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2010年7月27日 (火)

がん化しにくいiPSで脊髄治療…慶大、京大がマウスで実験

がん化しにくいiPSで脊髄治療…慶大、
京大がマウスで実験

2010年7月25日 読売新聞

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 iPS細胞(新型万能細胞)にはがん化
しやすい性質があり、再生医療の実現の障害
になっていたが、慶応大の岡野栄之教授と
京都大の山中伸弥教授らは、がん化しにくい
細胞を選んで脊髄損傷を治療できることを
マウスの実験で確かめた。

 岡野教授らはマウスやヒトのiPS細胞を
使って、脊髄損傷で歩けなくなったマウスの
治療実験に成功している。
 しかし、治療後にがん化するマウスが多い
のが課題だった。

 岡野教授らは、iPS細胞には、神経の
もとになる細胞にきちんと変化する系統と、
変化しきれない系統があることを新たに
突き止めた。
 きちんと変化する系統を、細胞表面に
現れるたんぱく質を調べることで見分ける
ことに成功した。

 こうして作った安全なiPS細胞を、
体外で神経のもとになる細胞に変化させ、
いったんマウスの脳に移植し、がん化しない
ことを確かめた。
 背骨の折れたマウスにこの細胞を移植する
と、正常な神経細胞の組織ができ、機能も
回復した。
 一方、安全でないと評価されたiPS細胞
で治療を行ったマウスは、がんができて失敗
した。

 岡野教授は「人間のiPS細胞も同様と
考えられる。
 事前に細胞の性質を十分に確かめれば
臨床応用できるだろう」と話している。
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臨床に近づいて来たことはうれしいの
ですが、下記の記事と同じものでしょうか?

違うのは、
>きちんと変化する系統を、細胞表面に
>現れるたんぱく質を調べることで見分ける
>ことに成功した。
と言う内容ですね。

この辺が新しい発見?
それとも同じ事柄を記事にしたのだけれど
記事にする事柄に抜けがあった?

よく分かりませんが、この選別後、半年位
待って異常がなければ使用するということに
なる?

既に載せた記事です。
脊髄損傷:安全なiPS細胞移植
…マウスの運動機能回復

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