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2010年12月 7日 (火)

転機の原子力「廃棄物処分場」(4)完 千年以上先へ伝える責任

転機の原子力「廃棄物処分場」(4)完
千年以上先へ伝える責任

朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 縦横10センチの正方形をした黒い板に、
放射性廃棄物の処分についての説明が、
細かい文字や絵で書かれていた。
 素材は硬い炭化ケイ素。
 レーザーで刻んである。

 高レベル放射性廃棄物の記録保存を
研究する原子力環境整備促進・資金管理
センターが試作。
 昨春には、米国にも提供した。


◇処分、柔軟な手段も議論
 経済産業大臣は記録を永久に保存
しなければならない――2000年に制定
された高レベル放射性廃棄物最終処分法は、
百年先とみられる処分場閉鎖後の扱いを
こう定める。

 どのような所にどんな性質のものをどう
埋めたか。
 情報を引き継がれなければ将来、誰かが
知らずに掘り返すかもしれない。
 記録の必要性は紙に頼れないほど長期に
わたる。

 放射能が特に強い目安が千年、
原料だったウラン鉱と同程度になるまで
数万年で、10万年程度は地下の安全性を
考えなければならない。
 半減期が100万年以上の物質も一部
含まれる。
 文化や価値観、社会の仕組みがどう
変わっていくかは予想できない。

 地下に閉じこめる「地層処分」を各国が
進めるのは、未来世代に管理の負担を
先送りするわけにはいかないとの考え方に
基づく。

 坑道も埋め完全閉鎖すれば、人の手を
離れて長期にわたり安全性を確保できる
というのが前提だ。

 ただ、閉鎖後に地下の様子をうかがい
知るのは難しい。
 歴史を踏まえれば、閉鎖までの間にも
新たな知見や技術が得られるかもしれない。

 そこで、別の手段を採るなど計画を
後戻りできる「可逆性」や、埋めた後に
取り出せる「回収可能性」といった柔軟性
の確保が世界的に議論されている。

 処分場の調査が進むフランスは06年、
法に回収可能性を盛り込んだ。
 ただ、具体的な条件は明記されておらず、
処分場の許可申請までに詳細な議論を
進めるという。
 一方、オランダは100年間は地上で
貯蔵することにしている。

 先に進むほど、引き返すコストは上がる。
 特に閉鎖の最終判断は大きな節目となる。

 現世代は半世紀近く原子力発電の恩恵を
受けてきた。
 生じた廃棄物は世代を超え残り続ける。
 未来世代にかかわることを、どこまで
現世代で決められるのか。
 こうした「世代間倫理」は、資源の枯渇
や地球温暖化など原発を取り巻く様々な
環境問題に共通する。

 倫理学者の加藤尚武京都大名誉教授は
「未来世代にどのような利益と不利益が
あるのか。
 判断に必要な情報を選択肢とともに
明らかにしていくべきだろう」と話す。
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心配ですね。

未来に大きな宿題を残すことにならない
のだろうか?

「地層処分」をし、完全閉鎖すれば
それで完全なのだろうか?

>記録を永久に保存しなければならない
という法律のようですが、本当にできるの
だろうか?


関連投稿です。
高レベル放射性廃棄物の地層処分は
できるか I

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