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2011年1月 9日 (日)

癌(がん)細胞は自らの死滅を促すシグナル発信機能をもつ

癌(がん)細胞は自らの死滅を促す
シグナル発信機能をもつ

2010年12月22日/HealthDay News

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 癌(がん)細胞の多くが、免疫細胞の
貪食作用を促す “eat me”シグナルを
発する蛋白(たんぱく)をその表面に備えて
いることが、新しい研究により示された。

 今後の課題は、癌細胞にこのシグナルを
発信させる方法を明らかにすることである
と、研究グループは述べている。

 医学誌「Science Translational Medicine
(サイエンス・トランスレーショナル医療)」
オンライン版に12月22日掲載された今回の
研究によると、細胞はカルレティキュリン
calreticulinという蛋白を発現することに
よってこのシグナルを発信するという。

 一方、CD47と呼ばれる物質(細胞表面
蛋白)は逆に貪食を拒否する
“don’t eat me”シグナルを発し、
癌細胞を死滅から守る。

 過去の研究から、CD47を阻害する抗体が
癌治療に有効であることが示されていた。

 「多くの正常細胞がCD47を有するが、
これらは抗CD47抗体の影響を受けず、
抗CD47抗体が癌細胞だけを選択的に死滅
させる理由は不明であった」と、研究の
筆頭著者である米スタンフォード大学
(カリフォルニア州)のMark Chao氏は
述べている。

 今回の研究では、一部の白血病、
非ホジキンリンパ腫、膀胱癌、脳腫瘍、
卵巣癌などのさまざまな癌に
カルレティキュリンが存在することが
示され、「CD47のシグナル阻害が癌治療に
有効である理由はそのためであることが
判明した」と、共同研究者である同大学の
Irving Weissman博士は述べている。

 また、ほとんどの正常細胞は
カルレティキュリンを発現しておらず、
抗CD47抗体に曝露しても死滅しないことも
わかった。

 「研究の次のステップは、
カルレティキュリンが疾患経過にどのように
寄与するのか、また細胞に何が起きて
この蛋白が細胞表面に移動するのかを
明らかにすることである」と共同研究者の
Ravindra Majeti博士は述べている。
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面白いですね。
“eat me”シグナルね~
何故でしょう?

その意味でもがん細胞は特別なんですね。
研究が進むよう期待してます。

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