筋ジストロフィー発症メカニズムの一端の解明
筋ジストロフィー発症メカニズムの一端の
解明
2010年7月2日 東京都臨床医学総合研究所
詳細は、リンクを参照して下さい。
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財団法人 東京都医学研究機構 東京都臨床
医学総合研究所 カルパインプロジェクトの
尾嶋孝一特別研究員(現所属:(独)畜産草地
研究所)と反町洋之プロジェクトリーダーの
グループは、神戸大学、東京大学、JST、
理化学研究所、首都大学東京、マンハイム
大学、アリゾナ大学、国立国際医療研究
センター研究所などとの共同研究において、
筋特異的に発現するタンパク質分解酵素注1)
であるカルパイン3注2)の活性不全により、
運動ストレスに対する筋肉の防御反応が機能
せず、筋ジストロフィーが発症してしまう
ことを初めて明らかにしました。
東京都で難病指定(都74)されており、
まだ決定的な治療法が見つかっていない
筋ジストロフィーの発症機序や治療・予防法
を考える上で重要な手がかりを与えるもの
です。
この研究成果は、米国科学雑誌「Journal
of Clinical Investigation(ジャーナル
オブクリニカルインベスティゲーション)」
の7月1日(米国時間)付オンライン版に掲載
されました。
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筋ジストロフィー発症メカニズムの一端が
解明されました。
早く、治療・予防法につながると良いですね。
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