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2010年9月24日 (金)

「救急車を呼ばないで!」米国無保険者の悲劇

「救急車を呼ばないで!」米国無保険者の悲劇
2010. 9. 22 日経メディカルONLINE
日経メディカルブログ:
緒方さやかの「米国NPの診察日記」

全文を是非リンクで見てください。

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 予約なしで診察してほしいとやって来た
初老のアフリカ系男性。

 「胸が気持ち悪くて、喉が焼けるようだ」
と途切れ途切れに話す彼に、「今すぐ
救急車を呼びましょうか」と言うと、
「ここで診てほしい」と答えます。

 診察室に来てもらって顔をよく見ると、
認知症の90代の父親にいつも付き添って
くる息子さんでした。

 手早く血糖値を取ると、グレーの画面
には「高-計測不能。ケトン有」の表示が
浮かびました。

 「あなたの具合が悪いわけが分かった。
糖尿病。血糖値が高い。
 今すぐ病院に行かないと危ない」。
 ところが、911(日本の119に相当)を
ダイヤルしようすると、「お金がない!
お願いだから救急車は呼ばないで」と
泣きながら訴えられます…。

 米国で医療保険に加入していない患者
の悲劇は、日本でもよく伝えられて
います。

 ナースプラクティショナー(NP)として
働いていて実際に経験した、心が
しぼられるような事件を緒方氏が
紹介してくれました。
===================


緒方さんが最後にこう言っておられます。
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 ニューヨーク州に引っ越してしまった
今も、オバマ大統領の医療保険改革法の
記事を読むたび、

そして、改革反対派がテレビで
「不健康な生活をして、結果病気になった
人の医療コストを、なぜ健康な人間が保険
を通して払わなければいけないのか。
個人の自由の侵害だ」
と論じているのを見るたび、Bさんのこと
を考える。

 自分が病気になるかどうかは、なってみる
まで分からない。

 Bさんのように真面目に働いてきた人が、
安心して父親の看病もできないような社会
で、何が個人の自由だろう。
 何が All men are created equal
(独立宣言より) だろう。

 Bさんのような人が、たとえお金の心配
はしても、明日のインシュリンの心配を
しないで済むような日が来ることを願って
いる私は、理想主義者と笑われるかも
しれない。
 でも、一人の医療従事者として、そう
願わずにはいられない。
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私も、緒方さんの意見と同様に感じます。

お互いに助け合うのが人間なのではないで
しょうか?

困ったときはお互い様と言える社会。

そういう社会が良い社会なのではないので
しょうか?

格差社会なのに、貧困社会なのに
「個人の自由の侵害」と言う
その考え方が理解できません。

そりゃ、お金があって、健康保険を提供
してくれる会社にいる人はそうでしょう。
でも、私にはあまりに自己中な考え方では
ないかと思う。

どこか間違っていないだろうか?

貴重な日本の皆保険制度、守って
行きましょう。

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