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2010年11月27日 (土)

“たしなむ程度の飲酒”なら脳卒中リスクを軽減する可能性、ただし女性の場合

“たしなむ程度の飲酒”なら脳卒中リスク
を軽減する可能性、ただし女性の場合

2010. 11. 17 日経メディカルONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 少量から中程度のアルコール摂取、
いわゆる“たしなむ程度の飲酒”ならば、
脳卒中リスクを軽減する可能性が示された。

 看護師健康調査(Nurses' Health Study)
の一環として行われた女性における
アルコール摂取量と脳卒中リスクに関する
調査の結果、明らかになった。

 米Brigham & Women's病院のMonik
Jimenez氏(写真)らが、11月13日から
17日までシカゴで開催される第83回
米国心臓協会・学術集会(AHA2010)で
発表した。

 少量から中程度のアルコール摂取は一貫
して心疾患リスクを軽減することが報告
されているが、脳卒中との関係については
十分に解明されていない。
 一部の論文で、少量から中程度の
アルコール摂取が脳卒中リスクを軽減し、
また多量の摂取ではリスクが上昇すること
が示唆されていることから、演者らは女性
におけるアルコール摂取量と脳卒中リスク
に関する調査を実施した。

 対象は、心血管疾患または癌に罹患して
いない人で、看護師健康調査(Nurses'
Health Study)に参加している8万4983人。
 登録時の年齢は44~69歳で、1980年から
2006年まで追跡調査した。

 その結果、157万2194人・年の追跡期間中
に、2257件の脳卒中の発生が確認された。
 タイプ別では、脳梗塞が1246件、脳出血
が382件、その他不明が629件だった。

 多変量補正後の解析では、アルコール
摂取量で層別化した場合、≧30g/日以外は、
すべての層(>0~4.9g/日、5.0~14.9g/日、
15.0~29.9g/日)で、脳卒中全体のリスク
が軽減していた。
 消費量ゼロのグループに対する脳卒中発症
のハザード比は、それぞれ0.82、0.80、0.87
だった。
 また、最も高い摂取量(≧30g/日、
ハザード比1.05)でもリスク上昇は観察
されなかった。

 脳卒中のタイプ別で見ると、脳梗塞に
ついては全体と同様であった。
 一方、脳出血については有意なリスク
軽減は15g/日以下で観察された。

 なお、ホルモン療法、高血圧薬あるいは
アスピリンの服用による影響は観察
されなかった。

 ただし、年齢が高い女性よりも若い女性
において、少量の消費で大きなリスク軽減
を認める傾向があり、年齢による影響が
観察された。

 これらの結果から演者らは、「少量から
中程度のアルコール消費は脳卒中全体の
リスク軽減と関係があった」とし、加えて
「比較的中程度のアルコール消費である
今回の試験対象においては、アルコール
摂取による脳卒中リスク上昇は観察され
なかった」と結論した。
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いわゆる“たしなむ程度の飲酒”は身体に
とって良い影響を与えるということのよう
です。但し、女性。

男性も調査すれば、同じような結果が出る
のかな?

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