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2010年8月20日 (金)

タンパク質機能の謎を解く新たなカギは小分子化合物

タンパク質機能の謎を解く新たなカギは
小分子化合物
-高速探索システム「化合物アレイ」で
新規バイオプローブを発見-

平成22年8月16日
独立行政法人 理化学研究所

詳細は、リンクを参照して下さい。

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◇ポイント◇
・化合物アレイを用い、世界初のピリン
 阻害剤「TPh A」を見つける
・X線結晶構造解析で、TPh Aとピリンとの
 分子結合の様子をキャッチ
・TPh Aをバイオプローブとして、悪性
 黒色腫の運動にピリンの関与を解く


 独立行政法人理化学研究所(野依良治
理事長)は、生体に広く存在しながら、その
役割が知られていなかったタンパク質
「ピリン※1」の機能を阻害する、分子量が
わずか400程度の小分子化合物「TPh A
(triphenyl compound A)※2」を、化合物
アレイという手法を用いて初めて発見
しました。

 さらにTPh Aを用いてピリンの機能を調
べ、ピリンが悪性黒色腫※3の運動に関与
することを明らかにしました。

 これは、理研基幹研究所(玉尾皓平所長)
ケミカルバイオロジー研究基盤施設の長田
裕之施設長、宮崎功研究生らによる成果
です。

 生命活動の担い手であるタンパク質の機能
を解明することは、生命現象の謎を解くカギ
となるとともに、医薬品・健康食品などの
開発につながります。

 目的のタンパク質に結合し、機能を阻害
する小分子化合物を取得することが
できると、それを活用してタンパク質の機能
を知ることができます。

 このようなタンパク質の機能を阻害する
小分子化合物を「バイオプローブ(生命機能
の探り針)」と呼びますが、バイオプローブ
は、タンパク質研究に重要な役割を果たす
だけでなく、新しい薬の候補としても期待
されます。

 研究チームはこれまで、さまざまな
タンパク質のバイオプローブを探索する有力
な手法として化合物アレイの技術を開発して
きました。
 数千~数万個ほどの小分子化合物を固定化
したガラススライド板に、目的のタンパク質
を流し込み、そのタンパク質と物理的に結合
する小分子化合物を見つけ出す方法です。

 高い処理能力と試験するタンパク質を選ば
ないという汎用性から、開発した化合物
アレイの技術は、優れた次世代型の探索
システムとして期待されています。

 研究チームは、この化合物アレイを用い、
機能が不明だったピリンに対する新しい
阻害剤「TPh A」を発見し、これをバイオ
プローブとして用いることで、ピリンが
悪性黒色腫の運動に関与していることを
世界で初めて明らかにしました。

 また、TPh Aとピリンとが結合した状態
の共結晶化に成功し、X線結晶構造解析を
行い、両者の結合の様子を分子レベルで解明
することに成功しました。

 今回の成果により、TPh Aをバイオ
プローブとして用いたピリンの分子レベル
での研究が可能となります。

 また、化合物アレイは、どのようなタン
パク質にも適応できるため、バイオ
プローブを取得する新たなツールとして広く
活用されると期待されます。

 本研究成果は、英国の科学雑誌『Nature
Chemical Biology』に掲載されるに先立ち、
オンライン版(8月15日付け:日本時間
8月16日)に掲載されます。
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難しいですね。

要するに、
>生命活動の担い手であるタンパク質の機能
>を解明することは、生命現象の謎を解く
>カギとなるとともに、医薬品・健康食品
>などの開発につながります。
>目的のタンパク質に結合し、機能を阻害
>する小分子化合物を取得することが
>できると、それを活用してタンパク質の
>機能を知ることができます。
>このようなタンパク質の機能を阻害する
>小分子化合物を「バイオプローブ
>(生命機能の探り針)」と呼びますが、
>バイオプローブは、タンパク質研究に
>重要な役割を果たすだけでなく、
>新しい薬の候補としても期待されます。
ということで、

化合物アレイと言う技術を用いて、バイオ
プローブ「TPh A」を見つけ、その結果、
悪性黒色腫の運動にピリンが関与している
ことを見つけた。
と言う内容のようです。

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