Neurologyより最近の話題
Neurologyより最近の話題
MDSJ 2010@京都
2010年10月10日 Neurology
詳細は、リンクを参照して下さい。
MDSJとは
パーキンソン病・運動障害疾患コングレス
のことです。
10月8~10日に開催されたもの。
興味のある方は参照してください。
---------------------------------------
SCD関連では、
遺伝性SCDにおいてポリグルタミン病では
病変は多系統に及び、画像も小脳以外に
萎縮が出現する.
一方,conventionalな遺伝子変異にて
発症するタイプは病変はプルキンエ細胞に
限局し,画像でも小脳に限局する.
ポリグルタミン病の病態も
伸長ポリグルタミン鎖が共通して転写障害
やオリゴマーによる神経障害を起こす
という考えから,SCA1で示されて
いるように,ポリグルタミン鎖だけでなく
その蛋白全体の機能が病態に重要という
考えにシフトしつつある.
---------------------------------------
というものも含めて、MDSJ全般で筆者の
印象に残ったものを纏めたものです。
Parkinson病(PD)関連の話題が殆どです。
SCD関連情報が欲しいと思っている人には
ちょっと残念。
でも、どういう学会でどんな話題が出て
いるのかを把握しておくのは意味のある
ことだと思う。
| 固定リンク
「脊髄小脳変性症関連ニュース」カテゴリの記事
- 脊髄小脳変性症36型の病態を細胞レベルで改善する アンチセンスオリゴヌクレオチドの同定(2017.07.12)
- 平成29年度 通常総会と春季医療講演会・相談会(2017.07.08)
- (医学系研究科) 新規治療法につながる脊髄小脳失調症1型(SCA1)の運動失調メカニズムの解明 ― 既承認薬バクロフェンがSCA1モデルマウスの運動機能を改善 ―(2017.04.29)
- 多系統萎縮症の睡眠関連呼吸障害は約3割の症例で自然に軽減する(2017.04.10)
- 神経難病の病態解明と治療法開発へ向けた大きな一歩-神経変性疾患の病態を再現する霊長類モデル動物の作出に成功-(2017.03.29)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント