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2010年7月22日 (木)

帝京大学医学部附属病院:“ラストワンマイル”解消目的にコンティニュアで実証実験を実施

帝京大学医学部附属病院:“ラスト
ワンマイル”解消目的にコンティニュアで
実証実験を実施

2010/7/13 日経メディカルONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 「90年代から、ITの活用が医療を高度化
すると言われてきました。
 さまざまなソリューションが登場してきた
ものの、期待されるほどの成果が出ていない
のが実情です。

 その理由の1つは、現在の医療ITが取り
扱っている情報が、人間が扱える程度の
情報量に留まっているからだと思っています。

 コンピューターを利用することの大きな
メリットは、人間では扱いが不可能な膨大
なデータを高速処理することによって、
新しいパラダイムを生み出すこと。

 現在の医療ITは、カルテの枠から出て
いないのです。
 そこに記された、頭で理解できる程度の
情報量では、人間の思考や判断を超える
ような結果は得られません」と澤氏は解説
する。

 それでは、結果を得るためには何が必要
なのか。
 「医療現場で発生する膨大な情報を収集
する必要があります。
 そのためには、医療現場のラストワン
マイルを克服しなければなりません」
(澤氏)。

 そこで重要になるのが、データの収集と
医療情報システムへの投入を自動化するため
のラストワンマイルソリューションである。

 病棟におけるラストワンマイルソリュー
ションとして、帝京大学病院は、コンティ
ニュア・ヘルス・アライアンスによる医療
・健康管理機器の相互接続・相互運用を実現
する標準規格に注目し、コンティニュア準拠
の血圧計を使った実証実験を開始した。

 帝京大学病院は、電子カルテシステムや
各部門システムのデータ連携を実現する病院
情報連携基盤としての機能と、クリニカル
データレポジトリに蓄積した情報を参照
できる医療情報ポータルとしての機能を
持つ、統合型病院情報システム「iEHR」を
構築している。
 ベッドサイド業務支援用ノートPCに取り
込まれたバイタルデータは、まずこの
iEHRに投入され、さらに自動的に電子カルテ
「HOPE/EGMAIN-GX」の温度板機能に転送され
るようになっている。

 自動血圧計はコンティニュア規格に準拠
しており、ノートPCにはコンティニュア準拠
のBluetooth用のプロトコルスタック(東芝
製)が実装されている。
 そのため、デバイス間の通信に関して、
ユーザー側は細かい設定などにわずらわ
されることはない。
 データ取り込み用のソフトウエアも、公開
された仕様に基づいて開発が可能である。

 また、帝京大学病院のiEHRは、SOA(サー
ビス指向アーキテクチャ)技術を採用して
構築されており、ビジネスプロセスを定義
するBPEL(Business Process Execution
Language for Web Services)という言語を
使って、ブロックを組み立てるような作業で、
ノートPCからのデータとiEHRを連携させる
ことができる。
 iEHRデータレジスタの設計・開発とiEHRへ
の連携作業を合わせて、わずか3日で開発
できた。

 今回の実証実験は、まず血圧データ収集の
オンライン化からスタートした。
 しかしこれからは、他のデータ収集に関
してもオンライン化を進めていく計画だ。
 たとえば、ベッドサイドでの情報収集に
限っても、体温、体重、血糖値、患者の行動
記録の収集・蓄積が可能で、これが実現
すれば医療上のデータ活用の可能性が大きく
広がるという。

 現在、これらのデータ収集は完全にオフ
ラインで行われている。
 自動化され簡単にデータ収集できる仕組み
が実現すれば、医療現場にもたらすメリット
は大きい。
 取得するデータの種類と量が増加すれば、
今まで難しかったトレンド解析ができる
ようになるからだ。
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素晴らしい試みですね。

ITの活用による医療の高度化が早く実現
すると良いですね。

どこか一つの病院でも完成すれば、それは
モデルとなって広まっていくはずです。

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