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2010年11月 9日 (火)

ヒト造血幹細胞:iPS経ず皮膚細胞から作成

ヒト造血幹細胞:iPS経ず
皮膚細胞から作成

毎日新聞 2010年11月8日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 人間の皮膚の細胞に特定の遺伝子を
導入し、血液のもととなる造血幹細胞を
作成することに成功したと、
カナダ・マクマスター大の研究チームが、
7日付英科学誌ネイチャー電子版に発表
した。

 分化した体細胞をもとに別の種類の
体細胞を作るには、新型万能細胞の
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作成し、
それを分化させる方法があるが、今回は
iPS細胞を経ずに直接作った。

 こうした方法では、神経細胞や
心筋細胞などの作成例の報告がある。

 研究チームは、遺伝子の“運び屋”に
レンチウイルスを使い、皮膚の線維芽
(せんいが)細胞に「Oct4」という
遺伝子を導入。
 サイトカインと呼ばれるたんぱく質を
加え、造血幹細胞を作成、赤血球などの
細胞に分化させることができた。

 万能細胞に詳しい国立成育医療研究
センターの阿久津英憲室長は「臨床応用に
役立ちそうだが、まだ遺伝子の導入に
ウイルスを使っているため腫瘍化が危惧
される」と話している。
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iPS細胞を経ずに他の細胞を作成する
ことができるのですね。
これ以外にも神経細胞や心筋細胞など、

遺伝子の“運び屋”にレンチウイルスを
使っているので、安全性の面で不安が
あるようです。

“運び屋”に他のウイルスを使うとか、
ウイルスを使わない方法とか、

iPS細胞とて、まだまだ安全では
ありませんので、これからの発展に期待
します。

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