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2010年8月12日 (木)

iPad登場で注目!「OsiriX」は日本の医療をどう変える?

iPad登場で注目!「OsiriX」は日本の医療
をどう変える?

日経メディカルブログ:
竹中郁夫の「時流を読む」
2010. 8. 10 日経メディカルONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 7月10日付の朝日新聞土曜日版に、画像
処理ソフト「OsiriX」(オザイリクス)の
日本の第一人者ともいえる、神戸大医学部
付属病院医師の杉本真樹氏のインタビューが
掲載されました。

 以下に、「OsiriX」の概要を簡単に
ご説明します。

 「OsiriX」とはMac OS用に開発された
オープンソースの画像処理ソフトで、医療用
画像と通信の標準規格であるDICOM(Digital
Imaging and COmmunication in Medicine)
情報を、画像保存通信システム(PACS)の
種類に関係なく利用できるようにしたもの
です。

 このソフトは、CT画像を3D画像に構成
することもできます。
 また、無料でダウンロードが可能です。

 杉本先生は帝京大医学部を卒業後、付属
病院を経て千葉県の房総半島の病院に勤務
しましたが、その際に都会と地方の設備の
差を痛感したそうです。

 画像処理システムを導入しようと
しましたが、ソフトだけで100万円以上
かかります。

 そこで探し出したのがこの「OsiriX」です。

 どのように使用するかといいますと、
手術室のモニターに画像を表示したり、患者
の腹部に患者の術前の腹部3D画像を投影し、
患部や臓器の位置を確認しながら内視鏡手術
を行います。

 以前はノートパソコンを利用していまし
たが、今では代わりにiPadを活用しています。

 また、杉本先生は「OsiriX」の活用事例を
まとめた『消化管・肝胆膵ベッドサイド
イメージング―フリーソフトウェアOsiriX
でつくる3Dナビゲーション』(へるす出版)
という書籍を出版されています。

 今回、なぜ「OsiriX」を取り上げたかと
いいますと、実は「OsiriX」の日本総代理店
であるニュートン・グラフィックス社の斉藤
友紀雄氏から、半年ほど前に「OsiriX」に
関する依頼をいただいたのです。

 私と斉藤氏のおつきあいは長く、20年
ほど前に斉藤氏が「むうたん」という名前
で小樽市立病院のドクター主催のパソコン
通信に参加していたころに知り合いました。

 依頼の内容は、「自分たちは『OsiriX』
というオープンソースの医療用画像ソフト
を、使い勝手の良いものにすべく、日々努力
しています。
 オープンソースのソフトウエアという
ことで、著作権の問題があり、また医療用
のソフトウエアですので薬事法関連の知識
が必要になります。
 そのあたりを一つ見てもらえませんか」
というものでした。

 これまで弁護士としての業務は、医療訴訟
がもっぱらで、専門外だしあまり深い
アドバイスもできそうにないとお伝えした
のですが、それでもいいからということで、
徐々に「OsiriX」についてのやり取りが
始まりました。

 やりとりを始めてしばらくしてから、
ニュートングラフィックス社社長の菅野忠博
氏に、「『OsiriX』は無料でダウンロード
できるので、商品自体の利益はないですよね?

 このソフトウエアの開発に従事して、
どのようにして利益を上げるのですか?」
と聞いたことがあります。
 菅野社長いわく、ソフトウエアのサポート
を通じたシステム改善や、保守費用を
ビジネスモデルの中心にしているそうですが、
伝統のある大病院は、既に大きな画像処理
システムが入っており、「OsiriX」の導入に
こぎつけるのはなかなか難しいそうです。

 医療機関側の手間を含め、既存のシステム
が動いている場に新しいものを導入するには、
いろいろな障壁があるでしょう。
 ですが、「OsiriX」とiPadを合わせて利用
すれば、これまで高価な画像処理システムの
導入をためらってきた地方の小規模な病院
でも、これまでよりもずっと低いコストで
最新のシステムを導入できます。
 医療過疎の地域などに普及すれば、地域
医療に大きく貢献することでしょう。

 「Osirix」がさらに進化していけば、日本
の医療の変革に大きな役割を果たすのでは
ないでしょうか。
 今後、どのように発展していくのか、
引き続き注目していきたいと思います。
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>「OsiriX」とiPadを合わせて利用すれば、
>これまで高価な画像処理システムの導入を
>ためらってきた地方の小規模な病院でも、
>これまでよりもずっと低いコストで最新の
>システムを導入できます。
>医療過疎の地域などに普及すれば、
>地域医療に大きく貢献することでしょう。
私もそう思います。

>「Osirix」がさらに進化していけば、
>日本の医療の変革に大きな役割を果たす
>のではないでしょうか。
>今後、どのように発展していくのか、
>引き続き注目していきたいと思います。
>是非挑戦してください。
同感です。
挑戦してください。


関連リンクです:地方の循環器医のブログ
OsiriXを使いこなせるように!
さらにリンクがあります。
興味のある方は面白いかも知れません。

もう一つ見つけました。見てください。
「iPadを外科手術で活用する動画(日本)
杉本先生のものです。

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