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2010年10月21日 (木)

【中外製薬】1分子の抗体が標的抗原を繰り返し遮断‐新たな抗体工学技術確立

【中外製薬】1分子の抗体が標的抗原を
繰り返し遮断‐新たな抗体工学技術確立

2010年10月20日 薬事日報

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 中外製薬は、抗体の作用を長時間持続
できる新規抗体技術を確立した。

 抗体医薬に応用できれば、従来の
モノクローナル抗体に比べ、投与量
・投与頻度の少ない医薬品を開発できる
可能性がある。

 ネイチャー・バイオテクノロジー
電子版11月号で発表された。

 従来のモノクローナル抗体は、血液中で
抗原と結合すると、細胞内の器官
「エンドソーム」に取り込まれ、抗原と
抗体が結合したまま、エンドソームから
細胞外にリサイクルされることで、抗原の
作用を遮断して治療効果を発揮していた。

 そのため、抗体1分子は標的抗原と一度
だけしか結合できず、抗原の作用も1回
しか遮断することができなかった。

 同社はそれを、抗体加工技術を使って、
エンドソーム内で抗原を解離させることに
成功した。
 エンドソームで解離した抗原は、細胞内
消化器官のライソソームに移行して分解
されるが、解離した抗体は、細胞外に
リサイクルされるため、再び血液中で抗原
と結合することができる。
 その結果、抗体は標的抗原と何度も
結合し、その作用を繰り返し遮断する
ことが可能になる。

 この技術を応用した前臨床試験では、
従来の抗IL‐6受容体抗体「アクテムラ」
に比べ、IL‐6受容体の遮断時間を
4倍以上持続させる結果が示されている。

 その成績から、従来のモノクローナル抗体
に比べ、投与量や投与頻度を少なくできる
と期待されており、今後、様々な
モノクローナル抗体の創製にも適用できる
可能性がある。
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面白い技術ですね。
期待できそうです。

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