ホワイトハウス,現段階での「グリーン・ニューディール」の成果を発表
ホワイトハウス,現段階での「グリーン・
ニューディール」の成果を発表
2010/08/25 Tech-ON
詳細は、リンクを参照して下さい。
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「米国復興・再投資法(ARRA:American
Recovery and Reinvestment Act)」の現
段階での成果に関するレポート「The
Recovery Act: Transforming the American
Economy through Innovation」を公開した
(発表資料,PDF形式のレポート)。
今回公開したレポートによると,ARRAの
総額7872億米ドル資金のうちの1000億米ドル
以上を,主に次の4項目に投資している。
それは,
1)最先端の車両技術もしくは高速鉄道を
含む交通機関の近代化,
2)太陽光発電技術および風力発電技術に
よって再生可能エネルギー分野を活性化,
3)スマートグリッドやブロードバンド,
医療・ヘルスケア分野へのIT導入において
民間投資を加速する環境を整備,
4)医療分野の基礎研究,である。
上記
1)の車両分野では,特に電動自動車
(EV)用途の電池分野をARRAの投資による
成果としてうたう。
2009年の段階では,米国内にEV向け電池
を製造する工場は二つしかなかった。
ARRAの投資により,2012年までにはEV向け
電池工場の数は20まで増え,EVおよびプラグ
イン・ハイブリッド車(PHEV)の50万台分の
生産を支えられるという。
2013年までには,EVおよびPHEV向け電池
のコストは2009年比で半分に下がると予測
している。
2)の再生エネルギー分野では,現段階で
200MWの電力を提供している太陽発電の
プロジェクト設立にARRAは貢献したとする。
風力発電でも貢献しており,100個以上の
風力発電プロジェクトにARRAの資金を投入し,
5.3GW分の発電が可能になったという。
3)スマートグリッド分野では,米国内で
新たに1800万台のスマートメーターを導入
するという計画がARRAの成果とする。
米国では現在,800万台のスマート
メーターが導入されている。
前出の1800万台は,現在の導入量に追加
される形となる。
健康分野では,ARRAからの資金が米国立
衛生研究所(NIH:National Institutes of
Health)の基礎研究を支えたとする。
NIHにてガンの遺伝子配列の研究が進んだ
のが,ARRAの成果の一例という。
なお,この遺伝子配列の研究には,遺伝子
配列の研究コストを遺伝子一つあたり1000米
ドルに下げるという目的もある。
現在,このコストは5万米ドル以上だと
いう。
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この発表がObama政権の成果をアピールする
目的だとしても、
日本もお題目だけでなく、具体的に、
この程度の目標と成果を公表すべきでは?
何か成果でてます?
マニフェストの実行は中途半端だし、
やらなくて良いものもある。
おまけに、国会の審議はしないで、
代表選?
審議時間がなければ通年でやれば良い。
何を考えているのかわかりません。
今、国民にとって大事な、優先順位の高い
ことがあるのではありませんか?
どんどん政策を出して、どの党が何を
しているのか国民に見せるのが政治では
ないのでしょうか?
年金にしても、最近の居所の不明な高齢者
の件にしても、あきれてものも言えない。
もっと良い国にするための策をどんどん
だしてください。議論してください。
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