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2010年12月の投稿

2010年12月31日 (金)

NHKクローズアップ現代「放射性物質トリウム」を有効利用せよ!

NHKクローズアップ現代
「放射性物質トリウム」を有効利用せよ!

2010年11月12日
livedoor blog アイラブサイエンスより

詳細は、リンクを参照して下さい。

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レアアースに放射性物質
 ハイブリッド車や携帯電話などのハイテク
機器に欠かせないレアアース。
 中国の輸出停止で確保が課題として浮かび
上がっているが、知られざる大きな課題が
ある。トリウムと呼ばれる放射性物質が
含まれているのだ。

 採掘の際に出て来るトリウムを
どうするか、各国にとって悩みとなって
いる。ところが欧米を中心に、トリウムの
積極利用が検討されはじめている。

 ウランに加えて原子力発電所の燃料として
使う動きや、核廃絶にも寄与するとの期待
すら高まっている。
 発想の転換から一石二鳥の効果を生み出す
物質として注目が集まり始めている
トリウム。

 レアアース(希土類元素)は中国が世界の
生産量の97%を占めているが、中国政府が
輸出枠制限をかけたことで世界中が揺れて
いる。

 11月10日放送の、NHK「クローズアップ
現代」はレアアース採掘伴う副産物として
出てくる、放射性物質「トリウム」に注目
した。
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NHKクローズアップ現代「放射性物質
“トリウム”最前線」
へのリンクもあって動画で見ることが
できますので、是非参照してください。

レアアースと一緒に放射性物質である
トリウムが必ずついてくるとは
知りませんでした。
もっと報道されても良いと思います。
昔からあった話ですから、

トリウムをどうするか?
どう処理したらよいのか?
難しい問題が隠れていたのです。

>このトリウムがすぐ使えれば、便利
>じゃないかと考えがちだが、そんなに
>単純なものではない、もうちょっと
>現実をしっかり、見据えていくべき
>ものだといえる。
>ちゃんと技術的にそれができるのか
>どうか、さらにちゃんとコストが合う
>のかどうか、そういったところを
>きちんと見ていかなければいけない。
>さらに、それをやるには、ちゃんと時間
>というものも考えていかなければ
>いけない、そういった意味で言うと、
>本当にまだ未知である。

原子炉で燃料としてつかう?

やっかいな話です。
レアアースには必ずトリウム問題が
ついてくるんです

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2010年12月30日 (木)

こころを救う:精神疾患、13病院受け入れられず 救えた命では

こころを救う:精神疾患、13病院
受け入れられず 救えた命では

◇遺族「どうして心の病というだけで」
精神科あるのに--「専門外」とも
毎日新聞 2010年12月26日 東京朝刊

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 「心の病を抱え、今は苦しまずに逝った
ことが幸いだったと思う」。
 10月下旬、東京都東久留米市で精神疾患
を理由に救急搬送できずに死亡した男性
(当時44歳)の自宅を訪ねた。

 「救えた命だったのでは」。
 私たちの問いかけに父親(77)と
母親(71)は当初、報道されるのを
ためらった。
 あの日からまもなく2年。
 表札には長男の名前が残る。
 20年間、病に悩んだ息子の死をどう
受け止めればいいのか。
 両親の心は揺れ続けてきた。
【堀智行、江刺正嘉】

 09年2月14日夜から15日未明。
 東久留米市の住宅街で救急車が赤色灯を
回しながら立ち往生していた。
 いつになっても受け入れ先の病院が
見つからない。
 搬送をあきらめ自宅に戻すことになった。

 「大丈夫よね」。
 母親には長男が眠っているように見えた。
 だが救急隊員は「命の保証はできません」
と告げた。

 救急出動から3時間半がすぎた15日
午前1時半。
 救急車から降ろすと長男が一瞬、目を
開けた。
 「お兄ちゃーん」。
 母親が呼び掛けたが返事はない。
 こたつの脇に布団を敷いて寝かせ、
見守った。

 小さい頃はリレーの選手。
 優しくて、自慢するくらい頭もいい子。
「経理の資格を目指し一生懸命勉強して、
結婚もしたかったろうに」。
 意識が戻らないまま息を引き取ったのは、
その約12時間後だった。

 12月中旬、両親は消防の担当者から
救急搬送の経緯を聞き驚いた。
 受け入れ要請したのは有名な大学病院や
総合病院ばかりだった。
 精神科があるのに「精神は専門外」と
断った病院もあった。

 「どうして心の病というだけで診て
もらえなかったのか。
 息子の命はそんなに軽かったので
しょうか」
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>受け入れ要請したのは有名な大学病院や
>総合病院ばかりだった。
>精神科があるのに「精神は専門外」
>と断った病院もあった。

>「どうして心の病というだけで診て
>もらえなかったのか。
>息子の命はそんなに軽かったので
>しょうか」

哀しい話ですね。
どうしてでしょう?
救急患者なのに、専門外って?

人の命はそんなに軽いものなので
しょうか?
疑問を感じます。

関連記事です。
こころを救う:「心身合併症」搬送難航、
救急1日4カ所確保--東京都

-------
身体疾患を発症した精神障害者の救急搬送
が難航している問題で、東京都は11年度
から、心と体の合併症の救急患者を
受け入れる病院を1日4カ所確保する事業
を始める。
-------
そうです。

精神科医がいない救急病院が多い。
いても断るところがある。
先進諸国はどういう対応をしているので
しょうか?

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レアメタルそっくり、京大が新合金精製に成功

レアメタルそっくり、京大が新合金精製に
成功

2010年12月30日03時06分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 超微細(ナノ)技術を駆使して、
レアメタルのパラジウムそっくりの性質を
持つ新合金を作り出すことに、京都大の
北川宏教授らが成功した。

 元素の周期表で両隣のロジウムと銀を
材料に、いわば「足して2で割って」、
中間のパラジウムを作り出す世界初の手法
で、複数のレアメタルの代用品の合成にも
成功、資源不足の日本を救う
“現代の錬金術”として注目されそうだ。

 ロジウムと銀は通常、高温で溶かしても
水と油のように分離する。
 北川教授は、金属の超微細な粒子を作る
技術に着目。
 同量のロジウムと銀を溶かした水溶液を、
熱したアルコールに少しずつ霧状にして
加えることで、両金属が原子レベルで均一
に混ざった直径10ナノ・メートル
(10万分の1ミリ)の新合金粒子を
作り出した。

 新合金は、パラジウムが持つ排ガスを
浄化する触媒の機能や水素を大量に蓄える
性質を備えていた。
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素晴らしいです。
“現代の錬金術”

例のジスプロシウムも作り出せるので
しょうか?

期待したい。

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2010年12月29日 (水)

ミウラ折りからタチ・ミウラ多面体へ

ミウラ折りからタチ・ミウラ多面体へ
朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

内容はリンクを参照してください。
「伸び縮みする多面体」への動画リンクも
あります。面白いです。

ミウラ折り有名ですね。
「太陽電池をミウラ折りにして宇宙に行って
広げよう、と提案したのは一九八〇年。」
ずいぶん昔の話です。
>「外国では日本伝統の折り紙から発想した
>といわれることが多いんだけど、
>本当はコンピューターを使って平面の性質
>を物理数学的に計算して考え出したんです」
だそうです。

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がん幹細胞 解明進む

がん幹細胞 解明進む
朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 がん細胞には「黒幕」がいるらしい。
 増殖の能力が高く、がんのもとになる
「がん幹細胞」だ。

 この細胞を人工的に作って、がんができる
仕組みや撃退方法を探る研究が進んでいる。

 治療薬開発のヒントが見えてきたほか、
治療に抵抗するがんのしたたかさも
はっきりしてきた。

 がんは正常な細胞の遺伝子が変化し、
細胞が際限なく増えるようになったものだ。

 「暴走」の引き金は、紫外線や放射線、
ウイルスや細菌、たばこ、お酒など様々だ。

 がんはかつて、単一の細胞の塊と考え
られていた。
 しかし、性質の異なる細胞が集まり、
がん細胞のもとになる「がん幹細胞」も
混ざっていることが分かってきた。
 幹細胞は、自ら無限にコピーできる一方、
異なる細胞を作り出す能力がある細胞だ。

 抗がん剤や放射線でがん細胞をやっつけ
ても、がん幹細胞が残っているかぎり、
がんは再発しかねないのだ。

 がん幹細胞は1997年、カナダの
グループが白血病の細胞で見つけた。
 その後、脳腫瘍(しゅ・よう)や乳がん、
胃がん、肝臓がんなどからも相次いで
見つかった。
 最近では、がん化にかかわる特定の遺伝子
を正常な細胞に入れて、がん幹細胞を人工的
に作れるようになってきた。
 そこから、がんの発症の仕組みや治療法を
探ろうという試みが始まった。

 慶応大学の佐谷(さ・や)秀行教授は
2008年、マウスの骨髄にある細胞に
c―mycというがんを起こす遺伝子を
入れて、骨肉腫の幹細胞を作ることに成功
した。
 さらに白血病や脳腫瘍、乳がん、卵巣がん
でも作った。

 さらに、マウスの組織の中で移植した
がん細胞が増えたり動いたりする様子を
リアルタイムで観察する仕組みも作った。

 「幹細胞なのか、ただのがん細胞なのか、
見ただけではわからないだけに、
がん幹細胞と明確にわかっていることが
重要」という。
 マウスに移植された人工がん幹細胞は、
ヒトのがんとそっくりに細胞を作り、
増殖していくという。

 がんのしたたかさも見えてきた。
 骨肉腫の人工がん幹細胞を使った実験
では、幹細胞のなかでもさらに
「黒幕の黒幕」のような細胞が見つかった
のだ。
 増殖が速いがん幹細胞と違って、増殖の
スピードは遅いが、何らかの刺激で活発な
がん幹細胞に変化する「潜在がん幹細胞」
というべき細胞だ。
 通常のがん幹細胞に効く抗がん剤が、
潜在がん幹細胞には効かない。
 この細胞をどうにかしないと、がんの
根治は望めない。

 佐谷さんは「がんは、一つの細胞から
できたとは思えないほど複雑で、多様性が
ある。
 どれかの細胞が生き残ればいいという
戦略のようだ。
 がんが単一の細胞の集まりだったら、
治療はこんなに大変ではなかった」と話す。

 がんの新しい治療薬につながると期待
される成果も出てきた。

 愛媛大学の近藤亨教授は、神経膠腫
(こう・しゅ)(グリオーマ)という脳や
脊髄(せき・ずい)などにできるがんの
幹細胞を研究している。
 この一種であるグリオブラストーマは、
現在ある薬では数カ月の延命効果しかなく、
患者の1年後の生存率が半分ほどしかない。

 新たな治療薬の開発が期待されるが、
患者のがん組織から幹細胞を取り出して
培養することは非常に難しく、研究の壁に
なっていた。

 近藤さんらは06年、このがんで働いて
いる遺伝子をマウスの神経幹細胞に入れて、
人工がん幹細胞を作った。
 この幹細胞を使った研究で、活発に働いて
いる特定の遺伝子を見つけた。

 近藤さんは「この遺伝子で作られる
たんぱく質を目印とすれば、がん組織のなか
で幹細胞を見つけやすくなる。
 免疫システムを利用した『抗体医薬』の
開発にもつながる」という。
 抗体医薬は、攻撃対象の細胞を絞り込む
ことができるため、効果が高く、副作用は
少ない薬として注目されている。

 国立がん研究センター研究所では、
北林一生(いっ・せい)副所長らが、ヒトの
急性白血病の原因となる遺伝子をマウスの
骨髄細胞に組み込み、人工的に白血病の
幹細胞を作って病気を再現させる研究を
している。

 この研究で、がん幹細胞が生き続けるのに
必要な情報伝達ルートを発見。
 このルートを薬で遮断することで白血病の
発症を抑え、生存期間を2倍に延ばすことに
マウスで成功したと、今年5月に
米ネイチャー・メディシン誌に発表した。

 北林さんは「がん患者から採取した
がん細胞は、治療薬の試験には使えるが、
がんの原因をさかのぼっては調べられない。
 がんの発生や成長の様子を観察できる
人工がん幹細胞は、研究に必須のツールに
なる。

 今後、がんの種類ごとにがん幹細胞と
実験の仕組みが作られ、がんの解明が
進むだろう」と期待している。
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がん治療研究には「がん幹細胞」研究が
重要なんですね。
通常のかん細胞とがん幹細胞を明確に
区別すること。

一筋縄ではいかない難しさがなんとなく
わかりました。

>がんはかつて、単一の細胞の塊と
>考えられていた。
>しかし、性質の異なる細胞が集まり、
>がん細胞のもとになる「がん幹細胞」
>も混ざっていることが分かってきた。
>幹細胞は、自ら無限にコピーできる一方、
>異なる細胞を作り出す能力がある細胞だ。
>抗がん剤や放射線でがん細胞をやっつけ
>ても、がん幹細胞が残っているかぎり、
>がんは再発しかねないのだ。

>がんのしたたかさも見えてきた。
>骨肉腫の人工がん幹細胞を使った実験
>では、幹細胞のなかでもさらに
>「黒幕の黒幕」のような細胞が
>見つかったのだ。
>増殖が速いがん幹細胞と違って、増殖の
>スピードは遅いが、何らかの刺激で活発
>ながん幹細胞に変化する
>「潜在がん幹細胞」というべき細胞だ。
>通常のがん幹細胞に効く抗がん剤が、
>潜在がん幹細胞には効かない。
>この細胞をどうにかしないと、がんの
>根治は望めない。

>佐谷さんは「がんは、一つの細胞から
>できたとは思えないほど複雑で、多様性
>がある。どれかの細胞が生き残ればいい
>という戦略のようだ。がんが単一の細胞
>の集まりだったら、治療はこんなに大変
>ではなかった」と話す。

>がんの発生や成長の様子を観察できる
>人工がん幹細胞は、研究に必須のツール
>になる。

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2010年12月28日 (火)

世界10大ニュース:1位に反水素原子ビーム開発--英物理学会

世界10大ニュース:
1位に反水素原子ビーム開発
--英物理学会

毎日新聞 2010年12月28日 東京朝刊

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 英物理学会は今年の「世界10大
ニュース」の1位に、日本が主導する国際
研究グループ「ASACUSA」の
「反水素原子ビームの開発」を選んだ。

 「宇宙誕生の最大の謎に迫る突破口だ」
と評価している。

 約137億年前、ビッグバン(大爆発)
で宇宙が誕生した際、物質と、電気的に
反対の性質を持つ「反物質」とが同じ量
作られたと考えられている。

 しかし現実の宇宙は物質しかない。
 反物質がなぜ消えたかは謎のままだ。

 グループは、反物質の代表である反水素
原子を作って水素原子との違いを調べる実験
を考案。
 欧州合同原子核研究所(CERN)に
新装置を取り付け、陽電子と反陽子から
反水素を7%の高効率で合成した。

 来年、反水素の性質解明に挑む。

 代表の山崎泰規・理化学研究所上席研究員
(原子物理学)は「物理学の成果が多かった
年だけに1位はうれしい。
 優秀な若い研究仲間の励みになる」
と話す。
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1位とは素晴らしい。画期的。

もし、宇宙誕生の謎の一端でも解明出来れば
ノーベル賞かも?

前に投稿しました。
「反水素」瓶に閉じこめた!
理化学研究所など初成功

というものです。

反物質を作り出したことが、
「宇宙誕生の最大の謎に迫る突破口」
になるんですよね。

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レアアース4割削減で強力磁石…東北大など成功

レアアース4割削減で強力磁石
…東北大など成功

2010年12月28日10時18分  読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 高性能磁石のネオジム磁石に欠かせない
レアアースのジスプロシウムを4割削減
しても、従来と同じ性能を出せる磁石の
開発に、開発企業のインターメタリックス社
(本社・京都市)と東北大学などが成功
した。
 新エネルギー・産業技術総合開発機構が
27日、発表した。

 製造費用は少し割高になるが、中国に
100%依存しているジスプロシウムの
大幅な節約で、安定した生産が可能になる。
 数年以内の大量生産化を目指す。

 ネオジム磁石は、電気自動車やエアコン
などの小型強力モーターに使われる重要な
部品。
 ネオジムと鉄、ホウ素を主成分にした
結晶粉末を焼き固めて作る。
 粉末の結晶サイズを、1マイクロ・
メートル(1000分の1ミリ)と、
これまでの3分の1から5分の1まで小さく
し、結晶が順序よく並ぶように工夫した。
 その結果、ジスプロシウムの添加量を
減らしても従来と同様の性能を発揮する
磁石ができた。
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素晴らしいですね。

>数年以内の大量生産化を目指す
というのが気になります。
そんなに待てるのかな?

中国は急速に輸出制限をかけて来て
ますから、関連企業の中国進出の方が
先になるかも?

こういう研究もされてますが、
これが中国に依存しないモーターだ
こちらも時間がかかりそうです。

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『あかつき』失敗燃料系逆止弁閉鎖が原因

あかつき』失敗燃料系逆止弁閉鎖が原因
2010年12月28日 Science Portal

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 軌道投入に失敗した金星探査機
「あかつき」の故障は、燃料系の逆止弁が
何らかの原因で完全に閉じてしまったか、
半開きになり軌道制御エンジンへの燃料供給
が減少、燃焼異常ないしスラスタ(エンジン)
ノズルの破損を起こしたと推定される、
という調査結果を宇宙航空研究開発機構が
まとめ、27日宇宙開発委員会に報告した。

 「あかつき」は2液系推進系を採用して
おり、燃料タンクと酸化剤タンクから
それぞれ送り込まれた燃料と酸化剤が軌道
制御エンジン燃焼室で燃焼し、推力を得る。

 燃料タンク、酸化剤タンクに高圧の
ヘリウムガスを送って燃料、酸化剤を押し
出すため、高圧ガスタンクを持つ。
 逆止弁は高圧タンクと燃料タンク、高圧
タンクと酸化剤タンクをそれぞれ結ぶ配管
の途中に設けられている。
 燃料、酸化剤の蒸気が高圧ガスを供給
する側で混合し、爆発する危険を防止する
のが役目だ。

 異常を起こしたのは、高圧ガスタンクと
燃料タンク間に設置された逆止弁。
 この弁が完全ないし半開きの状態に
なった結果、軌道制御エンジン燃焼室への
燃料の流量が低下-燃焼室での混合比が
設計条件を逸脱-スラスタノズルの破損
あるいは燃焼の異常
-探査機にトルク(回転する力)発生
-探査機の姿勢異常発生
-規定以上の姿勢異常判定指標が5秒以上発生
-自律制御による軌道制御エンジン燃焼停止、
という事態が生じた、
と宇宙航空研究開発機構は推定している。

 同機構は、今後、逆止弁がなぜ閉じたか
の原因究明などを進めるとともに、金星
への軌道再投入の可能性についても検討
するとしている。
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主原因は燃料系逆止弁の動作異常と
言うことらしいです。

ということは、その原因が明確にならない
限り、あるいは正常に動作させられる
方法が見つからない限り、再投入は難しそう
ですね。
スラスタノズルの状態も不明。

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複素ニューラルネットワークを使った地中レーダ地雷探知装置

複素ニューラルネットワークを使った
地中レーダ地雷探知装置

28 DECEMBER 2010 diginfo.tv

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 マイクロウェーブ展2010において、東京
大学 廣瀬明研究室では地中レーダによる
地雷可視化技術の展示をおこなった。

 今回展示された地雷探知装置には、複素
ニューラルネットワークが用いられている。

 複素ニューラルネットワークは脳の神経
細胞をモデルとしたコンピューティングで、
これによりアンテナから地表面へ電磁波を
送った時の反射波の位相と振幅の特性を
見る事で人間の目では判断が難しい地雷と
それ以外の地面との識別が可能となった。

 この地雷探知装置はカンボジアにおいて
実験をおこなっている。
 廣瀬研究室では今後も地雷探知の更なる
正確さを求め、研究を進めていく予定。
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素晴らしい研究だと思います。

でも、こちらの方が安価でよさそう。
アフリカの地雷探知にネズミが大活躍
動物の能力って素晴らしいですよね。

複素ニューラルネットワークの応用は
これ以外にもいろいろあると思うので
進める意味は十分にあると思いますが、、

地雷を売って儲けているところが
もっと積極的に何かするべきでは?
矛盾するか?

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2010年12月27日 (月)

ホンダ、小型ビジネスジェット機「HondaJet」の初飛行成功を発表

ホンダ、小型ビジネスジェット機
「HondaJet」の初飛行成功を発表

2010/12/22 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 本田技研工業は12月22日、米国の航空機
事業子会社であるホンダ エアクラフト
カンパニーが、小型ビジネスジェット機
「HondaJet」量産型初号機の初飛行を成功
させたことを発表した。

 ホンダ エアクラフト カンパニーは現在、
米国連邦航空局の型式認定の取得に向けた
準備を進めており、その一環として12月20日
15時31分(日本時間 21日 5時31分)に飛行が
実施された。

 今回の量産型初号機の飛行試験では、
約50分間の飛行において性能や飛行特性の
評価に加え、システムの機能検証などが
行われたとされている。

 今後も同社は認定飛行や地上試験などを
実施し、2012年に米国連邦航空局や欧州
航空安全局における型式認定取得を目指す
という。

 なお、機体の生産工場は2011年前半に完成
予定で、2012年に量産が開始される見込み。

 顧客への機体引き渡しは2012年後半になる
とされている。
002
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良いですね。

いよいよホンダが、飛行機ですか?

