iPS細胞、神戸で臨床研究 2013年度にも
iPS細胞、神戸で臨床研究
2013年度にも
2010/11/18 神戸新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
先端医療センター病院(神戸市中央区)
と理化学研究所発生・再生科学総合研究
センター(同)などの研究グループが、
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製
した目の網膜色素上皮細胞を使い、失明の
恐れのある目の病気、加齢黄斑変性の患者
らに対する臨床研究を2013年度にも
始めることが分かった。
iPS細胞は再生医療への応用が期待
され、世界初の臨床研究となる可能性が
高い。
研究グループは同病院眼科の平見恭彦
副医長、同センターの高橋政代チーム
リーダーら。
未分化のiPS細胞などの不純物を取り
除き、作製した網膜色素上皮細胞が正常に
働けば、加齢黄斑変性の症状悪化を
遅らせることができる。
臨床研究は5人程度を想定。
主に加齢黄斑変性で現在の治療では効果
がない患者に、その人自身のiPS細胞
から分化した網膜色素上皮細胞を移植し、
有効性や安全性などを確認する。
その上で16年度には、一般の治療
として承認を受けるための臨床試験
(治験)を始めたいという。
---------------------------------------
日本でも、研究が進んでいることは、
力強いことですが、
>症状悪化を遅らせることができる。
と言うのは、控えめな言い方で、実際は、
良くなる人もでる?
額面どおりだとちょっと残念です。
根治治療は無理なんでしょうか?
でも、まず一歩ですね。
早く治験を、一日も早く始められるように
進めてください。
国には、一日でも早くなる為の施策を実施
して欲しい。
海外での治験などとならないように、
こちらとの関連はどうなのでしょうか?
「ES細胞使う2例目の治験
米ベンチャー、目の病気に」
>ネズミにこの治療をしたところ、視力が
>大幅に改善し、副作用もなかった
>という。
とのことです。
| 固定リンク
「遺伝子治療関連ニュース」カテゴリの記事
- レンチウイルスベクターの産生を飛躍的に増大させる方法を開発―遺伝子治療用ベクターへの応用に期待―(2019.03.04)
- あらゆる発達段階のマウス脳内で狙った細胞の正確なゲノム編集に成功~ヒトや動物の生理機能や病態解明に期待~(2017.10.24)
- iPS細胞 ストック事業 移植約30%で拒絶反応(2017.08.26)
- 遺伝子治療によるイヌのデュシェンヌ型筋ジストロフィーの軽減(2017.07.29)
- Wmの憂鬱、核酸医薬に未来を見た(2017.05.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント