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2010年9月22日 (水)

ミツバチ減少に関連か?体内温度センサー発見

ミツバチ減少に関連か?体内温度センサー発見
2010年9月16日 Science Portal

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 ミツバチが温度と嫌いな物質を敏感に
感じ取るセンサーを持っていることを、
名古屋大学大学院と自然科学研究機構
生理学研究所の研究者が突き止めた。

 門脇辰彦・名古屋大学大学院生命農学
研究科准教授と富永真琴・自然科学研究
機構 生理学研究所教授が発見したセンサー
は、AmHsTRPAと呼ばれるイオンチャネルで、
ミツバチの触覚の中に見つかった。
 34℃付近でAmHsTRPAが活性化することが
確かめられた。
 このイオンチャネルは、遺伝子重複
によりミツバチが進化の過程で獲得した
と見られる。

 ミツバチは変温動物で、個体間の協調に
より巣箱内の温度を常に35℃付近に保つ
ことができる。
 これによって巣箱内の卵、幼虫、さなぎ
の発生や成長が保たれているが、どのように
して巣箱内外の温度を感じているのかは
これまで分かっていなかった。

 この数年、世界各地でミツバチが急激に
減少する現象が見られ、果樹栽培農家など
が受粉のために購入するミツバチの価格
急騰や、ミツバチそのものが手に入りにくく
なるという深刻な事態が起きている。

 AmHsTRPAの働きを阻害する物質が巣箱内
にたまるとミツバチは巣箱内の温度を感知
することができなくなり、巣箱内の温度を
一定に保てなくなる結果、卵、幼虫、
さなぎが死んでしまう。
 逆に活性化する物質が巣箱内に蓄積しても
ミツバチは巣箱を放棄してしまう可能性が
あることから、AmHsTRPAの働きに影響を
与える物質がミツバチ減少の要因となって
いる可能性も考えられる、と研究者たちは
言っている。
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これが原因なんでしょうか?

人間の活動が何か影響しているとは
思いますが、

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コメント

携帯電話の電波が影響していると、最近何かでみました。
アメリカの発表だったような・・すみません、最近忙しくてよく覚えていませんが。

投稿: H!ro^ ^ | 2010年9月23日 (木) 14時21分

携帯電話の電波が影響しているという話は知りませんでした。

以前投稿したこういうものもあります。
「ミツバチコロニー過疎化症候群の
原因が特定される」
http://haredasu.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-3dc9.html

原因は多分一種類ではないと思います。

投稿: haredasu | 2010年9月24日 (金) 10時37分

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