素晴らしい。
どんどん新しいことに挑戦しないとね。


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東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症
治療学寄附講座ブログに下記更新情報が
ありましたので、載せておきます。

久しぶりです。
有用な情報だと思います。
関係する人は見ておいてください。

1.Tysabri使用前のJCウイルス抗体測定
2.NMOはどこまでわかったか(講演映像配信)

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NASAの火星探査機による火星の高解像度写真

NASAの火星探査機による火星の高解像度
写真

2010年12月26日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 火星探査機Mars Reconnaissaince
Orbiterが撮影した高解像度写真が、新たに
アリゾナ大学のHiRISE(High Resolution
Imaging Science Experiment)Webサイト
にて公開されている。

 Universe Todayでも新たな写真が解説付き
で紹介されているが、二酸化炭素の氷で
覆われているクレーターなど、「この世の
ものとは思えない」素晴らしい写真である。

 かなり大きいサイズの画像も公開されて
いるので、興味のある方はぜひオリジナル
の画像を閲覧あれ。
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興味のある方は是非どうぞ、

良い時代ですね。
昔なら絶対に見ることの出来なかった所を
見ることが出来る。

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「偽薬です」と説明されても効果あり

「偽薬です」と説明されても効果あり
2010年12月25日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 プラセボ効果といえば偽薬が本物の薬
だと信じていることから症状等が改善する
ことを指すことが、偽薬だと説明されて
いても効果が表れることが実験で明らかに
なったそうだ(Medical Daily、本家/.)。

 この研究では過敏性腸症候群の患者80人
を被験者として実験を行った。

 1グループには偽薬を処方し、
もう1グループは対照群として投薬は
しなかった。

 偽薬を処方されたグループには、それが
偽薬であり薬効成分は何も入っていない
ことを説明し、容器にもplacebo(偽薬)
と記載したとのこと。

 3週間に渡り経過を観察したところ、偽薬
を処方されたグループの59%において症状
緩和が確認された。

 対照群にて症状が緩和したのは39%で
あった。

 偽薬を処方されたグループの改善率は、
この症状に対する最も強い薬の効果に
近かったとのことで、研究者らはその顕著
な効果に驚いたという。

 また、少数の被験者グループに対する効果
であるとしながらも、十分に情報を伝え
られた患者においても偽薬の効果が認め
られたことは今後さらに検証するに値する
とした。

 このことはまた「医療行為そのものに
何らかの大きな効果がある」ことを示して
いるのかもしれないとのことである。
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驚くべき事、無視できない話ですね。

心と身体は切り離せないもので、想像以上に
つながりが強いということでしょうか?

薬より、治療行為そのものが影響する?

治療して貰ったという思いが一種の催眠効果
のようなものを与えるのでしょうか?

検証に値する事実ですね。
まじめに研究する価値があると思います。

以前、下記記事を投稿しました。
「プラシーボ効果」が年々高まっている ?

治療への適用可能性の研究というもの
があっても良いと思います。

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2010年12月26日 (日)

スパコンランクで計算違い 国立天文台が世界2位

スパコンランクで計算違い
国立天文台が世界2位

2010年12月23日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 スーパーコンピューターの省エネ性能を
競う世界ランキング「グリーン500」で
集計ミスがあり、修正の結果、国立天文台
の「GRAPE―DR」が世界2位に
なった。

 電力1ワット当たりの計算速度は毎秒
14億4800万回で、1位の米IBM社
(開発中)の16億回に迫る速さ。

 主催者は、11月の発表で2位とした
東京工業大の「ツバメ2.0」の順位は
動かさず、GRAPEを「2位+」として
その上位に入れた。

 今秋のランキングは、この3機の三つ
どもえと見られていたが、GRAPEが
集計から落ちていた。
 再集計を求めた国立天文台に主催者は
「データ集計にミスがあった」と回答
した。(東山正宜)
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おめでとうございます。
2位と3位が日本ということで素晴らしい。

日本もがんばってます。

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消費電力百万分の1 不揮発性トランジスタ開発

消費電力百万分の1 不揮発性トランジスタ
開発

2010年12月24日 Science Portal

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 従来の100万分の1の消費電力で、演算も
記憶も行うことができる新しいトランジスタ
を長谷川 剛・物質・材料研究機構 国際ナノ
アーキテクトニクス研究拠点主任研究者、
小川 琢治・大阪大学大学院理学研究科 教授、
山口 周・東京大学大学院工学系研究科 教授
らの研究グループが開発した。

 現在のコンピュータに使われている
トランジスタは演算素子(トランジスタ)と
記憶素子(メモリ)を組み合わせた形になって
いる。このためコンピュータは、電源を
切ると記憶された情報が保持されず、電源
を入れ直しても元の状態に戻るまでに長い
時間とエネルギーを必要とする基本的な弱点
を抱えている。

 新しく開発されたトランジスタは、
半導体中の電子の移動を制御している従来の
トランジスタと異なり、わずかな金属原子を
絶縁体中で移動させることから、極めて低い
消費電力で従来の半導体トランジスタと
同様のオン・オフ動作が可能。

 さらに、電圧の制御によって状態を保持
する記憶素子としても働くことが分かった。

 情報通信技術の急速な進歩によって、
情報通信関連機器が消費する総電力量は
うなぎ登りに増え続けている。

 これを解決するため消費電力が極めて
少なくて済むコンピュータの実現が望まれて
おり、そのためには電源を切っても状態が
保持される不揮発性トランジスタの開発が
鍵を握っていると言われている。

 新しく開発されたトランジスタは最も
エネルギーを食う記憶に要する消費電力が
従来素子の100万分の1で済むことから、
人間の脳のような柔軟なコンピュータの
実現に寄与できる、と研究グループは
言っている。

 この成果は、科学技術振興機構 戦略的
創造研究推進事業CREST「次世代エレクトロ
ニクスデバイスの創出に資する革新材料・
プロセス研究」の研究課題「3端子型原子
移動不揮発性デバイス
『アトムトランジスター』の開発」
(研究代表者:長谷川 剛・物質・材料研究
機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点
主任研究者)によって得られた。
---------------------------------------

良いですね。

省電力素子はのどから手が出るほど欲しい。

IT社会になればなるほど便利にはなるけれど、
電力を消費する。
データセンターが最たるもの。
電力大食いなんです。

いつ頃実用化されるのでしょう?

発信元へのリンクがあります。
詳細は各プレスリリースを参照して
ください。

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動脈、静脈、体内で育てる。RNA干渉応用。

動脈、静脈、体内で育てる。
RNA干渉応用。
2010-12-16 レーベンスクラフト最新医療情報

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 体内で動脈や静脈を育てる技術を開発
した(東京都臨床医学総合研究所・
都立駒込病院)。

 遺伝子を組み込む従来法に比べ、自然に
できたときと同じ丈夫な血管が多数伸びて
くる。

 特定の遺伝子の働きを抑える技術
「RNA(リボ核酸)干渉」を応用した。

 大型の動物で実験を進め、糖尿病や心筋
梗塞などで血管が詰まる症状の改善や、
再生医療などに応用を目指す。

 乳がんに関連する遺伝子「Int6」が血管
の成長に必要なたんぱく質の産生を抑えて
いることを突き止めた。

 新技術は、この遺伝子の働きを弱める。
 RNAの断片を細胞に導入し、「Int6」の
RNAに結合させる。
 マウスの実験では、RNAを注射すると、
5日後に約10倍の量の動脈と静脈が伸びて
きた。

 壁の構造も普通の血管と同じだった。
 同様の実験を皮膚を傷つけたマウスで
試すと、傷の治りが早かった。
 血管が伸びて、傷を癒したとみられる。
 RNAは数日もすれば細胞の中で分解されて
しまう。
 副作用などが少ないと考えられる。
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なかなか良さそうですね。

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石炭がクリーンエネルギーになる日

石炭がクリーンエネルギーになる日
2010/12/20 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 世界のエネルギー需要の29.4%(2009年)
を賄うのは石炭。
 34.8%を占めるトップの石油には及ばない
が、人類にとって「第2のエネルギー源」
だ。

 しかも今、世界経済をけん引する中国、
インドのエネルギー需要は石炭で支えられて
おり、世界経済は石炭抜きの成長は考えられ
ないといっても過言ではない。

 だが、言うまでもなく石炭は天然ガスや
石油に比べ、多くの二酸化炭素(CO2)を
発生させ、硫黄酸化物(SOX)や粉じん
など大気汚染物質の排出も多い。

 石炭をいかにクリーンに利用するかは、
地球温暖化防止と経済成長の両立に欠かせ
ないポイントだ。

 福島県いわき市ではその難問に答えを
出そうとする試みがはっきりとした成果を
収めつつある。

 東京電力など電力9社とJパワー、電力
中央研究所が参加するクリーンコールパワー
研究所の進める石炭ガス化複合発電
(IGCC)プロジェクトだ。

 ミルで微粉にした石炭を3メガパスカル
の圧力炉のなかで1800度に熱し、ガスを
発生させ、そのガスでガスタービンを回転
させるとともに排熱で蒸気をつくり、
蒸気タービンも組み合わせて発電する。

 天然ガス火力にも活用されている
コンバインドサイクルと呼ばれる仕組みだ。

 IGCCが将来技術とされるのは、ガス
タービンの動翼にあてるガスの温度を上げる
ことで今後さらに効率性を高めることが
できるからだ。
 いわき市のプラントでは1200度で発電効率
は42%だが、最新鋭の天然ガス火力で実用化
されている1500度のガスタービンをIGCC
に応用すれば、最大50%まで向上する。
 石炭火力のマイナスの部分はほぼ解消
されるわけだ。

 石炭の確認埋蔵量は現在の消費量の
119年分(BP統計2010年版)もあり、石油
の45.7年分、天然ガスの62.8年分を大きく
上回る。
 石炭の有効利用が新興国の成長を支え、
世界経済を成長させる。
 IGCCはそうした期待を担い、実用化
に向け大きく踏み出そうとしている。
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遠からず石油は枯渇するわけだから、
確認埋蔵量で現在の消費量の119年分
(BP統計2010年版)もある石炭を有効
利用しない手はないと思うので、是非
進めて欲しいと思います。
未確認量を含めるとその倍はあるかな?

石油も50年分よりはあると思うけれど、
高価なものになるでしょう。

50年などあっという間、日本のエネルギー
政策は今のままで良いのでしょうか?
政治家はホントに脳天気。
今のままでは再生可能エネルギー比率は
さっぱり上がらない。
ホントに良いんですか?

石炭がクリーンエネルギーになれれば
ずいぶん余裕が出て来そうです。
その時間を活用して再生可能エネルギー
でまかなえるようにして欲しい。

天然ガスもかなりありそうです。
シェールガスが変える資源の
パワーバランス

米国が100 年分の国内需要を賄える
ガス資源を獲得してしまうと、
てなことを言ってます。

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見えてきたiPS細胞の使い道

見えてきたiPS細胞の使い道
2010/12/17 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 山中伸弥・京都大学教授による開発から
3年。再生医療の切り札と期待されるヒト
の新型万能細胞(iPS細胞)の使い道が
徐々に鮮明になってきた。

 病気やけがで失った組織や細胞を補う
治療分野より、病気が発症する仕組みの
解明や、新薬の効き具合や毒性を調べる
用途が有望になっている。

 健康な細胞を作って移植する治療は、
確かにiPS細胞の重要な応用分野と
いえる。

 しかし、長期の研究期間が必要になる。
 京大に今春新設された
「iPS細胞研究所」はその実現に挑戦
するが、10年間の達成目標としては、
パーキンソン病や糖尿病などの病気を対象
に、動物を使った前臨床試験から少数の
患者を対象にする臨床試験に入ることを
掲げる。
 実用化に向けて厚い壁があるからだ。

 1つは、治療に使おうとする細胞が
がんになる恐れがあり、確実に安全な
治療法にするにはまだ基礎的な理解が不足
していることだ。

 万能細胞から目的の細胞に成長していく
機構の詳細が分かっておらず、相当な研究
成果が生まれないと、この課題は突破
できそうにない。

 また、あらゆる種類の細胞に成長できる
とはいえ、作りやすい細胞と作りにくい
細胞がある。
 心筋細胞や神経細胞は比較的、手の届き
やすい分野だが、肝臓の細胞や膵臓
(すいぞう)の細胞はなかなか難しい。

 新しい治療技術に対する、国の審査も
慎重になるだろう。
 具体的な実現時期を明確にできない
要因が数多い。

 これに対し、病気が起きる原因の解明や
薬の効果や毒性を調べる用途にiPS細胞
を生かすアイデアが急速に浮上してきた。

 一例が心臓に対する薬の毒性診断だ。
 不整脈に陥る危険性がある「QT延長
症候群」を調べる有効な方法は従来なかった
が、ヒトの皮膚からiPS細胞を作り、
それを心筋細胞に育てて薬の副作用を検査
できるシステムを、米バイオベンチャーの
セルラーダイナミックス・インター
ナショナル(ウィスコンシン州)が開発、
09年末に販売を開始した。

 日本生まれの新技術を社会に生かそうと、
iPS細胞の実用化に向けた研究開発は、
これまでになく国の支援がしっかりして
いる。
 それでも米国に比べ関連分野の研究費は
5分の1以下、研究者数はほぼ10分の1と
差がある。
 新事業を生み出す産業界の力も断然、
米国が強い。
 日本は、官民の連携を一段と深め、既に
策定している再生医療技術に関する
ロードマップを常に見直しながら着実に
研究と開発を進めていくことが重要になる。
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iPS細胞の再生医療への展開は時間が
かかりそうです。

ヒトiPS細胞移植、脊髄損傷の
サル歩いた 慶応大発表

という記事が最近の発表で、
この記事からは、再生医療への展開は
かなり近いのかな?
と思いましたが、そうではなさそうです。

10年単位での目標設定なんですね。

>再生医療技術に関するロードマップ
>を常に見直しながら着実に
>研究と開発を進めていくことが重要
そう思います。

少しでも早くなるように期待しています。
がんばってください。

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国内初、経口のMS治療薬を承認申請

国内初、経口のMS治療薬を承認申請
2010年12月20日 20:00 キャリアブレイン

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 田辺三菱製薬とノバルティスファーマは
12月20日、国内初の経口の多発性硬化症
(MS)治療薬「FTY720」
(一般名=フィンゴリモド塩酸塩)
について、製造販売承認申請したと発表
した。

 同薬は、田辺三菱製薬が創製し、海外での
開発権と販売権をノバルティスファーマに
許諾したもので、製品名「ジレニア」として
米国で販売されている。

 欧州連合(EU)などでも現在承認申請中
という。

 MSは、中枢神経を覆う髄鞘が壊れること
(脱髄)で、中枢神経に繰り返し炎症を
起こす疾患。
 脱髄を起こした場所によって、感覚障害、
視神経炎、運動麻痺などの症状を引き
起こす。

 薬物療法ではこれまで、注射剤(バイエル
薬品のベタフェロン、
バイオジェン・アイデック・ジャパンの
アボネックス)に限られていたという。

 国内の患者数は約1万人で、多発性硬化症
治療薬の市場規模は約75億円という。

 同薬はリンパ球をリンパ節に閉じ込める
ことで、神経炎症をもたらすリンパ球の
中枢神経系への浸潤を阻止し、MSに伴う
炎症を抑制するという新しい作用機序を
持つ(スフィンゴシン1-リン酸受容体
調節薬)。
 1日1回の経口投与で、疾患の再発頻度や
症状の増悪を抑え、身体障害の進行を
遅らせるという。
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Good Newsです。

日本でもやっとMSに対して経口薬がでて
きそうです。やっと。

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2010年12月20日 (月)

TPPと農業―衰退モデル脱却の好機だ

TPPと農業―衰退モデル脱却の好機だ
2010/12/20 朝日新聞社説

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 守るべきは輸出産業か、それとも国内
農業か。菅直人首相が表明した
「環太平洋パートナーシップ協定」
(TPP)への参加検討の方針が、そんな
対立を生んでいる。
 だがこれは、二者択一の問題ではない。

 関税撤廃で自由貿易圏をつくろうという
構想がTPPである。
 米国など9カ国が推進している。
 日本にとって、そこに参加することは
自由貿易協定(FTA)戦略の出遅れを
一気に取り戻すチャンスである。
 そうする中で農業との両立をさぐるのが
筋だ。


■改革こそ両立の道
 韓国が米欧とのFTAを来年発効
させれば、日本の輸出産業は韓国企業に
比べて不利になる。
 TPP参加はその不利を打ち消す。
日本企業の海外移転圧力を和らげる効果も
ある。

 資源に乏しい日本は通商国家として生きる
しか道はない。
 さりとて国民生活を守るには食糧の安全
保障も重要だ。
 いずれも切り捨てられない。


 難問を解くカギは農業改革にある。
 農林水産省や農協は、TPP参加で高関税
という防護壁を失えば、「国内農業は壊滅的
打撃を受ける」と主張する。
 だが、改革による生き残りと再生への道を
歩むべきではないか。

 TPP問題が浮上するずっと前から、
農業は改革の必要に迫られてきた。
 働き手が平均66歳と高齢化し、後継者
不足も深刻で、あと10年もすれば国内農業
は自壊しかねない。

 こうなった要因の一つが農政の基軸だった
減反政策だ。
 米価維持のためにコメの需要減に合わせて
水田の作付面積を減らす官製の生産調整策
である。

 40年間で総額7兆円の税金が投じられ
たが農業所得は20年前から半減した。

 減反の最大の罪は、創意工夫と大規模化で
自立しようと努力する主業農家の足を
引っ張ってきたことだ。


■危うい食糧確保
 減反政策ではコメの販売実績によって
翌年の生産枠が決まる。
 しかも今年から始まった民主党政権の
目玉政策、農家への戸別所得補償制度では
枠が大きいほど補償額も増える。
 このため各地の農協がコメを安売りして
でも枠の拡大を競うようになり、米価の
下落に拍車をかけている。

 こうなると、主な所得が他にある兼業農家
より、農業で稼いでいる主業農家の方が
苦しくなる。

 戸別所得補償が農地の集約を阻害し、
細切れ化を促すという弊害も出てきた。

 すべての販売農家を対象にしたために、
退出するはずの零細農家も補償を得ようと、
貸していた農地の「貸しはがし」に走る傾向
がある。

 これでは日本の農業の大規模化による
コスト削減はままならない。

 世界に目を転ずると、別の光景が広がる。
 現在69億人の世界人口は2050年に
91億人まで増える。
 増加の一途をたどる穀物需要は、今後も
まちがいなく膨張する。

 輸出国が自国供給を優先して、国際不安
を呼ぶことも珍しくない。
 3年前にはインド、中国などの穀物輸出
制限、今夏もロシアが小麦の一時輸出停止で
輸入国に波紋を広げた。

 本来、高品質で定評のあるコメは今後
ふくれあがるアジアの富裕層向けに輸出
できる潜在力がある。
 遅ればせながら農水省は今月上旬、中国
の国営企業とコメの対中輸出について覚書
を交わした。今後、大いに期待できる。

 778%というコメの高関税をなくし
輸入米に門戸を開いても、日本のコメが
国内市場から締め出されるようなことは
考えにくい。

 反対論者が反対理由に挙げる内外価格差
は接近してきた。
 国産米価格は60キロ当たり約1万3千円
だが、中国産米の輸入価格も10年前の3倍
となって1万円超だ。

 「農業が輸出産業の犠牲になる」という
発想を乗り越えたい。
 グローバル市場を相手に日本農業を再設計
すれば、貿易自由化はけっして怖くない。
---------------------------------------

>TPP問題が浮上するずっと前から、
>農業は改革の必要に迫られてきた。
>働き手が平均66歳と高齢化し、
>後継者不足も深刻で、あと10年も
>すれば国内農業は自壊しかねない。

>こうなった要因の一つが農政の基軸
>だった減反政策だ。
>米価維持のためにコメの需要減に
>合わせて水田の作付面積を減らす官製の
>生産調整策である。
>40年間で総額7兆円の税金が投じられ
>たが農業所得は20年前から半減した。
7兆円も使って所得は半減。
しかも、継ぎ手がいない。
農業に挑戦しようとする人がいない。

これは明らかな失敗政策だと思う。
このままでは国内農業は自壊する。
こんな政策の継続を選択する?
おかしくないですか?

勇気を持って改革する。これしかないと
思います。

減反して米の生産を制限しておきながら
米を輸入せざるを得ない。
おかしくないですか?

