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2011年1月10日 (月)

月の石に彗星の水、地球の海水の1割も?

月の石に彗星の水、地球の海水の1割も?
2011年1月10日11時47分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 月の岩石には、月の誕生時に月表面に落下
した多数の彗星由来の水が含まれていること
を、北海道大学と米国の国際研究チームが
突き止め、9日付の科学誌
「ネイチャー・ジオサイエンス」電子版に
発表した。


 地球の海水の1割も当時の彗星の水の
可能性があるという。

 月の起源は45億年前、地球に火星サイズ
の天体が衝突し、宇宙空間に飛び散った
マグマが固まり冷えた「巨大衝突説」が有力
と考えられている。

 北大の圦本尚義:ゆりもとひさよし
教授らの研究チームは、月の岩石の起源を
調べるため、有人月着陸船アポロが
1969~72年に持ち帰った43億~
32億年前の岩石を使い、同じ原子でも質量
が違う「同位体」を区別できる、北大の特殊
な顕微鏡で分析した。

 その結果、月の岩石の結晶中に微量の水
を発見。
 さらにこの水は重い水素原子(重水素)
の比率が高く、地球の水より彗星の水に近い
ことがわかった。
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彗星由来の水がかなりあるんですね。
知りませんでした。

調べてみないとわからないものです。

関連記事です。
地球の水はどこから来た?
Nature 今週のハイライト

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