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2010年10月19日 (火)

新司法試験に最高齢で合格した 藤川忠宏さん

新司法試験に最高齢で合格した
藤川忠宏さん
2010年10月18日 朝日新聞「ひと」欄より

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 6年前、定年退職してから中央大の
法科大学院に入り直し、30歳ほど年下の
同級生と机を並べた。

 孫が生まれた今年、3度目の挑戦で合格。

「1回で受かればかっこよかったんです
けど」と照れ笑いする。

 日本経済新聞で40年、記者を勤め
上げた。
 経済記者を目指したが、社会部で
司法担当に。

 「ダイブツベンサイ(代物弁済)」と
聞いて、「なぜ奈良の大仏が弁済するのか」
と頭をひねるレベルだったが、
ロッキード事件で元首相の逮捕、裁判を
経験。
 法科大学院や裁判員制度を生み出した
司法制度改革も、論説委員として最後まで
見届けた。

 多様な背景を持つ人材を法曹界に受け
入れる――。

 改革あの理念は「夢物語」
「できっこない」と批判も浴びた。
 「それなら自分がやってやろう」と記者
の血が騒いだ。
 「法学部出身でもない年寄りが受かれば、
新制度の意義が証明できるでしょ。
 どんどん続く人が出てほしい」

 自宅と大学を往復する電車内で、六法
全書を素読。
 夜も晩酌を我慢して毎日12時間勉強
した。
 ただ、記憶力は若い人にかなわない。
 判例の要点を書いたカードを作ったら、
前に同じものを作っていたことも。
 「やっぱり簡単ではなかったかな」

 1年間の修習を経て、弁護士になれる
のは67歳。
 働ける時間はそう長くない。
 「毎日弁当をつくって支えてくれた妻や、
親身に指導してくれた先生たちに報いる
ためにも、自分がやるべき仕事を考えたい」
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素晴らしいです。
定年退職してから法科大学院に入り直す。
なかなか出来ないことです。
それも分野の違うところへ。

>多様な背景を持つ人材を法曹界に受け
>入れる――。
どんどん続く人が出て欲しいですね。

>弁護士になれるのは67歳。

確かに働ける時間は長くないかも
しれませんが、そんな人がいることが
続く人を生むし、法曹界を変えて行く
原動力になるはずだと確信しています。

頑張ってください。
合格おめでとうございます。

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コメント

尊敬しますよね、こういった方。。
今回大腸がんを手術した僕の母親の主治医さんは僕と同年代ですが、(多分40歳半ば)
28歳まではトラックの運転手さんだったそうです。
28歳の時に転職を考えて医者になりたいと思ったんだそうです。
そして医大に通い38歳で医師になったそうです。とても素敵な先生です。
歳は関係ありませんね。老いも若きも^ ^
ようは気持ちの問題でしょうか。。
あっぱれ!!

投稿: H!ro^ ^ | 2010年10月19日 (火) 17時00分

素晴らしい人が沢山いますね。
勇気を貰います。

ひっそりと暮らしている、名もない人の中にも、いるはずです。

まさに
「年齢は、勉強をあきらめる理由にはなりません。」
ですよね。

一歩を踏み出す勇気があるかどうかにかかっています。
結果は良いんです。
踏み出すことに最大の意義があるんだと思います。

投稿: haredasu | 2010年10月20日 (水) 10時38分

すごいですね。快挙です。
ほぼ1年後には五日に及ぶ五科目の過酷な二回試験が待っています。
かなりのプレッシャーがかかるでしょうが、ここまで来られたのですから一回でパスすることをお祈りします。

投稿: | 2010年10月20日 (水) 15時26分

この人は、弁護士として活動していない。
教育環境の無駄遣いである。
また、司法改革がアメリカの誘導による、どうしようもないものであったことは今ではハッキリしている。
この人が、記者として法曹界に与えた悪影響は、計り知れない。

投稿: | 2012年3月25日 (日) 20時53分

投稿するからには、名乗ってください。

高齢でも、挑戦するその姿勢が素晴らしいと思ったので紹介しました。

藤川忠宏さんについての客観的な情報がありましたら教えてください。
弁護士としての資質は合格することとは無関係なので、そういうこともあるかも
知れません。

でも、
>司法改革がアメリカの誘導による、どうしようもないものであったことは今では
>ハッキリしている。
というのは納得しかねます。
その根拠を示してください。

メールアドレスはプロフィールからわかります。

投稿: haredasu | 2012年3月26日 (月) 11時27分

人生の価値は、結果ではなく過程にあります。挑戦して努力した過程に拍手したい。毎日12時間の勉強を継続する。体力気力を考慮すると尋常な努力ではない。「自分で自分を褒めたくなる人生」素晴らしい。

投稿: | 2019年1月10日 (木) 20時42分

>人生の価値は、結果ではなく過程にあります。挑戦して努力した過程に拍手したい。
 同感です。
 
もう一つ大切なことは自分で自分に制限を与えないこと。
本当にやりたいことを見つけたら、実行する勇気を大切にしたい。

投稿: haredasu | 2019年1月12日 (土) 15時04分

「人生の価値は、結果ではなく過程にあります。」はそのとおりだと思います。そう考えることで、全ての人が幸福感を味わえるからです(「いつまでも生きるつもりで学びなさい」バイ ガンジー)。
 でも司法改革のロースクールについては、問題点も多いと思います。
 まず、お金がかかり過ぎ。
 次に、社会人の参加が難しい。

 又、最近思うことですが、弁護士会の会費が高すぎる。職業選択の自由から言って問題であるとあると思う。
 人生いろいろ経験した苦労人も、法曹となって、お金がなくても少数者の人権を守れるようにすべきだろう。

投稿: | 2019年2月 4日 (月) 13時40分

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