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2010年10月15日 (金)

がんワクチンで「出血」、他病院に伝えず

がんワクチンで「出血」、他病院に伝えず
(2010年10月15日12時59分 読売新聞)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 東京大医科学研究所が開発した
がんペプチドワクチンの臨床試験で、
医科研付属病院に入院中の膵臓がん患者が
大量の消化管出血を起こし、医科研は
「重篤な有害事象」として出血の恐れのある
他の患者を臨床試験の対象から外した
にもかかわらず、ワクチンを提供する他の
病院には知らせていなかったことが15日、
わかった。

 がんペプチドワクチンは、がん細胞に
含まれるたんぱく質の断片(ペプチド)を
患者に投与して免疫力を高め、がん細胞を
攻撃する治療法。

 医科研は2006年から全国の大学病院
などにワクチンを提供し、膵臓や胃、大腸
などのがんを対象に臨床試験を行っていた。

 膵臓がん患者の手術跡から出血があった
のは08年12月。
 医科研は「出血はがんの進行で血管が
詰まったのが原因と考えられるが、
ワクチンとの因果関係を100%否定
できない」として、出血の恐れのある
患者を臨床試験の対象から外したが、
この情報は他の大学病院には伝えられて
いなかった。
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これはどういうことでしょう?

医科研は「報告義務はない」と言っている
ようです。
しかも、朝日新聞が情報開示要求を出して
調査した結果判明したらしい。

報告義務がどうのという話ではないで
しょう。
人としてどうあるべきかの問題。
良心は痛まないのでしょうか?

自分の所は患者を臨床試験の対象から
外しておいてそのことを何ら関係して
いる病院には知らせない。
信じられない対応です。
人の命に関わることではないのですか?

医療は密室、黙っていればわからない。
とか考えてません?
情けないですね。

改革できるのでしょうか?

関連記事です。
私が東京医大の再生委員を
引き受けなかった理由

こういう記事を見ていると、
本当に改革できるのだろうかと
不安になる。

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