iPSバンク創設へ本格研究 京大、来年度にも
iPSバンク創設へ本格研究 京大、
来年度にも
2010年12月22日 京都新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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京都大iPS細胞研究所は22日、再生医療
に用いるためさまざまな人の細胞から
iPS(人工多能性幹)細胞を作製し、保存
しておく「細胞バンク」の実現に向けた
本格的な研究を、来年度にも始める予定で
あることを明らかにした。
iPS細胞を使った再生医療の実現には
各患者からiPS細胞をつくるのでは時間や
費用がかかるため、バンクの創設が重要と
なる。特殊な白血球の型(ホモ型)を持つ
140人からiPS細胞をつくれば日本人の
90%をカバーできる計算になるという。
今回の研究計画では研究の趣旨に賛同した
人を広く募り、京大病院で口の粘膜や血液を
採取して白血球の型を調べる。
特殊な型であれば改めて皮膚などいくつか
の種類の細胞を採り、安全なiPS細胞の
作製に向けた研究に用いる。
当初は2種類の特殊な型の確保を目標に
する。
研究計画は本年度内に学内の倫理委員会
に提出することを目指す。
中畑龍俊副所長は「バンクの実現には
安全なiPS細胞の作製法の確立が不可欠
で、臨床応用へ向けたさまざまな研究を
並行して進めたい」と話す。
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早くiPSバンク出来ると良いですね。
この記事、タイムリーです。。
「京大チームがiPS細胞を効率的に
凍結する方法を開発
細胞バンクへの応用に期待」
期待してしまいます。
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