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2010年11月 7日 (日)

iPS細胞偏重のという議論ももう古い?

iPS細胞偏重のという議論ももう古い?
2010年11月01日
Biotechnology Japan:Webmasterの憂鬱

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 「ヒト幹細胞を用いる臨床研究に関する
指針」の全部改正
(平成22年厚生労働省告示第380号)
が、2010年11月1日の官報に掲載され
ました。新指針の施行も、
平成22年11月1日の同日施行と
なります。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/iryousaisei.html

 これでiPS細胞やヒトES細胞(ヒト胚の
臨床利用に関する基準制定後解禁)の臨床
研究にやっと我が国でもゴーサインが
出ました。

 実際の改定案は7月3日に決定して
いましたが、施行が11月1日となり、
米Geron社のヒトES細胞由来の
オリゴデンドロサイト前駆細胞の臨床試験
が始まった後での施行になったのが、妙に
口惜しい感じです。
 我が国の事務手続きの遅さは、旧ソ連
並みですね。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?id=20074205

 新聞では、我が国でも世界で初めて
iPS細胞の臨床研究指針が出来たという
ニュースやGeron社の臨床試験開始を受けて
「iPS細胞偏重の支援を正せ」という報道が
なされました。

 しかし、私は日本以外の他の国が
ヒト幹細胞の臨床研究指針を作るかどうか、
疑問に思っています。

 我が国の指針は、臨床研究が文科省の
担当、臨床試験が厚労省の研究と股裂き
状態になっているために、こんな
まだるっこしい二重指針が必要となって
いる構造的な欠陥があるためです。

 多分、作成しても従来の再生医療の
安全性確保のガイダンスの延長戦上にある
指針か、ポイントツーコンシダーになる
のではないでしょうか?

 また、iPS細胞偏重のという議論ももう
古いのではないでしょうか?

 このメールでも何回も論じておりますが、
樹立の際は余剰胚を破壊する倫理問題が
あるので規制は必要ですが、樹立後の
ヒトES細胞やヒトiPS細胞をとりわけ区別
して取り扱う必要はないと思います。

 実際、皆さんが使っているHELA細胞でも、
患者さんの善意で医学研究に提供された
細胞です。
 これらの細胞とヒトES細胞やヒトiPS細胞
の取り扱いを区別する理由が分かりません。

 いずれも病める人を治す医学研究ために、
ありがたく利用させていただくべきだと
思います。
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いつもながら同感です。

股裂き状態ね~?
いつまで、非効率的な縦割り行政を続ける
のでしょうか?

統合すべきは統合していかないと駄目だと
思うのですが、いつまで経っても変わら
ない。

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