転機の原子力/「ルネサンス」に黄信号 新設の動き、各地で難航
転機の原子力/「ルネサンス」に黄信号
新設の動き、各地で難航
朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
地球温暖化対策などに活用するため、
原子力発電を推進する「原子力ルネサンス
(復興)」に、欧米で黄信号がともって
いる。膨らむ建設費が足かせとなり、安価な
天然ガスなどを使った火力発電を上回る
経済性も見込めないことが背景にある
ようだ。
フィンランドの首都ヘルシンキの北西
200キロの海沿いで、オルキルオト原発
3号機が建設中だ。
出力は世界最大級の160万キロワット。
同国の電力会社TVOが仏メーカー・
アレバに発注した。
仏が原発輸出の柱と位置づける新型炉、
欧州加圧水型炉(EPR)の世界1号機と
なる。
建設費は当初約30億ユーロ
(3244億円)だったが、アレバの試算
では、工事の遅れで27億ユーロ
(2920億円)の追加費用が必要に
なった。総費用は2倍近くに膨らむが、
TVOは追加負担を拒んでおり、アレバ側は
国際商業会議所に仲裁を申し出た。
《筆者の勝田敏彦から》
原子力ルネサンスと言っても、西欧各国
では原子力エネルギーに対する姿勢には差
があります。
フィンランドの隣国のスウェーデンは、
脱・脱原発の方針に転換しましたが、既存の
原発の建て替えを認めるもので、新たに原発
を建設するものではありません。
西欧で新規に原発を建てるのは、なかなか
難しいのが実情のようです。
《筆者の勝田敏彦から》
原発といえば「核のごみ」の処分の問題が
ありますが、米国では唯一の最終処分場
候補地とされていたネバダ州ヤッカ
マウンテンの計画がオバマ政権になって白紙
となり、候補地探しが振り出しに戻った形
です。
---------------------------------------
世界各国問題だらけ。
本当に原発に依存する将来を選択すること
が正しいのでしょうか?
「核のごみ」処分問題は先送り。
問題はないことにしている。
一千年も先の未来に現在の人が本当に
責任を持てるのでしょうか?
狭い、地震国日本での安全創業を考慮
すればするほど、原価高になるのは目に
見えている。
原子力は決して再生可能エネルギーでは
ないのに、ゼロ・エミッション電源とか
言ってごまかしている。
日本政府の方針は良く理解出来ません。
電源が必要なことは理解できます。
それをどこに求めるべきなのか?
原子力導入は、結局高くつくと思います。
破綻するのはどうせ100年位先ですから
どうでも良いと思っている?
今さえ良ければそれで良いと?
今、60歳位の人達を逃げ切り世代と言う
らしいです。年金もそこそこ貰えるし、
国が抱えている借金の問題が表面化する
のは自分達が存在しなくなった後だという
ことで、
こんなことで良いのでしょうか?
今、さわがなくてはいけない若者は、政治に
無関心で、なんとも心許ない。
結局自分にすべてがかかって来るのに、
再生可能エネルギー比率の目標と到達年度は
明確になってました?
CO2削減目標はあるようですが、到達不能と
思います。今のままでは、
| 固定リンク
「経済・政治・国際ニュース」カテゴリの記事
- ウミガメの99%がメスに! 豪で深刻、海水温の上昇(2018.01.20)
- 涙を誘う、餓死寸前のホッキョクグマ 温暖化の影響(2018.01.19)
- 氷山の一角から見えてきたもの -日本の研究力を維持するために-(2017.09.02)
- 死の熱波の脅威 80年後に人類の4分の3が直面(2017.07.02)
- 原発処理費用、22兆円のウソとそのワケ(2017.04.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント