下半身不随の人の歩行支援する「ロボット脚」、世界で初開発
下半身不随の人の歩行支援する「ロボット脚」
世界で初開発
2010年07月17日 AFP BBNews
詳細は、リンクを参照して下さい。
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下半身不随になった人がもう一度歩くこと
ができるよう支援する「ロボットの脚」の
開発に世界で初めて成功したと、ニュージー
ランドの開発者2人が発表した。
名称は「robotic exoskeleton(ロボット
外骨格)」を省略した「Rex(レックス)」
だ。
15日にRexの公開試験が初めて行われた。
着用したのはヘイデン・アレン(Hayden
Allen)さん(23)。
オートバイで交通事故に遭って胸より下の
部分がまひし、2度と歩くことはできない
だろうと5年前に宣告された。
Rexを装着して起立・歩行したアレンさん
は、まるで障害がない体に戻ったようで素晴
らしかったと喜び、「ほかの人と同じ高さの
目線で話せるということは、社会生活の上
でも大切なことだ」と述べた。
■車いすユーザーの可能性広げる
リトル氏とアービング氏はウェブサイト
「Rexbionics.com」で「(Rexは)車いすの
代わりになる現実的な起立・歩行」装置だ
と説明する。
「(Rexでは)階段の上り下り、着座、起立、
前後の歩行、横向きの歩行ができる。
歩きたいと思っている車いすユーザーに、
歩行の機会を提供する」
しかし、Rexの価格は1台15万米ドル
(約1300万円)と高額だ。
また、2011年には世界販売が始まる見込み
だが、今のところはニュージーランド国内で
しか購入できない。
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>「ほかの人と同じ高さの目線で話せる
>ということは、社会生活の上でも大切な
>ことだ」
そう思います。
対等ということの一つの要素ですね。
まだまだ価格も高いし入手も困難。
普及して欲しいと思います。
日本でも、開発できると思うけど、、
重いものを持てるようになるロボット
スーツがありましたね。
テレビで見たことがあります。
バランスはどの程度保てるのでしょうか?
二本足で自立するのは思ったより難しい
技術のはず。
「Rexbionics.com」
に説明と動画があります。
見てください。
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