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2010年10月 9日 (土)

モルディブ大統領官邸に太陽光発電

モルディブ大統領官邸に太陽光発電
for National Geographic News
October 8, 2010

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 アメリカのバラク・オバマ政権は、
ホワイトハウスへの太陽光発電システム設置
を来春予定している。

関連記事です。
ホワイトハウス、ソーラーパワーを
取り戻す

 しかし気候変動リスクの最前線に立た
されているインド洋の小国では、既に
再生可能エネルギーの導入が進んでおり、
一歩遅れを取ったかたちだ。

 9月30日、インド洋に浮かぶ島国
モルディブの大統領官邸ムーレ・アージェ
の屋根に、48基の太陽光発電モジュールが
取り付けられた。

 地球の裏側のアメリカ、
カリフォルニア州から、衛星技術を活用
して設計されたシステムだ。

 同国のモハメド・ナシード大統領は
昨年、海中で閣議を開催して地球温暖化の
脅威をアピールしており、今回の設置も
それに続く行動といえる。

 モルディブは、サンゴ礁に浮かぶ1190の
島々からなる全長860キロ超の群集国家。
 熱帯気候で平均海抜がわずか1.5メートル
しかないため、海面上昇や台風の影響を
受けやすい。

 ナシード大統領によると、既に16の島で
侵食が深刻な問題にまで発展し、貴重な
淡水源が塩水で汚染されている島は60に
及ぶという。
 また、観光業に次ぐ主要産業である漁業
の低調も世界規模の気候変動に起因して
いると危惧している。

 「モルディブにとって、気候変動は先送り
できる問題ではない」と、10月5日に
首都マレから行った電話会議で
ナシード大統領は発言している。

 「今解決しなければならない問題だ」。

 官邸の屋根に設置されたシステムは、
今後25年の稼働期間中、1年あたり
1万5000キロワット時の発電が見込まれ、
200トンもの二酸化炭素削減につながる。

 ナシード政権は2020年までに、二酸化
炭素の排出/吸収量が釣り合う
「カーボンニュートラル」を達成する
という公約を掲げている。

 システム設計を担当したのは、
カリフォルニア州オークランドで
太陽光発電システム事業を展開する
サンジェビティ(Sungevity)社。
 官邸の電力費30万ドルの削減が目標だ。
パネルは韓国のモジュールメーカー、
LGエレクトロニクス社から無償提供
された。
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>気候変動は先送りできる問題ではない
そう思います。

被害が甚大な国が出て来ているのに、
自国の利益にのみしがみついていて
良いのでしょうか?

気候変動枠組条約締約国会議の進展は
全くはかばかしくないし、
生物多様性締約国会議も似たようなもの。

宇宙でたった一つの地球を守ろうとする
纏まった行動ができないとは、
本当に情けない。

お互いに助け合わないといけない
ですよね?

>パネルは韓国のモジュールメーカー、
>LGエレクトロニクス社から無償提供
>された。
というのはどういう経緯なのでしょうか?
気になりますね。

なんで、米国と韓国が出て来るのかな?
何故、日本は存在感が無いのかな?

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