23万人所在不明「戸籍制度は形式化」…識者指摘
23万人所在不明「戸籍制度は形式化」
…識者指摘
2010年9月10日 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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100歳以上の所在不明高齢者は23万人
超――。
法務省が10日公表した調査結果では、
戸籍上の所在不明高齢者の人数が初めて判明、
戸籍の記載が実態とかけ離れたまま放置
されていたことが浮き彫りにされた。
戸籍情報は住民サービスに直接使われない
ため、同省は行政上の問題は発生しないとして、
民事局では「真実の届け出があって初めて
戸籍を適正に管理できる。
今回の問題で戸籍制度の信頼性が揺らぐ
とは考えていない」と話す。
一方、識者からは制度の見直しを求める
意見も出た。
山田昌弘・中央大教授(52)
(家族社会学)は「現代社会は人が頻繁に
移動するため、本籍地と現住所が同一では
ない場合が多い。
戸籍制度は形式化している」と指摘。
「国勢調査や住民基本台帳ネットワークなど、
戸籍とは別に国民の実態を把握する方法が
バラバラに動いている。
行政上の問題がないというなら、戸籍制度
の廃止を検討してもよいのでは」と話す。
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23万人所在不明とは?
それで「戸籍制度の信頼性が揺らぐとは
考えていない」と言い。
「行政上の問題もない」という。
ならば、この際、戸籍制度の廃止を検討
してもよいのでは?
と私も思います。
参考リンクです。
「戸籍」
戸籍のような家族単位の国民登録制度は
存在しない国も沢山ある。
必要だと言うのなら、何のための戸籍制度
なのか、その存在意義を周知して貰いたい。
その管理のために税金を使っているのだから、
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