« 命のともしび 心は自由:4 「栄光ある撤退を」病院へ要望書 | トップページ | 人に優しいトイレ探し地図に NPOと大学生ら、情報収集 »

2011年2月 4日 (金)

バイオ医薬開発で欧米に10年出遅れた原因は臆病さ、技術革新を取り込むためには”新しい皮袋が必要”とエーザイ・内藤社長

バイオ医薬開発で欧米に10年出遅れた
原因は臆病さ、技術革新を取り込む
ためには”新しい皮袋が必要”と
エーザイ・内藤社長

2011年01月31日
Biotechnology Japan:Webmasterの憂鬱

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 我が国のトップ4企業に取材いたしました
が、いずれもバイオ医薬に出遅れた理由の
一つとして、化学合成技術という硬直した
技術体系に拘泥し、世の中の変化に目を
つぶっていたことがありました。

 しかし、10年も出遅れたのは、社長
(監督)を含めた経営陣の先見性の無さ、
変化を嫌って、勇気をもって組織変革に
挑戦しなかった臆病さがあったからです。

 責任は避けられないでしょう。
 いつまでも同じ戦略(ゾロ新と化学合成
技術)で勝利できるとして、チームを
硬直化し、控え選手(バイオ医薬)の育成
を怠ったのです。

 これでは、ロングボールによる
ヘディング勝負だけを単調に続け、
キーパーチャージ(川島選手に対する
アタックは目に余ります、主審はファール
を取るべきでした)を繰り返した汚い試合
を展開したオーストラリアのチームと
なんら変わるところはないのではないで
しょうか?

 不埒な例えだとご立腹の読者も
いらっしゃると思いますが、

ビジョンと人間力、この二つこそが、

サッカーでも、バイオの技術革新でも、
大きな変化に直面した組織が、未来を築く
ために最も必要な力です。

 エーザイの凄いところは、内藤社長が
「Morphotek社と出会うまでは、何でも
エーザイでできると思い込んでいた。
 (経営としては)ひよっこだった」と
明言、今後の医薬の技術革新を取り込む
ため、
PCU(プロダクトクリエーションユニット)
という分散型の組織に、エーザイ
そのものの変革する大胆な改革を始めた
ことです。

 バイオ医薬などの技術革新を取り込む
ためには”新しい皮袋が必要”という
内藤社長のビジョンは間違いない。

 後は、本当に実現可能なのか?
 という素朴な疑問ですが、こればかりは
時の審判を待たざるを得ません。
 今後もエーザイを注目したいと、
考えます。

 ビッグファーマとベンチャーの中間を
占める日本式イノベーションモデルを
作り上げるかも知れません。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/NEWS/sp_show.jsp?spid=93

 ちょうど、今、米食品医薬品局から
メールが届き、中国政府が10年間、
3億ドルをThe Human Variome Projectに
投入することを決定したと伝えて
参りました。

 ヒトの遺伝子疾患の変異と民族的な変異
の両方のデータベースを統合して、ヒトの
多様性と疾患遺伝子や疾患抑止遺伝子を
解明し、知識を共有しようという
国際プロジェクトです。

 このプロジェクトは、オーストラリアの
Mlebournes大学the Howard Florey
Neurosciences Instituteのthe Genomic
Disorders Research Centreのセンター長
であるRichard Cotton氏が提唱したもの
です。

 サッカーはいただけないが、バイオでは
豪州が中国と連携して野心的な国際共同
プロジェクトを始めました。
http://www.humanvariomeproject.org/

 既に欧米中心のバイオ研究という古い
概念は壊れつつあります。

 バイオをやる以上、これからも変化に
立ち向かわなくてはなりません。

 研究力だけでなく、経営力と
リーダーシップが必要です。

 我が国のサッカーも変革を始めたの
ですから、バイオ関連企業や政府も変化に
対応できる体制整備を急がなくては
なりません。

 今朝も、法案を作るのには3年も5年も
かかるという官僚の講義を聞いて
参りましたが、既得権にがんじがらめで、
こんなに時間が掛かる政府と国会自体が
おかしいと思うことから、始めなくては
なりません。
 我が国の政府も相当な重病です。
---------------------------------------

いつもながら興味深い記事です。

>10年も出遅れたのは、社長(監督)
>を含めた経営陣の先見性の無さ、
>変化を嫌って、勇気をもって組織変革に
>挑戦しなかった臆病さがあったからです。
同感です。
製薬会社だけではないですよね。

>今朝も、法案を作るのには3年も5年も
>かかるという官僚の講義を聞いて
>参りましたが、既得権にがんじがらめで、
>こんなに時間が掛かる政府と国会自体が
>おかしいと思うことから、始めなくては
>なりません。
>我が国の政府も相当な重病です。
重病ではすまないのでは?
早急な改革がなくては沈没します。

|

« 命のともしび 心は自由:4 「栄光ある撤退を」病院へ要望書 | トップページ | 人に優しいトイレ探し地図に NPOと大学生ら、情報収集 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/50774601

この記事へのトラックバック一覧です: バイオ医薬開発で欧米に10年出遅れた原因は臆病さ、技術革新を取り込むためには”新しい皮袋が必要”とエーザイ・内藤社長:

« 命のともしび 心は自由:4 「栄光ある撤退を」病院へ要望書 | トップページ | 人に優しいトイレ探し地図に NPOと大学生ら、情報収集 »