食糧危機は迫っています。
食糧危機になれば自国を優先し、輸出制限
をかけるのは必然。

そうなる前に改革に踏み切るしかない。
そう思います。

世界は変化しています。
基本はオープン化です。

鎖国は駄目です。
今の政策は鎖国です。
じり貧にならざるを得ない。

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宇宙から 聖夜のリース

宇宙から 聖夜のリース
Su0ernova Remnant 0509-67.5

NASA画像

天空に浮かぶクリスマスの飾り?
きれいですね。
超新星爆発の痕跡だそうです。
リングの直径は23光年もあり、毎秒5千キロ
の早さで拡大しているそうです。

説明はこちら。
Hubble Supernova Bubble Resembles
Holiday Ornament

こういう画像が見れるのあとわずかです。
ハッブル宇宙望遠鏡はもう少しで寿命。
残念です。

ハッブル宇宙望遠鏡、2013年まで延命
だそうです。

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視界がよく安全な手術ができる点で開腹、腹腔鏡を凌ぐ前立腺がん全摘手術にはロボット手術が断然有利

視界がよく安全な手術ができる点で開腹、
腹腔鏡を凌ぐ前立腺がん全摘手術には
ロボット手術が断然有利

がんサポート情報センター
監修:秦野直 東京医科大学泌尿器科学
教室教授
取材・文:祢津加奈子
医療ジャーナリスト
(2008年07月号)

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 前立腺の全摘手術は、前立腺がんを根治
させる基本的な治療法です。
 この全摘手術をより安全・確実に行い、
合併症の危険も低下させるのが手術用
ロボット。

 すでにアメリカでは、前立腺がんの全摘
手術はロボット手術が主流だといいます。

 日本でいち早く前立腺がんの全摘手術に
ロボットを導入した東京医科大学泌尿器
科学教室教授の秦野直さんは、「全摘手術
はロボットに切り替わらないといけません」
とまで話しています。


アメリカでは前立腺全摘術の7割が
ロボット手術
 前立腺がんが、前立腺の中にとどまり、
周囲に広がったり、リンパ節などへの転移
がないと思われる場合、根治を目的に
行われるのが、前立腺全摘術です。

 日本では開腹手術が一般的で、施設に
よっては腹腔鏡による全摘手術も行われて
います。
 ところが、今やアメリカでは、前立腺
全摘術の7割(2007年末現在)が手術用
ロボットを使ったロボット手術になって
いるのです。

 「アメリカでは、開腹手術と腹腔鏡手術、
それぞれの問題点をクリアした新しい手術法
としてダヴィンチという手術用ロボットを
導入したロボット手術が急速に普及して
います。

 2007年の時点で600台を超えるロボットが
導入され、前立腺全摘術の主流になっている
のです」
 と秦野さんは語っています。
 ダヴィンチは、もともと戦場で負傷した
兵士を本国から遠隔操作で治療するために
開発されたロボットだといわれています。


手術がやりやすく、正確にできる
 ロボットといっても、機械が勝手に手術を
するわけではありません。
 ダヴィンチは、鉗子やメスなど手術器具を
取り付けるロボットアームと操作ボックス
(コンソールボックス)という2つの機械
からなります。
 患者さんの腹部にあけた小さな穴に手術
器具を取り付けた2本のアームと内視鏡を
挿入し、術者がこれをコンソールボックス
の中で内視鏡による画像を見ながら操作し、
全摘手術を行います。
 腹部にあけた穴から内視鏡や器具を挿入
するところは腹腔鏡手術と同じですが、
秦野さんによると実際にはその感覚も操作性
も全く異なるといいます。

 ダヴィンチの場合、ロボットアームの
動きが人の関節と同じようになめらかで、
開腹手術と同じことができます。
 かつ、肉眼では見えない前立腺の裏側や
狭い部位まで自由に拡大してみることが
できます。
 それだけ手術がやりやすく、正確にできる
というのです。

 こうした利点がわかるにつれ、ダヴィンチ
は、心臓外科や婦人科などいろいろな手術で
使われるようになっていきました。
 中でも最もロボット操作が適した手術と
言われているのが前立腺がんの前立腺全摘術
なのです。

 アメリカでは、2005年には前立腺全摘術の
2割にロボットが導入され、2006年前半には
4割、そして2007年暮れには7割と、急激に
その数を増やしてきました。
 これまでに、ダヴィンチを使ったロボット
手術を受けた人は6万人以上にのぼるといい
ます。


神経の温存や血管の処理にはダヴィンチが
有利
 ダヴィンチの場合、ロボットアームに取り
付けた手術器具は人間の手首や指と同じ
ように自由に動かすことができます。
 その点では、開腹手術に匹敵すると言って
いいでしょう。
 しかし、視野が違うのです。
 開腹手術の場合は、基本的に人間の目で
見て手術を行うので、どうしても限界が
あります。
 ところが、ダヴィンチの場合、腹部に
炭酸ガスを入れて内視鏡を挿入するので、
腹部の空間が広がり、さらに内視鏡の操作
で前立腺の裏でも影でも、好きな位置から
好きな角度で見たいところを見ることが
できます。
 しかも、画像は立体的な3次元画像で
前立腺の表面に近接した位置から拡大して
見ることができるのです。

 「人間の目よりはるかに自由に見たい
ところを見ることができるのです」と
秦野さんは語っています。
 つまり、よく見えるのでそれだけ細かい
作業を確実に行うことができるのです。
 神経の温存や血管の処理にはダヴィンチ
のほうがはるかに有利なのです。

 このように、ダヴィンチの特徴は見たい
ところを見たい方向から自在に拡大して
見て、人間の手が届かないような狭いところ
にまで器具を入れてスムーズに操作すること
ができることです。

 つまり、血管の処理や神経温存など細かい
作業や狭い空間や見えにくい部位の処理を
行うには、人間の手や肉眼よりロボットの
アームやカメラをつかったほうが、はるかに
確実に行えるのです。

 こうした利点がわかった時点で、秦野さん
は前立腺がんの全摘手術は、ロボットに
切り換えるべきだと思ったといいます。

 秦野さんは、これまで500人以上の患者
さんに開腹による全摘手術を行って
きました。

 その上で、「最初は、ロボットなんて
たいしたことはないだろうと思っていた
のです。
 しかし、実際に手術をしてそのメリットが
わかるにつれ、全摘手術はこれでないと
いけない、ロボット手術に切り替わるべき
だとまで思うようになりました」と語って
います。


保険と併用できるよう申請中
 これだけアメリカで普及している
ダヴィンチも、日本ではたった*5台しか
輸入されていないのです。
 しかも、心臓手術が中心で、前立腺がん
に1番多く利用しているのは東京医科大学
です。
 つまり、日本ではまだ50人足らずの人
しか、ロボット手術の恩恵を受けていない
のです。
 その1番の原因は、日本でダヴィンチが
まだ認可されていないことです。
 したがって、東京医科大学でも、費用は
大学の負担で臨床研究としてロボット手術
を行っています。

 ダヴィンチ自体は3億円を超える機器で、
1回の手術でかかる費用は消耗品だけでも
40万円を超えるといいます。
 この現状では、「専門家はみなダヴィンチ
を導入したいとは思っている」けれど、実現
は難しいのが実情なのです。

 そこで、現在「先進医療」として保険と
併用できるように申請をしているところ
だそうです。

 危機的状況にあるといわれる日本の医療
ですが、患者さんにとってより安全で確実な
医療を実現することを忘れないで欲しいもの
です。

*1台は展示用なので実際に稼働している
のは4台
---------------------------------------

>今やアメリカでは、前立腺全摘術の7割
>(2007年末現在)が手術用ロボットを
>使ったロボット手術になっているのです。

2007年末現在ですよ。3年も前の話。
どうしてこうも情けない状態なのでしょう。

患者にとって良いと思われる薬も機器も
導入が進まない。

何がネックになっているのでしょうか?
どうしてこうも差がでてくるのでしょうか?

理由をきちんと把握し、対策を一歩でも
進めて欲しい。

見えてくるのは、
医療費の削減=医療の切り捨て。

「日本人にとって税金とは政府に取られる
もの」
でも、本来は、「自分の負担は、いずれ
自分に戻ってくる」もののはず。
そういう信頼感をどうして国民に持たせる
ような政策が出来ないのでしょうか?

だから消費税を議論しようとすると
拒否反応が出て、議論が進まない。

もちろん税制全体で議論することですが、
その中に、消費税も入ってないとおかしい。

税収も無いのに票取りのような策を出す。
だから矛盾を起こす。
つぎはぎだらけのおかしな策だらけ。

国民も、もっと自覚を持って欲しい。

もっと良い国にするためには、
福祉は欲しいが負担はごめんだという
「いいとこどり」はもはや許されない。
のです。

みんなで良く考えたい。

>危機的状況にあるといわれる日本の医療
>ですが、患者さんにとってより安全で
>確実な医療を実現することを忘れないで
>欲しいものです。
同感です。

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2010年12月17日 (金)

「あかつき」エンジン噴射口が脱落の可能性

「あかつき」エンジン噴射口が脱落の
可能性

2010年12月17日03時05分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 金星を回る軌道への投入に失敗した宇宙
航空研究開発機構の探査機「あかつき」は、
エンジンの噴射口が割れて大部分が脱落
した可能性が新たに出てきた。

 燃料が正常に供給されずに異常燃焼が
起き、噴射口が過熱して破損したと宇宙
機構ではみている。

 噴射口の大部分が脱落していれば、進む
力は低下するがまっすぐ進めるため、
6年後の軌道投入に望みが出てくるという。

 宇宙機構の分析では、探査機はエンジン
噴射から2分32秒後に姿勢を崩し、
まっすぐ進む力も低下した。
 しかし直後に、その力を取り戻している。

 このデータをもとに専門家らは、まず
高温燃焼でできた噴射口の亀裂からガスが
噴き出して姿勢が崩れ、その亀裂がさらに
進んで最終的に噴射口の大部分が脱落した
と推定している。
---------------------------------------

やはりセラミックス製のスラスタが破損
したようです。

>噴射口の大部分が脱落した
と言ってますね。

もし、そうなら
>6年後の軌道投入に望みが出てくる
らしい。

ほとんど絶望的かと思っていたのですが、
ちょっと期待できそうです。
不幸中の幸いということですむと良いのですが、

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医薬品産業の競争の成否を握るのは研究者のヒラメキよりも資金力

医薬品産業の競争の成否を握るのは研究者
のヒラメキよりも資金力

2010年12月13日
Biotechnology Japan:Webmasterの憂鬱

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 先週の土曜日に技術士の生物工学部会
発足、20周年記念の会が東京で開催
されました。

 バイオテクノロジーに逸早く取り組み、
プロフェッショナルとして確立しようと
した、先人の努力と先見性には頭が下がり
ます。

 但し、会場でも話題になっていましたが、
生物工学と農芸化学の差は何かなど、
バイオテクノロジーが、横串を貫く技術で
あるため、製品や応用分野に準拠している
技術士のジャンルに混乱があることは課題
として残っています。

 日本の組織は縦割りが余りにも強く、
21世紀に入って実用化が加速した横串を
貫く技術革新を上手に事業化できない問題
と瓜二つの問題を抱えていました。

 今や一つの分野の専門家より、複数の
分野の専門家や専門家同士のチームが技術
革新のために必要となっています。
 人材の育成や異分野のコミュニケーション
も含めて、我が国の科学技術に取り組む
課題は極めて大きいと実感いたしました。

 この会議では記念講演もありましたが、
2010年10月15日のScinece誌に掲載
された重要論文を講演会で教えてもらい
ました。

 この論文は世界で初めて特製のスパコン
によって、たんぱく質の構造変化や
フォールディングを分子動力学計算で
シミュレーションできたことの報告です。

 今やウシ膵臓トリプシン阻害たんぱく質
(BPTI)のような小さなたんぱく質
であれば、NMRや結晶解析などせずに、
しかも、ダイナミックな構造変化を計算
することまでできるようになったのです。

 かつて飛行機や自動車のデザインを決定
する際には、空気抵抗を実測する巨大な
風洞が必要でした。
 しかし、今では風洞は引退し、スパコン
を使ったシミュレーションですっかり代替
されています。

 たんぱく質の研究も、NMRや放射光の実測
の時代から、今後急速にスパコンによる
計算に移行していくことは間違いないと
思います。
 スウェーデンや韓国が放射光施設の建設
に入っていますが、時代を読み違えている
のではないでしょうか?

 今まで、全原子の分子動力学計算によって
たんぱく質のシミュレーションを行った研究
では、2008年に発表された10μ秒間の動画
描出が最長でした。
 これはスパコンを3ヶ月間連続稼働して
得たものです。
 しかし、10μ秒間ではたんぱく質の
フォールディングや構造変化をとらえる
ことは難しい。
 こうした現象はゆっくり進みます。
 10μ秒間から1m秒間をシミュレーション
しなくてはならないのです。
 今回の論文では、米D E Shaw Research社
が独自に開発したANTONというスパコンを
駆使しています。

 分子動力学計算に特化したCPUと
アーキテクチャーを持つ、専用コンピュータ
です。従来の100倍もの長時間の分子動力学
計算を可能といたしました。
 論文によれば、予想通り分子フォール
ディングや構造変異を今までの実測値と
一致しており、構造変化の詳細な
カイネティックスまで明らかになりました。

 この企業を率いるD E Shaw氏は世界最大
のヘッジファンド(2.5兆円)を創設、
大成功した富豪で、しかもコンピュータ
サイエンスの専門家でもあり、Clinton元
大統領高層ビルの2フロアをAntonで
埋め尽くし、パソコンによるたんぱく質の
動的な解析を実現しました。

 この研究資金は全て、彼のポケットマネー
から出ているという噂も流れているのが、
まったく小憎らしいほどです。

 同氏の研究に刺激を受けて、東京大学
先端技術研究所の児玉教授は富士通や
富士フイルムなどとコンソーシアムを今年
立ち上げ、専用のスパコンで抗体の分子設計
に挑戦することを始めました。

 将来、たんぱく質とリガンド(医薬品など
の低分子)やたんぱく質同士の動的な
シミュレーションが可能となれば、医薬品
産業はセレンディピティ依存の研究から、
論理的な薬剤設計に変わることは
避けられません。
 そうなると、研究者のヒラメキよりは、
資金力が競争の成否を握ることになります。

 つまり、半導体や自動車で起こした企業
などという中途半端な夢を追わず、資金力
と国際的な販売網を確保するために、巨大
合併を推進しなくてはならないのではない
でしょうか。
 もう、ここまできたら余り時間は残されて
いないと思います。

 それではいつ頃、医薬品を全原子の分子
動力学計算でデザインできるのか?

 今回モデルとして利用されたBPTIは
58アミノ酸で構成された分子です。
 計算対象となる原子数の2乗で計算処理が
必要となりますので、通常のたんぱく質
である100アミノ酸から300アミノ酸を標的
にすると、単純に計算すると今の4倍から
36倍の計算能力が必要となります。
 水分子なども考慮に入れれば、現在の
100倍程度の計算機能力があれば、こうした
たんぱく質と低分子の相互作用を分子動力学
で計算することは可能となるはずです。

 実際には阻害剤をデザインする時には、
内因性のリガンドとの競合なども
シミュレーションしたいので、余裕を持って
200倍程度のスパコンが必要となるかもしれ
ません。

 現在ならマンハッタンのビル、400階分
が必要でしょうが、毎年、スパコンは
素早く、価格安く、環境にも優しくなって
おり、10年後には、かなりの医薬品の
スクリーニングをスパコンが代替する時代
となる可能性があると感じています。

 平行して進むであろう、システム生物学
による細胞の動的シミュレーションなどと
組み合わせて、細胞ベースのスクリーニング
を代替することが、その次の挑戦と
なりそうです。

 先週神戸に行き、我が国のペタコンの
建物が順調に出来上がりつつことを確認
しました。
 ペタコンの使い道に悩んでいるよう
ですが、一も二もなく、たんぱく質の全原子
の動力学シミュレーションをSpring8と
理研がため込んだNMR群で検証しつつ、
ソフトウェアを開発するプログラムを開始
しなくてはならないでしょう。
 勿論、ANTONに対抗する独自の
ハードウェアの開発も忘れてはなりません。
 沈みゆく我が国のコンピュータ産業に
残された、最後のチャンスかもしれません。
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面白いですね。

ハードウェアとか気象現象とかの動的
シミュレーションだけでなく、
たんぱく質の全原子の動力学
シミュレーションの時代に入りつつ
あるんですね。

確かにそうなれば、研究者のヒラメキ
よりも資金力ということになりそうな
気もします。

シミュレーションの威力は絶大です。
ただ、シミュレーションの正しさの検証は
必須ですので、実測できる環境は必要です。
シミュレーションだけでは成り立ちません。

物理学もそうですね。
理論物理は理論だけでは成り立ちません。
物理的な証明が必要となります。

理論は自由です。
応用範囲は広い。
夢が広がります。

分子生物学も面白そうですね。

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殺菌剤を使わず磁石の力で水を浄化するシステム - ClearBallast

殺菌剤を使わず磁石の力で水を浄化する
システム - ClearBallast

17 DECEMBER 2010 diginfo.tv

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 日立プラントテクノロジーは、エコ
プロダクツ2010において、バラスト水浄化
システム「ClearBallast」を展示紹介した。

 日立プラントテクノロジーのバラスト
水浄化システムは、殺菌剤を使わず磁石の
力で汚れを吸着し、根こそぎ除去する凝集
磁気分離方式を適用している。

 基準値のクリアに加え、高速処理が行え、
残留薬品による海域汚染の心配がなく、
船底にたまる泥・生物の死骸なども大幅に
減らすことが可能。

 磁性粉を一緒に混ぜて撹拌すること
により、磁性を有するフロックを生成
させている。
 このフロックは、磁気ディスクで素早く
海水から分離・回収され、フロックに凝集
できない小魚など大きなものはフィルタで
分離される。
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原理は明快。
面白いと思います。

これとは全然別の話ですが、
類似している話として、
磁化水」と言うものがあります。
本当に健康に効果があるでしょうか?
参考情報です。

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2010年12月16日 (木)

110万ボルトの効率送電 日本発、国際標準へ 東京電力の財満部長に聞く 編集委員 滝順一

110万ボルトの効率送電
日本発、国際標準へ
東京電力の財満部長に聞く
編集委員 滝順一

2010/10/27 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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――日本が推す長距離送電技術が国際規格
になったそうですね。

 「2009年5月の国際電気標準会議
(IEC)が契機だった。

 日本の超高電圧(UHV)技術の標準
電圧である110万ボルトが、IECの規格
に反映されることが決まった。

 まず標準電圧を押さえないと、ほかの
機器類が標準にならない。
 110万ボルトで電気を送る技術がまず国際
規格として認められ、現在、それに対応
した様々な技術や機器の標準化が進行中だ。

 UHV技術を世界に発信することが、
日本の電力関連技術の売り込みにつながる」


 ――110万ボルトの超高圧送電の利点は
どこにありますか。

 「現在の55万ボルトの2倍の電圧だが、
大容量の電力を長距離、損失が少なく
送れる。

 電圧が倍になると、理論的には4倍、
実際上はおよそ3倍の電気を1送電ルート
で送れる。
 山間部を経由して長距離に送電するに
あたって建設コストも少なくできる」

 「IECは投票で決定を下すので、国際的
な仲間作りも積極的にした。
 イタリアをはじめ欧州諸国に説明し、
米国にも120万ボルト規格をなくすのでは
ないと面目が立つよう話した。

 また、中国やインドの電力関係者とも話し
日本の技術について理解してもらった。

 とりわけ、中国で日本のUHV技術が実証
できたことは大きかった。
 中国の送電網市場がこれから大きく伸びる
ことは間違いない。

 IECの国際シンポジウムを中国で開き、
中国の関係者に『110万ボルトを規格に』と
発言してもらった。

 大きな市場がバックにあることは世界を
納得させる材料になった」
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ずいぶん前にテレビでこの標準化の話を
見ました。
記事の日付も2010/10/27なので、その頃
だったのかな?

重要なのは、国際標準規格に採用される
ことで、標準で主導権をとれれば、
世界のスマートグリッド(次世代送電網)
市場で日本メーカーの受注獲得に有利に
なるはずです。

今回の国際標準への採用は、中国の発言が
大きかったようです。
中国は大国です。その発言力は大きい。

日本のハイビジョン放送は国際標準に
なってもおかしくないはずですが、
国際標準になれなかった。

テレビ放送を見た時に、日本発の国際標準
規格への取り組みが貧弱だと思いました。

国をあげて取り組むべきで、その為に税金を
使っても十分元がとれるはずです。
しっかりやって貰いたい。
メーカー単独の問題ではないと思います。

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手の巧みな動きを制御する脊髄神経経路を発見

手の巧みな動きを制御する
脊髄神経経路を発見
-新たなリハビリ開発に手掛かり-

平成22年12月15日
科学技術振興機構(JST)
国立精神・神経医療研究センター
自然科学研究機構 生理学研究所
(せいりけん)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 JST 課題解決型基礎研究の一環
として、国立精神・神経医療研究センター
神経研究所 モデル動物開発研究部の関 和彦
部長らは、脊髄の中に手の巧みな運動を制御
する独自の神経経路があることを明らかに
しました。

 人が体を動かす時、脳の大脳皮質の運動野
と呼ばれる部位が複雑な制御をしていると
考えられています。

 指の筋肉についても同様です。
 例えば、何か物を「つまむ」という動作
にはとてもきめ細やかな制御が必要ですが、
従来、大脳皮質の運動野がこれを制御して
いると考えられてきました。

 しかし、大脳皮質の機能が成熟していない
乳児でも反射的に物を握ることができます。

 この点にヒントを得て、関部長らは
「大脳皮質以外にも、つまみ動作を
コントロールしている部分があるはずだ」
と仮説を立て、研究を行ってきました。

 そのために、麻酔をかけていない覚醒下
で、ほ乳類から脊髄の神経活動を記録する
技術を新たに開発しました。

 そして今回、つまみ運動を行っている
サルの脊髄から神経の活動を記録すること
に世界で初めて成功し、その神経活動と
指の筋活動の相関解析から、脊髄には
いくつかの指の動きを協調させている神経
が多数存在することを発見しました。

 この神経群の存在は、大脳皮質を中心に
して行われてきたこれまでの研究からは
予想もできないものでした。

 いくつもの指の動きを協調させることは、
ピアノの演奏やキーボードの操作など複雑
な手の動きを巧みに操るために重要な機能
だと考えられます。

 今回の研究成果は今後、新しい運動機能
の再建技術を開発する基礎になるものと
期待され、四肢麻痺などの患者の手の機能
を再建する技術やリハビリテーション方法
の開発に役立つ可能性があります。

 例えば、脊髄に刺激電極を埋め込み、
電気刺激を与えることによって、麻痺側の
指を人工的に協調させて動かすようなこと
が考えられます。

 本研究成果は、国立精神・神経医療研究
センター 神経研究所 モデル動物開発
研究部の武井 智彦 研究員とともに、
自然科学研究機構 生理学研究所と行った
共同研究によって得られ、
2010年12月15日(米国東部時間)
発行の米国科学雑誌「The Journal
of Neuroscience」に掲載
されます。


<今後の展開>
 本研究によって、大脳皮質が直接運動神経
を活動させているだけではなく、
脊髄介在神経を介した神経経路によっても
手の運動がコントロールされていることが
明らかになりました。

