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2010年11月19日 (金)

大きさ10分の1 小型の粒子線がん治療装置 数年で登場

大きさ10分の1 小型の粒子線がん
治療装置 数年で登場
編集委員 吉川和輝

2010/11/12 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 がんの治療の中でも近年期待が大きい
粒子線治療。

 ネックは巨大な装置と施設が必要で
治療費も高額になること。

 装置の大きさと患者の負担額をそれぞれ
約10分の1にするための研究開発が日本
原子力研究開発機構の主導で進み、治療に
十分な性能を持つビームを発生させる
見通しが立った。

 小型の実証装置の完成時期を2016年度に
設定した。

 陽子線や重粒子線と呼ばれるビームは、
照射したがんの付近でエネルギーを放出
してがんを殺すため、それ以外の健康な
組織の損傷を防ぐことができる。
 通常の放射線治療にはない利点だ。

 問題はこうした粒子線を発生させるのに
加速器など巨大な装置が必要で、全体の
大きさが100メートル四方にもなること。

 そこで加速器ではなくレーザーを使って
粒子線を発生させる研究が各国の研究機関
で進んでいる。
 先頭を走るのが原子力機構の関西光科学
研究所(京都府木津川市)だ。

 体の深部にできたがんを治療する粒子線
には大きなエネルギーが必要で、その目安
は200メガ(メガは100万)電子ボルト。
 同研究所は今春、約50メガ電子ボルトの
粒子線の発生に成功した。
 「技術的なヤマは越えた。
 レーザーの強度を上げれば来年には目標
の200メガ電子ボルトを達成できる」と
河西俊一所長は話す。

 粒子線は強力なレーザーをターゲット
(標的)に当てて発生させる。
 このターゲットの種類を変えたことが
ブレークスルーを生んだ。

 従来は金属などの薄膜にレーザーを
当てる方法だった。
 この手法で着実に成績を上げ、昨年12月
には10メガ電子ボルトを達成したが限界も
見えていた。

 薄膜に代わる新しい標的として選んだ
のが「クラスターターゲット」。

 二酸化炭素からなるナノサイズの粒子の
集まりだ。
 同研究所の福田祐仁研究副主幹らが昨年、
世界で初めて実験に成功した。
 薄膜ターゲットと比べ1けた大きい
エネルギーの粒子線が得られ、「これで
一挙に(実用化への)道が開けた」
(河西氏)。

 光医療産業バレーのプロジェクトリーダー
を務める近藤公伯氏は「原型機の段階で現状
の数分の1のサイズの装置を作り前臨床試験
を進める。
 実証機では当初の目標通り10分の1の
大きさを目指す」と述べる。

 実現すれば、室内に収まる粒子線がん
治療装置が、コンピューター断層撮影装置
(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)と
同じような感覚で多数の病院に普及し、
比較的安いコストでがん治療ができる条件
が整う。
 「全国どこでも切らずに治せるがん治療」
ができる日が近づく。
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素晴らしい。

>2016年までに実証機を作る計画
とすると、それから臨床試験があって、、
で、いつ頃市場にでるのかな?

待ち遠しいですね。

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