Vol. 292 厚労省はどこまで「Gメン」を強化すれば気が済むのか
Vol. 292 厚労省はどこまで「Gメン」を
強化すれば気が済むのか
医療ガバナンス学会 (2010年9月14日 06:00)
武蔵浦和メディカルセンター
ただともひろ胃腸科肛門科
多田 智裕
詳細は、リンクを参照して下さい。
詳細はリンクを見て頂くとして
ポイントのみ載せたいと思います。
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そもそも指導監査は何のために行うもの
なのか?
本来、厚労省の指導監査は、適正な診療
報酬の請求を徹底させるために行なわれる
べきものです。
決して、医療機関と医師の告発を主目的
にしたものではないはずです。
ですから、「選定理由を開示すると対策を
立てられてしまうから、開示できない」
という理屈は、あまりにも指導監査の真の
目的からかけ離れてしまっている気がして
なりません。
「悪い点がなければ堂々と指導監査を
受けろ」と言われても、悪意はまったくない
けれどミスをしたという「不当な診療」まで、
自主返還という形で診療報酬の請求権放棄を
させる指導がまかり通っているのが現実なの
です。
指導監査は告発や自主返金させるために
利用されるものではなく、問題点の收集に
重きを置くべきだと思います。
だから、指導の場で不適当な部分があった
場合には、なぜ問題が起きるのかを分析する
ことが大切なはずです。
そして、現場が動きやすい方向に医療制度
を変えていく。
厚労省はそのための努力をするべきだと
私は思うのでした。
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同感です。
何をやっているのかと腹が立ちます。
不正請求の指摘のみをしているだけでは
何も解決しません。
監査の強化をしたところで解決にはならない。
大切なのは、再発防止のはず。
間違いが起こった真の原因をつかみ、
その間違いが二度と起こらないように
システムを変えて行く。
そうですよね。これが正しい姿。
誰が変えていくのでしょう?
本来は政治家なのだと思います。
政治家は国民が育てるものです。
政治家の選別も正しく出来なければ
いけません。
残念ながら、それが出来ていない。
今できることは、おかしいと思った人が
行動を起こすことです。
出来ることから始めるしかありません。
文句を言っていても仕方がない。
残念ですが、これしかありません。
ホントにおかしなことが多すぎる。
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