環境保護に熱心な英国政府、保護鳥1羽でデータセンター工事も中断
環境保護に熱心な英国政府、保護鳥1羽で
データセンター工事も中断
2010/08/31 IT Pro
詳細は、リンクを参照して下さい。
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お前は地球温暖化を信じているのか---。
ランチを食べている時に、テーブルを共に
していた英国人の上司から何気なく質問を
投げ掛けられた。
奇妙に思い調べてみると、驚くべきことに、
2010年2月に英BBCが行った世論調査では
「気候変動(地球温暖化)が起こっており、
その主な原因は人間の活動にある」と考えて
いる英国人の割合は、わずか26%だけ
だった。
こうした世論とは別に、英国政府は二酸化
炭素(CO2)などの温室効果ガスの削減に
積極的である。
2008年11月に世界で初めて法的拘束力を
伴う温室効果ガス排出削減の長期目標を設定
するなど、気候変動政策において世界を先導
している。
この目標を実現するためには、全体の4割
を占める民生部門の省エネ対策の推進が
キーとなる。
その具体策として、2010年4月から年間
電力消費量の合計が6000MWh(電気料金で
換算すると約1億3500万円)を超える事業者
を対象に、炭素削減義務スキーム(CRC:
Carbon Reduction Commitment)が適用
されている。
この制度は、年度初め(4月)に事業者が
CO2排出権を政府から購入し、年度終了後に
CO2排出量や排出削減の達成度に応じて政府
から還付金を受け取るというものだ。
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CO2削減とは関係ないが、英国政府の環境
に対する意識の一端が分かるエピソードが
ある。
新DCビル建設予定地で英国の保護鳥の巣が
見つかり、ひなの巣立ちまで、行政当局の
指導で工事が数カ月中断したことがあった。
保護鳥1羽のためにそのような強制措置を
実施する英国政府に、環境政策を進めていく
強い意志を感じた。
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たった1羽の保護鳥の為にね~
日本だったらどうかな?
お題目はともかくとして、真剣に取り組ま
ないと今のままでは、CO2削減など出来ない。
もっとも今の経済状態ではキャップを
設定するのはきついかもしれないですね。
政治家は何を考えているのかな?
それこそ強いリーダーシップがないと
進まない。強い意志がないと。
イギリスのような。
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