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2011年1月31日 (月)

食物アレルギーの原因を解明-米ジョンズホプキンス大

食物アレルギーの原因を解明-
米ジョンズホプキンス大

2011/01/30 スゴモリ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 食物アレルギーをもつ人でも多くは、
そのアレルギーの原因となる食べ物を嫌い
なわけではない。

 食べられるものなら食べてみたいと思って
いる人も多いのではないか。
 それでも食べずに済むものならまだ
いいが、日本人の間でもアレルギー原因食品
の第3位にランクされる小麦などは、
どちらかというと主食である。

 欧米人ほどではないにしろ、主食としての
パンなどが食べられないのはきつい。
 これまでは、食物アレルギーを避ける
最良の手段は、その食べ物を食べないこと
だったが、どうやらもうそんな我慢を
しなくてもいい時代が来るかもしれない。

 一般的に身体の免疫システムは、外から
やって来たあらゆる異物(細菌、ウイルス、
花粉、化学物質など)を認識して、それを
排除しようとするのであるが、同様に
ある意味異物である食べ物には反応しない。

 これは、口から消化器官に入って来た異物
に対しては、不要な免疫反応を起こさない
ような仕組みがあるからだ。

 このような仕組みのことを経口免疫寛容
という。

 この仕組みがうまく機能しないと食べ物が
異物として認識され、免疫システムがこれを
排除しようと活性化してしまう。
 これが食物アレルギーだ。

 つまり、食物アレルギーは、この
経口免疫寛容という仕組みが壊れること
によって生じる病気なのだ。

 とすると、この経口免疫寛容を成立させる
メカニズムが分かれば、一度壊れた仕組みを
復活させることができるかもしれない。

 昨年、米ジョンズホプキンス大学の研究
チームは、医学雑誌『Nature Medicine』に
掲載された論文の中で、まさにそれを
明らかにした。

 彼らは、腸の中で免疫反応を司る
樹状細胞と呼ばれる細胞の表面に存在する
SIGNR1というタンパク質が、経口免疫寛容
を成立させる鍵をにぎることを突き止めた。

 そのSIGNR1を通して樹状細胞を刺激する
と、それまで人為的な食物アレルギー症状
を呈していたマウスの経口免疫寛容を復活
させ、その症状を軽減することができたと
報告している。

 ただし、注意しなくてはならないのは、
今回の結果があくまでもマウスでの結果
だということだ。
 ヒトにもSIGNR1と同じタンパク質がある
ことはわかっているが、マウスと同じ働き
をしているかどうかは、まだわかって
いない。

 食べたいけれど食べられないものを、
食べられるようになるのにはもう少しの
辛抱が必要のようだ。
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食物アレルギー症状を持つ人はかなりいて、
しかも増えつつあります。
その人達にとって朗報になりそうです。

免疫システムは複雑なので期待したような
結果が得られるかどうか?

もう少しの辛抱が必要なようですが、
期待の持てそうな内容ですね。

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