期待大!C型肝炎併用療法の効果予測に遺伝子検査
広がる個別化医療
期待大!C型肝炎併用療法の効果予測に
遺伝子検査
今年7月には先進医療に選定
2010. 10. 15 日経メディカルONLINE
詳細は、リンクを参照して下さい。
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「あなたの遺伝子を検査したところ、
治療が奏効する可能性が高いと
分かりました。
がんばって治療してみましょう」―。
C型慢性肝炎に対して行われる
ペグインターフェロンα+リバビリン併用
療法の応答性の予測に、遺伝子検査が
使われ始めている。
個別化医療は癌分野で先行しており、
癌以外では、薬剤の投与量の設定が
主な活用法。
C型慢性肝炎の治療では副作用に苦しむ
患者が多く、遺伝子検査で治療効果を
予測できればその効果は大きい。
2010年7月には、「IL28Bの遺伝子型測定
によるインターフェロン治療効果予測」が
先進医療として認定されており、関係者の
期待も広がっている。
あらかじめSNP解析を行って、
PEG-IFNα+RBV併用療法への応答性が予測
できれば、有効と判定された患者を対象に
併用療法を積極的に行い、
無効と判定されれば、副作用が出やすい
高齢者などでは併用療法を行わないことも
可能になる。
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遺伝子検査もかなり安価にできるように
なってきたようですし、
個の医療、広がって欲しいですね。
まだ、「今年7月に先進医療に選定」という
レベルですから、これからということですが、
これからは、個の医療です。
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