 今後は複数の「つまみ運動」の中枢が
どのように協力して手の複雑な動きを生み
出しているのかに関する研究が盛んに
行われるものと予想されます。

 またこの研究結果は、脳梗塞や上位頚髄
損傷など、大脳皮質から下位頚髄間に障害
を持つ患者の手の機能を再建する技術の
開発に役立つ可能性があります。

 例えば、脊髄に刺激電極を埋め込み、
電気刺激を与えることによって、
さまざまな手の動作を引き起こす研究も
開始しており、5年後には人に応用する
基盤技術の確立を目指しています。

 このような刺激を患者自身の脳が操る
BMIという技術と併用して、完全麻痺の
患者でも「自分の意志で、自分の手を」
操る研究の進展が期待されます。

 また、脊髄は反射の中枢でもあること
から、皮膚や筋肉を刺激して有効な脊髄反射
を引き起こし、麻痺した手や指の機能回復を
促進するリハビリテーション方法の開発など
も期待されます。
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>患者自身の脳が操るBMIという技術と
>併用して、完全麻痺の患者でも「自分の
>意志で、自分の手を」操る研究の進展が
>期待されます。
>また、脊髄は反射の中枢でもあること
>から、皮膚や筋肉を刺激して有効な
>脊髄反射を引き起こし、麻痺した手や
>指の機能回復を促進する
>リハビリテーション方法の開発なども
>期待されます。
良いですね。

期待したい。

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サハラの砂から太陽電池 北アフリカ諸国と共同開発

サハラの砂から太陽電池
北アフリカ諸国と共同開発

2010/12/16 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 日本と北アフリカ諸国が、ほぼ無尽蔵に
ある砂で太陽電池を作る共同研究を
サハラ砂漠で始める。

 国際協力機構(JICA)や東京大学は
アルジェリア高等教育・科学研究省などと
2015年までの計画に合意、5年で電池原料
の生産技術にメドをつける。

 チュニジアの産官を交えた研究組織も
12月に立ち上げた。

 いずれも日差しに恵まれた現地で電池原料
のシリコンを安く量産し、将来の発電事業に
発展させる計画だ。

 太陽電池はケイ石から作る半導体向け
シリコンの転用が多い。
 太陽電池の普及でシリコン不足が懸念
される。

 太陽光発電を成長産業と考える北アフリカ
諸国と、発電事業にも関わりたい日本側が
研究の必要性で一致した。

 砂が含む酸化シリコンを太陽電池向けの
純度99.9999%以上のシリコンに変える。
 サハラ砂漠の砂はゴミが少なく酸化
シリコンに富む。

 JICAが総額3億円を支援する予定。

 東大や東京工業大のほか弘前大、
物質・材料研究機構なども加わる。

 アルジェリア側はオラン工科大や高等
教育研究省アドゥラル再生可能エネルギー
開発部門などが連携する。

 研究は鯉沼秀臣東大客員教授が唱える
サハラソーラーブリーダー(SSB)計画
がきっかけ。
 東大などはチュニジアの産官関係者も
交えて計画の推進母体
「SSBファンデーション」を今月設立
した。

 サハラ砂漠に大規模な太陽光発電所を
建設し、欧州へ超電導ケーブルで送電したり
海水から飲料水を作ったりする構想。

 日本側はサハラ砂漠の周辺国にも研究
協力を呼びかける。
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以前投稿した
21世紀のアポロ計画 -
サハラソーラーブリーダー計画が始動

が始まりましたね。

期待しています。

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2010年12月15日 (水)

ホントに海水からウランが取れた

ホントに海水からウランが取れた
「わかめ型捕集材」でブレークスルー、
レアメタルも対象に

2010年12月14日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 海水には77種類の元素が溶存しており、
チタンやリチウム、コバルト、バナジウム
などレアメタルも多数存在する。
 中でもウランは、鉱山ウランの埋蔵量の
実に1000倍に匹敵する量が存在すると推定
されている。

 各国による原子力発電所の開発ラッシュ
が続く一方で、鉱山ウランの枯渇が危惧
される中、約30年前から、海水ウランの
捕集技術の研究開発に取り組んでいる機関
がある。
 日本原子力研究開発機構(JAEA)の
高崎量子応用研究所だ。

 ここで、希望の光が見えてくる。
 多くの資源を輸入に頼っており、
「資源小国」と言われる日本だが、四方を
海に囲まれ、世界第6位を誇る200海里
という広い領海を持っている。

 世界各国が資源戦略を強化する中、
これまで輸入に頼っていた資源を部分的に
でも領海から採取できれば、海外への
依存度を軽減できるのではないか――。

 同研究所の瀬古典明研究主幹は語る。
 「黒潮によって日本近海に運ばれてくる
ウランの量は年間520万トンと試算される。
 このうちのたった0.2%の約1万トンを
捕集できれば、日本の年間需要量である
8000トンをまかなうことができる。
 それ以上捕集することも、技術的には
十分可能だ」。

 捕集材はポリエチレンをベースに作られて
いる。ポリエチレンとは2つの炭素と4つの
水素で構成されるエチレンがチェーンの
ようにつながった繊維素材だ。
 この炭素の部分に放射線を照射すると
炭素はほかの分子と結合しやすくなる。
 そこに、ある化学薬品を加え、
海水ウランを吸着する性質を持つ
「アミドキシム基」と呼ばれる“手”を
付けてやるのだ。

 高崎量子応用研究所が初めて海水ウラン
の捕集材の開発に成功したのは1981年の
ことだった。

 その捕集材を青森県むつ市沖合の海域に
30日間浸漬したところ、捕集材1キログラム
当たり1グラムのウランを回収することに
成功した。

 1999年から2001年にかけては、むつ市
沖合に設置した総重量350キログラムの
捕集材から約3年間で1キログラムのウラン
を捕集している。

 瀬古氏らは係留装置の経費を削減する
ため、新たに「浮き」を使った方式を考案
した。モール状の捕集材で、下に重りが
あり、反対側に浮きがついている。
 重りを海底に設置するとわかめのように
立ち上がる。
 重量は従来の10分の1程度に抑えられた
ほか、設置に必要な面積も小さくなった。
 船舶の航行にも支障をきたさない。

 今度はこれを使って沖縄県恩納村沖3キロ
メートルで実験をした。

 コンピューターシミュレーションの結果
を基に、捕集材1本の長さは60メートル、
係留間隔は8メートルとした。
 捕集材が海水と接する面積が増えたこと
と、海水の温度がむつ市沖合よりも高い
ことにより、ウランの捕集量は約3倍に
向上した。

 「捕集能力を最も発揮できるのは、海水
の温度が27~30度のところだ。
 今後、沖縄の海に捕集材の設置場所を
確保していきたい」と瀬古氏は意気込む。

 瀬古氏の試算によれば、捕集材1本の長さ
を60メートルとして、1回の係留期間を
60日、年5回係留、捕集材1キログラム当たり
のウラン回収量を2グラムと想定した場合、
深さ100メートルの海底に少なくとも173万本
係留することによって年間1200トンのウラン
が捕集できるという。

 今後の課題は、ウランのみを集められる
材料の研究開発と、捕集材の耐久性の
向上だ。

 これまでの海洋試験での再利用は2回が
限度だった。
 この場合、ウランを1キログラム捕集する
のに21万円のコストがかかってしまって
いる。

 ここ数年、化石燃料に比べてエネルギー
効率が高く、CO2排出量も約10分の1と少ない
原子力発電は急速に見直され始めている。
 そして、中国やインドを中心に、世界各国
で原子力発電所の建設ラッシュが相次いで
いる。

 しかし、確認されているウラン埋蔵量の
約5割をオーストラリアとカザフスタン、
そしてカナダの3カ国が占めており、今後、
ウランの争奪戦が激化すると予想される。

 経済協力開発機構(OECD)と国際原子力
機構(IAEA)の共同調査によれば、2015年
ごろには深刻なウラン供給不足が発生する
可能性があるとの見方もある。

 これまで日本はウランを全量輸入に
頼ってきた。その一部を日本の領海から
採取できれば、資源国のカントリーリスクや
資源政策、さらに資源の枯渇に対する不安を
回避することができる。

 「海水中のウランが合理的な価格で捕集
でき、原子力発電所の燃料として利用できる
ようになれば、長期にわたってCO2削減への
対応が可能となる。
 課題解決に向け今後も地道に研究開発に
取り組んでいきたい」。
 こう瀬古氏は力強く語る。

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海水からウランを採取するという話は
ずいぶん前に聞いたことがありますが、
あと少しで、実用に耐えるやり方が開発
されそうですね。

>2015年ごろには深刻なウラン供給不足が
>発生する可能性があるとの見方もある。
もう何年もないではないですか?

海水からウランが採算を含めてとれると
いうのは嬉しいことです。
レアアースもとれそうですから、研究は
進めて欲しいと思います。

ただ、原子力発電にたよる国作りという
のは再考して貰いたいと思います。
問題が多すぎる。

ゼロエミッション電源というのは言い過ぎ
では?

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生産能力10倍 「石油」つくる藻類、日本で有望株発見

生産能力10倍 「石油」つくる藻類、
日本で有望株発見

2010年12月15日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 藻類に「石油」を作らせる研究で、
筑波大のチームが従来より10倍以上も油の
生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見
した。チームは工業利用に向けて特許を申請
している。
 将来は燃料油としての利用が期待され、
資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。
 茨城県で開かれた国際会議で14日に
発表した。

 筑波大の渡邉信教授、彼谷邦光特任教授
らの研究チーム。
 海水や泥の中などにすむ
「オーランチオキトリウム」という単細胞
の藻類に注目し、東京湾やベトナムの海
などで計150株を採った。
 これらの性質を調べたところ、沖縄の海で
採れた株が極めて高い油の生産能力を持つ
ことが分かった。

 球形で直径は5~15マイクロメートル
(マイクロは100万分の1)。
 水中の有機物をもとに、化石燃料の重油に
相当する炭化水素を作り、細胞内にため込む
性質がある。
 同じ温度条件で培養すると、これまで有望
だとされていた藻類のボトリオコッカスに
比べて、10~12倍の量の炭化水素を作る
ことが分かった。

 研究チームの試算では、深さ1メートル
のプールで培養すれば面積1ヘクタール
あたり年間約1万トン作り出せる。

 「国内の耕作放棄地などを利用して生産
施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の
石油輸入量に匹敵する生産量になる」
としている。

 渡邉教授は「大規模なプラントで大量培養
すれば、自動車の燃料用に1リットル50円
以下で供給できるようになるだろう」と
話している。

 また、この藻類は水中の有機物を吸収して
増殖するため、生活排水などを浄化しながら
油を生産するプラントをつくる一石二鳥の
構想もある。(山本智之)
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素晴らしいですね。
生産能力10倍とは、

沖縄の海というのも良いですね。
生物資源の問題もからんできてややこしく
なりますから、

すごく有望そうです。
期待してしまいます。

CO2との関係はどうなんでしょう?
光合成してCO2を吸収してくれるのかな?

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2010年12月13日 (月)

コピー品の流通を防ぐ「FRAM認証ソリューション」

コピー品の流通を防ぐ「FRAM認証
ソリューション」

13 DECEMBER 2010 diginfo.tv

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 富士通セミコンダクターは、組込み総合
技術展において、不揮発性メモリFRAMを
用いた認証ソリューションを出展した。

 FRAMは、他の不揮発性のメモリと異なり、
メモリセルの物理的解析が困難であるという
特徴がある。

 そこで、富士通セミコンダクターでは、
FRAM技術を生かした高いセキュリティを
実現する、新しい認証用LSIを提案して
いる。

 不揮発性メモリとして従来からのE2PROM
がありますが、FRAMはE2PROMと比較して、
1/30,000の高速書き換え、1/400以下の
低消費電力、100,000倍以上の書き換え回数
と圧倒的な性能をもっている。
---------------------------------------

良いですね。
現在流通しているUSB Memoryなんかに
つかわれているものとは違うのかな?

性能がよさそうですが、価格は
どんなものなんでしょうか?

セキュリティ用途も良いと思いますが、
Flash SSDとして使いたいです。
書き換え回数に制限が、、
とかいう話がありますから、速度も
速いほど良いのだし、

大容量のメモリはまだ出来ない?

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東工大のTSUBAME2.0に見る高性能/高効率化に向けた各種技術

東工大のTSUBAME2.0に見る高性能/高効率化
に向けた各種技術

2010/12/10 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。
技術的な話なので、興味のある方は
リンクを参照してください。

私はこういう話には結構興味がある
のです。


>TUSBAME2.0の筐体は約1トンの重量
結構重たいですね。

>この後の写真に出てくるオレンジ色の
>ケーブルが光ファイバで、総延長は
>約100kmになるという。
すごい長さですね。
ケーブルの長さは無視できませんね。
いかに小さく作れるかが、ポイントになって
くるということかな?
コアの部分は1チップでしょうが、
装置間はケーブルでつなぐしかない。
1チップに詰め込みすぎると放熱の問題が
出てくるので、いかに低消費電力で高速な
素子が開発されるかが、これからの未来を
決める。

>PUE(Power Usage Effectivenessの頭文字
>をとったもので、スパコン本体の消費
>電力に対して、冷却などの消費電力を
>加えた全体消費電力の比を示す)=1.28を
>実現している。
>一般にはPUEが2程度のセンターが多い中
>で、1.28は非常に低い値である。
最近よく出てくる指標ですね。

>計算ノードであるが、6コアのIntel
>Xeon 5600プロセサを2個とNVIDIAの
>M2050 GPUを3台搭載する細長いサーバを
>使い、1筐体に32計算ノードを詰め込んで
>いる。このような高密度サーバは標準品
>では存在せず、東工大が仕様を示して
>各社にこのようなサーバを開発して
>くれないかという打診を行い、それに
>応じてくれたのがHPであるという。
なんでHP?
国内のメーカーは?

>M2050のTDPは225Wとなっており、
>これを3台内蔵すると冷却設計はかなり
>厳しいことになる。このため、随所に
>スポンジブロックを詰めて、風の流れを
>調整している。このスポンジブロックの
>位置であるが、HP本社の技術部隊から
>mm単位で置き場所を指定してくるという。
サポートが良いですね。

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2010年12月12日 (日)

アスピリンの少量・長期服用で「がん予防効果」

アスピリンの少量・長期服用で
「がん予防効果」

2010年12月9日17時53分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 1日に75ミリ・グラム程度のアスピリン
を5年以上服用すると、がんで死亡する確率
が大幅に低下する――。

 こんな研究結果が、7日付の英医学誌
ランセット電子版に掲載された。

 英オックスフォード大のチームが、循環器
などに疾患がある患者約2万5500人を、
最長20年間にわたり追跡調査したデータを
解析。
 アスピリンを長期服用した人と服用
しなかった人の、がんによる死亡率を比較
した。

 その結果、アスピリンを5年以上服用した
人の、がんによる死亡率は、服用しなかった
人に比べて21%低かった。
 特に消化器系がんでの死亡率は54%も
低く、アスピリンのがん予防効果は高いと
結論づけた。

 服用量の75ミリ・グラムは、市販薬1錠
に含まれるアスピリン約250ミリ・グラム
に比べ少ない。
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「がん予防効果」ね~
思いがけない効果があるんですね。

どうしてそんな効果がでるのか?
抗血小板作用が関係しているのでしょうか?

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宇宙帆船イカロス、お疲れさま…実験終え「人工惑星」に

宇宙帆船イカロス、お疲れさま
…実験終え「人工惑星」に

2010年12月10日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 光の力で飛ぶ宇宙帆船「イカロス」が、
金星の近くを無事に通過し、予定していた
実験を無事に終えた。

 宇宙航空研究開発機構の実験チームが
10日、ブログで発表した。

 サブチームリーダーの津田雄一さんは
「肩の荷が下りました」と話した。

 イカロスは5月に打ち上げられた。
 14メートル四方の薄い帆を宇宙空間で
広げ、光の粒がぶつかって跳ね返るときに
受けるわずかな力を利用して飛ぶ。

 加速できることの実証や、薄い太陽電池
での発電など、予定していたミッションに
すべて成功した。

 8日午後4時39分に金星上空約7万
4千キロを通過、その後で調べたところ、
機体に故障はなかったという。

 地球から遠く離れたため、すでに電波は
とぎれとぎれ。
 姿勢制御に使う燃料は残り半分ほど
という。

 津田さんは「今までは安全に運用して
いたが、これからは帆がかなり変形する
ような、思い切った姿勢制御をしたい」。

 通信ができなくなった後のイカロスは、
「人工惑星」として太陽のまわりを回り
続ける運命だ。

 イカロスは、金星の周回軌道入りに
失敗した探査機「あかつき」を打ち上げた
ロケットに相乗りして宇宙に行った。

 津田さんは、あかつきについて「一緒に
やっている仲間なので、本当に悔しい。
 6年後の軌道再投入チャレンジを応援
したい」と話した。(小宮山亮磨)
Tky201012100628
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「イカロス」は全実験を無事終了した
ようで、おめでとうございます。
お疲れさまでした。


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「あかつき」周回軌道投入失敗から見えてくる宇宙工学の受難

「あかつき」周回軌道投入失敗から
見えてくる宇宙工学の受難
あえて“初物”のスラスターを搭載した理由

2010年12月10日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 12月7日、日本の金星探査機「あかつき」
が金星周回軌道投入に失敗した。
 5月21日に種子島宇宙センターから打ち
上げられたあかつきは、順調に飛行を続け、
この日金星への最接近に合わせて、搭載した
推力500N(ニュートン)の軌道変更エンジン
を720秒噴射し、金星周回軌道に入る予定
だった。

 午前8時49分に噴射を開始したあかつき
は、直後の8時50分に地球から見て金星の
影に隠れた。

 ところが金星の影から出てきたあかつき
を地上局で捕捉するのに手間取った。
 その後、通信を回復したあかつきの軌道
を測定したところ、金星周回軌道に入れ
なかったことを確認。

 さらに探査機からダウンロードしたデータ
から、噴射開始から約143秒で、あかつきの
姿勢が乱れ、本来720秒行うはずだった噴射
が停止したことが判明した。

 姿勢の乱れは、5秒間で軌道上初期重量が
500kgある探査機が完全に1回転するという
急激なものだった。

 現在、宇宙航空研究開発機構(JAXA)
では、事故調査を行っている。

 今のところ失敗の原因として一番可能性
が高いのは、500Nスラスターのトラブルだと
見られている。

 あかつきとの通信に問題がないので、
大量の計測データが入手できることは間違
いない。

 今後事故原因について、次々と新事実が
明らかになるだろう。

 ここでは500Nスラスターが、世界初の
セラミック製だったということを取り上げ、
そうなった背景を見ていきたい。

 「初物」は常にトラブルの覚悟がないと
使えない。

 惑星周回軌道投入のためのスラスター
噴射は、惑星探査機にとってももっとも
危険な動作だ。

 一発勝負でやり直しができない。

 そこにあえて初物のセラミック製
スラスターに使用した理由には、JAXA宇宙
科学研究所における、宇宙工学部門の苦境
が関係してくる。

 1970年代から1990年代半ばまで、宇宙研は
年1回の打ち上げで5機ロケットを打ち上げる
間に、次世代ロケットを開発するという
ペースで動いていた。
 そして新型ロケットの1号機には宇宙工学
部門が主導する工学試験衛星を搭載する
慣例となっていた。

 まず工学側が新たな技術で道を切り開き、
それを利用して理学側が観測成果を挙げる
という好循環が確立していたといっていい。

 これが崩れ始めたのは、ロケットがより
大型のM-Vロケット(1997年初打ち上げ)
に切り替わったあたりからである。

 M-Vは惑星探査機の打ち上げを念頭に開発
されたが、大型化に伴いロケットも
衛星・探査機も価格が上昇し、同時に予算は
増えなかったことから、年1機のペースが
崩れ始めたのだ。

 それに追い打ちをかけたのは、2003年の
宇宙三機関統合だった。

 これにより宇宙研は独立した意志決定権
を持つ組織からJAXAの一本部に格下げと
なり、JAXA経営企画の下に従属することと
なった。

 統合により宇宙予算全般が削られ、しかも
予算配分の決定権はJAXA経営にある。
 6人のJAXA理事のうちひとりは宇宙研の
トップが兼任することになっているものの
自主裁量の幅は大きく狭まった。

 減る予算を巡って、理学系と工学系の
間に離反が発生し、研究者の数で優る
理学系の衛星が優先的に計画化されるように
なった。

 そこで使われたロジックは、「宇宙科学
は、宇宙の研究が目的である。
 目的がまずあって、次に目的にあった
道具の技術開発が必要にある」というもの
だった。

 この考え方だと、工学系の自発的な研究
は抑圧されてしまう。

 工学系は、理学系のために道具としての
技術を開発すれば良いということになって
しまうのだ。

 理学系が観測に集中するあまり、潜在的
な危険を探査機の設計に持ち込もうとする
場合、「それをやったら危険だから、観測
を妥協して安全性を高めましょう」と引き
戻すのは工学系の役割である。
 その工学系が弱体化して、理学系のための
道具を作る下働きにされてしまえば、
探査機の危険度は上がるのが道理である。

 「統合後に宇宙研に来た理学系研究者の
中には、自分の専門分野のための衛星搭載
センサーさえ作れば、探査機本体は
メーカーが作ってくれると思っている者が
いる」という危惧の声もある。

 実際にはメーカーにも、フロンティアに
出て行くための新しい技術を自前で開発する
余裕はない。

 今までどのメーカーも、宇宙研の工学系が
行う研究に参加して、技術を蓄積してきた
のである。
 工学系が弱体化すれば、メーカーの技術
もまた弱体化することになる。

 そのような状況下で、なんとか宇宙工学
系の研究成果を宇宙空間で実証する方法は
ないかということで実現したのが、
あかつきへのセラミック製スラスターの
搭載だったのである。

 おそらく、かつてのように工学試験衛星が
5年に1回打ち上げられる体制だったならば、
あかつきにセラミック製スラスターは搭載
されなかったろう。

 事故調査を単なる物理的な原因究明に
終わらせてはいけないだろう。

 その背景には2003年の宇宙三機関統合と
2006年のM-Vロケット廃止によって起きた、
宇宙研の宇宙工学系研究の受難が横たわって
いる。

 必要なのは、糸川英夫以来の宇宙工学系
の研究体制の建て直しだ。

 工学は確かに道具ではあるが、我々は
適切な道具なくしてフロンティアに進む
ことはできない。
---------------------------------------

なるほど、こういう背景もあるんですね。

何故、危険を冒してまでセラミック製
スラスターを採用したのかな?
と言う疑問がありましたが、
なんとなく、わかりました。

>工学系の企画した2機は成功し、
>理学系が企画した3機はうち1機が失敗、
>あかつきも失敗の瀬戸際にあるわけだ。
というのも何か関連があると
見るべきかな?

