位置情報ビジネスに大変化? 国産初のGPS衛星 11日に打ち上げ 【増田(@maskin)真樹】
位置情報ビジネスに大変化? 国産初の
GPS衛星 11日に打ち上げ
【増田(@maskin)真樹】
2010年09月03日 TechWave
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
宇宙航空研究開発機構「JAXA」は9月11日
(土曜日)、国産としては初のGPS(Global
Positioning System-全地球測位システム)
となる準天頂衛星システム「みちびき」を
打ち上げる。
予定されているのは20時17分から21時16分
の間で、H-IIAロケット18号機による打ち上げ
の模様は、19時45分から特設サイトでライブ
中継するという。
「みちびき」特設サイト内の説明によると、
山間地、ビル陰に影響されず全国をほぼ
100%カバーするとのことで、これまでの
常識を覆すほどの高精度になる見込みだ。
当然ながらGPSを活用したビジネスにも
大きな影響がおよぶと考えられる。
これまで10m程度の精度でしか位置が
分からなかったところを、自動車などの
高速移動体向けでも約1m程度の精度で分かる
ようになるなど、飛躍的な精度向上に貢献
する。
問題は、「みちびき」は日本上空を8時間
しか滞在できないという点。
3機を投入して始めて24時間利用できる
ようになる。
それでも、すでにGPSデータを活用する
ためのユーザーインターフェイス仕様は
公開されており、7月に試験用受信端末の
貸出し受付を開始したところ1か月で40以上
のメーカーから依頼が殺到したという。
現在の位置情報サービスは、GPS以外の
情報を駆使し精度を向上させており、
中には「そこまでの精度は不要」という
意見もあるようだ。
しかし、移動体で1m、もしかすると数十
センチの精度が得られるととしたら、
これまで思いもしなかったようなサービス
が生まれるのではないだろうか。
---------------------------------------
実際のサービスはまだまだ先のようですが
>移動体で1m、もしかすると数十センチの
>精度が得られる
らしい。
素晴らしいですね。
どんな新しいサービスが生まれるで
しょうか?
と思いましたが、
関連記事です。
「日本版GPS、展望開けず 衛星2機目
以降は白紙」
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
日本のほぼ真上を通る準天頂衛星
「みちびき」が11日、打ち上げられる。
カーナビでも使う米国の全地球測位
システム(GPS)を補って、使い勝手
をよくする狙いだ。いつでも利用できる
ようにするには3機が必要だが、2機目
以降は白紙状態。「日本版GPS」の
将来は見えてこない。
計画が始まった10年前、目的は位置
測定に、通信、放送も加えた3本柱だった。
三菱電機、日立製作所、トヨタ自動車など
が会社を作り、民間の利用や負担をとり
まとめようとした。
ところが、光ファイバーや地上デジタル
放送の普及で、通信や放送への利用が期待
できなくなり、会社は2007年に解散。
政府だけで打ち上げることになった。
約735億円の開発費は、文部科学省が
6割、残りを総務省、経済産業省、国土
交通省が負担する。
3機体制には、さらに700億円必要だが、
新たな負担には難色を示す省庁が多い。
GPSが無料で使えて現状でも不自由が
ないだけに、民間からの資金も期待薄だ。
---------------------------------------
なるほど、とは思いますが残念ですね。
| 固定リンク
「科学関連ニュース」カテゴリの記事
- 南鳥島レアアース泥の資源分布の可視化と高効率な選鉱手法の確立に成功(2018.04.16)
- ベテルギウスに爆発の兆候 大きさ急減、表面でこぼこ(2010.01.10)
- 世界最高水準の高速負荷応答性を備えた30MW級高効率ガスタービンを開発(2018.04.03)
- 日本の大学システムのアウトプット構造:論文数シェアに基づく大学グループ別の論文産出の詳細分析[調査資料-271]の公表について(2018.03.26)
- 乳酸菌K15のヒト細胞におけるIgA産生増強メカニズムを解明(2018.03.23)
コメント