された政府の
宇宙基本計画に不満をぶつけた。

 事業仕分けでは、日本が7千億円を投じた
ISS計画への参加意義が問われた。
 1日1・1億円の税金が投入されている
ことが指摘され、費用対効果を問う声が
上がった。

 政府はISS計画への参加継続は
決めたが、自前の有人宇宙開発に
踏み出すか、いつ月探査をするのかの
議論は止まったまま。

 池上委員長は「ゴールなき戦略では
人も育たない。
 議論を始めなければならない」と指摘
する。


《筆者のひとり、行方史郎記者から》
 昨年、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に
沸いた日本の宇宙開発ですが、
足元をみると、心もとないことばかりです。

 多くは記者の臆測で、政府のなかで
大局的な議論がなされた形跡はありません。
 どうも行き当たりばったり、という印象は
免れません。

 別に月探査をすべきだと主張している
のではありません。
 厳しい財政状況のなか、もっと身近な
生活分野にお金を回すべきだという考えも
あるでしょう。
 将来の展望や戦略を抜きにしたまま、
宇宙開発を進めていると、これまで培って
きた貴重な技術を失うことにもならないか、
とても心配です。
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日本の政治は心許ない。

事業仕分けにはがっかりしました。
費用対効果は聞き飽きました。

無駄を省くのは当然です。
費用対効果をどの期間で考慮している
のでしょう?
テーマごとに違うはず。
どうも考えが硬直すぎる。

戦略はないのでしょうか?
挑戦なくして発展はあり得ません。
日本は何に挑戦しようとしているのか?
挑戦には費用対効果は通用しません。

>将来の展望や戦略を抜きにしたまま、
>宇宙開発を進めていると、これまで
>培ってきた貴重な技術を失うことにも
>ならないか、とても心配です。
同感です。

費用対効果、費用対効果と言っている
うちにすべてを失ってしまう。
とすれば、こんな状態こそ、壮大な
無駄遣いではないでしょうか?

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