>必要なのは、糸川英夫以来の宇宙工学系
>の研究体制の建て直しだ。

>工学は確かに道具ではあるが、我々は
>適切な道具なくしてフロンティアに進む
>ことはできない。
そう思います。

関連記事です。
あかつき、燃料供給に異常…6年後に
赤信号

2010年12月10日13時23分 読売新聞

>エンジンへの燃料の供給がうまくいかず、
>出力が急低下して姿勢が崩れたとする
>解析結果を発表した。
>エンジンの噴射口が壊れた可能性もあり、
と言ってます。

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命を削る:海外を知る/番外編 費用対効果、続く模索

命を削る:海外を知る/番外編
費用対効果、続く模索

毎日新聞 2010年12月12日 東京朝刊

詳細は、リンクを参照して下さい。
命を削る:海外を知る/3の続編です。

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 薬の高額化などを受け、国内でも治療の
経済的負担をめぐる議論が活発化している。

 東京都内で先月開かれたがん治療をテーマ
にしたイベント「オンコロジー(腫瘍学)・
ジャパン2010」(アイフォーファーマ
主催)では、患者と製薬企業、医薬経済の
専門家がともに医療費や患者負担について
考える場が設けられた。
 海外の医療事情に詳しく、イベントの講師
を務めた専門家に今後の打開策を聞いた。


◇情報の翻訳と開示、国が仕組みを
--鎌江伊三夫・慶応大教授(医薬経済学)

 医療に関して国がやるべきことは、一人
でも多くの国民に、優れた医療技術を
できるだけ早く、支払い可能な費用で提供
する仕組みを作ることだ。

 欧州やアジアの一部の国は、公的医療保険
でカバーする薬の範囲や自己負担率を決める
ときに、薬の費用と効果のバランスを数値化
する手法を導入し、医療費の高騰、がんなど
の薬の高額化に対処しようとしている。
 だが最善の仕組みを確立した国はまだ
なく、模索が続いている。

 日本では、国全体の医療費や患者の自己
負担など、費用にのみ焦点が当たってきた。

 費用の問題だけを突き詰めると、薬の
適応範囲を狭くして、使える患者を少なく
するなど、国民に不利益が生じかねない。

 なぜ費用と効果のバランスの議論が進ま
ないのか。

 それは、患者と医療の専門家の間の知識
の差を埋める、橋渡し的な情報がなく、
国民全体で話し合える土台が整っていない
からだ。

 専門家は治療の効果について「A薬を使う
と生存期間はB薬より○カ月延びる」
「この治療法の5年生存率は△%」などと
説明するが、その正確な意味や、必要な費用
との関係を理解できる人は多くない。

 よく理解できないと、患者個人としては
「いくらかかるか」という費用の観点だけ
で判断せざるを得なくなる。
 国全体でも、あるべき医療を選択する
ための共通認識を作るのは難しい。

 高額な分子標的薬などの登場もあり、
医療経済の問題が深刻化している。
 薬や治療法の効果や、費用との関係
について、国民が理解できる情報を的確に
得るためには、国による専門的な情報を
翻訳できる人材育成や情報開示の仕組み
が必要となる。

 国はそのような制度を早急に構築すべき
だ。【構成・大場あい】


◇米では企業寄付で患者支援活動
--安達進、日本イーライリリー・
オンコロジー事業本部長、医師

 患者が治療を続けられないケースが出て
いる。日本では医療機関の窓口で、患者が
医療費の3割は自己負担しなければならず、
他の国に比べて窓口負担が重い場合がある
からだ。

 一方日本は医療費が十分でない。
 経済協力開発機構(OECD)によれば、
国内総生産(GDP)に占める総医療費の
割合は8・1%(07年)で、先進国中
最下位だ。

 薬価がもっと安くならないかという意見
もある。
 しかし、臨床試験に必要な患者数が増え、
開発の成功率も落ちている。
 製造費用も高くなり、次の新薬開発にも
費用がかかる。
 こうした事情から、新薬開発のための費用
は格段に高くなっている。
 最近、費用対効果など薬剤の経済評価の
手法を各国が取り入れているが、日本も
そうなるだろう。

 患者の負担を軽減できるよう製薬企業も
支援に乗り出している。
 例えば、日本には患者の医療費自己負担
に一定の上限額を設ける国の高額療養費制度
があるが内容が複雑なため、製薬企業は
それぞれ分かりやすく解説したパンフレット
を制作し、患者らに配布している。
 費用を計算できる製薬企業のホームページ
もある。

 米国では、患者支援のため製薬企業など
が民間の基金に寄付もしている。
 例えば全米がん経験者連合(NCCS)
は、企業や国から多くの寄付を集め、
がん患者の生活上の悩みの解消などに取り
組んでいる。
 日本では、患者が知りたい経済負担
について医師からの説明が十分でない。
 製薬企業が単独ではなく、多くの企業で
協力して、患者のこうした問題の悩みに
応じるコールセンターを設置するのも
いいのではないか。【構成・河内敏康】
---------------------------------------

同感です。

何故こうも対策が進まないのでしょう?

トップダウンで実施しても良いはず。
こんな良いことがあるのだと説明して
くれたら良い。

国民は政治家を選挙で選択することしか
出来ない。
その政治家の政策たるやなんとも理解に
苦しむ。

良い意見は沢山ある。その意見が届かない。
どういうことでしょうか?

国民はもっと怒らないといけないと
思います。何をしているのかと、

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命を削る:海外を知る/3 薬や治療に「経済評価」

命を削る:海外を知る/3
薬や治療に「経済評価」

毎日新聞 2010年12月5日 東京朝刊

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 医療技術の進歩や高齢化などによって、
各国で医療費が増大している。

 英国やフランス、ドイツなど欧州では、
有効性だけでなく、費用対効果に基づく
経済性などを考慮する「経済評価」を踏まえ
ながら、公的保険で使える薬や治療を決めて
いる。

 東京大の福田敬准教授(医療経済学)は
「最近ではアジアの国々でも、こうした
薬剤の経済評価に多くの関心が集まって
いる」と解説する。

 韓国もその一つ。
 福田さんによると、韓国は日本にならっ
て国民皆保険制度を導入し、89年に達成
した。
 しかし、保険でカバーする範囲が拡大し、
使った分だけ支払われる出来高払いだった
ため、医療費が増大した。
 経済協力開発機構(OECD)のデータ
などによると、総医療費に占める薬剤費の
割合も06年は約25%。
 保険が適用される薬の数は06年時点で
約2万1000種類もあった。

 薬剤の支払いなどによる保険財政への
影響を抑えようと、韓国は薬の保険適用の
可否を決める際、欧州と同様に有効性だけ
でなく、費用対効果も重視する方針に転換
した。
 レセプト(診療報酬明細書)を審査する
公共団体の健康保険審査評価院(HIRA)
に、費用対効果などを評価する部署を発足
させた。

 一方、HIRAの役割は薬剤の経済評価
だけではない。
 韓国では、レセプトのオンライン化が
全国に普及しており、そのデータを使って
医療の質の評価や向上に役立てている。

 国立保健医療科学院の研究報告によると、
HIRAでは心筋梗塞(こうそく)や脳卒中
の治療成績の評価結果をインターネットで
公表し、医療機関の医療の質を国民が簡単に
分かるような仕組みがあるという。

 財団法人の研究機関・医療経済研究機構
の満武巨裕(みつたけなおひろ)・
研究部副部長(医療情報学)は「日本は
データベースの整備が遅れている。
 韓国のように蓄積したデータを活用し、
病気の予防や最適な医療の選択などに利用
すべきだ」と指摘する。

 英国や韓国のように、保険適用を受ける
ためには薬剤の経済評価のデータを提出
しなければならない国がある一方、日本は
保険適用されるよう申請する際、経済評価
データの提出は義務付けられてはいない。

 国際医療福祉大などが08年までの5年間
に薬剤の保険適用を申請した製薬企業を対象
に調査したところ、保険適用となった薬
168品中、経済評価の資料が提出された
のはわずか8品(4・8%)しかなかった。
 理由は「資料提出のメリットがない」
「社内に(分析をする)担当者がいない」
などだった。

 国際医療福祉大の池田俊也教授(医療
経済学)は「医薬品の経済評価は、診療
ガイドラインや予防接種の導入の決定など
幅広く活用できる。
 経済評価の方法については課題もある
ため、学術団体を中心に各国の行政当局
や製薬企業、医療者などと情報交換を
進めていくことが重要」と話す。
【河内敏康】=つづく
==============

 ◇医療の経済評価
 薬剤や手術などが費用対効果に優れて
いるかを検証し、効率的な医療の提供を
考える方法。
 公的な医療保険の財源に限りがあるため、
近年注目を集めている。
 例えば、英国立医療技術評価機構
(NICE)では、薬剤を使った場合に
1年間健康を維持して生きられる追加費用
が2万~3万ポンド(約260万~390
万円)以下なら、経済性に優れるとして
英国医療保険制度での使用を推奨している。
---------------------------------------

財源が有限である限り、と言うか既に
限界が見えているにも関わらず、具体的な
制限策を、単に医療の質の削減に求める
と言う愚策をしているのが我が国。

どうしてこうも日本は動きが遅い。
韓国にすら後塵を拝している。
「すら」などと言っては失礼ですね。

>韓国では、レセプトのオンライン化が
>全国に普及しており、
>HIRAでは心筋梗塞(こうそく)や
>脳卒中の治療成績の評価結果を
>インターネットで公表し、医療機関の
>医療の質を国民が簡単に分かるような
>仕組みがある。
どうしてこうも違う?

医療の経済評価は必要でしょう。
やむを得ないと思います。

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がん探知犬、においで患者ピタリ…精度9割超

がん探知犬、においで患者ピタリ
…精度9割超

2010年12月11日15時06分  読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 九州大医学部第二外科の前原喜彦教授
らのグループが、がん患者特有のにおいが
分かる「がん探知犬」に、大腸がん患者の
呼気などをかぎ分ける実証試験をした結果、
9割以上の精度で患者を判別できた。
 研究成果は英国の医学誌「GUT」に
掲載される。

 探知犬は、千葉県南房総市の
「セントシュガー がん探知犬育成
センター」が飼育しているラブラドル
レトリバー(9歳、雌)。
 名前は「マリーン」で、海難救助犬
として飼育されていたが、嗅覚や集中力が
特に優れていたことから、がんのにおいを
かぎ分ける訓練を受けている。

 グループは2008年6月から
09年5月にかけ、福岡、佐賀県内の2病院
で、消化管の内視鏡検査を受けた約300人
から呼気と便汁を採取。
 内視鏡検査で大腸がんと分かった患者の
1検体と、がんではなかった患者の4検体を
一つのセットにして、探知犬に挑戦させた。

 呼気では36セットのうち33セット、
便汁では38セットのうち37セットで
「正解」をかぎ分けた。
---------------------------------------

すごいですね。

消化器系のガンでの探知に対して有用と
いうことでしょうか?

それとも、もっと広く多種のがんに対して
も有用なのでしょうか?

呼気からかぎ分けるとすると、肺がんなど
の探知も可能かと思います。

とくかく犬の嗅覚はすごいですね。
麻薬犬とか、災害救助犬とか、
動物の持っている能力、想像以上です。

こういう記事もありました。
アフリカの地雷探知にネズミが大活躍
これもすごいですよね。

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2010年12月11日 (土)

国民、患者のための厚生科学研究を

国民、患者のための厚生科学研究を
伊藤 たてお 氏(日本難病・
疾病団体協議会 代表、厚生科学審議会
難病 対策委員)
2010年12月6日 Science Portal

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 10月23日、埼玉県の和光市にある国立保
健医療科学院交流対応大会議室で厚生労働省
主催の「厚生科学研究成果発表シンポジウム
http://www.niph.go.jp/symposium2010/」が
開かれた。

 そこに招かれて発言させていただいた内容
を中心に、あらためて「科学研究」と国民、
市民のかかわりについて考えてみたい。

 厚生労働省の研究助成制度である厚生労働
科学研究費による研究成果を分かりやすく
一般に知らせ、研究成果をより広く社会に
還元していくという狙いで開くと聞いて
いた。

 インターネットを活用しシンポジウムの
模様はライブ配信する、という新しい試み
にも大いに期待し会場に赴いた。

 まず戸惑ったのは、公開されているとは
いいながら、参加者はほとんどが関係者で
あったことである。

 せっかく患者団体として初めての機会を
いただきながら、閉鎖的な社会を感じ残念
だった。
 まるで学会の研究発表のようで、会場の
設定と発表のあり方については今後大いに
工夫が必要と思う。

 私がパネルディスカッション「目的
志向型研究としての厚生科学研究と
成果発表のあり方」でパネリストとして
発言したのは、

まず第1に、せっかくの研究なのだから
成果・研究の「社会的アピールが必要」
ということである。
 研究者としては「成果の発表」でなければ
ならないのだろうが、国民・市民としては
研究の途中でもよいのだ。

 今このような研究がされている、という
ことが関心を呼ぶし、難病の患者たちには
励ましとなる。
 「発表や成果はホームページに掲載されて
いるからよい」では不十分だ。

 「アカデミックな発表」でもなく、もっと
分かりやすく、何を目指して、どこで
どのような研究が進められているのか、
ということがとりわけ難病といわれる分野
の患者や関係者には大切なことと思う。

 ポスター発表でも、関心を持って拝見
したものがあったが、内容を盛り込みすぎて
よくわからないものが多かった。
 要点をまとめ、発信力を高めて、見せる、
読ませる工夫が必要と思う。
 研究にあたったものとしては、あれも
これも大切なのだから、と狭いスペースに
たくさん盛り込むのだろう。
 それでは自分のため、あるいはその分野
に関心のある研究者たちのための発表
でしかない。

 そこで提案したのはプロの協力を求めては
どうかということであった。
 いわゆる学会屋とか関係企業の協力の
ことではなく、宣伝・広告やデザインなどの
分野の専門家の参加のことである。
 それには予算が研究費の中にも必要と思う
のだが、3,000万円を超える研究には成果の
広報に関する費用が含まれているとのこと
であった。
 また研究には報告書が義務付けられている
ということだが、その話とは違う。
 発想の転換が必要と思う。

 第2点として「研究を生かすためには、
社会性を持った提言」も必要ではないか、
ということである。

 それを進めるためには、受け止める行政側
の受信力も高めなければ、ただの研究で
終わってしまい、後に国に膨大な損失を
与えることになる。
 と、いくつかの事例も紹介した。

 現在北海道新聞の連載記事「私の中の
歴史 地域の減災を願って―火山学者の
岡田弘さん」で、岡田先生の有珠山噴火での
活躍の話が掲載されている。
 先生は11月4日の6回目で次のように話して
いた。
 「災害軽減のためには科学者の総合的な
判断と、地元行政や住民による警戒が
緊密にかみ合うことが必須です。
 しかし、当時研究者は…『そこから先は
自分たちの出番ではない』と考えて
いました。
 また一方では『科学者は行政の領域に
踏み込むな』とある地元首長のコメント
が…」

 続いて翌5日の7回目では、85年の南米
コロンビアでの火山災害に関して
「『災害マップをつくれば、後は行政や
住民の責任だ』と思いこんでいました。
 しかし、伝えたはずなのに、それでも
人々は死んでしまったのです。
 『伝わっていなければ、その責任は知って
いる側の研究者にまだあるはずだ』と科学者
の社会的責任がはっきりと見通せた事件
でした」と述べている。
 この記事を読んで、大変感動した。

 厚生科学研究にも「研究者」と「行政」
そして「国民=患者団体」の「緊密な」
連携が必要なのだと確信した。

 そして最後に
第3点として「評価」にもっと国民=患者の
声を直接に反映させることも検討すべき
ではないか、と提案した。

 その後の話だが、菅首相が議長を務める
「総合科学技術会議」の科学技術政策担当
大臣・有識者議員による「平成23年度概算
要求における科学・技術関係施策」の
優先度判定において、難病の治療研究が
最低ランクの評価を受け、大幅な研究予算
の削減が示された。

 患者団体として緊急の声明を出す
とともに、与党関系議員とともに首相官邸、
内閣府、財務省、厚労省へ要請行動を行い、
難病の研究費削減は患者の希望を打ち砕く
ことになると訴えた。

 この評価にはもちろんそれなりの根拠は
あるのだろうし、研究の成果がなかなか
上がらない、とか、研究者のアピールが
へただということもあるのだろうと思う。

 しかしその中である高官が「税金なの
だから研究にも効率と効果が求められる」
と発言し、またある担当者は「税金なの
だから成果が必要」と言っていたことに
私たちは敏感に反応した。

 緊急声明の中でわれわれが強く訴えた
ことは、「研究は難病患者にとっては大きな
希望の光であること」と「難病の研究は
研究者にとっても継続の保証が必要」という
ことである。

 難病の研究に効率・効果や成果を求め
られたら、研究は成り立つのだろうか。
 目先の成果だけを追うことになりは
しないだろうか、と心配する。

 またある「研究成果発表会」に参加した
患者がこう感想を言っていた。
 「難しすぎて、早口で何を言っているのか
分からなかった」と。
これでいいはずはないと思う。
---------------------------------------

同感です。

是非改善をして貰いたい。

「伊藤 たてお」代表の発言を真摯に検討
して貰いたい。


私の感じたことを2,3述べておきたい。
上記文章の中でどうしても見過ごせない
のは、以下のことです。

>難病の治療研究が最低ランクの評価を
>受け、大幅な研究予算の削減が示された。
>難病の研究に効率・効果や成果を
>求められたら、研究は成り立つの
>だろうか。
>目先の成果だけを追うことになりは
>しないだろうか、と心配する。
全く同感です。

政治は人の命を守ることを優先すべきだと
考えています。

効率とはなんでしょうか?
裏返して言えば、無駄を極力排除する
ことだと理解しています。

明らかに無駄と思われるものが多く
存在します。

でも、民間企業が手を出しにくい難病に
対する研究が無駄なのでしょうか?
無駄だと切り捨ててしまったら誰も研究
などできません。採算がとれず民間では
できないからです。
民間でできないことをするのが国なのでは
ないのでしょうか?

