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2010年8月25日 (水)

海上送電線の標識ゼロ 灯火で代替、6管ヘリ事故現場

海上送電線の標識ゼロ 灯火で代替、
6管ヘリ事故現場

2010年8月25日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 航空機に注意を促すため、標識の設置が
定められている全国の海上の送電線のうち、
標識が取り付けられたものがゼロだった
ことが、国土交通省への取材でわかった。

 香川県沖で第6管区海上保安本部のヘリ
が墜落した事故から25日で1週間。
 パイロットが送電線に気づかなかった
可能性が浮上している。

 ヘリコプターの送電線への接触対策は、
2004年3月の信越放送(本社・長野市)
の取材ヘリ墜落事故をきっかけに議論が
進んだ。ヘリは地上約150メートルに
張られた送電線に接触して墜落し、乗員4人
全員が死亡。
 標識や航空障害灯は送電線にも鉄塔にも
なかった。

 国交省によると、668カ所のうち、
海上の送電線は82カ所で、標識のある
ものは一つもなかった。地上でも33カ所
にとどまる。
 送電線の架かる鉄塔の頂部に、昼でも
目視できる閃光(せんこう)を点滅させる
航空障害灯を設ければ良いという
「代替措置」があるためだ。

 航空法は、送電線に赤や白の球形標識
(直径50センチ以上)を45メートル
間隔で取り付けるよう定めている。
 ただ、施行規則改正の際、標識を設置
するには送電線や鉄塔の強度が足りない、
メンテナンスが難しいなどの指摘があった
という。
 このため、代替措置との「事実上の選択制
になっている」(担当者)という。

 信越放送のヘリ墜落事故で亡くなった同社
の記者、三好志奈(しな)さん(当時26)
の兄、一徳さん(40)=川崎市=は「妹の
事故の後も何も変わっていない。
 このままの状態を放置していたら、また
必ず事故は起きる」と語った。
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「標識ゼロ」で良しとする法律しか成立
させられない。
人の命に対する考え方があまりにも
貧弱ではないですか?

残念ながら又事故は起きます。
人間は必ずミスを犯すものです。

鉄塔の頂部に、昼でも目視できる閃光
(せんこう)を点滅させる航空障害灯を
設ければ良い。
そうすれば安全を確保出来る?

人は前を見て飛ぶのです。
何も見えなければ、無いと思う。当然です。

命の重さは金額にするとずいぶん軽いもの
のようです。

お偉方は皆さん言い訳が得意。
出来ない理由を並べたてる。
結果は又、人の命が失われる。
操縦者の自己責任だけではないと思います。

参考リンクを見てください。
取材ヘリ送電線接触墜落事故で電力会社
の責任を認める~しかし、中電に反省なし

2004年3月の事故に関するものです。

その中で、

>中部電力は「送電線に標識を付けると
>鉄塔にかかる重みが増し、強度の面から
>難しい。現状でも安全は確保できている」
>としている。

>そんなことはない。外国では送電線に
>直接、球形標識を設置するのが通常だ。

>冒頭の写真は、米国の標識会社のウェブ
>サイトから転載したものだが、この
>ようにヘリコプターを使って送電線に
>設置するタイプの球形標識が広く利用
>されている

>また、ドイツでも同様のようで、ある
>サイトには、【アウトバーンを横断
>したり、平行接近している送電線の架空
>地線には、右のような航空障害標識が必ず
>設置されていた。アウトバーンが有視界
>飛行のルートになっているため、送電線
>に標識が義務づけられているようだ。
と記載されている。

>つまり、日本の鉄塔は、米国やドイツの
>ものに比べ、相当弱っちいようなのだ。
>鉄塔近くに住まれている方は直ちに避難
>した方がよさそう…って皮肉は
>これくらいにして、日本で「できない」
>っていうのは、物理的にできないのか、
>算盤勘定上したくないのか、どちらの
>意味か曖昧だ。その裏で生命が軽視
>されている現実がある。
と言っています。
同感です。そして又事故が起きました。

中途半端な対策をしてそれで良しとする
官僚でしょうか? 政治家でしょうか?
頭の中を見てみたい。

海外視察してますよね?
何を視察しているのですか?

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