金融危機が生んだ蓄電池
金融危機が生んだ蓄電池
2010年9月15日 日経ビジネスONLINE
詳細は、リンクを参照して下さい。
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電力設備向け2次電池のバナジウム電池を
開発、製造する。
先行するカナダ企業を買収、一挙に先端
技術を入手した。
中国は世界最大のバナジウム産出量を誇る
だけに注目集める。
2009年に風力発電設備の新規設置数で米国
を抜き、世界最大となった中国。
総発電容量でも世界首位になるのは時間の
問題だが、急成長が故の構造問題も抱える。
送電網の整備が追いつかないため、風力
発電設備の3分の1はほとんど稼働して
いないと言われる。
こうした中、期待を集めているのが蓄電池
メーカーの普能(プゥナン)(北京市)だ。
バナジウム電池を世界で初めて実用化した
のは実は日本の住友電気工業だ。
だが、同社はバナジウムの市況が1年で
10倍に跳ね上がった2004年に撤退。
その点、中国はバナジウムの産出量で世界
最大を誇ることから普能には地の利がある。
「材料確保の面で心配はない」と江CEOは
話す。
発電設備向けの蓄電池としては、国内外
で200件を超す採用実績を誇る日本ガイシの
NAS(ナトリウム硫黄)電池が先行している。
だが、NAS電池は危険物であるナトリウム
を高温で反応させて使うことから設備の
安全対策上、システムが大型化する。
これに対し、バナジウム電池は常温で反応
するため小型化しやすいのが強みだ。
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これからどうなるのでしょうか?
将来を考えると電力設備に蓄電池は必須と
なります。
中国は資源を抱え込んでますね。
手を打つのが早い。
日本はどう対処していけば良いのでしょう
か?
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