人の命の優先順位は高くないのですか?
困っている人達を救うことが無駄なので
しょうか?
大いに疑問を感じます。

事業仕分けでも、効率、効率と良く言い
ますが、効率ということがなじまない
分野があるはずです。
それを同一のレベルで仕分けする。
おかしいと思う。


>研究者としては「成果の発表」でなければ
>ならないのだろうが、国民・市民としては
>研究の途中でもよいのだ。
たしかに国民としてはこうありたいと
思いますが、特許などの著作権の問題が
あり、競争相手にアイデアを見せること
にもつながり、難しい面があるのだと
感じました。
ただ、何かしらの情報が欲しい。
何か良い方法を考えて貰いたいものです。

一方、特許等の問題の無い国のお金で実施
している研究成果については、すべての国民
に無償で公開すべきものと考えていますが、
残念ながら、医療関連の研究報告は一般
国民には公開されていないようです。

是非国には、公開する仕組み、組織を
作って貰いたい。

米国のPubMedのようなデータベースを、
想定しています。
又、治験の情報の公開も貧弱です。
改善して貰いたい。


岡田先生の有珠山噴火での活躍の話しも
傾聴に値しますね。

>厚生科学研究にも「研究者」と「行政」
>そして「国民=患者団体」の「緊密な」
>連携が必要なのだと確信した。
同感です。

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2010年12月 9日 (木)

日本版スマートグリッドの「死角」

日本版スマートグリッドの「死角」
2010/11/29 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 世界中でスマートグリッド(次世代
送電網)の構築プロジェクトが展開されて
いるが、海外のプロジェクトと比べて日本
のそれには欠けている点がある。

 電力を使う消費者や企業、つまり需要側
の視点である。

 需要側がスマートグリッドから恩恵を
受けるとしたら、電力消費の状況を
「見える化」することで光熱費を節約
したり、温暖化ガス排出量を減らしたり
できるということだろう。

 こうした点を重視する米国は、双方向
通信機能を持つ「スマートメーター」を
家庭などに導入し、情報通信ネットワーク
のインフラであるAMI(Advanced Metering
Infrastructure)を構築しようと積極的に
動いている。
 一方の日本では、そうした取り組みが
あるという話は現時点でほとんど聞こえて
こない。


米国は費用対効果の高い省エネ化を優先
 スマートグリッド構築の主眼は、
省エネルギー化と再生可能エネルギー導入
の2つだと言っていいだろう。

 米国でスマートグリッド・プロジェクト
を推進するエネルギー省(DOE)も、
こうした考え方に基づく「EERE(Energy
Efficiency and Renewable Energy)」
という表現を多用する。

 しかし実際のプロジェクトでは予算に
限りがあることから、省エネ化の方が優先
されていることが多い。
 省エネ化に役立つAMI構築の方が、大規模
な太陽光発電所や風力発電所を建設する
より低コストで済み、運用面での
費用対効果も高いからだ。

 例えば、オハイオ州コロンバス市で
スマートグリッド・プロジェクト
「gridSMART Ohio」を推進している電力
大手の米AEP Ohio社は、11万世帯を対象に
スマートメーターを設置した。
 総額130億円余り(その半分がDOEの
補助金)を投じ、2012年までの約3年間に
わたって、さまざまな要素技術を用いた
実証実験を行う。

 そこで検証する要素技術とは、スマート
家電やプラグインハイブリッド車、
コミュニティ単位で使う蓄電池(CES:
Community Energy Storage)、需要側の
電力使用量を供給側から制御するデマンド
レスポンス、各種機器間の相互運用性と
サイバーセキュリティの確保など
(図1、図2)。
 技術としては幅広いが、中心になっている
のはAMI構築による需要側の省エネ化である。


電力会社の影が薄い日本の
「スマートシティ」
 こうした米国の動きに対して、日本は
どうしているのだろうか。

 日本で今、スマートグリッド関連で脚光
を浴びているのは「スマートシティ」だ。

 家電メーカーや住宅メーカー、自動車
メーカーなど異業種の企業がある地域に
集積し、街全体を環境技術の
「ショーケース」に仕立てる取り組みで
ある。そこでは太陽光発電システム、
ホームエネルギーマネジメントシステム
(HEMS)、電気自動車(EV)など、日本が
世界に誇る先進的な環境技術が活用される。

 ところが、どのプロジェクトでも
電力会社が需要側の電力消費を抑制したり、
省エネ化のためにスマートメーターを導入
したりする話はほとんど出てこない。

 経済産業省の主導で横浜、豊田、
けいはんな、北九州の4地域で始まる
「次世代エネルギー・社会システム実証」
でも、電力会社は前面に出てきていない。

 スマートメーターを導入するAMIに関する
取り組みも一部にはあるが、公表されている
導入数は小規模にとどまる。
 既存の電力メーターに代わる
次世代メーターの規格も国内の電力業界内で
統一されていない。
 こうした日本の状況を見て、「日本は
すべての面で最先端だと予想していたが、
スマートグリッドの技術については当社
より2~3年ほど遅れているのではないか」
と漏らす米国の電力事業者もある。


太陽光発電や蓄電池の導入に集中する
国内電力
 対照的なのは、日本国内の電力各社が
太陽光発電や蓄電池の導入には極めて
積極的な取り組みを見せていること
(表1)。例えば、沖縄県宮古島では
沖縄電力が出力4MWの太陽光発電システム
や蓄電池を導入した(図3)。
 宮古島という閉じた地域内の電力網で
再生可能エネルギーを大規模に導入する、
いわゆるマイクログリッドの実証研究
プロジェクトである。

 そのプロジェクトには「μEMS」と
呼ばれる電力供給側の需給調整機能も
含まれている。
 模擬の配電経路を用いて、制御技術など
の検証を行う予定だ。
 しかし、そうした先進的なプロジェクト
でも、米国や欧州で導入が進む
スマートメーターやAMIの技術は含まれて
いない。
 需要側での見える化を進めることで、
省エネを推進しようというスマートグリッド
の重要な「もう1つの視点」が存在
しないのだ。
---------------------------------------

>需要側での見える化を進めることで、
>省エネを推進しようというスマート
>グリッドの重要な「もう1つの視点」
>が存在しないのだ。
これで良いのでしょうか?

>スマートグリッド構築の主眼は、
>省エネルギー化と再生可能エネルギー
>導入の2つだと言っていいだろう。
私もそう思うが、

スマートグリッドは国としてどこが主導
しているのでしょうか?
その際の主眼をどう捉えているのだろう?

主導する立場にあるのは、
経済産業省
資源エネルギー庁

のようです。

リンクを見ると、エネルギー基本計画とか
2030年に向けた目標とかの項目があります。

ざっと見たところ上記の話は無いような?

気になるのは、
ゼロ・エミッション電源比率を現状の
>34%から約70%に引き上げ
というのがあります。

ゼロエミッション電源とは、原子力および
太陽光、風力、地熱、水力、バイオマス
などの再生可能エネルギー由来の電源を
指すといってますが、

再生可能エネルギー由来の意味は
なんでしょうか?
原子力が入っているとは知りません
でした。

少なくとも再生可能エネルギーでは
ないですよね。

原子力の元になる元素はウラン。
ウランからプルトニウムを作ることが出来て
再利用できるから再生可能エネルギー由来
ということになるのでしょうか?

ゼロ・エミッション電源という言い方は
どこから出て来たのだろう?

どこかおかしくないですか?

再生可能エネルギーの比率を上げるという
言葉が聞こえてこない理由がわかりましたが、

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脳梗塞向け血栓溶解薬。投与時間に制限なし。(最新医療情報:新薬)

脳梗塞向け血栓溶解薬。
投与時間に制限なし。

(最新医療情報:新薬)
2010-11-29 レーベンスクラフト最新医療情報

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 脳梗塞の急性期治療に使う新しいタイプ
の血栓溶解薬の臨床試験(治験)を2012年
にも米国で始める(東京農工大学発
ベンチャー:ティムス)。

 既存薬は副作用である出血の恐れから
脳梗塞発症後3時間以内に投与する必要が
あるのに対し、同薬剤なら出血の恐れが
小さく、同3時間以降も投与できる。
 2017~18年の発売を目指す。

 治験を始めるのは「TMS-001(開発番号)
」。同薬剤は微生物が生み出した低分子
化合物で、東京農工大とティムスが創製
した。
 血栓を分解する物質の前駆体(ある物質
ができる前の物質)である
「プラスミノーゲン」に働き掛けて、
血栓分解物質を生み出し、それが血栓に
結び付くのを促す。

 同薬剤は血管内に詰まった血栓を分解
しようとする体内の自然な働きを促すため、
出血の恐れが小さい。
 既存薬「アルテプラーゼ(一般名)」は
体内にプラスミノーゲンを活性化する物質
を投与して血栓の分解を促すため、出血の
恐れが大きく、脳梗塞発症後3時間以降は
治療に使うのが難しかった。

 発症後は「フリーラジカル」と呼ばれる
酵素が増えて脳細胞を破壊するが、
TMS-001は抗酸化作用や抗炎症作用も持つ
ため、脳を保護する働きも期待している。

 脳梗塞を含めた脳卒中の年間死亡者
(国内)は年間13万人で、死亡原因の病気
としては3番目に多い。
 1年間に救急搬送される脳卒中患者も
約33万人にのぼる。
 脳梗塞患者は高齢化やメタボリック症候群
の拡大を背景に増えると見られる。
---------------------------------------

Good Newsです。

上手くいけば、後遺症が無い状態で助けられる
人を増やせますね。

>(治験)を2012年にも米国で始める。
というのが情けないですが、

国はどう思っているのか?
何とかしてもらいたい。

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体内植え込み型の補助人工心臓 エバハート と デュラハート 承認の見通し

体内植え込み型の補助人工心臓 エバハート
と デュラハート 承認の見通し

2010年11月19日 medTech News

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 Yahooニュースによれば、
厚生労働省薬事・食品衛生審議会の部会が、
体内植え込み型の補助 人工心臓 の2機種に
ついて製造販売を承認してもよいとの結論
をまとめ、年内にも正式に承認される見通
しだそうです。

以下、Yahooニュースより抜粋
 弱った心臓の代わりに血液の循環を助ける
人工心臓は、これまで体外式しかなく、
患者団体や学会が早期承認を求めていた。

 了承されたのは、サンメディカル技術
研究所の「 エバハート 」とテルモ社の
「 デュラハート 」。

 いずれも、薬物療法や体外式の人工心臓
で十分な効果が得られない重い心臓病の
患者を対象に、心臓移植までの待機期間に
用いられる。

 埋込機器は500グラム以下で、周辺機器を
合わせて数キロ程度。
 入院せずに自宅で移植を待つことができ、
生活の質(QOL)向上につながるという。
---------------------------------------

Good Newsです。
思い心臓疾患の患者にとっては朗報ですね。
移植医療後進国の日本にとっては特に!

デバイスラグの日本で、良く認可まで
持ち込めましたね。

>テルモの補助人工心臓は、遠心ポンプの
>内部で回転して血液を押し出す羽根車を、
>磁気で浮かせて回す独自の「磁気浮上
>方式」※1を採用しています。
>1995年より12年の開発期間を経て、
>2007年8月欧州で販売を開始しました。
とのことです。

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2010年12月 8日 (水)

Appleローン分割金利0%ホリデーキャンペーン

Appleローン分割金利0%ホリデー
キャンペーン
Apple Store

興味のある方はリンクをどうぞ。

>12/2~12/12まで、Apple Online Storeで
>合計45,000円以上(税込)ご購入の場合、
>Appleローンが金利0%でご利用いただけ
>ます*。
とのことです。

私、iPadなどに興味があって見てみたら
ホリデーキャンペーンとのことなので
ご紹介です。

買いたいと思っている人にはチャンス。
興味のない人には何の意味もない。

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自動掃除機「ルンバ」、販売台数累計20万台突破記念キャンペーン実施

自動掃除機「ルンバ」、販売台数累計
20万台突破記念キャンペーン実施

2010/11/29 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 アイロボットの日本総代理店セールス・
オンデマンドはこのほど、豪華プレゼント
が当たる「自動掃除機ルンバ Wチャンス!
キャンペーン」をルンバ公式直販サイト
「アイロボットストア」などにて
スタート。
 期間は2011年1月10日まで。

001
---------------------------------------

結構売れてるんですね。ルンバ。

私的には、「ダイソン」などに興味がある
のです。性能が良いような気がして、

.ルンバにもちょっと興味あり。
自動で掃除してくれる。

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解消できるか“デバイスラグ” ~遅れる日本の医療機器~

解消できるか“デバイスラグ”
~遅れる日本の医療機器~

NHKクローズアップ現代
2010年12月 7日(火)放送

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 超小型の補助人工心臓、糖尿病用
インシュリン自動注入器(コードレス型)
…欧米では当たり前に使われている
先端医療機器が日本では承認が遅れるなど
して、使えないというケースが相次いで
いる。

 これは「デバイスラグ」と呼ばれ、平均
でアメリカが1.2年なのに対し、
日本は2.9年というのが現状だ。

 「デバイスラグ」の背景には、工学系の
専門知識を備えた審査官が育っていない
ことや、技術革新に伴う頻繁な
「バージョンアップ」に対して、その都度
一から審査するといった未整備な審査体制、
さらに審査にかかる費用が高額で中小企業
が参入しにくいなどの問題が指摘されて
いる。

 日本の技術力を生かした「革新的医療
機器」の開発には何が必要なのか、
考える。
---------------------------------------

こういう番組を見ると腹がたって仕方が
ない。

どうしてこうも日本と言う国は人の命に
対して鈍感なのか?
新産業の育成にもなるはずなのに。
情けなくて仕方がない。

理解しがたい。

手本となる国は沢山ある。

議員は、くだらない揚げ足取りばかり
してないで、こういう人の命に関わる
大切な事柄に対する議論をしてください。

どうすれば改善できるのか?

言い訳は止めてくださいね。
出来ない話ではなく、少しでも良くする
ために何ができるのかを!

国民に負担を求めても良いはず。
国民は自分の利益になることであれば
協力するはずです。

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死因究明:大・中規模病院は内部調査で 厚労省方針

死因究明:大・中規模病院は内部調査で
厚労省方針

毎日新聞 2010年12月8日

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 診療行為に関連して死亡した患者の死因
を究明する厚生労働省のモデル事業の
運営委員会が7日開かれ、11年度は
一定基準を満たす大・中規模病院について
は院内で組織する調査委員会が主体となり
死因究明や再発防止を図る方針を決めた。

 解剖医の絶対数が不足している現状では、
将来、法制化され症例が増えた場合に
第三者機関が全国で十分な解剖体制を
組むのが難しいことが主な理由という。

 この決定に、中立的な第三者機関の設置
を求める医療過誤遺族らでつくる
「医療過誤原告の会」の宮脇正和会長
(60)は「院内調査で遺族が納得できる
か疑問」と反発している。

 院内調査の実施対象は、外部委員を
交えた事故調査委員会を組織した実績が
ある大学病院など大規模病院か、
医療安全管理体制が整備されている
公立病院など中規模病院。

 モデル事業に協力している各学会から
外部委員を派遣することで調査の公平性を
担保し、病院がまとめた報告書を検証する。
 受け付け(年10~30件台を想定)の
3割程度が院内調査の対象になる見通し。
【佐々木洋】
---------------------------------------

院内調査で遺族が納得できる調査ができる
とは思えません。

遺族が納得できなければ、医療不信は
ますます拡大し、医療崩壊が加速します。
理解されているのでしょうか?

>解剖医の絶対数が不足している現状では
と言ってますが、医師不足を招いたのは
誰なんですか?

以下の記事を見ると日本の医療は崩壊して
当然。18年前の話ですよ。政府はいままで
何をしてきたのでしょうか?

20年前の『サリバン長官エピソード』
の真相

日経メディカルブログ:
本田宏の「勤務医よ、闘え!」

この時から真剣に対策に取り組んでいれば
とつくつぐ思います。

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ヒトiPS細胞移植、脊髄損傷のサル歩いた 慶応大発表

ヒトiPS細胞移植、脊髄損傷のサル
歩いた 慶応大発表

2010年12月7日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 ヒトのiPS(人工多能性幹)細胞から
作った細胞を、脊髄(せきずい)損傷で
手足がまひしたサルに移植して、歩ける
ようになるまで回復させることに慶応大
などのグループが成功した。
 7日、神戸市で開かれた日本分子
生物学会で発表した。

 慶応大の岡野栄之教授らのグループは、
京都大が作ったヒトのiPS細胞から
神経細胞のもとになる細胞を作製。
 サルの仲間のマーモセットに、脊髄損傷
から9日目に移植した。
 移植を受けないと手足がまひして起き
あがれず、握力も弱いが、移植を受けた
マーモセットは、6週間後に自由に歩き
回れるまで回復。握力も改善した。

 経過をみた84日まで、がんは
できなかった。
 移植した細胞がうまく働かなくなる拒絶
反応を防ぐために免疫抑制剤を使った。

 岡野教授は、より安全なiPS細胞で
同様の実験を行い、人の治療に応用する
準備を進めていくという。(瀬川茂子)
---------------------------------------

素晴らしい成果だと思います。
早く人に応用できると良いですね。

慶応大頑張っているようです。

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あかつき、6年後に再挑戦 再接近へ「むしろ闘志」

あかつき、6年後に再挑戦 再接近へ
「むしろ闘志」

2010年12月8日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 金星をまわる軌道に入ろうとして通信
トラブルに見舞われていた金星探査機
「あかつき」。

 トラブルから1日たって出た結論は
「軌道投入失敗」だった。

 再挑戦は6年後。

 小惑星探査機「はやぶさ」が6月に無事
帰還する快挙に沸いていただけに、行方を
見守っていた関係者らに落胆が広がった。

 「軌道に投入されていないことが確認
され、投入を断念します」「期待にそえず
申し訳ない」。

 記者会見は8日午前11時、神奈川県
相模原市の宇宙航空研究開発機構宇宙科学
研究所で始まった。
 小野田淳次郎所長や計画責任者の
中村正人教授は厳しい表情を浮かべ淡々と
状況を説明した。

 探査機が金星を周回する軌道にのって
いないことが判明したのは午前3時すぎ
だった。
 米航空宇宙局が追尾している軌道の情報
が届いた。
 再度金星に接近するのは6年後になる。

 中村教授は管制室のメンバーに現状を
伝え、「(再接近まで)探査機を守り続け
よう」と語りかけると、メンバーは
「目指しましょう」と答えたという。

 1998年に打ち上げられた火星探査機
「のぞみ」も軌道投入に失敗した。

 中村教授は「重力が大きい惑星の探査は
なかなか難しいもんだなと。
 原因はまだ分かっていないが、惑星探査
は日本としてやらなければならない課題。
 技術を磨いていかないといけない。
 今はむしろ闘志をかき立てられている」
と語った。
---------------------------------------

本当に残念です。

6年後に再挑戦できるのですか?
軌道投入の為に、燃料の60%を使うから
チャンスは一度しかない!
という報道でしたが?
できるのなら幸いですが、

失敗の原因はなんなのでしょうか?
気になるところです。

進歩する為には挑戦が必要です。

惑星探査は始めたばかり、
頑張ってください。応援してます。

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2010年12月 7日 (火)

東京大学工学部の多比良元教授の懲戒解雇の取り消しを求めた裁判は控訴棄却、研究者にも冬がやって来る

東京大学工学部の多比良元教授の
懲戒解雇の取り消しを求めた裁判は
控訴棄却、研究者にも冬がやって来る

2010年11月29日
Biotechnology Japan:Webmasterの憂鬱

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 東京大学により懲戒解雇の取り消しを
求めて争っていた東京大学工学部の
多比良元教授に対する判決が2010年11月24日
に下されました。

 判決は控訴棄却。

 RNAiに関する論文捏造事件は東京地裁
に続いて、東京大学の勝訴に終わりました。

 この判決によって、研究者にも冬が
やって来ると深刻に思いました。
 皆さんも実験ノートや、実験試料などの
保全に努め、自身と自分の科学研究を防衛
しなくてはなりません。

 何故ならば、所属する機関に論文捏造を
訴えられた場合の対処が大学ごとにまったく
異なり、まったく正当性を欠く調査による
断定も起こりうるからです。

 今回の判決で東京高等裁判所が、判断の
根拠とした東京大学工学部の論文捏造の
調査委員会報告書ですが、調査委員会の
委員として告発したRNA学会の主要幹部が
参画しており、中立性を欠いていることは
歴然としています。

 さらに今回の判決でも明白ですが、
日本の裁判所は、科学研究の実態や科学
における真偽に関して判断する能力がなく、
ひたすら判断を放棄して、大学の権威に
すがるだけであることが明らかになった
ためです。

 多比良元教授の懲戒免職を発表した
記者会見で、当時の副総長(法学部)が
「裁判所が東大に異を唱えるはずは無い」
と断言した通りになりました。

 我が国の裁判所には正義が無いと、
米UCSBの中村修二教授が青色発光
ダイオードの特許裁判の経験から語って
いることを思い出しました。

 12月1日にも筑波大は長元教授の捏造事件
の判決がありますが、多比良元教授の件も
盛んにこの裁判で引用されており、
このままでは裁判所は大学を支持する
可能性濃厚です。
 
 私は裁判所には科学的な捏造事件を裁く、
能力も人材も無いと考えます。

 また、所属機関の調査と裁判所の判決
だけでは、研究者の自由と独立、そして
研究者の創造性も殺ぐと懸念しています。

 かつて、我が国の学術会議も提唱して
いましたが、米国の研究公正局や英国の
研究公正局のような中立機関を我が国でも
早急に整備し、捏造事件の予防と捏造を
有無劣悪な研究環境や教育の不備を正す
必要がどうしてもあると確信しています。

 今回の事件は完全な勧善懲悪の単純な
事件ではなく、我が国の科学研究
インフラの欠陥を示すものなのです。
 明日にも皆さんにもこのインフラの欠陥
の災いが及ぶかも知れません。

 東大工学部が要求した追試による黒白も
必ずしも、追試できないからといって捏造
の証明とはなり得ません。
 容易に追試できない論文は、実は山の
ようにあるからです。
 科学論文の結果は、第三者が追試して
初めて科学的な真実になるという原則を
忘れてはなりません。
 論文に掲載されたからといって、
すべての要素を記述し切れていない場合も
あり、簡単に追試できるわけでもないから
です。
 また善意の過誤が新発見につながる例も
非常に多いのです。
 こうした再現性のないケースと捏造を
区別することはとても難しいというのが
実情です。

 結局、捏造事件はやった本人の告白以外
は確証が得られないものなのです。
 多比良元教授の研究室で捏造の実行犯と
名指しされている川崎元助手は、捏造に
関して黙して語らず、その真相は闇の中
です。

 川崎元助手の論文捏造の噂はかなり前
から流れていました。
 多比良元教授もその真偽を糾す責任は
あったと思います。
 しかし、それが即ち多比良元教授の
懲戒解雇に相当するとは私にはとても
思えません。

 むしろ短絡的に科学はあくまでも真理を
追究すると言うドグマに燃えて、捏造を
行った研究者の管理者は懲戒解雇とする
方が、今までの通説を破壊する、創造的な、
そして異端な研究の芽を摘むことを懸念
します。

 東大は外国の研究の追試、わが邦初の成果
でよいというなら、東大は捏造した部下を
持った教官全員解雇を推し進めるべきです。

 投入した研究費当りの論文の数(論文の
生産性)で低迷し、国際的な大学ランキング
も低下しつつある傾向に拍車がかかる
でしょう。

 奇しくも、東大工学部は今年3月2日に、
アニリール・セルカン大学院工学系研究科
建築学専攻助教に対し、03年3月に東大が
授与した博士号の取り消しを決めました。

 学位審査で盗用(ウェブサイトなどの
公開情報がほとんど)を見抜けず、
約7年間も放置していたのです。

 この管理責任はいったい誰がどうとった
のか?

