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2010年10月 4日 (月)

歩くことを諦めていた脊髄損傷者を自分で歩けるようにさせたい

2010年10月3日放送 「夢の扉」より


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 これまで、医療界での治療は不可能
とされ、一生車いすで生活を続けて行くしか
ないと思われていた脊髄損傷者。
 日本だけでも12万人の患者が苦しんで
いると言われています。

 先天的な脊髄損傷症の患者もいますが、
その多くは交通事故やその他の事故が原因
で脊髄損傷症に突然なってしまった
人たちです。

 治療での回復が望めないと思われている
脊髄損傷症は車いす生活を向上させるため
のリハビリを行ってきたのが事実です。

 そんなリハビリの生活の中で、一般社会
との接点を失い引きこもりやうつになる
患者も少なくないと言います。

 そんな患者たちに光を与えるような
リハビリ法をアメリカで習得して日本に
広めようとしている人がいます、
J-Workoutの渡辺淳さんです。

 渡辺さんは日本でただ一人、世界でも
10人しかいないという脊髄損傷回復
スペシャリスト(CSRS)。

 渡辺さんの行うリハビリは従来のもの
とは違い、感覚を失った神経に刺激を
与え、再活性化させるという新しい発想
のトレーニングで、切断された神経繊維と
わずかに生き残った神経繊維との間に
新しい神経回路を創り出し、歩行を可能に
させるというもの。
 また新たな試みとして歩行可能になった
人たちに社会復帰のサポートも始めました。

 そんな渡辺さんの活動を紹介します。

「2015年までに100名の脊髄損傷者を
歩かせる」
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2010年10月3日の放送を見ました。
素晴らしいと思いました。目から鱗です。
感動しました。

就職支援まで行っているとは、
尊敬します。

脊髄損傷症者にとっては新たな希望となる
でしょう。

私も、脊髄損傷症者のリハビリは、
車いす生活を向上させるためのもの
という認識でした。

放送のようなリハビリを実施している
施設があるなんて、思いもよりません
でした。

予後の告知は慎重であって欲しい。
常に最新の情報に照らして行うできでは
ないでしょうか?
昔習った知識だけで簡単に言っていない
でしょうか?

医師の発言に従って、その言葉を信じ、
歩けるようになる可能性はないと
思い込んでしまう。
当然歩けるようにするリハビリ施設など
ないものと思う。

でも、米国は違った。
どうして違うのでしょうか?

患者は医師の言葉を信じすぎる傾向が
あるのかもしれません。
医師も現在進行形の医療の最新情報の
取得を怠っているのかもしれません。

あきらめないで、可能性を信じて実行
する人がいる。素晴らしいことです。

常に新しい情報の取得に心がけないと
いけないですね。患者も医師も、


関連情報です。(以前私が投稿したもの)
医療は常に進歩しています。
現在進行形なのです。

脊髄損傷の患者が歩けるようになる日

リハビリ方法も進歩しています。
脳卒中:まひの手回復に新手法慶応大
チーム開発

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