スマートシティ
スマートシティ
40兆ドルの都市創造産業 ~
新インフラ市場に日本は勝機をつかめるか?
2010年9月6日 日経ビジネスONLINE
詳細は、リンクを参照して下さい。
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円高に猛暑に国民不在の民主党王座争い。
さえないニュースが続く日本列島ですが、
今回の『日経ビジネス』本誌をご覧いただ
ければ、ビジネスパーソンのアドレナリンが
沸騰するのは必至です。
なぜならば、日本国内、中国全土、韓国に、
いやいや世界中にとてつもないビジネス
チャンスが今、勃興しようとしているの
です。その市場規模はなんと41兆ドル!
ご存じのとおり、いま世界を覆う最大の
問題は、環境危機です。
エネルギー資源の枯渇。
気候変動。
それに伴う水資源に対する不安。
CO2排出量の増大。
途上国の人口増加。生物多様性の破壊。
石油エネルギーをじゃぶじゃぶ使う
20世紀型のライフスタイルに基づいた都市
文明は、もはや成り立ちません。
そこで登場したまったく新しい、きわめて
効率的な仕組みでゼロから構築していく都市
計画。それがスマートシティです。
カギとなるのは、ITに環境技術。
交通網や電力などのエネルギー配分、
建設物のレイアウトや環境に対する配慮
など。都市開発が環境破壊と同義語だった
20世紀の常識を翻す。
より快適に、よりエコに。
そんなスマートシティが、実は続々と
誕生しているのです。
では、どこに?
なんといっても注目すべきは、中国の
目覚ましいスマートシティ先進国ぶりです。
詳しくは本誌でたっぷりご紹介いたし
ますが、たとえば、天津甘栗の生まれ故郷、
かの天津はいま、世界が大注目する
スマートシティに大変身しようとしています。
そのエネルギー効率は、日本のCO2排出量
を大幅に下回るレベルで設定され、着々と
街づくりが進んでいるのです。
中国だけではありません。
韓国、シンガポールなどなどアジアの
各国で、いまスマートシティの建設が
どんどんスタートしているのです。
せっかく世界の都市が、スマートシティ
で生まれ変わろうとしているにも
かかわらず、日本は、マネジメント力で
後れをとっているのです。
でも、悲観するのはまだ早い。
企業としては屋久島で日産自動車が、
自治体としては北九州市が、海外では
日揮グループが、日本流スマートシティの
実現をめざし、いま必死で事業展開を行って
います。
本誌でも登場する『グリーン革命』の著者
でもあるトーマス・フリードマンは、日本の
潜在力についてこう述べます。
20世紀のエネルギー多消費型のアメリカ人
的開発モデルはもうおしまい、むしろ
コンパクトな都市で効率よく暮らしてきた
「東京人」こそが、スマートシティの
お手本になる、と。
なんとも皮肉な話です。
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中国はすごいですね。
中国だけではありません。
韓国にも、シンガポールにも負けている。
頑張ってください。
ニッポン!
>「東京人」こそが、スマートシティの
>お手本になる
お手本になってください。
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