 少なくとも、学位審査の委員長や
セルカンさんの主任教授が懲戒解雇となった
という話は聞いておりません。

 このまったく一貫していない恣意的東大
工学部の姿勢も、研究公正局を我が国に
創らなくてはならないという根拠です。

 大学の判断が誤った場合、それを裁判所が
ただす能力がないなら、研究者が駆け込む
場所が必要です。

 ある意味では、今回の判決が、国際的に
見ればあうんの呼吸、つまり性善説で
展開されていた我が国の科学研究に性悪説
を導入し、管理するシステムへの変更を
加速すると考えます。

 そして今回の事件の有無に関わらず、
こうした管理体制の整備は不可欠であると
考えます。

 ただし、研究室のマネージメントなど
研究室を主宰する教官がしっかりしないと、
雰囲気の悪化やパワハラなどが発生し、
創造性は低下するだけでしょう。

 一種の徒弟制度で育てられてきた現在の
教官たちに、研究者のモチベーションを
上げつつ管理することは至難の業、
大学は責任をもって再教育しなくては
なりません。

 コンプライアンスと唱えるだけで、
捏造が無くなるほど、この問題は甘くは
ありません。
 懲戒解雇で例外を除くだけで問題は
解決しないのです。
---------------------------------------

いつもながら、勉強になります。

>日本の裁判所は、科学研究の実態や
>科学における真偽に関して判断する能力が
>なく、ひたすら判断を放棄して、大学の
>権威にすがるだけであることが明らかに
>なった。

>私は裁判所には科学的な捏造事件を裁く、
>能力も人材も無いと考えます。
同感です。

謙虚さも無い。

>米国の研究公正局や英国の研究公正局
>のような中立機関を我が国でも早急に
>整備し、捏造事件の予防と捏造を
>有無劣悪な研究環境や教育の不備を正す
>必要がどうしてもあると確信して
>います。
同感です。


上記記事の中に出てくる長元教授に
関する件は以前投稿しました。
長 照二 博士 不当解雇事件
この話もひどい。

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高学歴の親の子供は「死」をネガティブに捉えない傾向が認められる

高学歴の親の子供は「死」をネガティブに
捉えない傾向が認められる

2010年12月07日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 子供の「死」への恐怖、「死」の捉え方
やそのアプローチに大きな影響を与えて
いるのは周りの大人の「死」への理解
であるそうだが、親の学歴がこれに関係して
いることが明らかになったそうだ
(Medical Daily、本家/.)

 スペインのグラナダ大学の研究によると、
大卒の両親のもとで育った子供の方が
「死」の話題を避けたり「死」を恐れたり
せず、「死」に対するネガティブな考え方
が少ない傾向があるという特徴がある
とのこと。
 また、特に「死」の話題を回避すること
は子供の恐怖を助長するそうで、「死」を
恐れる子供の76%は、その原因が母親による
「死」の話題を回避にあるそうだ。

 この研究では、教育で「死」を取り上げる
ことの大切さも指摘している。

 「死」を教えることは「生」を重んじる
ことを教えることに他ならず、メディア
によって歪んだ形で誤って伝えられる
「死」を払拭することもできるという。

 調査対象の教師は「教育で『死』を扱う
ことは、子供達が『生きること』に対し
よりリアルで濃密なアプローチを取ること
につながり、実際に誰かの死に直面した
ときの悲しみの過程によって引き起こされる
様々な問題を防ぐことにもつながる」と
述べているそうだが、ある程度の人数を
対象に何らかの一律の方法で「死」を教育
することは難しいのではないだろうか。
/.J諸兄方のお考えを伺いたい。
---------------------------------------

確かに
>「死」を教えることは「生」を重んじる
>ことを教えることに他ならず、、
とは思いますが、
一律の方法で教えるのは難しいでしょう。

死を身近に感じるきっかけを与えること
は必要かも知れません。

機会を与えること、自分の思いを伝える
こと。出来るのはこの程度。

死は教えられるものではなくて、
自分で学ぶもの、
実感として感じ取るものだと思います。

難しいテーマです。

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転機の原子力「廃棄物処分場」(4)完 千年以上先へ伝える責任

転機の原子力「廃棄物処分場」(4)完
千年以上先へ伝える責任

朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 縦横10センチの正方形をした黒い板に、
放射性廃棄物の処分についての説明が、
細かい文字や絵で書かれていた。
 素材は硬い炭化ケイ素。
 レーザーで刻んである。

 高レベル放射性廃棄物の記録保存を
研究する原子力環境整備促進・資金管理
センターが試作。
 昨春には、米国にも提供した。


◇処分、柔軟な手段も議論
 経済産業大臣は記録を永久に保存
しなければならない――2000年に制定
された高レベル放射性廃棄物最終処分法は、
百年先とみられる処分場閉鎖後の扱いを
こう定める。

 どのような所にどんな性質のものをどう
埋めたか。
 情報を引き継がれなければ将来、誰かが
知らずに掘り返すかもしれない。
 記録の必要性は紙に頼れないほど長期に
わたる。

 放射能が特に強い目安が千年、
原料だったウラン鉱と同程度になるまで
数万年で、10万年程度は地下の安全性を
考えなければならない。
 半減期が100万年以上の物質も一部
含まれる。
 文化や価値観、社会の仕組みがどう
変わっていくかは予想できない。

 地下に閉じこめる「地層処分」を各国が
進めるのは、未来世代に管理の負担を
先送りするわけにはいかないとの考え方に
基づく。

 坑道も埋め完全閉鎖すれば、人の手を
離れて長期にわたり安全性を確保できる
というのが前提だ。

 ただ、閉鎖後に地下の様子をうかがい
知るのは難しい。
 歴史を踏まえれば、閉鎖までの間にも
新たな知見や技術が得られるかもしれない。

 そこで、別の手段を採るなど計画を
後戻りできる「可逆性」や、埋めた後に
取り出せる「回収可能性」といった柔軟性
の確保が世界的に議論されている。

 処分場の調査が進むフランスは06年、
法に回収可能性を盛り込んだ。
 ただ、具体的な条件は明記されておらず、
処分場の許可申請までに詳細な議論を
進めるという。
 一方、オランダは100年間は地上で
貯蔵することにしている。

 先に進むほど、引き返すコストは上がる。
 特に閉鎖の最終判断は大きな節目となる。

 現世代は半世紀近く原子力発電の恩恵を
受けてきた。
 生じた廃棄物は世代を超え残り続ける。
 未来世代にかかわることを、どこまで
現世代で決められるのか。
 こうした「世代間倫理」は、資源の枯渇
や地球温暖化など原発を取り巻く様々な
環境問題に共通する。

 倫理学者の加藤尚武京都大名誉教授は
「未来世代にどのような利益と不利益が
あるのか。
 判断に必要な情報を選択肢とともに
明らかにしていくべきだろう」と話す。
---------------------------------------

心配ですね。

未来に大きな宿題を残すことにならない
のだろうか?

「地層処分」をし、完全閉鎖すれば
それで完全なのだろうか?

>記録を永久に保存しなければならない
という法律のようですが、本当にできるの
だろうか?


関連投稿です。
高レベル放射性廃棄物の地層処分は
できるか I

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Google、第二弾「Nexus S」登場。Android2.3も同時リリース

Google、第二弾「Nexus S」登場。
Android2.3も同時リリース

2010/12/07 Alrernative Blog

詳細は、リンクを参照して下さい。

Googleが韓国のSAMSUNGと組んで作った
スマートホンです。
最新のAndroid 2.3搭載です。
参考情報です。

日本では2.1 or 2.2です。
日本でのアップデートはどうなるので
しょうか?
どんどん新しいものが出て来ます。
それと、auのIS03評判よくないようです。

関連リンクです。
・「Nexus S登場で、なんとなく日本の
  Android端末が取り残されている感

・「第495回:Gingerbread とは
・「サムスン『Nexus S』がサポートする
  NFCって何?

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2010年12月 6日 (月)

医薬品アクセスの問題を軽視すると、わが国でも医療費増大、健康不安の可能性が

医薬品アクセスの問題を軽視すると、
わが国でも医療費増大、健康不安の
可能性が

2010年12月01日
Biotechnology Japan:Webmasterの憂鬱

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 成長ホルモン分泌不全症であったメッシ
があれだけ、大きくたくましく成長した
のも、遺伝子組み換えによるヒト成長
ホルモンの投与でした。
 才能故にクラブが、ブラジルの
必ずしも豊かではない家庭からスペインに
スカウト、メッシを成長させる
プロジェクトチームを組み、彼に投資した
のですが、世の中にはこうした高価な
医薬品にアクセスできない人々が多く存在
することも忘れてはならないと思います。

 イノベーションを促進するために、知財
や商品化の独占は企業の投資を誘引する
ために止むを得ないと思いますが、
特許期間が切れた後は人類共通の知財
として活用するというのが、特許制度の
本来の目的です。

 これを企業家も消費者も決して
ないがしろにしてはなりません。
 バイオジェネリックはその意味では必然
です。
 品質を維持しながら価格破壊を行うこと
も、我々に必要な技術突破であると、
最近、つくづく思うようになりました。

 皆さんは医薬品アクセスの問題は日本
では問題ないと思っているかも
知れませんが、それは大きな間違いです。

 例えば、造血ホルモンの
エリスロポイエチン(遺伝子組み換えの
バイオ医薬)が、我が国の健康保険では
使用規制が厳しく、我が国の透析患者さん
のヘマトクリット値(赤血球量の指標)は
国際的には極めて低い値であったことを、
今週火曜日に品川で開かれた糖鎖産業
コンソーシアムのランチョンセミナーで
聞き、ぞーっとなりました。

 ヘマトクリット値が低いほど、息切れ
など患者さんの生活の質は劣化します。

 国民皆保険だから安心というのは
大間違いであることを認識しなくては
なりません。
 実際、窓口負担は米国に比べても、
我が国は高く、受診抑制が現実のものと
なっています。
 20年間続くデフレとリーマンショック
以降加速した労働分配率の低下で、企業は
収益は享受していますが、労働者の所得は
低下しています。
 若年層の就業率の低下は深刻で、一部の
調査では大卒の25%が就職が決まって
いないという危機的状況を示しています。

 国民は間違いなく刻々と困窮の淵に追い
やられているのです。
 経済的に余裕がないために、医療機関を
受診しない患者を増やすことは、国民の
健康を損ない、結局は医療費の増大を招き
ます。
 更に、健康に対する不安は社会の活力と
安定をも損ないます。

 幸いにして、透析患者の
ヘマトクリット値は、血中半減期を3倍に
延長したエリスロポイエチンの誘導体
(N結合型糖鎖を天然型の3本から5本に
増加)が商品化したため、我が国でも増加
しました。

 医療費負担には限界がありますが、
財務省の振りまく高齢化社会の恐怖の
イメージによって、医療費を削減し過ぎる
ことも、医療に技術革新を導入することを
阻み、我が国の医療のガラパゴス化、
つまり効能効果が低く、安全性も優れて
いない一時代前の医薬品や医療技術を墨守
する医療を残存させます。

 状況を逆転するためには、GDPの2%程度
を医療に導入し、電子カルテや個人健康
情報管理システムを整備したり、医療機関
の1次からの3次までの適正配分と配置を
推進したり、医療関連人材の養成をしたり、
国民に対する予防プログラムを提供したり
するなど、朽ち果てようとしている我が国
に医療インフラの再構築と国民の教育を
行う必要があります。

 当然のことながら、長期収載薬価などと
ガラパゴス化した概念を排除し、
ジェネリック薬に統合、薬剤費を引き下げ
つつ、革新的な医薬品には価格上の優遇と
高額医療費補助の拡充により、同時に
革新的な医薬品へのアクセスを改善する
ことも必要です。
 勿論、医療の効率化には、現在、医師会
や看護師会、薬剤師会など医療関係業界
団体が握って離さない既得権の規制緩和も
不可欠となると考えています。
---------------------------------------

いつもながらの卓見、勉強になります。
正に同意見です。

>医療費を削減し過ぎることも、医療に
>技術革新を導入することを阻み、我が国
>の医療のガラパゴス化、つまり効能効果
>が低く、安全性も優れていない一時代前
>の医薬品や医療技術を墨守する医療を
>残存させます。
そう思います。

>状況を逆転するためには、、、
以降の対策は必須と思います。

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重度障害者の運転を可能にするジョイスティック式運転システム

重度障害者の運転を可能にする
ジョイスティック式運転システム

6 DECEMBER 2010 

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 「第4回 ロボット大賞」
サービスロボット部門で、ニッシン自動車
工業と東京農工大学が開発している
ジョイスティック式自動車運転システムが
優秀賞を受賞した。

 開発した装置はステアリングホイールの
駆動制御及びペダルの駆動制御を行う2つの
サブシステムから構成される。

 小型で12Vの単一電源で動作すること
から、既存のAT車両に後付けで搭載する
ことができる。

 ジョイスティックのステアリング操作の
感度は折線関数を用いており、前輪の角度
が直進に近い領域では微妙なハンドル操作
が可能なように感度を低下させている。

 また、障害の部位や度合に合わせて、
ハード面及びソフト面で柔軟な設計が
なされており、操作する力や動作領域など
身体的条件を加味したオーダーメードの
システムが可能だ。

 現在は、認可を待っている状況で実際に
公道を走行することはできないが、
走行テストを重ねて安全性を確認して
いるという。
---------------------------------------

Good Newsです。

>既存のAT車両に後付けで搭載する
>ことができる。
というのは良いですね。

早く認可が出て必要とする人達が利用
出来るようになるよう期待しています。

市場での価格はどの程度なんでしょうか?
気になりますね。

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2010年12月 4日 (土)

Webページ内の語句を検索する

Webページ内の語句を検索する
ALLabout for M アーカイブス

詳細は、リンクを参照して下さい。

「Internet Explorer」での操作です。
知っている人は知っていると思いますが、
なかなか便利だと思います。
ご参考情報です。

Google Chromeでもほぼ同様の操作で
検索できます。

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世界一グリーンでパワフルな東工大の新スパコン「TSUBAME2.0」が公開

世界一グリーンでパワフルな東工大の
新スパコン「TSUBAME2.0」が公開

2010/12/03 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。
東工大のスパコン、「TSUBAME2.0」の
ご紹介です。

---------------------------------------
 TSUBAME2.0は既報のとおり、
2010年11月版のスパコン性能ランキング
Top500において4位にランクイン、
電力効率のランキングGreen 500listに
おいては2位に入り、実運用のスパコン
としては世界でもっともグリーンな
スパコンとして認定されている。
---------------------------------------

頑張ってます。

スーパーコンピュータは電力大食いです
からこれまでの方式の延長では駄目
なんです。

>このままいくと日本は周回遅れになる
>可能性もある」と松岡氏は指摘、
>「ポイントはさらなる電力効率の向上
>ということを全世界の誰もが分かっている
>が、その一方でこれならできるという
>ものがあるわけではない。
難しそうですね。

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2010年12月 3日 (金)

ヒ素食べる細菌、NASAなど発見 生物の「常識」覆す

ヒ素食べる細菌、NASAなど発見
生物の「常識」覆す

2010年12月3日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 猛毒のヒ素を「食べる」細菌を、米航空
宇宙局(NASA)などの研究グループが
見つけた。

 生物が生命を維持して増えるために、
炭素や水素、窒素、酸素、リン、硫黄の
「6元素」が欠かせないが、この細菌は
リンの代わりにヒ素をDNAの中に取り
込んでいた。

 これまでの「生物学の常識」を覆す発見
といえそうだ。

 この細菌「GFAJ―1」株は、天然の
ヒ素を多く含む米カリフォルニア州の塩湖
「モノ湖」の堆積(たいせき)物から
見つかった。
 研究室で培養して調べたところ、リンの
代わりにヒ素を代謝に使い、増殖していた。
 リンは、炭素などほかの5元素とともに、
生命体が核酸(DNAやリボ核酸)や
たんぱく質などを作るのに必要な元素だ。
 ヒ素とリンは化学的な性質が似ている。

 これまで、永久凍土や深海の熱水の中
など「極限環境」で生きる微生物は複数
見つかっているが、こうした性質は
もっていなかった。

 地下水や土壌のヒ素汚染に苦しむ地域に
おいて、汚染環境の浄化に応用できる
可能性も秘めているという。

 この発見は、生命が環境に応じて柔軟に
対応できることを示しており、地球外
生命体探しでの「生命に必須な水を探す」
といった「常識」も覆される可能性があり
そうだ。

 金沢大の牧輝弥准教授(微生物生態学)
は「これまでは生物が利用できないと考え
られていた物質の満ちた環境でも、微生物
が増殖し生存する可能性が出てきた。
 この細菌の発見で生物細胞を構成する
『六つの元素』の概念が変わり、生物細胞
内での新たな代謝の仕組みが提唱される
かもしれない」としている。

 研究成果は2日付の米科学誌サイエンス
電子版で発表される。
(松尾一郎、勝田敏彦=ストックホルム)
---------------------------------------

生物の「常識」を覆す大発見です。

>この細菌の発見で生物細胞を構成する
>『六つの元素』の概念が変わり、
>生物細胞内での新たな代謝の仕組みが
>提唱されるかもしれない」
とのこと。

生物の適応力というのは、想像を超えて
いますね。

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再生医療に新手法 一足飛びに細胞作製、iPS介さず

再生医療に新手法 一足飛びに細胞作製、
iPS介さず

編集委員 矢野寿彦
2010/11/26 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 再生医療研究で新たな技術に注目が
集まっている。
 皮膚などの細胞からiPS細胞(新型
万能細胞)を介さずに、神経の細胞や心臓
の筋肉(心筋)の細胞を作る
「ダイレクト・リプログラミング」と呼ぶ
手法だ。
 実際の治療に応用を考えた場合、移植
した組織や細胞ががん化するリスクが
低いとされる。
 11月初め、カナダの研究チームがヒトの
細胞で初めて実験に成功したと発表した。

 カナダのマクマスター大学の研究チーム
はヒトの皮膚の線維芽細胞から血液の
前段階の細胞を作製した。
 英科学誌ネイチャー(電子版)などに
よると、遺伝子「OCT4」を導入し
実現した。
 特殊なたんぱく質を加えて培養した
ところ、赤血球や白血球といった血液細胞
もできた。
 2012年までに臨床試験開始を目指す
という。

 ここ1年、マウスの実験段階だが、
ダイレクト・リプログラミングによる研究
成果が国内外で相次いでいる。
 1月、米スタンフォード大の研究チーム
が胎児の尾にある線維芽細胞から神経細胞
を作製したという研究論文を発表した。
 3月には大阪大学の妻木範行・独立
准教授らが、軟骨のもとになるような細胞
や軟骨組織を作ったと、学会発表。
 8月には慶応大学の家田真樹助教が、
米留学中の成果として心筋細胞を作製
したと、米科学誌セル(電子版)に公表
した。

 ダイレクト・リプログラミングの研究
開発が加速するのはどうしてか。

 iPS細胞のように生まれたころの未熟な
細胞へ完全に初期化(リセット)
しなくても、細胞分化の時計の針を戻せば、
狙った細胞が作り出せるかもしれない。
 マクマスター大のチームが今回使った
遺伝子「OCT4」も、山中教授が
iPS細胞を作製するのに使う
「山中4因子」のうちの1つだ。

 転写因子とも呼ぶこうした遺伝子の働き
は、種が変わっても保存されるケースが
多い。
 岡野栄之慶応大教授は「マウスでできた
(ダイレクト・リプログラミングの)研究
成果の多くはヒトでも実現するだろう」と
話す。
 今後1~2年、マクマスター大に続く
成果が相次ぐ可能性が高い。

 再生医療の切り札とされるiPS細胞
だが、将来の臨床応用を考えると、
そのまま移植するわけにはいかない。
 神経細胞なり心筋細胞といった治療目的
にかなった細胞に分化させなければならず、
「分化誘導だけでも大変な作業になる」
(国立成育医療研究センター研究所の
阿久津英憲室長)。

 ダイレクト・リプログラミングだと、
このプロセスを事実上省くことになる。
 遺伝子導入にウイルスを使うため、
がん化リスクは皆無ではない。
 ただ、iPS細胞のように分化しきって
いない細胞がどんな細胞に育つか分から
ないといった心配はなく、その分、がん化
リスクは低いとみられる。

 妻木、家田両氏も参加する科学技術
振興機構(JST)戦略的創造推進事業
(CREST)「人工多能性幹細胞
(iPS細胞)作製・制御等の医療基盤
技術」研究領域を総括する須田年生慶応大
教授は「治療に使うには、細胞に万能性は
必要なく、ダイレクト・リプログラミング
は魅力的なアプローチ。
 どれだけ増殖能力が備わっているかが、
実用化への課題になる」とみている。
---------------------------------------

「ダイレクト・リプログラミング」ね~
面白い発想ですね。

>「治療に使うには、細胞に万能性は必要
>なく、ダイレクト・リプログラミングは
>魅力的なアプローチ。
>どれだけ増殖能力が備わっているかが、
>実用化への課題になる」
なるほど。

万能細胞はそれはそれで、必要とは
思いますが、
ダイレクト・リプログラミング、確かに
魅力的ですね。

カナダの研究は以前投稿してます。
ヒト造血幹細胞:iPS経ず皮膚細胞
から作成

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遺伝子の働き復元 がん治す

遺伝子の働き復元 がん治す
朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 食生活などの生活習慣や老化、ストレス
といった後天的な要因で遺伝子の働きが
変わる「エピゲノム」と呼ばれる現象を、
病気の診断や治療に役立てる試みが広がり
つつある。
 米国ではがんの治療薬が登場し、国内
でも臨床試験が進められている。


◇エピゲノム利用 治療薬承認へ
 人それぞれ姿形などが違うのは、遺伝子
の塩基配列の違いによると考えられてきた。

 だが近年、塩基配列は同じなのに、
外からの刺激によって遺伝子の働きが
変わり、それが違いを生むことがわかって
きた。これがエピゲノムだ。

 エピゲノムの具体的なしくみとしては、
特定の分子が遺伝子にくっつくことで、
遺伝子の情報が読み取れたり、読み取れ
なくなったりする「メチル化」や
「ヒストン修飾」がある。

 受精卵ではほとんどの遺伝情報が読み
取れる状態になっているが、受精卵から
分化が進み、心臓や筋肉、神経などと
決まった役割を持つようになった細胞では、
メチル化などが進み、それぞれの細胞で
必要な遺伝子しか読めないようになって
いる。

 だが、生活習慣やウイルスなどの影響で、
本来は読み取る必要がある遺伝子が読め
なくなったり、逆に読めないはずの遺伝子が
読めるようになったりすると、がんなどの
原因になると考えられている。

 国立がん研究センター研究所の牛島俊和
部長によると、胃がんと肝臓がんの発生
には、それぞれピロリ菌と肝炎ウイルス
による炎症が慢性化することで、発がんを
抑えるブレーキ役の遺伝子などがメチル化
し、読み取れなくなることが重要らしい。

 メチル化などを正常に戻すことでがんを
治そうという薬も登場している。
 国立がん研究センターなども薬の
臨床試験を実施した。

 米国で2004年に承認された
骨髄異形成症候群に対する抗がん剤
アザシチジンは、メチル化をじゃまして
がんの進行を抑える。
 20カ国以上で販売され、日本でも
年明けに承認される見通しだ。

 ヒストン修飾をじゃまする薬として、
皮膚T細胞性リンパ腫という珍しいがんの
治療薬ボリノスタットが06年に米国で
承認された。
 16カ国で使われ、日本でも万有製薬
(現・MSD)が6月に承認申請した。
 牛島さんは「他の抗がん剤などと
組み合わせて大きな治療効果が見込める」
と期待する。
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エピゲノム利用なかなか面白いですね。

>発がんを抑えるブレーキ役の遺伝子
>などがメチル化し、読み取れなくなる
>ことが
発がんに関係する。
なるほど。

国内でも臨床試験が進められている。
とのことで期待したい。

気になるのは、
>体の細胞やiPS細胞など千種類の
>細胞のメチル化などを数年かけて調べる
>「国際エピゲノム解読計画」も、欧米で
>動き出そうとしている。
日本はどうなんでしょう?

