東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報
東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症
治療学寄附講座ブログに下記更新情報が
ありましたので、載せておきます。
1.第9回MSワークショップ
2.土浦多発性硬化症医療講演会の報告
詳細は、リンクを参照して下さい。
一部紹介しますと、
「第9回MSワークショップ」
においては、
多くの専門家の共通した意見として、
1.MSであっても抗アクアポリン4抗体の
測定は一度はしておくべきである、
2.脳に10個以上の病変があり、オリゴ
クローナルバンド陽性のようなMSを強く
疑うCISは早期にインターフェロンを
開始するべきであり、それが可能となる
診断基準や特定疾患申請基準を作成
するべき、
3.抗アクアポリン4抗体陽性の患者さんに
新規にインターフェロンを導入するのは
避けるべき
という意見が出ています。
「土浦多発性硬化症医療講演会の報告」
においては、
NMOにおけるリツキシマブによる治療に
ついての記載があります。
有効そうですが、承認の問題もあり、
使用するのは難しそうです。
ご参考まで
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