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2010年8月28日 (土)

数千億円市場に拡大も原発解体(東芝・清水建設)

数千億円市場に拡大も原発解体
(東芝・清水建設)

2010年8月27日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

原子炉廃棄の概略行程とその所要時間が
わかります。
国民として、知っておくべきではないかと
思いますので載せておきたいと思います。

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 その陰で、新たに勃興しているもう1つの
原発市場がある。

 1960~70年代に建設された初期原発の解体
事業だ。

 現在、世界で運転中の原発432基のうち、
130基近くが建設から30年以上経た老朽機。

 これまで、原発の寿命はおおむね30~40年
と言われており、今後、「廃止措置」と
呼ばれる解体工事が世界でラッシュを迎え
そうだ。

 新規建設に比べると工費は10分の1程度と
言われるが、世界規模で見れば今後10~20年
間で累計数千億円に達する市場が生まれる
計算だ。

20年を超える長期計画

 今は役目を終えた。
 98年に運転停止し、解体作業を進めている。
 商業用原子炉の廃止措置としては、東海
発電所が国内初のケースだ。

 廃止措置はまず、最も危険性が高い使用
済み核燃料を原子炉から取り出すことから
始まる。

 使用済み核燃料は、国の認可を受けた
「キャスク」という特殊な容器に封入し、
地下数百mに貯蔵される。
 慎重のうえにも慎重を期すため、同作業
だけで3年前後を要する。

 最も放射能の濃度が高い使用済み燃料を
取り出したとはいえ、長年の運転で周辺
設備も放射能で汚染されている。

 この周辺設備を洗浄する作業が
「系統除染」だ。

 放射性物質の分布を計測し、配管などに
付着した特に汚染が激しいサビのような
個所を洗浄する。

 ただ、系統除染も準備作業にすぎず、
原子炉内のすべての放射性物質を取り出せる
わけではない。
 あくまでも「解体作業をしやすくする
ための事前措置」(東芝の飯倉隆彦・
原子力技師長)という位置づけだ。

 系統除染を終えると、5~10年間は原子炉
やその周辺施設を放置しておく。
 これは「安全貯蔵」という工程で、時間
をかけて原子炉周辺の放射能を半減させる。

 この間に並行して、タービンなど原子炉
から独立し、放射能汚染がない施設の解体
作業が進められる。
 東海発電所も現在、安全貯蔵と同時並行
で熱交換器などの装置の撤去を進めている。

原子炉の解体だけで5~6年かかる。

 日本原子力産業会議(現日本原子力産業
協会)の過去の試算によると、日本で現在、
標準モデルである出力110万キロワット級の
BWR(沸騰水型軽水炉)の場合、一定の放射
能汚染を受けた放射性廃棄物の量は金属で
5870?、コンクリートは2090?に上る。

 こうした放射性廃棄物は青森県六ケ所村
の日本原燃の地下施設に貯蔵される見通しだ。

 25mプールの容積が500?程度と考えれば、
いかに巨大な貯蔵スペースが必要になるか
が分かる。

 そこで、清水建設はこのほど、放射性
廃棄物全体の4分の1を占めるコンクリート
廃棄量を大幅に減らす技術を開発した。
 従来技術では切断したコンクリート塊を
砕いてドラム缶に納め、地下施設に貯蔵して
いた。
 新技術ではこのコンクリートから放射性
物質だけを取り出し、結果として廃棄物の
量を100分の1まで減らす。

 現在、破砕から放射性物質の取り出しまで
にかかる時間はおよそ2日。
 しかも一度に10kg程度しか処理できない
ため、今後は大規模処理のための開発を進め、
実用化を目指す考えだ。

 こうして原子炉の解体が終わり、最後に
建築物を撤去して一連の廃止措置は終了する。

 この間、残存放射能の計測評価技術や解体
装置の遠隔操作技術など、多くの技術が
総動員される。

 東芝の飯倉技師長は「(解体のために)
これほど厳密にすべてをコントロールする
建物は原発以外にない」と説明する。
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上記記事より、原子炉廃棄の主な行程の
記載されていた所要時間を対応させてみま
した。
全部載っていないので詳細はわかりません。

確かに20年以上はかかりそうです。
請け負う会社は良いですね。
安定した長期の仕事が入る。
儲かりそう。
税金投入ですから、安全性確保の為
と言えばお金は出そうだし、

しかも、なんのトラブルもなかった場合
ということになります。
ものすごく時間も掛かり大変そうです。

1.使用済み燃料の搬出:3年前後
2.系統徐染:?
3.安全貯蔵:5~10年
4.非放射化領域の設備の解体・除去:?
5.原子炉の解体・除去:5~6年
6.建物の解体・除去:?

そしてこの行程のすべてを厳密にコント
ロールしないといけない。

これが一番大事なのですが、廃棄物を処理
する場所の確保が必要。←本当に確保出来る
のでしょうか?

作ってしまったのは良いけれど、と
なりませんか?

廃棄するときは、建設するときの担当者とは
違うはずで、その責任はあいまい。
心配ですよね。

原子炉のイメージと行程のわかりやすい
図がありますので記事からコピーして
おきました。見てください。
クリックすると拡大します。

Zu1

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