遅れないように進めてください。

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ドコモの7インチ液晶搭載Androidタブレット「GALAXY Tab」を試す

ドコモの7インチ液晶搭載Android
タブレット「GALAXY Tab」を試す

2010/11/26 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

マイコミジャーナルで、Androidタブレット
「GALAXY Tab」の試用記事がありました
ので、紹介しておきます。ご参考

以前の関連投稿はこれで、GIZMODEの記事
です。
本当にiPadの対抗馬になれるのか?
いよいよ発売の「GALAXY Tab」を使い
倒して超辛口レビューで斬ってみたよ!
(動画あり)

さらに関連記事、こちらは、IT Proです。
『長時間通勤さえ楽しくなる』、
GALAXY Tabを電車で使ってみた


こちらもいろいろ記事出てきましたね。

いろいろ出て来て迷っちゃいますよね。

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おサイフ・ワンセグ対応のauスマートフォン「IS03」を試す 第3回 電話やメール、ブラウザの使い勝手は?

おサイフ・ワンセグ対応の
auスマートフォン「IS03」を試す
第3回 電話やメール、ブラウザの使い
勝手は?

2010/11/30 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

マイコミジャーナルで「IS03」の
試用記事がありましたので、紹介して
おきます。ご参考
第三回ということで、一回、二回も
あります。
こちらの方が詳細に説明してます。

以前の関連投稿はこれで、IT Proの記事
ですね。
IS03を1週間試して見えてきたこと、
UIの洗練が魅力、使い勝手に「慣れ」
が必要

いろいろ記事出てきましたね。

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2010年12月 2日 (木)

レアアース、代替技術は有望

レアアース、代替技術は有望
2010年11月15日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 採算が合わないため、レアアースの
リサイクルは進まない。

 一方、代替技術の実用化は盛んで、
エアコンなどで採用済み。
 レアアースの安定確保には代替技術への
重点投資が必要だ。

 「リサイクルの事業化は何も決まって
いない」。
 磁石大手の信越化学工業関係者はこう
現状を明かす。

 中国のレアアース(希土類)輸出制限を
受けて、国内でリサイクルに関心が
高まっている。

 10月には信越化学がエアコンなどの
廃家電からレアアースを取り出す事業を
始めると報道された。
 だが実際は、自社工場内で発生する
レアアースのリサイクルは始めている
ものの、廃家電についてはまだ意思決定
には至っていないのが実情だ。

 貴重なレアアースを確保できるなら、
すぐにでもリサイクルを始めるべきだと
思うかもしれない。

 しかし、現状では採算が全く合わない。

 リサイクルは回収から分別、解体など
一連の過程で多額のコストがかかる
からだ。
 鉱石からレアアースを取り出した方が、
格段に安く済む。

 例えば、エアコンのモーターには多くの
ネオジムとジスプロシウムといった高価な
レアアースが含まれている。
 たが、リサイクルでは、磁力を取り除く
などの特殊な作業が必要。
 こうした作業がコスト高につながって
しまう。

 エアコンなどの廃家電は家電リサイクル法
に基づき、処理料金を消費者から徴収して
いる。
 それでも採算が合わないということは、
他製品ではさらにリサイクルが難しい
ということだ。

 信越化学だけではない。
 パナソニックは三菱マテリアルと共同
出資するパナソニックエコテクノロジー
関東で、ジスプロシウムのリサイクルの
実証研究をしている。
 技術的なメドは立ちつつあるが、
ここでも採算性が壁になって事業化には
至っていない。


レアアース60%減の代替技術
 レアアースの価格が高騰し、今秋以降は
ネオジムの価格は1kg当たり70~100ドル、
ジスプロシウムは300~400ドルで推移して
いる模様。
 それでも、リサイクルするにはまだ安い。

 東京大学生産技術研究所の岡部徹教授は、
「自動車用排ガス触媒に使われるプラチナ
のように、g単位で価格がつかないと、
つまり、もっと価格が上がらないと
リサイクルでの採算は合わないだろう」
と指摘する。

 一方、現実に成果が出てきているのが
代替技術の開発だ。

 信越化学はモーター用磁石に含まれる
ジスプロシウムを60%減らせる技術を開発
した。
 同社は耐熱性を高めるジスプロシウムを
徹底的に検証。
 従来製品では磁石の中心と周辺部に
レアアースを配置していたが、中心部の
使用量を削減しても機能が落ちないことが
分かったため、周辺部の配置も見直して、
使用量を 60%削減することに成功した。
 ハイブリッド車用モーターにも採用されて
いるという。

 ほかの磁石メーカーも代替技術の開発に
躍起だ。
 大同特殊鋼は磁石の結晶を微細化し、
熱による磁力の減少を防ぐことで
ジスプロシウムの使用量を半減することに
成功している。
 同社はさらに使用量を減らした新製品を
2011年から量産していく構えだ。

 レアアースの安定確保には、海外調達
ルートの多様化や備蓄、代替技術の開発や
リサイクルなどメニューが決まっている。

 政府はあらゆる対策に薄く広く予算を
投じているものの、これまで費用対効果を
検証してきたとは言いがたい。

 前出の岡部東大教授は、
「政府は優先順位を明確にすべき」と指摘
する。
 代替技術開発の方がリサイクルより実績
が上がっているとすれば、重点投資の対象
は明らかだろう。
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同感です。
費用対効果を検証して、重点投資が必要
だと思います。

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COP16:日本に「化石賞」…会議で最も後ろ向き発言

COP16:日本に「化石賞」
…会議で最も後ろ向き発言

毎日新聞 2010年12月1日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 【カンクン(メキシコ)國枝すみれ】
国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議
(COP16)のNGO会場で30日、
環境団体のネットワーク組織(CAN)が
最も後ろ向きな発言をした国に授与する
「今日の化石賞」の1位に日本が選ばれた。

 前日に経済産業省の有馬純大臣官房審議官
(地球環境問題担当)が「日本は京都議定書
の延長(第2約束期間の設定)をいかなる
場合でも認めない」と発言したことが理由で、
CANのイアン・マグレガー氏は「会議の
建設的雰囲気をぶち壊す破壊発言。

 代表団の8割、ほとんどのNGOが否定的
に受け取った」と批判した。

 化石賞は99年のボン会議から始まった。
 期間中、環境団体の投票によって
“その日の悪者”が選ばれる。
 今回は約200団体が投票した。

 中国や米国が参加しない京都議定書は
世界の温室効果ガス排出の27%しか
カバーしておらず、日本の立場は
「単純延長は締結国にとって不公平」
というもの。

 有馬氏は「議定書延長がカンクン会議の
最大の成果になるとの発言が途上国から
あり、黙っていては日本が延長を受け
入れると誤解されるので、明確に言った」
と振り返る。
 同氏の発言に会場は静まり返ったという。

 各国代表団からは「なぜ日本は交渉を
ブロックするのか」「日本の論理は正しい
が、現段階で立場に固執すれば会議を壊す
だけだ」の声が上がっていた。
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日本は交渉術をもっと学ばないといけない
ようです。

主張すべき事を主張しない。
主張しなくても良いことを主張する。

正論で進むのならば、交渉など必要ない。
だから難しい。

一歩でも前進させるのが会議。

どうも日本は、頭が固すぎるように思う。
だからガラパゴス化する。
言い過ぎかな?

「化石賞」とは情けない。

後ろ向きととられたのだから、
重く受け止めて、真摯に反省し、
前進させましょう。

日本みずから会議を壊してどうするのか?
一歩後退したとしても二歩前進すれば良い。
前進させるという強い意志を持ち続けるのが
大事。

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磁石スクラップからレアアースを回収する新技術

磁石スクラップからレアアースを回収する
新技術

2010.12.01配信 sciencenews

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 東京大学生産技術研究所の研究チームが、
使用済みの磁石スクラップからレアアース
であるネオジムやジスプロシウムを選択的
に分離・回収する技術を開発しました。

 今回開発した新技術は、水溶液ではなく、
塩が高温で溶けた溶融塩を使う乾式プロセス
のため、廃液を出しません。
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良いですね。
進めてください。


レアアースの再利用です。
沢山の廃棄物が再利用されることなく
廃棄されています。
資源となるはずのものです。
工夫次第でもっと再利用ができるはず
です。

これ以外に、レアアースを使わないように
する代替技術があります。

どちらも進めた方が良いと思いますが、
効率を考慮してどちらに重点投資する
のかの判断も必要なように思います。

不足するのは目に見えています。
スピード感を持って進めないといけません。

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病院まるごとロボット化へ - 注射薬払出ロボット&自律搬送ロボット

病院まるごとロボット化へ
- 注射薬払出ロボット&自律搬送ロボット

1 DECEMBER 2010 diginfo.tv

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 「第4回 ロボット大賞」サービス
ロボット部門で、パナソニックの注射薬
払出ロボットシステム及び開発中の自律
搬送ロボット「HOSPI」が日本機械工業
連合会会長賞を受賞した。

 この注射薬払出ロボットは、薬品を
転がすことで極めて優しくピッキングする
ソフトハンドリング機構により、業界最高
レベルの薬品破損率5万分の1を実現して
いる。
 さらに、投薬情報を記載した注射箋を
装置内でトレイに払出し、装置内部で
注射薬払出し業務の一連の作業を完結
できる。

 HOSPIは、走行経路にレールやガイド線を
必要としない、自律誘導技術を用いた
ロボット。
 予定経路上に障害物があっても自動的に
回避し、目的地に向かって走行する。
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良いですね。
かわいい。

人は人にしかできないことに専念するのが
ベストです。

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2010年12月 1日 (水)

死因解明精度向上へ 東北大Aiセンター開所

死因解明精度向上へ
東北大Aiセンター開所

2010年11月17日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 遺体の画像を撮影し、死因解明につなげる
「オートプシー・イメージング」
(Ai、死亡時画像診断)を行う
Aiセンターが、宮城県仙台市青葉区の
東北大学医学部に開所した。

 Aiは遺体をコンピューター断層撮影
(CT)装置などで撮影し、県警の依頼で
大学医学部が行う司法解剖に併用される。
 Aiで死因解明の精度は約3割向上する
ともされる。

 東北大では昨年5月から、約200人の
遺体をCT撮影して研究を続け、今年4月
にはAiセンターを設置。
 体制が整ったことからセンターを開所
させ、司法解剖に併用するほか、人材育成
にもあたる。
 CTのほか、磁気共鳴画像(MRI)
装置なども設置され、専従職員2人が
遺体を撮影する。

 同センター長の石橋忠司・同大大学院
教授(画像診断学)は「例えば絞殺死体の
首の撮影で、軟骨の骨折状況からどれだけ
力を入れて首を絞めたかが分かるなど、
解剖の大きな助けになる。
 病死か事件性があるかの見極めにも
使える可能性がある」と話す。

 当面は県警からの依頼があった場合に
利用されるが、将来は医療事故の解明など
にも活用することが期待される。

 運営費用のうち、人件費などの
年約3000万円は今年度から5年間、
文部科学省の研究費でまかなわれる。

 県警の捜査関係者は「死因究明制度の
あり方に関心が高まる中、今後の警察の
変死体の取り扱いで大きな武器になる」
と話していた。
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良いことだと思います。
進めて欲しい。

但し、将来の見通しをどう考えて
いるのでしょうか?

>人件費などの年約3000万円は
>今年度から5年間、文部科学省の
>研究費でまかなわれる。
Aiの本格導入はいつ頃と想定している
のでしょうか?
予算はAiセンターで確保するなど、
警察とは独立したものとするべきで
しょう?
この情報は少なくとも被害者には
公開されるべきです。

>県警の依頼で大学医学部が行う
>司法解剖に併用される。
ということは、対象は司法解剖が
行われるものに限定されるということ
でしょうか?

どうもやることが中途半端に思えて
ならいないのです。
Aiは司法解剖とは独立して実施しても
効果はあるはず。

法医学者は少ない。
だから解剖の対象は限られる。
これで良いのですか?

死因解明の重要性をどう考えて
いるのでしょうか?

よく見えません。

関連投稿です。
Aiセンターが“司法過誤”から医療と
遺族を守った実例

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産総研、新原理を採用した有機太陽電池の動作を実証

産総研、新原理を採用した有機太陽電池の
動作を実証

2010/11/25 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 産業技術総合研究所(産総研)は、異なる
有機分子間の電荷移動に伴う光吸収を利用
した、新しいタイプの有機光起電力素子
(有機太陽電池)の動作実証に成功したこと
を明らかにした。

 米国物理学会誌「Physical Review
Letters 2010年11月26日号」に掲載される
ほか、オンライン版として11月24日
(米国東部時間)に公開された。

 有機太陽電池は、軽量で折り曲げが可能
な太陽電池シートを非高温、非真空下で
製造できるため、大面積化や低コスト化に
有利とされており、世界中で研究開発が
行われている。
 しかし、その変換効率は、この数年で
7~8%程度まで向上してきているものの、
結晶Si系などで20%を超した製品が、
また薄膜a-Si系でも15%程度を研究段階で
実現していることを考えると、
有機太陽電池の実用化にはさらなる
高効率化が必用とされている。

 有機太陽電池の高効率化を阻害する要因
としては、利用できる光が可視光領域
(波長<800nm)に限られており、太陽光
エネルギーの約4割を占める近赤外光の利用
が困難なことや光励起状態が短寿命で、
電気エネルギーに変換される前に
エネルギーの大半が失われることなどが
ある。
 通常、有機半導体では光吸収によって
生じる励起子の広がりが分子の内部に
限られていることがこれらの問題の
主原因であり、現状の仕組みでは根本的な
解決は難しいと考えられていた。

 産総研では、これまでに異なる分子間の
電荷移動に伴う光吸収
(分子間電荷移動励起)を光電変換に利用
する有機太陽電池の開発に取り組んで
きていた。

 分子間電荷移動吸収を利用すると、
分子の組み合わせによって吸収する光の
波長領域を広げることができ、従来の有機
材料では不可能であった近赤外光の利用が
可能になると期待されているためで、
今回は異なる分子を組み合わせた有機分子
化合物半導体に、電子と正孔をそれぞれ
高効率に取り出せる導電性有機材料の電極
をつけて有機光起電力素子を試作、動作の
確認を行った。
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期待が持てそうですね。

詳細は産総研のプレスリリース
新たな原理による有機太陽電池の動作を
実証

を参照してください。

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新規アルツハイマー治療薬2品目の承認を了承―医薬品第一部会

新規アルツハイマー治療薬2品目の承認を
了承―医薬品第一部会

2010年11月24日 22:59 キャリアブレイン

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 新たなアルツハイマー型認知症治療薬
2品目が年明けにも承認される見通しと
なった。

 11月24日の厚生労働省の薬事・食品衛生
審議会(薬食審)医薬品第一部会で、
第一三共のメマリー錠
(成分名=メマンチン)、
ヤンセンファーマのレミニール錠・OD錠
・内用液(ガランタミン)の承認が了承
された。

 現在、国内に同治療薬はエーザイの
アリセプトしかなく、承認されると選択肢
が広がることになる。

 メマリーは中等度、高度の
アルツハイマー型認知症での認知症症状の
進行抑制が効能・効果。
 世界68か国で承認されており、海外では
標準的治療薬の一つとして位置付けられて
いるという。
 同薬はアリセプトと異なる作用機序
(NMDA受容体拮抗薬)を持つため、
アリセプトとの併用が可能。
 年内にも開かれる薬食審薬事分科会で
再度審議(審議品目)される。

 一方、レミニールはアリセプトと同じ
作用機序(アセチルコリンエステラーゼ
阻害薬)を持ち、世界71か国で承認済み。
 メマリーと同様、海外では標準的治療薬
として位置付けられているという。
 効能・効果は軽度、中等度の
アルツハイマー型認知症での認知症症状の
進行抑制。
 薬事分科会では報告扱い(報告品目)
となる。
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なんとか少しずつですが、承認が進んで
います。

有難いことではありますが、
世界68か国とか、71か国で承認済みと
聞くとこれで先進国なのか?
といつも思ってしまいます。

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KDDI研、携帯動画で映像品質を保ったまま拡大できる技術を開発

KDDI研、携帯動画で映像品質を保ったまま
拡大できる技術を開発

27 NOVEMBER 2010 diginfo.tv

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 KDDI研究所は、大画面向けビデオ
コンテンツをPCや携帯電話向けに配信する
技術を開発した。
 この技術を使えば、元の映像品質を
保ったまま、見たい箇所を拡大して見る
ことができる。

 使い方は、画面右側にある拡大ボタンを
押して、映像の中で拡大したい領域を指定
する。
 すると指定した領域が拡大されて表示
される。
 この時、携帯電話側で引き延ばして拡大
しているのではなく、サーバ側から新たな
映像データを取得して表示しているので、
元の映像品質を保ったまま自分の見たい
部分を拡大することができる。
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良いですね。
早く実用化して貰いたい。

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糖尿病の関係遺伝子発見、治療薬に期待 京大教授ら

糖尿病の関係遺伝子発見、治療薬に期待
京大教授ら

2010年11月27日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 京都大学ウイルス研究所の増谷弘准教授、
大学院生の吉原栄治さんらは、食べ過ぎや
運動不足などの生活習慣が原因でなりやすい
「2型糖尿病」の発病や悪化に関係する
遺伝子を見つけ、英科学誌に発表した。

 血糖値を調節する「インスリン」の分泌
を抑える仕組みにかかわっていた。
 治療薬の開発につながると期待される。

 糖尿病患者の大半は2型。
 小児期に発症し、ウイルスや免疫異常で
膵臓(すいぞう)の細胞が破壊され
インスリンをつくれなくなる「1型糖尿病」
とは違い、生活習慣が主な原因だ。

 グループは、遺伝子の異常で肥満になる
マウスに注目。
 このマウスは、インスリンの分泌が悪くなる
だけでなく、インスリンが効きにくくなって
2型糖尿病とそっくりな症状が出る。

 この肥満マウスでTBP2という遺伝子
の働きをなくしたところ、肥満になっても
インスリンの分泌が減らず、インスリンが
効きにくくなることもなく、血糖値も
上がらなかった。

 この遺伝子はインスリンの分泌にブレーキ
をかける分子の働きを調節していることが
わかった。

 これまでに知られていなかった
インスリン分泌を制御する仕組みとみられ、
増谷准教授は「TBP2の働きを抑える
新しい糖尿病治療薬が開発できる可能性が
ある」と話している。(瀬川茂子)
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新しい糖尿病治療薬が開発できると
良いですね。

最近は遺伝子とタンパクがキーですね。

気になるのは、この前の記事。
加速度的に世界で存在感が失われている
日本のゲノム研究

です。
本当にガラパゴス「ニッポン」になり
そうです。

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IS03を1週間試して見えてきたこと、UIの洗練が魅力、使い勝手に「慣れ」が必要

IS03を1週間試して見えてきたこと、
UIの洗練が魅力、使い勝手に「慣れ」が
必要

2010/11/26 IT Pro

詳細は、リンクを参照して下さい。

今回は「au」の全部入り携帯の試用記事を
見つけましたので紹介しておきます。
参考にしてください。

だいたいどこのメーカーも同程度の
性能のものを出して来ているようです。
あとは、自分の使い方と好みで選択と
いうことになると思います。

この記事の中に出てくるNexus Oneの
記事はこちらからどうぞ、
Android のスマートフォン
Nexus One で遊ぼう

ドコモの全部入り携帯は、
REGZA Phone T-01C
です。
GALAXY SのSUPER AMOLEDディスプレイも
きれいで素晴らしい。

いろいろ迷いますね。

私の場合は、おサイフケータイも、
ワンセグも必要ないので、性能から見て
i-Phone4が良いと思います。
retinaディスプレイは鮮明で自然、
画面をタッチした時の動作も滑らかで
素晴らしい。
ただ一つ気になるのは、電波環境です。

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