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2010年8月25日 (水)

28歳女医、父親の遺志継ぎ過酷勤務の改善目指す

28歳女医、父親の遺志継ぎ過酷勤務の
改善目指す

2010年8月23日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 医師の過酷な勤務が問題となる中、過労
によるうつ病で自殺した小児科医中原利郎
さん(当時44歳)の長女、千葉智子さん
(28)(神奈川県横須賀市)が父親の思い
を受け継ぎ、同じ小児科医として現場で奮闘
している。

 利郎さんの勤務先の立正佼成会付属佼成
病院(東京都中野区)側を相手取った損害
賠償請求訴訟が先月8日、提訴から約7年半
を経て和解が成立。
 千葉さんは「父が目指していた『子供の
未来を守れる医療』を実現したい」と誓い
を立てている。

 「裁判が終わって一つの区切りがつき
ました。これからも見守ってください」。

 今月8日、千葉さんは長男、大翔ひろと
ちゃん(2)を連れて東京都文京区の智香
寺にある父親の墓を訪れ、和解成立を報告
した。

 和解は、病院側が利郎さんの死亡が労災
と認定されたことを真摯しんしに受け止め、
和解金700万円を支払う内容。

 和解条項には「医師不足や医師の過重負担
を生じさせないことが国民の健康を守るため
に不可欠」という異例の一文が盛り込まれた。

 千葉さんは「心の重荷が、ようやくとれた
」と話す。

 幼い頃から自慢の父だった。
 子供たちを診察する白衣姿にあこがれ、
高校3年だった1999年春、「医師を
目指したい」と初めて利郎さんに告げた。

 ところが、利郎さんは「医師なんてろくな
職業じゃない」と怒り出し、取り寄せた
医学部のパンフレットを破り捨てた。

 「なぜ、そんなに反対するの……」。
 父の思いが理解できなかった。
 その数か月後の8月16日、利郎さんは
突然、病院の屋上から飛び降り、命を
絶った。

 千葉さんは悩んだ末、医師を目指して
2000年に昭和大医学部に進学。

 入学後、母のり子さん(54)の寝室で
偶然、遺書を見つけた。
 「四十路半ばで月5、6回の当直勤務は
こたえる」「医師を続けていく気力も体力
もない」。
 遺書には、小児科医の過酷な勤務実態が
つづられていた。

 02年12月、利郎さんが過労死だった
ことを証明するために提訴。

 「小児科の現状を変えなければ」との思い
から、母と共に街頭に立ち、小児医療改革を
訴える署名集めに奔走した。

 現場から改革しようと、小児科医になる
ことを決意し、06年4月に横須賀市立
うわまち病院で働き始めた。

 08年6月に希望通り小児科に配属され
たが、その過酷さは予想を超えていた。

 当直勤務は月6、7回。
 救急患者が絶えず、満足に睡眠を取ること
さえできない。

 当初は「軽症なのに安易に受診する患者
にも問題がある」と思っていた。

 だが、07年10月に大翔ちゃんを授かり、
考えが変わった。

 子供が高熱にうなされただけでも不安に
襲われるのが母親だと分かったからだ。

 千葉さんは今、医師の負担を減らすため
にも、母親らに病気に関する基本的な知識
を身につけてもらうことが重要だと考えて
いる。鼻血を止める方法、嘔吐への対処法
――。患者には様々な症状への対処法を
積極的に教えるよう心がけている。

 「医師が心身ともに健康でいることが、
患者の健康を守ることにつながる」

 そう話す千葉さんは、父が残した教訓を、
これからも実践していくつもりだ。
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和解したんですね。

尊敬します。
頑張ってください。

でも、
>当直勤務は月6、7回。
>救急患者が絶えず、満足に睡眠を取る
>ことさえできない。
この現状は問題ですね。

>「医師が心身ともに健康でいることが、
>患者の健康を守ることにつながる」
そうですね。

患者も協力して改善して行かないと、
と思います。

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