韓国が放つ次なる世界戦略「商品」の中身
韓国が放つ次なる世界戦略「商品」の中身
ソウル近郊の新都市で壮大な実験が
始まった
2010年9月8日 日経ビジネスONLINE
詳細は、リンクを参照して下さい。
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世界でも一足早く、人が実際に生活して
いる「スマートシティ」がアジアにある。
その街の場所は中国でもシンガポール
でもない。日本のお隣、韓国だ。
ソウルから約50km離れた空の玄関口、
仁川(インチョン)国際空港。
その隣接区域に、「松島新都市(ソンド
シントシ)」と呼ばれる真新しい街が姿を
現しつつある。
それでは住環境はどうか。
分譲済みのマンションの63階にある一室
を案内してもらったところ、スマートシティ
を標榜するだけに、住居にはハイテクが満載
だった。
リビングにはエアコンや照明の制御、電力
消費量の確認などができる集中制御端末が
あり、大画面テレビやパソコンでも同じ操作
が可能。
レストランを予約したり、テレビ会議
システムを使って医師の助言を受けたりも
できる。
これらのシステムは今後、米アップルの
「iPhone」のようなスマートフォンでも
操作できるようになる予定だという。
体重や血圧、体脂肪などのデータを医師
に送り、簡単な診断を受けられる「eヘルス」
サービスもある。
ゴミをダクトから吸引して収集センター
まで自動集積するシステムがあるので、街に
ゴミ収集車は不要。
将来はガスを利用した発電システムや、
燃料電池バスの導入計画がある。
近隣に地下鉄の駅が複数あるので、自動車
を多用しなくて済む。
まさにスマートでエコな街だ。
現時点では太陽光発電などの再生可能
エネルギーが十分に活用されているわけ
ではないが、導入は今後の構想に盛り込ま
れている。
次世代電力網のスマートグリッドとの
連携もできるよう、エネルギーシステムが
構築されているという。
教育熱が高いことでも知られる韓国では、
受験競争は熾烈と言っていい。
そこに目を付けたゲール・インター
ナショナルは、ソンドに米西海岸のインター
ナショナルスクールを誘致した。
幼稚園から小中高までを統合運営し、
この9月から始まった新学期に約200人が
入学した。
生徒のうち韓国人は3割が上限で、残りは
外国人。
最大の特徴は英語による授業と、国内外
の教師による遠隔教育だ。
この学校では生身の教師だけでなく、
ソウルや米カリフォルニア州などにいる
教師がインターネット経由で遠隔授業を
実施する。
国語はソウル在住の著名な教師、
英語は米国の教師、数学はインドの教師に
教わる…といったことも可能だ。
授業は日本にありがちな片方向のもの
ではなく、グループ学習を重視している。
パソコンの利用法も、画面を複数の生徒
が囲み、オンラインでつながった国内外の
別の学校の生徒や教師とコラボレーション
するなど、双方向性と「自ら考えさせる」
教育がウリとなる。
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すごいですね。
なんか負けそう。
というか負けは確定かな?
アジアのハブ空港としては、仁川
(インチョン)国際空港で確定ですし、
スマートシティでも国際港でも、教育でも、
全く戦略のない日本は負け。
世界に出て行くためには、英語は必須。
鎖国状態ではいかんともしがたい。
東京スカイツリーが大きな話題として
とりあげられている現状はちょっと
悲しい。
地デジを普及させるために、それなりの
役割はあると思うけれど、それで日本経済
が急成長するわけではない。
日本の政治家は何を考えているのやら、
世界はどんどん変化して行く。
取り残されないように祈るのみ。
前回取り上げたスマートシティは
「スマートシティ」
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