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2010年8月23日 (月)

「メンデルの遺伝の法則」に新しい分子メカニズム発見 (生命科学研究科 渡辺正夫教授)

「メンデルの遺伝の法則」に新しい分子
メカニズム発見
(生命科学研究科 渡辺正夫教授)

2010年8月19日 東北大学

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 1865年にメンデルが発表した「遺伝の法則」
に「優性の法則」というのがあり、優性対立
遺伝子と劣性対立遺伝子をそれぞれの両親
から1対ずつもらうと、優性の形質(性質)が
表現型として表れます。

 これが先の「優性の法則」であり、1865年
にメンデルが発表した遺伝の法則の1つです。

 この法則については、劣性対立遺伝子が
その機能を消失していることが原因である
という理解がされていました。

 われわれは、対立遺伝子が3つ以上ある
「複対立遺伝子」間での優劣性に着目し、
その代表例であるアブラナ科植物の自家
不和合性制御遺伝子、SP11の発現を調査
することで新規な優劣性発現メカニズムを
明らかにしました。実際には、SP11について、
優性、劣性対立遺伝子の遺伝子構造を
比較したところ、劣性SP11対立遺伝子発現
制御領域と高い相同性のある逆反復配列
が優性SP11対立遺伝子の周辺に存在して
いることを発見しました。

 この配列からは、低分子RNA(small RNA,
sRNA)が、SP11と同様に、葯・タペート細胞
特異的に発現していました。

 この低分子RNAが劣性対立SP11遺伝子の
相同領域のDNAメチル化を誘導し、後天的
に遺伝子発現を抑制していました。

 この成果は、奈良先端科学技術大学院大学
バイオサイエンス研究科・高山誠司教授、
東北大学大学院生命科学研究科・渡辺正夫
教授らで行った共同研究によるものです。

 メンデルが遺伝の法則を発表してから
100年以上ですが、新たなコンセプトを提唱
でき、また、この分子メカニズムを利用する
ことで、遺伝子発現を自由にオン・オフでき、
品種改良にも新しい概念を導入できる
可能性があります。
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ふ~ん。
メンデルの法則はもう枯れたものだと
思っていましたが、その理解は表面的な
ものだったようです。

>新たなコンセプトを提唱でき、また、
>この分子メカニズムを利用することで、
>遺伝子発現を自由にオン・オフでき、
>品種改良にも新しい概念を導入できる
>可能性があります。
ということで期待しましょう。

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