肝臓ホルモン:インスリンの機能低下と関連 新治療へ期待
肝臓ホルモン:インスリンの機能低下と
関連 新治療へ期待
毎日新聞 2010年11月7日 11時57分
詳細は、リンクを参照して下さい。
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肝臓で作られるホルモンがインスリンの
機能低下にかかわり、糖尿病などを引き
起こすことを、金沢大病院の金子周一教授
らの研究グループが発見した。
このホルモンに「ヘパトカイン」と
命名。
米科学誌「セルメタボリズム」に掲載
された。
ヘパトカインの生成を抑制できれば、
新たな治療法になると期待される。
脂肪細胞には、血糖値を下げるホルモン
「インスリン」の効き目を低下させるなど
生活習慣病を引き起こす物質がある。
金子教授らは肝臓にも同様の物質がある
と推測。
肝臓で生成され血糖値に関与する
ホルモン群を調べ、糖尿病患者の血中に、
「セレノプロテインP」という分泌
たんぱくが通常の1.5倍以上多いこと
が分かった。
金子教授は「生活習慣病に肝臓が
かかわるメカニズム解明がさらに進めば、
新たな治療・診断の開発に貢献できる」
としている。【近藤希実】
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ふ~ん?
肝臓から何が分泌されているのか?
もう既知のことだと思っていたのですが、
ようするに、わからないことがまだまだ
沢山あるということですね。
そんなことがあったのか?
ということが、沢山ある。
新たな治療・診断の開発に期待します。
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