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2010年10月10日 (日)

【ノーベル化学賞記念座談会】自由な環境 夢追えた

【ノーベル化学賞記念座談会】
自由な環境 夢追えた

朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

根岸さん・鈴木さん、ノーベル化学賞受賞
おめでとうございます。

気になったことを載せておきます。
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――根岸さんはなぜ、日本に戻らなかった
のですか。

根岸
 理由は日本のシステムにあったと
思います。
 日本の研究室には教授、助教授、助手が
いて、序列がある。
 私は、学部を出て就職した企業から
留学し、日本に帰りました。
 その時、学者になりたいと思ったの
ですが、どの研究室も常に満杯で、私の
ような者が入る余地はないんです。
 もちろん、私の立場では会社に戻るのが
筋なのですが、筋からはみ出す人に門戸は
開かれていなかった。
 そんなかなり堅いシステムが、原因に
あったと思います。

根岸
 このところ何年間か、パデュー大学に
日本人はほとんど来ていない。
 昔は優秀な日本人のポスドクがいない
研究室で、活発な所は少なかった。
 今では中国のポスドクがいない研究室
では研究がうまく進まない。

 米国という国は日本から来なければ中国
から来る。
 中国が来なければインドから来る。
 ある意味たいへんな流動性を持った国
だと思います。
 日本と違い、あの手がダメならこの手
という風なことが、実際にできている
んだと思います。

村橋
 学生のチャレンジング精神がどんどん
なくなってきているとは言えるでしょう。
 安定志向が強く、あえて危険を冒さなく
ても生活は得られる。
 我々の時代は大学に残るとしたら、欧米
に行って、夢を感じる先生のところで留学
するチャンスを得たいと、修士のころから
データを集めて、気持ちを高めていったと
思います。


-----
 文部科学省によると、2009年度に
欧米の大学や研究機関に出た研究者は
3739人。

 ピークは白川さんが受賞した00年度の
7674人だったそうですから半数以下で
過去最低になっているのです。

 「内向き志向」「安定志向」がこのまま
では、近年のノーベル賞受賞ラッシュも
「一時のあだ花」になってしまうのでは
ないでしょうか。
 そんな危機感が共有された座談会でした。
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米国は流動的ですね。
すごいと思う。

それに対して日本は流動的ではない。
どちらかと言えば、硬直的なシステム
ですよね。

内向き指向なのは、どこから来ているので
しょうか?

確かにこのままでは、近年のノーベル賞
受賞ラッシュも「一時のあだ花」になって
しまうでしょう。

でも若者全体の話ではないですね。

少なくとも、スポーツの世界は内向き
ではない。
私から見て、野球などは必要以上に
出て行く。
一度は大リーグの場に立って見たいと
そう思わせるものがあるのでしょう。

世界の場で活躍してみたいと。

要は、危険を冒してでも出て行く魅力を
最近の学生は科学研究に対して感じない。

どうしてでしょうか?

科学研究をすることの面白さ、魅力を
教えるような教育が足りないのかも
知れません。

研究者に対する待遇が貧弱なのかも
知れません。

だんだん改善されてきてはいますが、
研究者の発明等に対する権利への扱いは
まだまだ米国に対して貧弱です。

「発明補償金をご褒美の額から発明の
譲渡対価の額へ変えたい。
 それによって、技術者・研究者の眼の色
を変えさせたい。
 眼の色が変わった技術者が富を生む発明
をし、産業が振興され、日本を豊かに
したい」
となるのが理想でしょう。

生涯獲得金額が文系の人の方が多いよう
では理科系を希望するようにはならない
と思います。

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